チェシャ猫 2017-06-07 23:59:21 |
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来た?!来た来たッ!(薔薇との戯れも飽き始めた頃、扉を叩く音がすればバッと其方に顔を向け、その時が来たら声で誰が迎えに来てくれたのか当てよう、なんて無茶な考えがあったにも拘らず、いざお迎えが来てみれば嬉しくてそんな余裕なんかなく近づいて行き扉を開けて。其処に居たのは先日会ったディーにそっくりな姿の相手。すっかり本人だと思い込み、馴れ馴れしくもハグをしようと手を広げるもメッシュの色や目つきの違いに違和感感じれば“ん?ん゛?”と首を捻り。ディーならきっと彼にだけ教えた特別な名前で呼んでくれる筈、それなのにアリスと呼ばれたことも合点がいかず逡巡するとやがて双子の存在思い出し「あっ!もしかして、ダム?」そうなの?そうなんでしょ?とそわそわと落ち着かない様子で答えを急かしては、相手と出掛ける気満々で扉の外へピョンと飛び出て)
(扉の奥より伝わる賑やかな雰囲気にその姿を見るよりも先に楽しい気分を抱き、扉が開き現れたその姿を瞳に写し今一度ニコリと静かに微笑んで。疑問符を浮かべ、名乗るより先に己の名を当てられれば「正解です、――じゃぁ、やっぱり貴方が」双子との違いを見つけ、そして正しい名前を呼ばれたと言う事は彼が双子との接点が有る証明であり、何よりもディーから聞いていた話が本当なら同居人の恋人だと勘ぐり。部屋より出て来た彼の隣を歩くように足を進ませて、失礼にもマジマジと見詰めて「あれも随分面食いだ」整った端正さと可愛らしさを持つ彼の面構えにふ。と小さく笑い声を零して呟いて。仕切り直すように顔を上げ「今日は新鮮な魚を置いてる場所、と言う事で出店が沢山並ぶ公園まで案内しますね。案内役は僕、トゥイードルダムです」改めて、と己の本日の役割を伝えて)
ン?(正解と聞けば“やっぱり”と満足気に笑うが、彼も自分の事を知っているような反応を見れば不思議そうに首を倒して、上から下までじっくり見られると擽ったい気分になりながら扉の施錠を済ませ。改めて名前を聞けば「ダムのお兄さん。俺はリッキー、宜しくネ。今日は案内役お願いします」ムギュ、と彼の右腕に己の両手絡めてはべったりとくっついたまま歩き出し、「とびっきり美味しい魚が欲しいんだァ。チェシャ猫のお兄さんに食べさせてあげたいから。…あ!今のチェシャ猫のお兄さんにはナイショだよ」ディーの兄弟だと分かった時点で勝手に親近感を抱いていて、話す口調も緩ければ本来内緒にしておかなければならない目的までぺらぺらと話してしまい、流石に口が軽過ぎたと眉を下げて振り返れば“シーッ”と人差し指を唇の上にのせ口止めを)
(くっついた身体は案内がしやすく、リードをするように歩みを進めて楽しそうに語られる目的を聞けばなんだか少しばかり擽ったくなるような、惚気を聞いている気分になり。コホンと小さく喉を鳴らして友人の恋愛話を乗り切り。サプライズで有る様にこのことを秘密と頼まれれば口止めされたそれを素直に聞く性分では無かったようで”ふむ”と考える様に間を置いてから悪巧みを含んだ澄まし笑顔で「では、秘密を守るのにあたって僕に何かご褒美は有るでしょうか」ちろり、と気の良い眼で隣の相手を覗いては持ち掛けるのはちゃっかりとした申し出であり「じゃないと到底守れそうにはありません」やれやれ、困りました。とでも言いたげに肩の力を抜いては反応を待つように頭を傾けて)
(/返信が遅れており申し訳ないです。仕事の関係で二ヶ月程レスペースが安定しそうになく…。二週間返信が出来ないこともあるかと思いますので先にご連絡させて頂きました。ご報告のみで、失礼しました!)
(/連絡有難う御座います!私生活が忙しくなる時期ですのでお気になさらず…!体調だけ崩されませんように!のんびりと待っておりますゆえ、手が空きましたらまたいつでも会いに来てやってくださいませ!)
