匿名 2017-06-10 03:21:00 |
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雨が降って
土のくぼみに溜まった
苺味のゼリー
お砂糖まぶした
皆、皆
おばあちゃんに貰った
ペンダント
胸に下げて
青空が晴れる時
もう一度大きな声で歌う
この物語の
最初みたいに
古びた金時計
何度取り出して見た時に
小雨の降るロンドンの
時計台 大きく鳴った
僕の妖精が迎えに来る
いたずらっ子の妖精
街灯の灯りに見える小雨
僕の呟きハーモニー
窓の外、
寒い夜のシンフォニー
森の鏡の池の淵
魔法の鏡に映る景色
勇気を持ってまっすぐに
見つめた時に目に入る
僕らは神じゃないんだと
鏡に触れなきゃ見えなかった
だから僕らは剣を持ち
何かの為に闘って
行き着く先は誰も知らない
ただ、今、それぞれ、
立ち上がるだけ
それぞれの宝物の為
透明な風が
僕の喉から出る時に
僕は佇んだ
僕は、伺った
空気の流れを
目を閉じて感じて
両腕上げて
身体中で感じた
誤魔化した
水色の風
濁して済ました
葉っぱを摘みに出掛けた
カゴを持って
風がひゅうひゅう強く吹く
グレー色の暗い日だった
葉っぱはミントの葉っぱで
摘む毎に、景色が
ハッキリして見えた
不安な色の空の下
僕は見つめようとしてる
空高く飛んでいく
水色の鳥
黄金色のオアシス求めて
砂漠の空を横切る
砂漠を越えて
海を越えて
どこまでも どこまでも
口にくわえたスミレの花
いつか会える君に
持っていく
枝にとまって
赤い実をついばむ
僕の水色の小鳥
頬に入った黒いライン
失うことを恐れて
震える時
ヘッドフォンはめて
一人で電車で出掛けよう
海を越えて飛んでいく
南の国
オレンジの里
指先で、リズム取りながら
だんだん、近づいてゆく
窓の外
通りすぎる山
電車が起こす
次の季節の風
前髪をなぶる
BGMに乗って
目を閉じて微笑んで
感じよう
古い書棚の書物
埃かぶって眠る
埃はたいて開く
広がる めくるめく物語
青い傘さして
レインコートと長靴
君の橙の日常
小栗鼠の元にお戻り
レインコートと長靴
おろしたての黄色い箱
皆が呼んでる
君を呼んでる
君を愛してる皆が
レインコートと長靴
小栗鼠の元にお戻り
水たまりに映る
空は、君の未来
ラジオつけて
踊り出す音楽
オレンジや黄色の
フワフワ踊るスカート
青い空がとても深いから
泣き出す時にくもり雲
TVの中ゆらり妖精
オレンジや黄色の
フワフワドレス
白い百合の髪飾り
青い空にとても映えてる
君と行ったあの喫茶店
あそこの近くのよく行った店
確かな記憶
紡いでいった
コーヒー飲んで
思い出にひたろう
クークー クークー
鳥が鳴いている
不思議な声の
鳥が鳴いている
クークー クークー…
little by little
小鳥が巣を少しずつ
作っていってる
little by little
小栗鼠が木の実に
少しずつ近付いてる
君と僕のペースで
それぞれ、の空の下
ダンスを踊るように
人差し指触れ合った
君と僕のダンス
樫の木の下で
ギターを弾いて歌うから
君は、ゆっくり待っていて
青空、雲が晴れるのを
殻が破れた時に
バラバラと
破片はがれ落ちた
新しいその姿
見慣れない
雄々しき勇姿
ペリカンの姿で
僕は走る
君に愛を届ける為
鍵を捨てる
お山のてっぺんまで
駆け登っても
君はいない
ただ大きな月が
夜毎に小さな僕を
照らすだけ
ラララ ルルル
鍵の歌 歌う
吟遊詩人
遠い昔 井戸に捨てた
僕の空には槍が降り
雹が降り
雪が降る
心震える
ガム噛んで
ちょっとずつ
歩いていこう
雹や 雪は
僕の地面から染み出して
きっと温かい思い
コーヒーカップに湯気をたてる
今はそこから
動かずに
窓の外
くもりの日
眺めていよう
何も考えず
コーヒーカップの湯気だけが
ふわふわ昇って消えてゆく
その後、僕は夢の中
水におぼれて もがく人
休みたいから
ゆっくりと
地平の彼方から
向かってくる夕日
鳥達の飛んでゆく先、シルエット
「愛してる、愛してる」
いつも、宇宙の後ろでは、呟いてる
生まれる前から、きっと、呟いてた
指揮者が、魔法をかけるから
僕らは、香水をまとったように
どこまでも どこまでも
向かってゆく幌馬車
青い空の向こうに、きっと、
どこまでも、道が続いてる
紅い海を渡るサーフィン
りんご、花びら、サクランボ
リアルに青い波しぶき
顔にかかるのしょっぱい海水
オレンジの太陽 照らされて
黄土色の砂浜でひなたぼっこ
手を伸ばせば、君に当たる
空は、深く深くどこまでも青く
ずっと、きっと続けてくサーフィン
美しく甘い紅色の海水
オレンジの太陽とレモン色の光
水しぶき 顔に当たれば しょっぱい
炭酸水のソーダを眺めてた
泡が上に昇っていくのを、眺めてた
ただ、眺めてただけだった
飲み干す時が来るなんて
飲む時、全て、飲み干さなきゃいけないの
炭酸の泡が、喉にパチパチはねて
正直、炭酸は、苦手なの
でも、そんなこと 言ってられないのか
君が、僕のガラスのコップ
炭酸のソーダを注いだ時
美味しそうだなと嬉しくて
好きなように飲もうと思った
炭酸ソーダは非嗜好品
真剣勝負の弱肉強食
甘い夢など見る隙は無い
解ったら、飲み干せ
今すぐが無理でも
いつか必ず できるだけ早く
飲み干す道を、探していけ
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