破壊は澱んだ密室で【戦闘/流血/ダーク/BL】

闇組織に貢献するとある研究所で行われた人体実験＿＿＿幾つもの失敗作を排出し、そしてついに究極の完全体が二体、この世に完成した。
完成体は人間と同じ臓器を持ちながら、異常な速さで細胞分裂を繰り返し、身体のどの部位を破壊されようが分裂は衰える事がない。究極の自然治癒能力を持つ――バケモノ。
二人の完全体は別々の闇組織に売られ、敵対する組織に身を置いたことで敵同士となった。

そして互いに課せられた命令＿＿
「あのバケモノを殺せ。」
組織の命を受け、 日常に紛れて暮らしながら、お互いの命を狙い続ける二人。
アイツを殺すまで、組織に戻れない＿＿長い間戦い続け、それでも死ぬことが出来ない、殺すことが出来ない。
お互いは顔を突き合わせれば有無を言わせず殺し合い、深く憎しみ合うが、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もそんな日々を繰り返して疲弊し、やがてポツリポツリと言葉を交わし始める


「･･･お前、とことんしつけぇな。いい加減＊＊よ」

『お前こそ＊＊よ』

「俺達、同じ場所で生まれたらしいぜ」

『覚えてねぇな』

「俺もだ」

「『･･･』」

『･･･さっさと殺り合おうぜ。今日もどっちかが死んだら終わりな』

「･･･ああ」




憎しみ合わねばいけない業を背負った二人だが、同じ苦しみや葛藤を共有しているのもまたお互いのみ＿＿＿その事に気付いた時、関係性は少しずつ変わり始めた

>レス禁

上記で伏字が入ってしまいましたが「死 ね」です。

▼注意点
舞台は現代の日本、東京とします。

不死身というのは、死なないからだをというよりは、死んでもまた再生して生き返るからだという意味です。心臓を潰されても死にません。例えば首と胴体を切り離されたとしたら、暫く時間を置くと、首の切断面が分裂増殖をはじめ元通りの胴体が形成されていきます。要するに、首から上の頭全体が核(ｺｱ)となっているイメージです。

不死身ですが歳は取ります。


▼二人の年表
0～5歳
液体の張られた特殊カプセルの中で特殊な細胞分裂を繰り返して過ごす
5歳～15歳
幼稚園から大学までの全教育と戦闘訓練、殺しのノウハウなども覚え、その他は身体検査など、実験体として研究所に協力して生きる日々
16歳～
互いに別の組織に売られる、日常生活を送る勉強や裏組織で仕事を覚える日々
20歳～
組織の仕事にも慣れ始め、しかし仕事を請け負っても、悉く相手が邪魔してくる関係性。互いを邪魔に思い、憎しみ合うのはここから。そして、相手を殺せとの組織からのお達しにより、命を付け狙う日々が、365日×2続きます。
そして現在の二人は22歳とします。


>レス禁

◆セイチャマナー厳守。
◆背後様20歳以上の女性。
◆上級者様向け。
◆ストーリー重視。
◆描写重視。
◆ロルは10行～長(上限無し)
展開により長さのバラつきは柔軟に対応。
長考、置きレス推奨。1週間以上開く場合は要連絡、連絡ない場合いキャラリセは2週間。
◆過度にならない確定ロルは優遇。終止形ロル冷遇。
◆シリアス、ダーク、戦闘。ほのぼのは少なめ。暴力、流血等に抵抗のない方。 
◆展開についていくだけでなく自分からもストーリーを動かせる、又は背後会話で相談を持ちかけられる方
◆プロフ作成はお相手様が決まりましたら萌萎ふまえて一緒に作りたいと思います。
◆相性を重視したいので、お声がけの際は「相手を殺す(殺した)時、又は自分が殺される(殺された)時」のロルをお願いします。
（背後会話は本体口調でもキャラ半なり口調でも構いません）
◆規約追加する可能性がございます。
◆質問等あればお気軽に。

