嵐と人魚と泡沫と【非募集】

名前/神崎 海斗
綴り/カンザキ カイト
年齢/19歳

容姿/漆黒の髪のベリーショートで、くせっ毛なのかツンツンと逆だっている。整った顔立ちで、目の色も純粋な黒で吊り目がちな形。肌の色は程よく焼けており、結構黒め。身長176cmで結構筋肉質な体。普段家では動きやすいジャージ姿で過ごすことが多く、そのジャージも暗い色の物が多い。出かけるときもこれまた暗い色の落ち着いたものでまとめることが多い。ピアスなどしておらず、本人曰く穴を開けるのが怖いとのこと。
性格/明るくて気さくな人間。正義感が強く、困っている人が居るとほうっておけない世話焼きな性格。しかし、それが裏目に出て心配性という一面も持ち合わせている。

備考/ある日の朝の海岸を散歩していると気絶した相手を見つけて介抱した。一緒に過ごしていくうちに相手に惚れ始めるがなかなか想いを打ち明けられずにいる。

（/素敵なプロフィールありがとうございます！とても可愛らしい人魚さんです！こちらのプロフィールも完成しました！どうでしょうか？不備があるなら遠慮なくおっしゃって下さい！）

(/素敵なpfありがとうございます。全然イメージ通りです。大丈夫です。)

（/ありがとうございます！それでは早速始めさせていただきますね！）

（ある日の朝。いつもより早く目が覚めてしまい、また寝付こうとしても目が冴えてしまって仕方なく朝の海岸を散歩して。昨夜はかなりの豪雨で風もひどかった。故に海岸も漂流物でそこそこ散らかっており、「降ったなぁ…」とため息をつくように言えばしばらく歩き。すると、先の方に人らしきものが倒れているところが見えると驚きながらも急いで駆け寄って。「おい、大丈夫か！？」と相手を抱き起こそうとするも相手の容姿にさらに驚いて。誰もが振り向くような美つくしい顔立ちに、下半身は人間のものではなく魚の尾ひれがついており、それはまさに人魚のような姿で。こんなところを見られるのはマズいと思えばひとまず相手を抱き上げて、家へと連れ帰り）

ん…貴方は……？
(鈍い痛みに目を開けると何だか見慣れない天井があり。少しずつ昨晩の記憶が戻ってくると、上体を起こしては視界に入った相手を見て上記をいうと。今自分がいるのは、海の中でも浜辺でもなく人間界の人間が住む家の中にいるということに少しずつ理解しては今の自分の格好が恥ずかしくなって慌ててかけて合った布団を肩までかけ直すと少し頬を赤くして「だ…貴方は…誰？」と戸惑いを隠せず口元をパクパクさせて)

(/遅くなりました。よろしくお願いします。一つ質問なのですが、人魚は陸に上がっても尾ひれのままという設定ですか？それとも人間界だと人の足に戻るという設定ですか？)

あ…おきた？
(家に連れ帰ったあとは、ひとまず自分のベッドに寝かせて休ませて。相手の額に濡れタオルを載せては相手が起きるまでになにか食事を作っておこうと、台所で食事の準備をして。しばらく経ってまた寝室に戻ればどうやら相手は目を覚ました様子で、なにやら顔を赤くしながら布団をかぶって戸惑いながら問いかけてくると「俺？俺は神崎海斗。君は？」と簡単に自己紹介をしては相手の名前も問いかけて)

(/こちらこそ遅くなりました！ごめんなさい！尾ひれの件はそのような感じでお願いします！そのほうが何かと都合がいいと思うので)

……セ、セシル…
(絹のような柔らかい声色で恐る恐る名乗るが相手はもしかしたら自分を食べるのではないかと考えていてすぐに反撃できるように、と身構えたがふと肌が擦れ合う感触がして何だろうと布団の中を除けば、そこにはさっきまであったはずの尾ひれがなく人間の足があり、声にならない悲鳴を上げてはすぐさま相手を見て「私に何をしたの…!?」と半分混乱状態のまま叫んで)


(/分かりました。では、そういう設定でいきますね。)

