監督 2017-07-02 23:01:35 |
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十ちゃ...十座くん。(真澄と監督の可愛い部分について暫く話してると目の前に現れた相手に少し驚き真澄が居なくなれば相手の問いには頷いて)ちゃんと話したのは今が初めてなんだけど…真澄君って可愛いね。でも男の子に可愛いはダメかな(監督に懐いてる真澄の姿が可愛いと笑を浮かべ)あ、ごめんね部屋の前で煩かったよね?(お風呂上りでまだ少し濡れた髪を揺らし相手を見上げ)十ちゃん...背大きくなった?(自分が小さいのか相手が大きいのか見上げたまま微笑み)
…そうだな、男が女に可愛いって言われるのは嬉しくないと思う。(と答えた後、好きな奴から言われたらまた違うと思うと言いそうになるも言葉飲み込み。相手の濡れた髪を見るとタオルを手に持って相手の頭に被せれば両手でわしゃわしゃと乱し。「唯が小さいだけだろ」と言えばふっと笑みを零し)
...あ、十ちゃんやっと笑ってくれたね(相手の笑顔に少し頬を赤く染めるもその笑顔は嬉しく相手の眉間に人差し指を置いて)ずっと此処に皺作ってたんだよ?って、私が小さいんじゃ無くて十ちゃんが大きいのよ(小さいと言われた事は聞き流す事は無く)明日、演劇の練習あるんだよね?私も手伝うんだけど練習見学しても良い?(いつも皆の仕事や学校が終わった後は劇の練習がある事を監督から教わっていて)
…悪い、元々こういう顔だから無意識だった。(眉間に相手の人差し指当てられるとすっと皺を伸ばしてなくし、ぽつりと謝りながら言い。「いや、お前が小さいだけだ」とそこは譲らずもう一度告げ。「あぁ、構わねぇよ。唯に見せられる芝居はまだ堂々としてねぇけど…それでもいいなら、」と言葉を添え)
もう、十ちゃんが大きいの(自分も譲らないのか少し言い返せば直ぐに笑を浮かべて)本当に?ありがとう。明日楽しみにしてるね?...じゃあ、おやすみなさい(明日を約束すれば嬉しそうに相手の手を取ると小指を立たせ約束と微笑みそのまま自分の部屋へと戻って)
俺は普通だ。(また言い返すもののお互い譲らない為可笑しくなりふっと笑みを浮かべ。「…あぁ、おやすみ」と相手を見送れば、相手に絡められた小指を見つめてまだ引かない熱が残るもそのまま自室へ入って再びベッドに仰向けになり)
(部屋に戻ると暫くペンダントを見つめればベッドに入ってそのまま朝を迎えると学校の準備をして朝食の手伝いにリビングへと向かい)あ、おはようございます(キッチンに立ってる綴さんに挨拶をすれば自分も朝食の準備をして)監督さん忙しそうだし、私みんなを起こしてきますね(最初に相手の部屋に入れば万里は既に起きていて、挨拶を交わせば)十ちゃん...?朝だよ(相手を起こそうとベッドへ)
ん……唯?(目を瞑っていたらいつの間にか熟睡しており、相手の声が耳に届くとゆっくりと目を開けて。まだぼーっとする頭で相手を見つめると上体を起こし、ハッと頭の中が冴えると驚いた顔をして。「はよ…お前、わざわざ起こしに来てくれたのか」と言いながら立ち上がって)
おはよう十ちゃん(起きた相手には、寝顔を暫く見つめていた事は言わずに見上げて)朝食出来てるよ?今、他の人達も起きてきてると思うから...あっ、洗濯物もあったらカゴに入れておいてね。(朝の支度から洗濯も手伝っていてリビングに向かいながら伝えると傍を通った椋に何だか夫婦みたいと憧れの眼差しを向けられ思わず赤面し)む、椋くん..おはよ〜朝食の準備出来てるよ(赤い顔を頑張って冷ましながら十座を見て)十ちゃんも行こう?
あぁ、分かった。(一度頷けば頭を掻きながら歩いて、椋と話している相手をぼーっと眺めると椋にも通りすがりに"はよ"と一言挨拶して。そのまま相手の後をついて行き)
...?、もしかして十ちゃんまだ少し寝惚けてる?(反応が薄い様な相手を少し気にすれば立ち止まり相手を見上げると顔の前で軽く手を左右に振って)十ちゃん、起きてる?
…起きてる。けど、少し寝そうになった、悪ぃ(うとうとしてしまえば相手が手を振っているのが視界に入りハッとなって頷いて、正直眠気が抜けていなかった事を明かし)
十ちゃん、昔から朝に弱いんだね〜(その辺りも全く変わって無い相手の姿に小さく微笑みリビングへ向かうと朝食の準備が整ってるテーブルに着いて)今日、劇団の練習のお手伝いしますね(朝食を食べながら監督と話して、それぞれ食べ終えると各々準備をして)あ、十ちゃん...学校途中まで一緒に行かない?
あぁ、…お前は平気そうだな。(リビングに着くと自分の位置の席について朝食を済まして、準備していると相手から声を掛けられ「いいぞ。…一緒に登校するなんて、久し振りだな。」と返事をすれば小さく笑み)
高校が別々になっちゃったからね、十ちゃんとまた一緒に登校出来るのは嬉しい(途中まで、だけどと笑を浮かべながら自分も準備を済ませると周りに行ってきますと声を掛け)...十ちゃんは、今...好きな人居るの?カッコ良いから演劇を観に来る人の中にファンは居るよね(並んで歩きながら少し相手を見て)
…好きな奴は、居る。俺のファンは居ねぇと思うが…摂津や臣さんの方がファンが沢山居そうだ。(前を見ながら答えれば、すぐに話題変えようとファンについて話すも相手も居るのか気になってしまい。「お前は居るのか?好きな奴…」と聞いた後気持ちが少し落ち着かなくなり)
...そっか。(相手の口から好きな人が居ると聞けば一瞬で胸が苦しくなり胸元のペンダントを握れば)そんな事...無いよ?十ちゃんにもファンは居るから(何とか笑顔を作れば相手から逆に聞かれると少し眉根が下がり)うん、居るよ..(それだけ言うと別れ道に差し掛かり)じゃぁ、私こっちだから(少し足早になれば自分の学校の方へ向かおうと)
…そうか。(相手も居ると聞けばきっと自分以外の誰かなんだろうと思い胸にもやもや残しながら別れ道に入り。「あぁ、じゃあな」と短く言葉掛けると背を向けて学校へ向かい)
十ちゃん好きな人...居るんだ(相手と別れた後に目に涙が溜まるもそれを直ぐに拭うと学校へと向かって普段通り授業を受ければ放課後となり友人達から遊びに誘われると断り急ぎ足で寮の方へと向かい)っ、もう始まってるかな(寮に着けば部屋に鞄を置いて着替えれば練習場所へ)
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