>レス解禁

( 長い、酷く長い争いの末にようやく辿り着いた終着点は生の終わり。幾度となく再生を繰り返し痛みを覚えては忘れ、目の前に居る敵を倒す事だけを考えて生きてきたレールに疑問など浮かびもしなくて、与えられたものを成し遂げるだけの淡々とした日々を少しずつそれでも確実に変えてくれたのは自身を見下ろす相手だけ。同じ境遇で育ち憎みあってきた筈なのに一番の理解者であり、心のあり所である存在に気が付けばなっていたのが今では懐かしく思えてきて、仰向けで寝転びながら、思わず笑みが溢れ。鉛のように重たくなった身体はもう再生も効かずにしかしそれでも静かに打つ心臓の音は、まだ全身を波打っているようで、深く息を吸い込んでみると肺の痛みに思わず苦笑が浮かび。相打ちで終わることなど出来るはずもなく、それはそれで少しだけ寂しい気もするがもう憎まなくても良い、傷つけあわなくても良い、そう安堵した途端にやけに普段はあまり感じない睡魔のようなものに襲われ瞼が段々と重くなっていくのを感じこのまま眠ってしまっても誰も咎めはしないだろうかと考えていたが、不意に頬を濡らす水滴に閉じかけていた瞼を持ち上げ天を仰ぐようにして視線を動かせば霞んで見える視界の先で涙を浮かべている顔が映り。憎たらしい顔だったはずなのに今ではこんなにも愛おしい、出来ることならばその涙を拭ってやりたいと思うのに腕を持ち上げたくても数センチしか持ち上がらず力尽きて放り出し「 泣くな…、悪い事はしていない---終わらせてくれて、…ありがとう。 」きちんと声にもなっているかも怪しい枯れた言葉と音は相手に伝わっただろうか、苦しむ必要なんてない、もう二度と苦しまなくて済むようにしてくれたのなら感謝の言葉しかない。僅かに口の端を持ち上げて小さな笑みを浮かべて見せると、段々と視界が暗くなっていくのを感じ、もう目を開けているのも限界で全身は疲れきったように重く睡魔もこれ以上は待ってくれないようで。最後にどうしても伝えておきたい言葉があるのに、意思とは関係なく意識がぼんやりとそれでも確実に遠のいていくのが分かる。ちゃんと伝えてやれなかった大切な想い、独りじゃないとそう安心させてやる為の言葉なのに、どれだけ力を振り絞っても唇を微かに動かす事しかできず声にもならない。それでも何故か相手に届いているようなそんな錯覚に陥ると眠りにつくようにその意識を身体から手放していき )




( / 素敵なトピックに引かれて飛んでまいりました。ロルと致しましてはこちらが殺された描写をイメージして綴ったものになります。
相性重視と言うことですので合わないと感じましたら斬り捨ててくださいませ。 )

（一体何百の日々を彼との戦いに費やしたのか―数える事も諦めてしまった終わることの無い悪夢。ありがとうと相手に言われ、そのか細い声を聞きながら漸くそこで知った、今日は自分が勝ったのか―と。いつからだろう、相手を憎む半面、近しく思う感情に気付いたのは。親も友人もいない、研究所で造られ裏組織に身を投じた己にはそもそも何も無い。でも目の前の此奴にも何も無い。そう、俺と同じ。俺には此奴しかいないように、此奴にもおそらく俺しかいないのだ―そう思う事だけが救いになっている自分に気付く。額からは酷く流血し半分以上を血で濡らした土気色の顔で、相手をぼんやりと見ながらそんな事を思い。「…泣くかよ。どうせまた、続くんだ」己の瞳から涙が零れているのにも気付かずに、息絶える相手の最期の表情に低く静かに通る声で吐き捨て、相手が意識を手放すと糸が切れたようにどさりとその場に腰が折れ、片方だけ胡座をかいて腕を太股に置き、青白い顔の相手を視界の隅で見下ろし。相手の心臓は一度止まるが数十分もしないうちにまたも鼓動を始め、所々の傷が段々と塞がりだし出血は止まり、相手が息を吹き返す何百と見た光景をつまらないものを見るかのような目で見つめて。いつの間にか自分の全身の傷も癒えはじめ、顔半分を濡らしていた血液も固まり乾いていて、溜め息と共にゆっくり立ち上がりその場をあとにして/〆）