セシル…ね…
（相手の名前を問いかけると、まるで絹のように透き通った声で名前を教えてくれば、その声の余韻を感じながらも相手の名前を反芻するように呟いて。さすがにまだこちらに対して警戒を解くことはなく、身構えるがすぐに悲鳴をあげれば「安心して、別に何もしないししてないから。」と、いきなりの悲鳴に驚いたらしく、耳を塞ぎならそう言えば「あまり動かない方がいい。傷が開くよ」と、家に着いてから相手の腕に傷が入っていることに気づいて、消毒してから包帯で巻くくらいの処置をしていて。）

……ぁなたは、人間でしょう？人間は、人魚を食べるって…
(相手の言葉に視線を腕に移すとたしかに、何やら布で処置をされており、少しだけ痛む気がしてあの嵐で怪我をしたんだろうか、と記憶を呼び起こすが今度は頭痛に頭を軽く抑えては、手当をしてくれたことに対して小さく、「ありがとう」とお礼を言えば今の自分にある足のことはまずおいておいて、相手が人間であることは間違いがなく。昔から、人魚の間では人間は人魚を食べて不老の力を求める、という言い伝えがあり、自分はそんなの嘘だと思っていたが今こうして人間が目の前にいるともしかしたら、本当に食べられてしまうのではないか、と考えていてしまい上記を言うと少し不安そうな表情で相手を見つめて)

それはもう昔の話。そんなことするわけないだろ？
（相手が怯えている原因はどうやら昔から人間は人魚を食べるという風習で、確かに昔から人魚の肉を食べれば不老不死になるとの言い伝えがあるがあくまでも童話の中での話で、そんな話を信じるわけもなくて。不安そうにこちらを見つめる相手に「だからさ、食べたりなんかしないからゆっくりしな。怪我が治ったらまた海に連れて行くから」と、安心させるようにそう言って）

…ごめんなさい。人間の世界をよく知らないから…。
(「食べたりなんかしない」と相手の優しい声と言葉を聞くと先入観で全ての人間を同じようにしか見えていなかったことに気づいては、相手はきっと優しい心の持ち主なのだろう、と思えば上記をポツリと言うと謝罪しては、倒れいたところを見つけ部屋まではこんでくれ、さらには怪我の手当までしてくれた相手に、口元を綻ばせながら小さく微笑んで「助けてくれて、ありがとう」とお礼を言って。
相手の優しさに心が和らげば、海に返すという言葉を聞くと「海に戻れば…足は戻る…？」と今の自分の足が人間の足であることを伝えて)

お互い様だよ。俺だって人魚の世界のこと知らないから。
（ポツリと謝罪の言葉を述べる相手に、お互い様だと上記のように言えば、どうか相手に気を悪くさせないようにと努めて慰めて。傷の手当てをしたことに、軽く笑みを浮かべながらお礼を言ってくるとその笑顔に不覚にもドキッとしてしまい。改めて相手の顔を見ると大人びていてズバ抜けて美しく、思わず目をそらしてしまいながら「い…！いいよ。当然のことやったまでだからさ。」と、ほんのり顔を赤らめながらそう言って。すると相手の下半身が人間のものに変わっていることを伝えられると相手に視線を戻し、目を見開きながら「本当だ…！」と呟いて。陸上に上がったから足に変わったのだろうか。海に戻れば足は元に戻るのだろうか。何もかもが初めてすぎてどうすればいいのかわからず「ごめん…。わからない…」と、正直に述べて）

…優しいのね。
(相手の何気ない言葉や態度には相手にしかない優しさを感じては、小さく微笑みながら上記を言うと。陸へ上がると自分の足がもてることは分かったが、このままなのかそれとも海へ戻ればもう1度人魚に戻れるのか、そこは今のところは確かめて見ないことには分からないが、一つだけ問題があり。それは、胸元は隠しているが足はそのままのため、こうして布団で全身を覆っている訳だが、このままではさすがに恥ずかしくモジモジしながら「ぁ、あの…何か着るものを……その、人間の世界では、体を服で隠すんでしょ？私…今、胸元しか隠せてないからっ…」と自分で自分の現状を伝えること自体恥ずかしく頬を赤くしながら、なるべく平常心を保とうとするが、やはり恥ずかしいことには変わりなくて。このままでは、外にでて人間のように歩くこともできないと考えていて)

