皇帝の叫ぶ拳銃 2017-07-04 22:59:54 |
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さーて、皇帝様はミルクティ飲みながらぽちぽちしてますかね
あ、自己紹介?
ただの新入りだけど...
うん、まぁ性別はまだ不詳
強いていうなら銃だよ。
おいしいものとかは好きだよ
ピーマンは嫌いだよ
よろしくね(きゃぴ
上っ面は張り付けて
中身だけはコロコロ変えて
甘い声で機嫌を取って
最終的に噛み付いて
ひどいひどいと泣き喚かれて
潤んだ瞳で見下ろされても
「そんなの私は知ったこっちゃない」
気の抜けた声でにゃぁと鳴いて傷のある首を掻いた。
『とある猫の話』
純粋な子供でも
放ってしまえば凶器は凶器。
人を傷つける事を知らずにそれを放つのを止めない
その人が追い詰められて死の淵に立とうとしても
純粋だから
無知だからこそ
やめない。
そしてその人が本当にいってしまったとしても。
純粋だったから
知らなかったから
の一言で許されて
見聞きされたら不味いことはニュースからかき消される。
......さあ
本当に汚れているのは誰?
「私は所謂ゲームのキャラクター、主人公だ」
「そして突然だが今日は神様の話をしよう」
「神様、とは?」
「嗚呼、聖だったり邪だったりするオカルトチックなあれじゃないよ」
「私達を操っている、画面の向こう側の」
「なんの力もない、その癖人一人...いや、何人だって、私達の世界のニンゲンを操れる」
「化け物みたいな奴の話さ。」
「そいつらはね」
「やりたくもないのに壺を割らせたり」
「家族だっている魔物を 惨 殺 させたり」
「...いろいろ命令してくるのさ」
「私らはその命令に逆らえない」
「そしてその命令されていくだけの淡々とした光景を目元を釣り上げながら嘲笑ってる奴らがいる」
「何もしないで、ただじぃっと」
「口を挟むだけで」
「何もしない奴ら」
「...」
「そいつらこそ真の化け物だと、私は思っているのだよ。」
「しあわせなのはだれ?」
「さぁ、皆幸せなんじゃないですか?願いが叶ったんですから」
「ふこうなのはだれ?」
「...さぁ、皆不幸なんじゃないですか?まだやりたかったこともあったんですから」
「.........なんであなたは生きてるの?」
「そりゃ、あなたが私で私があなただからですよ。」
「...そうなの」
「死 に た い 病 って、嫌なビョーキだね」
「ですねぇ、」
「何でみんなかかっちゃったの?希望だって沢山あったのに」
「そりゃこのご時世ですもの、軽く上司に叱られたり恋人と喧嘩しただけでポッキリ折れちゃう人もいるんですよ、バカみたいだけれど」
「前を向けばいいこと沢山あったのにね」
「ですねー...私達はこの肉の山片付けたら前を向きましょう?あ、今日のご飯は焼き魚ですよ」
「わーい!」
『毒屋の幼女 と 未来のその子』
もはや砂糖しか入ってないようにも見えるどろどろなティーカップの中身を啜ってみた
あまい。
まるでケーキを一気に百個も食べたみたいだ。
どうかしてると思う甘さだ。
無性に甘酸っぱい恋がしたい
訳でもなくちょっとほろ苦いくらいの恋を植木鉢になりながら眺めてたい
あ、拳銃だからマフィアさんとかに持って頂ければ良いのか...????
嗚呼、私のこの穢い叫びは
ただの喧しい銃声です
だからこそ知らん振りをして
関わらぬよう口を噤んで
だってこの銃は人見知り
皇帝(ジブン)にしか懐かない。
皇帝の叫ぶ拳銃 名付けの理由
たまたま拳銃の画像間違えて開いちゃって
そういえば銃声って人でいう叫びなのかなってなって
まぁあとは女王や神とかよりは皇帝の方が良いかなーってなって
なりました()
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