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No.35
by 咏 2017-11-06 19:22:14
穴が空いた時には気が付かず、じわじわと広がる痛みで涙が流れ、ガラクタを詰めて穴を埋める。
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No.36
by 咏 2017-11-07 14:51:40
なめらかな曲線を上からなぞっても、同じ線が書けるとは限らない。
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No.37
by 咏 2017-11-08 23:26:16
思い出に浸り眠りに就こうとしても、戸惑う心がそれを留める。
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No.38
by 咏 2017-11-13 20:36:50
冬の寒さを言の葉で埋める。
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No.39
by 咏 2017-11-13 20:37:32
冷たい熱で感じる人のぬくもり。
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No.40
by 咏 2017-11-14 16:05:11
春に触れた指の温度で雪が解けた
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No.41
by 咏 2017-11-14 23:49:04
水が熱を奪う甘い感覚
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No.42
by 咏 2017-11-14 23:49:56
【ぼやき】
なんだか温度に関する言葉が多く浮かぶような気がする
冬だからかな
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No.43
by 咏 2017-11-14 23:50:08
ぼやきとおやきって似てる
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No.44
by 咏 2017-11-14 23:54:40
驚いた。三度も名前の感じを間違えてる
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No.45
by 咏 2017-11-14 23:54:56
漢字……
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No.46
by 咏 2017-11-14 23:57:40
レントゲンで透かしてみる心
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No.47
by 咏 2017-11-19 01:23:39
舌の上で溶ける
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No.48
by 咏 2017-11-19 01:24:16
ぬくもりで触れた氷は、あたたまることなく溶けるだけ。
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No.49
by 咏 2017-11-19 22:21:57
文字を見るたび胸が躍るのに、読み返すたび切ない。
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No.50
by 咏 2017-11-19 23:03:05
あなたの温度に近づきたいと焦がれるほどに冷えていく意識が、指先の感覚を痺れさせる。
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No.51
by 咏 2017-11-19 23:07:57
一分が一万秒
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No.52
by 咏 2017-11-20 10:17:09
憧憬と恋慕の溝。距離感。
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No.53
by 咏 2017-11-21 23:44:55
居なくなって気がつくなんて、そんな不確かで不安定なものよりも、ただそばに居て触れて欲しい、それだけ。
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No.54
by 咏 2017-11-21 23:45:39
言葉の距離は心の距離。伝えなければ伝わらない。
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No.55
by 咏 2017-11-21 23:46:24
飲み込んだ音が胃にたまる。
吐き出した声が空にとける。
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No.56
by 咏 2017-11-30 10:57:56
あなたの目に触れ流れ落ちる星の数は、あなたを希う想いの数。
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No.57
by 咏 2017-12-12 20:43:47
シュレーディンガーの猫は、箱の外が天国かどうかを確かめる術を持たない。
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No.58
by 咏 2017-12-13 18:54:15
同じ色の絵の具ばかり使って、何枚の画用紙を駄目にするのだろう。
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No.59
by 咏 2018-01-14 23:48:44
贖罪こそが罪になりうる
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No.60
by 咏 2018-01-14 23:52:46
昔からぼんやりと考えていたことが思わぬ形で描かれていた。
罪を償うということ。それは被った相手にもその責を負わせるのと同じだ。ひとたび「許す」ことをすれば終わったように見えるけれど、それは決して終わりではない。そうして偽りの結末を作らないために、まざまざと記憶を蘇らせられながら過ごしていかなければいけないんだ。それはどれだけの苦痛だろう。
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No.61
by 咏 2018-06-11 16:20:59
雨の匂いに思い出す秋の記憶
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No.62
by 咏 2018-06-22 21:59:41
砂漠で拾い上げたのは青いリボン。
二人を結びつけたのは運命ではなくて哀しみの色だった。
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No.63
by 咏 2018-06-29 21:54:38
月が綺麗と泣いた夜も、星が降ったと笑った夜も、あなたが居なければ思い出にさえならなかったのに。
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No.64
by 咏 2018-07-11 00:28:16
オレンジの温かさに恐怖を見る者も居れば
青の冷たさにやすらぎをおぼえる者も居る
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No.65
by 咏 2018-07-11 00:30:24
音に漂い、水に聴く。
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No.66
by 咏 2018-07-11 00:30:43
水を聴く、の方が良かったか。
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No.67
by シファル・グレイ・エリクシール 2018-07-24 16:16:11
紡いだ言葉は、君に届くことなく消えていく。
愛していたよ
──なーんてさ
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No.68
by 咏 2018-07-24 20:46:23
こんばんは
どなたかに向けられた言葉でしょうか?
いつか届くといいですね、なんて無責任なことは言えないですが、あなたの中で生まれた言葉たちは確かにそこに存在してます。
それを表に出す場として利用されても構いませんので、気軽にお越くださいな。
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No.69
by シファル・グレイ・エリクシール 2018-07-24 23:20:21
お言葉ありがとうございます。
そう仰ってくれるとありがたいです。
なんだか少し救われた気がしました。
又、気が向いたら来ようと思います。
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No.70
by 咏 2018-07-25 19:53:15
いつでもお待ちしておりますよ。
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No.71
by 咏 2018-07-25 19:53:39
視界の端に、癖を残す。
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No.72
by 咏 2018-07-30 22:52:46
生きているうちに、死ぬことを繰り返して時を経る。
一度死んだと思えば、赦すこともできるだろうか。
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No.73
by 咏 2018-09-11 21:08:02
香りの羽毛に肌をうずめる
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No.74
by 咏 2018-09-22 00:16:41
触れた腕の熱
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No.75
by 咏 2018-09-22 00:17:12
交わす言葉が時を重ねる
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No.76
by 咏 2018-09-22 22:57:19
彼と私は未来の交わる《運命の相手》ではなかったけれど、同じ時間を求めあった《必然の人》だった。
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No.77
by 咏 2018-09-27 00:20:16
罪とは誰にとってのもので、罰とは誰のために与えられるものなのか。傷を受けた者は何を得れば良いのか。何を以て“赦す”のか。赦す行為は傷を受けた者のための行為ではなく、傷を与えた者のための行為であるのに、なぜ赦すことで全てが終わることになるのか。
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No.78
by 咏 2018-09-27 00:20:36
なぜ、赦されたいと思うのか。
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No.79
by 咏 2018-09-27 00:21:06
赦されることで赦されたと思うのは罪を犯した者のエゴだ
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No.80
by 咏 2018-10-18 21:36:46
記憶は今でも鮮明によみがえるのに、名前を見てもピンと来ない。
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No.81
by 咏 2018-10-18 21:39:17
例えば道を歩いている時にあの人が現れたならば
周りの空気がいっぺんにに変わってしまうのを容易に想像できるけれど
実際には、服の裾から冬の風が入り込むだけ。
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No.82
by 咏 2018-10-22 00:32:14
ぐずぐずになった心からうみが出る
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No.83
by 咏 2018-10-22 00:32:35
沁みる
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No.84
by 咏 2018-10-22 00:40:57
楽しければ楽しいほど食事や睡眠のバランスが崩れていく。ひとりになった時の疲労感、虚無感が凄い。これから来る明日に耐えられなくなりそうになる。生活を整える為に何かを拒む事が怖い。私が私である為に私が人である事を拒んでいる。
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No.85
by 咏 2018-10-31 18:24:35
a.k.a.END