これが人間だよ。
（小さく微笑みながら優しいと言ってくれば、こちらも微笑みかけて上記を言って。なにも自分だけが優しいわけではない。人間はほとんどが優しいのだとの意味を含めた一言で。なにやら頬を赤くしながらもじもじしている相手が着るものをと、言ってくれば今更ながら相手は下半身裸だということに気づき「ごめん！」と頬を赤くしながら言ってはすぐそこのタンスから服とジーンズを取り出せば「ほら、これでいいかな？」と相手に手渡して）

ぁ、ありがとう…。
(相手から服を受け取ると布団の中にモゾモゾと潜り込んでは借りた服を着替えようとしたが、上はTシャツなのでサイズが大きくても着れたのだが、問題は足にはくものなのだがこれはどう頑張ってもずり落ちてしまいそうなので下は履かずに、布団の中から姿をひょこっと出して上記を言うと。せっかくだから人間の世界を歩いてまわってみたいと思えば「ぁ、あの…もし嫌でなければ、人間の世界を見てみたい」と相手の瞳を見つめながら前記をお願いしては、布団からほぼワンピース状態のまま出ては恐る恐る足先を床に付けようと伸ばして)

いいけど…その前にご飯を食べようか。
(こちらを見つめる瞳を見つめ返しながら上記のように言えば、相手にとっては人生初となる「歩く」という行動はやはり怖いのか、床に足をつける動作も恐る恐るといった様子で、その相手に手を差し伸べて「大丈夫？」と心配するように問いかければ「大丈夫だから、ゆっくり立ってみて」と、宥めるように言って)

ありがとう。
(相手が手を差し伸べてくると、一瞬肩を震わせるがそっと細い指で相手の手に触れては、お礼を言ってから、足の指先を床に付けると不思議な感触が全身を走って。ゆっくりと立つとまだ少しフラフラするのか相手の手を握って「ご、ごめんなさい。なんか不思議で…でも、これで貴方と近くにいられる」とはにかんだ笑みを浮かべては前記を言うと。少し慣れてきたのか相手の手からするりと手を離して一二歩前へ歩いてみるとあまりフラフラしなくなり、内心嬉しい気持ちに満たされていると、やはりすぐには慣れたとは言えずすぐにぐらりと足元が崩れて転びそうになり)

どういたしまして。
（差し伸べたこちらの手に相手の細い手が触れると、しっとりと柔らかい肌の感触にドキッとするも、お礼を述べられれば微笑み返しながら上記のように言って。やはり、まだ慣れないのかフラフラしながらもこちらの手を握ってはにかむ相手に「焦らなくていいから、ゆっくりやんな」そう言って。しかし、すぐに手を離して歩く相手が転ぶそうになると咄嗟に受け止めて「大丈夫か？」と問いかけて）

ごめんなさい。ちょっと、嬉しくて…
(外の、人間の世界に憧れていたせいかこうして人間の足を得て自由に人間の世界を歩けるのだと思うとついつい心の奥から楽しさが出てくる。転びそうになったところを相手が受け止めてくれると上記を少し頬を赤くして言えば今はまだ、何かに捕まっていないとまともには歩けないかもしれないと思えば「手を…繋いでいてもいい？まだ、まっすぐ歩けないみたいで…」と人間の世界では、恋人同士でないと手を繋がないと聞いていたので、そんな仲でもない相手に手を繋がれるのは相手も嫌かもしれないと思い、少々申し訳なさそうに申し出て)

歩くのが嬉しいって…セシルは変わってるなぁ…
（歩くことが嬉しい。自分たちに言い換えてみれば泳ぐのが嬉しいことで、そんなことはあまり思ったことがないため、苦笑しながら上記のように言って。申し訳なさそうにこちらの手を握ってもいいかと問いかけてくれば「あぁ、いいよ。焦らないでいいから歩いてみて」と、相手が今何を思っているのかも知らず快く了承し、相手の手を握ったままゆっくりとリビングへとリードして。）

…そう？
(相手に変わってると言われると何が変わっているのかよく分からず首を傾げて。相手が手を握って支えてくれると嬉しそうに微笑んで「ありがとう」とお礼を言うとゆっくりと歩いて。変わる室内をキョロキョロみてはふと窓の外の景色に視線を移してはそちらにゆっくりと歩き出して相手の手からするりと手を離しては、フラフラとしながらも窓へと近づいてはそこに見える海を眺めて「きれい…」と呟いてはゆっくりと振り向いて「海…きれいね」とはにかんだ笑みを浮かべて)