なぁに言ってんの。俺とこうして出掛けることこそ“ご褒美”に値するでしょ?(当然快諾してもらえるものと思い込んでいた為、不自然に間を置かれれば何事かと瞬きし。彼にメリットがなければ明日にでも広まってしまいそうだと何処か楽しげに含み笑いすれば、今こうして共に外出している現状が彼にとっての褒美、つまりはサボりに繋がっているだろうと自信ありげに返して。弟のディーがサボり好きなのだからきっと目の前の彼もそうに違いないと見当をつけては「どうしてもダムのお兄さんが秘密を守れないって言うなら、残念だけど他の相方サン探そうかなァ?」大袈裟に困り顔を作るとチラ、と視線流して様子伺ってみて)
(/大変長らくお待たせしてしまい、申し訳御座いませんでした!事前に申告していた通り、仕事詰めの二ヶ月間になってしまい、セイチャットを見ることもままならない状況でありました為、顔出しが出来ずにすみませんでした。これからも暫くレスペースが乱れそうなのですが、それでも良ければお相手して頂けると光栄です。続行が難しいという事であれば潔く身を引く所存ですので、御返事お待ちしております!)
___。ふふ、流石チェシャ猫の恋人だ(楽しそうに煽るような言葉が送られると大胆であり自信に満ちるその言葉が悠々とした同居人を連想させるようで、彼ならば自分を含めたこの環境での生活を楽しく過ごせるだろうと改めて実感し。大袈裟な困り顔で伝えられる駆け引きに微笑みを口元に蓄えたまま「そんな釣れない事言わないで下さいよ。ひみつを守ってあげますから」人差し指をピンと伸ばしてから己の口元へ軽く宛がって。その手を使い被る帽子の向きを正してから足先を進めさせ「――魚も良いですが、今日はこのまま行き先を遊園地に変えませんか。一緒に遊びましょうよ」パッと提案するのは断られるのを前提に己の趣味を詰め込んで)
(/ご連絡を確り頂けていたので戻って来て下さること信じておりました…!背後様の私生活を一番優先してあげて下さいませ…!のんびりペースで大丈夫ですのでお相手して頂けると嬉しいです!)
守ってくれるなら良かった。安心、あんし…、…って、え?そりゃ俺だって遊園地で遊びたいけどさー、(口外されないと分かればホッ、と安堵の息を吐き。仕切り直しとばかりに再び歩き出すや否や何とも魅力的な場所を挙げてきた彼の発言にぎょっと目を見開き、キラキラと多彩に光る遊園地を頭に思い浮かべては流れでつい頷いてしまいそうになる己を叱咤し、今は恋人が美味しそうに魚料理を頬張ってくれるイメージだけを大きく膨らませることで邪心を払い。「ダメダメダメー!今日の目的は魚。頼むから誘惑しないでよネー、ダムのお兄さん」ポン、と彼の肩を叩くともうとっくに城から出ていたことに気づき、寄り添って歩く二人を揶揄う様に周りを取り囲んでくる花々を指先で軽くあしらいつつ歩みを進め)
(/有難いお言葉に感謝の気持ちでいっぱいです。有難う御座います!暫くなりきりから離れていた為、リッキーというキャラやロルの感覚を掴み直すまで少々お時間を頂きそうです。温かく見守って頂けると大変嬉しく思います。此方は蹴って下さって構いません。これからも宜しく御願い致します!)
――残念、じゃぁ今日のご褒美は次のデートを僕との遊園地。と言う事で引き下がります。(流れでこのまま押し切ることが出来たならチェシャ猫には悪いがラッキーなのだ、そんな思惑のまま返事を待っていたがそれは簡単に断られ。肩を竦ませて少しだけ落ち込む様に眉尻を落としては尚もめげずにちゃっかりと、次回に繋げる約束を取り付けて。時折ちょっかいを掛けてくる悪戯好きの木花には慣れた様子で「魚料理と一重に言っても何か候補は上がってるんですか」そう言えば、と漠然とした魚料理と言う提案に考える様な間を置いてから尋ねかけて。「好き嫌いは無い癖に量を食べないから困りものですよねぇ。……ライオンの用意した料理ですら少し食べて満足だって言うんです。まぁ、その分僕たちが有りつけるので助かるんですけどね」拒食症の同居人が標準体型の姿など、己が彼と知り合ってからただの一度も無い。いつからなのかも、これまでずっとなのかも、改めて考えてみれば同居人とは言え知らないことが多いものだと考えを改めつつ他愛のない話を間に交え)
