チェシャ猫 2017-06-07 23:59:21 |
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___。(深みのある濃いボルドーカラーの大きめのマフラーを首に回し、紫色に黒色のストライプの入るスーツにマゼンタピンクの開襟シャツ、髪型は普段よりも確りと固めたフォーマルなスタイルで城に到着したのは先ほどのこと。慣れぬ雪の寒さに気が滅入れば中々外に出る事が叶わずに渋ってしまった結果である。寒さにやられ鼻頭が赤く染まりながら身体を小さくしつつ城に訪れると屋内と屋外の温度差に堪らず溜息を。近くを歩いていたメイドに尋ねるのは我先にと城に出向いてしまった恋人の居場所で、部屋にいると思います。と教えられた情報を元に彼用に用意されている部屋へ足を進ませて、漸く到着したのは良いが好奇心旺盛な彼が大人しく部屋にいるだろうか。そんな疑問が頭に浮かび、んっんん、と咳払いを一つ。普段と違い窮屈さすらある服装は変じゃないだろうか、そんな不安よりマフラーに顔を半分ほど埋めさせて、トントンと部屋のノックを行って「お待たせェ。__いるゥ?」声には彼がいるかどうかを不安に思う感情が滲み、少しの時分離れていただけだと言うのに会いたいと思ってしまうのだから恋とは恐ろしい。にゃぁご、と喉を鳴らすような鳴き声を上げる事で此処に居るのが己であると言う事を示し)
!。(ふかふかのハンドタオルで手についた水気吸っていれば部屋に響いたノックにピクリと耳を動かし、愛しい人の声に続いて猫の鳴き声が扉の向こうから聞こえてくると期待は確信へ変わり。時間に換算すれば大して変わりはしないのに、待ち望んだ声の主を求め扉までの短い距離を小走り、其れからバッと勢いよく扉を開けるも、囚人服のイメージが強かった為彼の姿を見て直ぐに反応出来なくて。フサフサの耳から足下までをジィーと見詰めると「待ってた!会いたかった。早く触らせて、」わお、素敵だ。と彼と揃いの瞳を輝かせ。普段の白黒ボーダーより、マゼンタや紫色を纏う魅力的な彼に手を伸ばすのは当然のこと。部屋に引き入れるついでに、顔を覆うマフラーも取っ払ってしまおうと、ボルドーの其れを掴めばグイッと己の方へ力任せに引っ張り)
うワぁ!__っ驚いたァ、転んじゃうって(扉が開き部屋に入り落ち着く間もなくマフラーを掴まれてしまえば勢いの儘に引っ張られ、足を縺れさせるようによろめいて。転ぶことは寸での所で何とか堪え、無邪気さすらつたわる全面的な歓迎の様子に"くふくふ、"と含む様に笑い声を落とし。朝見た時とは違う、どこか大人っぽさをより強めたようなその姿を瞳に写し、彼の頬へ未だ少し冷たい己の手をソロリと宛がえば一鳴き"にゃぁご"と声を上げ「随分格好良くして貰ったネぇ、惚れ直しちゃうカモ」裂ける程に大きな唇をにぃんまりと持ち上げて。半月のように瞳もまたしゅるりと細めて、目を凝らすように確りとその姿を映してから「パーティ会場にはもう行った?ご馳走食べれると思ってサぁ、お腹すかして来たンだ」頬に触れさせていた手の平を滑らせるようにしてから手離して、己の腹部の辺りを何度か円を書くように撫で触れて。空腹であることを伝えた上で立食会場へ行くことを誘い掛ければ少しだけ頭を傾け確認を取るように「未だ食べて無いでしョ」まさか、彼が己の為に食事を用意してくれているとは思っておらず。だからこそ共に行こうと誘いの言葉をより強める補足の其れを付け加えて)
(/突然ですが背後より失礼します。最近私への返事は誰かのついででなければ頂けない気がして辛い気持ちを抱えておりました。最初のうちはリッキーは気に入ってもらえていたのかもしれませんが、時間の経過と共に素敵な息子様たちが増えたことで多少なりとも主様の行動に贔屓という形で表れているのではないのでしょうか。このまま続けていても時間が進むにつれリッキーがないがしろにされていく将来しか想像できません。つきましては関係の解消をお願いしたいです。今までお時間を頂いていたこと申し訳ない気持ちでいっぱいです、力不足で誠に申し訳御座いませんでした。主様に御多幸が訪れますよう陰ながらお祈り致しております。長文且つ乱文失礼しました。返信不要です。)
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