記憶の中で永遠に.　　　　

ん-､まだもうちょっとだけ.(

もう少しだけ身体を休めてよう.

直前になって腹痛かよ､流石にﾔﾊﾞいな.

別に､この仕事が嫌いな訳じゃ無い.筈､

そっか.いくら叫んでも､あの人に僕の声は届かね-んだ.やっと見つけた光を､頼むからそんなに簡単に閉ざさないでくれ.

余りにも呆気無い.心から笑ってられた過去が終わりを告げﾝのも､今しか無い日常を切り捨ててしまう事も.いとも簡単だ.
いずれ散ってしまう薔薇は綺麗に花を咲かせるけど､散らない薔薇はそもそも花なんか咲きやしない.寒い寒い冬を越えても､ずっと､ずっと､光を探して求めて.いつまで経っても時の輪から抜け出す事が出来ない､ちっぽけな蕾.

僕は､散らない薔薇だった.

ん-...､あれ.僕ってこんな弱かったのか.

世界が僕を､見つけ出してくれない.僕は世界をずっと見つめて､愛してたのに.

でも､そんなｺﾄは最初から分かってたよ.だから今更どうって事無い. 気に留めないからさ. この世界を好きでいたいんだよ.

駄目だなｧ､ちょっとの事ですぐ取り乱す.悪い癖は直さないといけないのに.

出掛けないと.

こんばんは。翠さんは夜間のお仕事してんのかね。あまり無理しねぇようにな。

今日は薔薇に水を注ぐために立ち寄らせて貰った。アルプス山脈の雪解け水。
きっといつか、綺麗な花が咲く。

いってらっしゃい。

浮雲ｻﾝ
こんばんは､...ｯと､もう朝ですね. はい､完全に昼夜逆転してるので 来れるのは人が少ない時間帯でちょっとだけ心細いです.
美しい清水を有難う御座います. 僕の人生が花開くその時には､きっと浮雲ｻﾝの存在を思い出すでしょう.
今日も頑張ります.浮雲ｻﾝも 今日を精一杯楽しんで.

全ての始まりに､直感的に"好き"だと感じたﾓﾉよりも 直感的に"苦手"だと感じたﾓﾉの方が､長く好きでいられる.
嫌よ嫌よも好きのうち.運命とか必然とか関係無くてさ､これって多分 理屈じゃ無いから.

努力の天才は､天性の才能を持って生まれた所謂"天才"と呼ばれる人達には いくら頑張っても劣るけど､ その何倍も強くて格好良い. 力って､こういう事なんだろうな.

仕事中に堪らなく眠くなるの､どうにかしないとな-...

空が綺麗だ. ちゃんと自分の色を持ってて憧れる.

余計なｺﾄしちゃったか. ごめん. 何をしたら償えますか?

ｴｱｺﾝ効いてる筈なのにやけに暑い. 寧ろ寒がり何だけどなｧ､ 僕.

笑顔を見てると安心するのは何で. 傍にいる人は勿論､ 遠く離れた人達にも笑っていて欲しい. 泣いて泣いて､ とことん泣きはらした後に生まれる笑顔は､ 世界一綺麗だ.

贅沢は言わないよ. 言いたく無いけど､ 時折酷く虚しくなる. この清い空の下で､ 一体何人のﾋﾄが､ 僕を認めてくれるだろう. 誰かに見つけてすら貰えない小さな僕が､ 心に手を翳す意味を､ 自分自身も知らないまま.

醜い感情は全部捨てて､ 目に映るﾓﾉ全てを信じて生きていたい.

それを丸ごと抱えきれる程に､ 僕は大きな人間じゃ無いけどさｧ.

せめて 僕のこの手で一人でも幸せに出来たら. 何て.

嫌いだと口にするのは､ 好きになりたいから.
簡単に飽きてしまうのは､ それ以上に愛しいﾓﾉが出来たから.
甘えを冷たく切り捨てるのは､ 強くなって欲しいと願うから.
本当の自分を知られたく無いと 必死で取り繕うのは､ きっと､

きっと､ 自分に期待しているから.

僕は､ 始めから期待何てしていないけれど かと言って絶望もしていない.
何も無い. 大丈夫. ずっとこのままで良い. 平行線を乱してはならない. 期待をすると､傷付けてしまう. 僕も相手も､傷付いてしまう.

こんにちは。いや、こんばんは、か。
空が明るいと夜って感じがしねぇな。
おかげさまで楽しい一日を過ごすことができた。
ありがとう。

いつも一方的な置き手紙ですまんな。
翠さんが綴ってくれた美しい文はちゃんと拝読してる。
そのお礼も兼ねて挨拶に来た。

今日は空色のシロップが掛かったかき氷を贈らせて貰おう。
明日は七夕っつーことで、星型の果物を添えて。

浮雲ｻﾝ
あの後少し眠りに落ちてしまって､ 遅くなってごめんなさい. まだいますか.
楽しい一日だったと聞いてとても安心しました.

いえ､ その置き手紙こそが 実は僕の楽しみになりつつあるんですよ. 又また恐れ多い言葉を いつも本当に有難う御座います.

わ､ これ程までに 冷たさが心を暖めるかき氷は生まれて初めてだ. 大切に頂きます. 有難う.
明日は七夕か. 浮雲ｻﾝに言われるまですっかり忘れてました. 梅雨時だけれど､ 織姫と彦星が出逢えるよう 晴天を祈って 今日を終えようと思います.