（/興味を持っていただき、ありがとうございます！私のイメージでは感情をなくして淡々としている二人で、段々と色んな気持ちを取り戻していくという展開にしていこうかと。一方的にロルを拝見しただけだと失礼になると思いお返ししました、私の上記ロルでも問題がなければ背後会話だけで結構ですのでお声がけ下さい。合わないと感じましたら切り捨てで構いません）

( / お返事の方ありがとうございますっ。
他には類を見ない設定に心惹かれやって参りました。
駄文にも関わらず、お返事下さるとは嬉しい限りにございます。今後の大まかな設定に関しても把握致しました。機械から人間らしさというものを取り戻していけると良いですね。
主様の文こそ何も言う事ありません、素敵です。
ひとまずお返事失礼致します。 )

（/トピ立ては初めてです、共感して下さるお相手様に巡り会えたこと感謝します。駄文だなんてとんでもないです。私のイメージとしては、憎み合っているのに飽き始めたくらいから始めたいなと思うのですが、いかがでしょうか…？このあたりから始めたいというご希望があればおっしゃって頂けると喜びます。それと、設定の萌萎などもありましたら）

( / 始まり方の背景把握致しました。あまり最初の頃から始めましても大変ですからね、頃合の背景かと思います。欲を言えばその頃合にも飽きを見せながらも互いに憎しみの感情を忘れずまだどこか少し楽しんでいるような、そんな情景を少しだけ入れられたらなぁと思っております。
設定に関しては基本的に何でも大丈夫です。特にこれと言っての萌萎ございませんが、逆に設定に関して何かありますでしょうか。 )

（/そうですね！！私もその辺りがいいかと思います、まだお互い、己を育ててくれた裏組織に所属しているわけですから命令には従って、憎んで殺し合いなどもしつつ、段々と変わっていく感じで。
設定は22歳で、組織の仕事をしつつも、普段は日常でも22歳として過ごしている感じで、例えば大学生であったり、或いはバイトや仕事をしていたりして、イメージは組織と二足のわらじ的な感じです。私の萌萎も特にはありませんが、攻×攻としてやりたいので、受け受けしいキャラだと萎えに入るかもしれません。それと展開に関しては、こちらの予測外だとしても、勝手に世界観を作って動いたり進めたり、相談を持ちかけてくれるのは萌えです。それと、長考で長期間かけて進める感じでいきたいので、ゆっくりめの返レス、ムラレスも萌えとさせていただきます！キャラの外見に関してはどんな子でも問題ありません！）

( / 畏まりました。外見等は一般でも溶け込めるような見た目にして作成致します。
当方はもしもし亀さんレスなのでそちらの方が有難いです。
それら踏まえましてpf作成の方していきたいと思いますので今暫くお待ちください。 )

名前／ 律 （リツ）
日常での名前は 相沢 律
読み／ アイザワ リツ
年齢／22歳 
容姿／髪色はダークブラウン、横髪は顎のラインより下の長さ、襟元も長め、髪質はサラサラで軽めの印象のストレート。
身長は174cm、標準的な体つき、胸板や腹筋は薄いが筋肉は程よくついた細身マッチョ。
血の色を隠す黒のパーカーにブラックジーンズ、スニーカー、フードをいつも深く被って顔を隠している。瞳は黒で切れ長の二重で少しツリ目。 

(/主Pfです、宜しくお願いします)