オッケー!遊園地デート、しかもソフトクリーム奢っちゃう。こうやって俺の用事に付き合ってくれてるだけでも感謝感謝だしネー(肩を落とす様子見れば落胆させてしまっただろうかと申し訳ない気持ちが生まれるも、最終的には彼の思うまま次回の約束が取り付けられた事に気付くと“アハ!”と思わず高笑い、何なら此方から御願いしたいくらいのデートを断る理由等見つかる筈もなく即快諾した上、オマケのデザートまで約束しては慣れた様に歩いていく彼の腕にぎゅっと今まで以上の力を込めて顔を近づけていき断りもなく頬擦りし。同居人の彼から見てもかなりの少食らしい恋人を心配する傍ら、少しでも美味しい料理を提供したいという気持ちも膨らみ。しかし彼に指摘された通り具体的な案がある訳でも無く、兎にも角にも新鮮な魚、魚…と夢中で此処までやって来たが、何を作れば良いかも、そのメニューの為にどんな魚を選べば良いのかなんて知識も持ち合わせておらず困った様に唸り「う〜ん。どんな魚料理が良いかなんて考えてなかったや。何かオススメあったりする?ご教示お願いしマス。ダムのお兄さん。…いや、師匠!」縋れるのはもう彼だけでありパチン、と両手合わせて頼み込み)
――そんな風に言われたら僕も頑張るしかないじゃないですか(持ち掛けたちゃっかりとした案件を嫌がるでもなく寧ろプラスオプションを付けて承諾されると釣られるように"くすくす"と囁くように笑い声を零し、相手の人柄の良さにすっかりと心を許してか同居人は分かり易い焼き餅を焼くのだろうが狡賢くもこの約束は秘密にしようと胸に留め。具体的な案が無いと分かれば考える様に間を少し置いてから「簡単で美味しいなら、白身魚を使ったムニエルなんていかがでしょう。レモンを添えればさっぱりして食べれますから、あいつでも一人前をぺろりと食べれるかと」ぴん、と閃いたと言う様子で提案を行うと相手の反応を伺うべく顔を向けて小首を傾げ。「少しだけ白ワインを入れれば風味も豊かで美味しいんですよ」目尻をきゅうと細める様に微笑を浮かべてから補足情報を付け加え、基本的に自惚れ性分である為かそんな提案に自画自賛とばかり少し得意気に胸を張り意見を待って。)
白身魚のムニエル…、ん。美味そう!ムニエルにけってーい!(縋る様にして見詰めること数秒、彼の口から出て来たのは以前居た施設でも何度か口にしたことのある、でも己一人だけでは考えつかなかったであろうメニューで。チェシャ猫がムシャムシャと頬張ってくれる姿をイメージすれば“うん、うん!”と何度も何度も首を縦に振り肯定し。知識の乏しい己にとって、彼が得意気にしているのは気にならず、神をも見詰める様な眩しい視線を注げば「じゃぁ白ワインも忘れず買わなくちゃな!」白身魚と白ワイン、その二つを心の中で復唱しながら足を進め。気がつけばちょっかいを掛けてきた花達の姿は消えており、少し雰囲気の変わった周りを見回したり道程を振り返ったりしながら目的地に近づいて来ているのだろうかとソワソワと胸が弾み)
(持ちかけた案が相手の気に入る物だったとそのリアクションから伝われば得意げに至る気持ちは拍車がかかり、緩やかと口角が持ち上がったまま彼の言葉にこくりと頷きを一つ。森を抜ければ活気ある声や音が次第に届くようになり「ほら、そこの市場だったら手に入らない物が無いですよ」公園に隣接する出店が並ぶ通りを指さして「何か欲しい物が有れば此処に来ればそろうんで、この場所は覚えていた方が良いですよ」魚屋さんの方角はどっちだったろうか、そんな事を考えながらこの国で生きていくなら大事な場所の一つであるこの出店街を紹介し「でも、その前に休憩がてらジェラートでも頂きませんか。―-これくらいの寄り道なら良いでしょう?」小首を傾けて持ちかける誘惑は出店並びの初めの方にあるジェラート店で、歩いてきた身体にひんやりとした甘いものはさぞや沁みるだろうと理解した上で誘いかけ「これは僕から御馳走させてください」と後押しの言葉も抜け目なく、彼の手を引くように返事を聞かず連れてしまえば「遠慮しないで好きなのを選んでください」と言葉を添えて)
(/背後から失礼いたします。本トピの方に纏めて上げさせているのですが、当トピの纏めページを作らせて頂きました…!プロフ掲載拒否やキャラクター使用の拒否等ありましたらご遠慮なくお伝えください…!)