世界中の短冊に込められた願いが､ 一つ残らず星に届くとい-な. 織姫と彦星は､ 星に何を願うんだろうか.

何であのﾀｲﾐﾝｸﾞで寝落ちしたんだ.(
今日もそろそろ準備しておくか.

人との繋がりを感じられる幸せって､ そこはかとない物だなｧ. 文字上だから余計に脆い繋がりだけど､ それでも心にｸる物がある. 僕に気が付いてくれて､ 有難う.

おっと､ﾓﾀﾓﾀしてたらこんな時間だ.
行ってきます.

此処も少しずつ変わって行ってるみたいで､ ちょっとだけ寂しい. そう思うのは僕だけ?

半分無意識でびっくりしてる､(

どうして.

出来る事なら勿論､ 僕は皆の願いを叶えて幸せにしたいけどさ. 例えば､ 世界が滅んでしまえば良い. 消えて居なくなりたい. そう願う人がいたら､ 僕はどうしたら良いんだ. その人にとって､ 世界が滅ぶ事が､ 消えてしまう事が幸せだと言うのなら､ それを止める権利は 僕には無いのかな.

有難う､ 何てのはこっちの台詞だ. 僕の出過ぎた真似が誰かの役に立てて､ その上お礼まで言われたらさ... 人を少なからず幸せに出来た. 今僕は､ 世界で一番幸せ者だよ. 本当に有難う.

誰かの幸せを目にして､ 僕は笑って一日を終える事が出来る. 余り感動させないでくれ､ 幸せを分けようとしてくれなくて大丈夫. 有難う､ もう充分だよ. だから残りの幸せは､ 自分自身と愛する人の為に使って.

こんばんは。
翠さんが笑顔で一日を終えられるなら、これほど喜ばしいことはない。誰かのもとに優しい祈りが届いたようで良かった。
おめでとう…っつー言葉が相応しいのか分からんが、ささやかながらお祝いを贈らせて頂こう。

淡い橙色のキャンドルをどうぞ。
翠さんの想いは温かく灯る光のようだと思う。
その光に感謝を込めて。

浮雲ｻﾝ
長い間 此処を空けてしまって、本当にごめんなさい. 僕のｺﾄ覚えてくれていますか. 未だ届くかな... いつも有難う御座います. 浮雲ｻﾝの言葉に何度心を救われたか.

僕は浮雲ｻﾝが贈ってくれたｷｬﾝﾄﾞﾙの光を頼りに、また此処まで来る事が出来ました. 有難う、浮雲ｻﾝ.

何が正解か、僕にはきっと永久に分からない.

どう言い表したら良いんだろ. 僕は一体何がしたいんだろ. 僕は、世界中に生きる人達が幸せになれる様にって. 皆に笑顔が絶えません様にって. 思ってる、ｹﾄﾞ.

偽善、か. 彼にとっては僕の存在が邪魔何だって.
ごめんなさい. 僕が君の目に留まってしまったんだ. どうか穢れてしまわないで. 皆は綺麗なままでいて. 人間は汚いと言うけれど、僕の瞳には美しく魅力的に映るんだ.
...それじゃあ彼を幸せにする為に、僕は今から消えようかな.

もっと此処に居たいけれど、そろそろ行かないと. 明日また訪ねよう. 嗚呼、何故か睡魔が凄い.

あ-、自分で自分が理解不能. 周囲に迷惑何て掛けたく無いよ. ごめんね.

僕は浮雲さんのようになれないけど...ここに置き手紙を。

あなたがここにかいた文で
僕は少し考え直すことにした。
一方的で申し訳ないのだけれど
お礼が言いたいの。
ありがとう。

僕は、翠さんの幸せとまたここいらしてくれることを密かに願って、真っ白の紙と、澄んだ緑の羽ペンを送らせてもらいます。

月影ｻﾝ
初めまして. 返事が遅れて後免なさい.
月影ｻﾝが贈ってくれた紙と羽根ﾍﾟﾝで僕は今返事を書いています.

若しかして、僕の拙い言葉が月影ｻﾝを変える事が出来たのかな. 御礼を言われる事は何一つしていませんよ、僕の方こそ暖かいお言葉に感謝の念に絶えません.

僕は元気にやって居ます、有難う.
月日を重ねて繋がる事の出来たこの縁と、月影ｻﾝの未来に光が有るよう、密かに願わせて貰います.

たった一つのちっぽけな言葉から、永い永い年月を得た末に色とりどりの大きな幸福の花が咲く.
そう信じて、また此処に戻って来たんだ.

枯れる事を知らぬまま惨めに生きて行く散らない薔薇の僕が、いつの日か、この世の未練も後悔も全て捨てて潔く散って行けるように.

話し相手になって下さる方随時募集中です.
今ならもれなくｽｶｲﾌﾞﾙｰの花束を差し上げまｧす、なんて.

翠さん

こんばんは。
その花束、もらっていいですか？

>69でお世話になりました、月影です。
また戻ってきてくれてとても嬉しいです。

ちょっとした物ですが、琥珀色に光るみたらし団子を添えときます。
お口に合えばいいですが...。

ちまちまとした返信しかできないけれど
あなたの話し相手なりたくて...。
度々お邪魔してよろしいでしょうか。

下げた方がいいのかわからなかったんで一応下げてます。