うっわ。やべー。店だらけじゃん!(落ち葉や木の枝なんかをパキパキと言わせながら歩いていたのが、いつの間にやら音は消え、その代わりに人の声や活気を示す音が鼓膜を叩くようになり。ずらりと並ぶ出店をあっちにこっちに首を倒しながら見れば“ハァ”と感嘆の息。こんなにもバラエティに富んだ店が多くあれば彼が言う通り無い物を探す方が難しいだろう、手を引かれるがままジェラートの店前へやってくれば元より断る理由なとなかったものの、奢ってくれるという気前の良さに「え??マジで?サンキュー、ダムのお兄さん!」緑の目を爛々とさせながら、色取り取りのジェラートに数分悩んだ挙句、店主に向かってミックスは出来るのかと問えばオーケーをもらったのをいいことに「じゃぁ、チョコレートとストロベリーのミックスで!」と嬉しそうに頼み、彼の好きな味も気になるのか己の後に続いて注文するであろう彼の声を聞き逃さないよう耳を澄ませ)
(/ご連絡有難う御座います。纏めページ確認致しました。とても素敵な場所ですね!!セイチャット規則の範囲内であれば、プロル掲載、キャラクターの使用問題御座いません。宜しくお願い致します。此方蹴り可能です!)
(暑い日のジェラートと言えば安定とした美味しさを与えてくれるが、秋風がふうと時折吹きすさぶ寒い中に食べるのも悪くないのだ。此処の住人ですらこの良さに気付かずにこれからの季節は違う物を食べようと言い出す始末な訳で、相手の口からそれを肯定するような反応がもどされると自然とご機嫌になってしまう。機嫌よく口元に笑みを浮かばせたまま「パンプキンのジェラードと、バニラを」と己の分の注文を行って。支払いをこなせば引き換えに差し出されたジェラートの乗るコーンを二つ受け取って、一つを彼へ差し出せば「はい、どうぞ」と一声を添えて。ひんやりと冷たいジェラートを嗜みながら賑わう出店街を歩きつつ「此処に来るとどうしても財布の紐が緩んでしまって、……後になってから後悔するような物も買っちゃうんですよねぇ」ちらり、ちらり、と通り過ぎる際に右左と売られる商品や時折掛けられる声に耳を傾けて"ふふ"と小さく笑い声を交えれば他愛のない世間話の一つの様に言葉を続けて。漸く見えてきた魚介類を扱う店舗に「ほら、そこが魚屋です」と指を差し教える様に声を掛けて)
(/ご連絡有難う御座います!寒くなってきましたので、お体をご自愛して下さいませ!お返事はゆっくりと待っております…!)
(パンプキンとバニラという秋の季節に合った彼のチョイスを耳にし、浮気性な己はやっぱり其れにすれば良かったなんて若干の後悔を感じたりしていて、其れでもいざ己分のコーンを受け取ると見た目の美しさにキュウと瞳細め「ありがと。いただきマース、」言うや否や有難く目の前のジェラートをぱくりと頂き。濃厚なチョコレートと酸味の効いたストロベリーの組合せは抜群で、その後もパクパクと食べ進めながら矢張り彼のジェラートの味も気に掛かるのか「なァ、一口頂戴?俺のもあげる」ずい、と手にしたジェラートを差し出すと、彼に嫌がらなければ味見をするつもりで待ってみて。そんな楽しい時間を過ごしていれば気づいた時には魚屋、待ち望んだ店を前にグルリと大きく首を回せば「うわ。すげェ、見たことない魚がたくさん!」色も形も様々な魚介に視線奪われながら店主に「白身魚のムニエル?、作りたいんだけど……」慣れないことだけにはじめてのおつかいみたいなカタコトになりつつも、なんとか望むものを伝え“おう。それなら今の季節タイやカレイなんかどーだ?”ふふん、と店主が得意気に答えるのを見ては表示されている値段を見て財布を取り出し。此のクニに来てから間も無く、働いてもいない己は金銭面で余裕がある訳でも無い。大好きな人に美味しく食べて貰う為どうせなら何方の魚も購入して試してみたくはあるが、残念ながらそれはまた次の機会にしよう、今度は働きに出て稼ぐことも経験したいな、なんて今まで思いもしなかった真面目な気持ちに自分が一番驚いていたりして。財布を片手に“どーちーらーにしよーうかな”と単純な歌の最後に辿り着いたカレイを指差しながら「ダムのお兄さん、カレイのムニエルにしようと思うんだけど。どう思う?」知識が無い故に少々不安気な瞳を彼に向け最終確認を)
(/只今戻りました。お待ち頂き有難う御座います!夜はもうすっかり冬の寒さですね。主様も体調崩さぬよう、お気をつけ下さいませ。
食材を買った後は料理へと移行したいのですが、このままダムさんにお相手して頂くのとキャラクターを変更するのと主様の方で御希望はありますでしょうか?)
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