主 2017-06-01 18:23:51 |
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(/では16歳にさせて頂きますね!教えて頂きありがとうございます。
特に希望や決めておきたいことなどが無ければ人身売買に掛けられているところから初回を出したいと思うのですが如何でしょうか?それから回しやすいロルの長さなどを教えて頂ければ合わせたいと思いますのでお願いします。)
(/ありがとうございます。こちらもそこからが良いと思います。ロルは振り幅が大きくて申し訳ありませんが100~200前後になると思います。)
(薄暗く物悲しさが漂う人身売買会場の舞台裏。表舞台から響いてくるオークションを彷彿させる買い手たちの声を何気なく聞き流していたものの、やがて強面の大人が自分の方へと近付き強引に腕を引かれ声の聞こえていた表舞台へと連れられ。「次は欧州系の少女!健康体で年齢は16歳です!」という司会者の声と共に弱いながらもオレンジ色のスポットライトを当てられ、同時に聞こえてくる引き取り額を告げる声を聞きながらそっと溜息を零し)
(/ロルの長さも把握致しました!初回の方も回させて頂きました。もし絡みにくいようでしたら別のものを出しますので遠慮なく仰ってください。)
300万だ。
(暗い映画館ほどの空間、目の前の明るく煌々と輝くステージを黙って睨んでいた男は、ステージの美少女の値段を釣り上げる下品な男を横目に、3本指を立てた手を頭上で振って見せる。司会の「30万?」という声に張りなれた低い声を響かせた。どよめく客の声の中、無言で立ち上がると会場のスタッフに案内され、支払いと引渡しが行われる部屋へと移動するために、ステージの少女に黒いスーツの背中を見せて。)
(/お返事を回させていただきました。こちらこそ読みづらい返信しづらいなどありましたら仰ってください。それではよろしくお願い致します。)
300万ですって?
(今までの困窮していた生活の中では耳にすることさえなかった高額な提示に、他の客や舞台の袖で自分が逃げ出さぬようにと見張っていたスタッフたち同様に思わず眉根を寄せて呟き。それ以上の額を提示する者は無く落札が決定すると同時にスタッフに連れられ引き渡しの部屋へ辿り着くと、そこに居た相手へ半信半疑な目を無遠慮に向けながらもスタッフに教えられた通りに頭を下げ)
…はじめまして。
(/いえいえ、とても読みやすくて寧ろ申し訳ないくらいです。また何か気になることがあれば訂正など致しますのでお気軽に仰ってください。それでは一度背後は失礼致します!)
これでいいか?
(案内された机と椅子だけの簡素な部屋で足を組んで座る。疑うような視線を向けてくるスタッフに座ったまま、使用人に持ってこさせた現金の入ったいくつかのアタッシュケースを広げてみせる。態度がわかりやすく変わったスタッフに金額を確認させるとすぐに立ち上がった。この間、それだけの大金を払った少女には視線もくれず、あちらからかけられた挨拶にやっと面倒臭そうに口を開いて)
...ああ はじめまして。ついてこい、1人で歩けるな。
(/それなら良かったです。こちらも一旦失礼します。)
ええ、もちろん。
(見たこともない大量の札束と相手の高級感漂う装いに驚きで目を奪われると同時により一層の不審感を相手へと募らせる。アタッシュケースの中の金額を確認し終えた数人のスタッフたちが異質に思えるほどの愛想の良さで相手へ接している姿を横目に眺めていたもののそれもすぐに終わり、拘束されていた身を自由にされると同時に不審感故に一定の距離を置きながらも相手へと歩み寄り)
私はエマ…エマ・グラッドよ。貴方は?
ワン・チャオヤン。覚える必要は無いが。
(彼女の不審感など気にする様子もなく、返答を確認して振り返ることなく部屋を出た。歩きながらも相手の質問に答えるが、興味もなさそうに覚えなくて良いと吐き捨てる。暗い外に出ると正面には黒い高級車がまわしてあり、運転席から降りてきた白手袋の男が朝陽に声をかける。朝陽が中国語で何かを言えばその運転手は後部座席の扉を開けてエマに微笑みかけてきた。それに合わせて背後の朝陽も何も説明せずにエマに乗るように手で示して。)
(相手の返答に眉を顰め緩く首を傾げたものの、自分へエスコートするように微笑みかけてくる運転手に気が付くとその表情を和らげて同調するように笑みを浮かべながら後頭部座席の奥の方へと座る。相手まで座席にエスコートし終えた運転手が運転席へと移動しゆっくりと車を発進させる様子を何気なく見つめた後、相手の方へと向き直り)
覚える必要がないって?偽名ってこと?
君が俺を呼ぶことはないということだ。
俺には金と権力がある。あと欲しいのは名声だけだ。だから身寄りのない子供である君を引き取った。意味はわかるな?
心配するな、悪いことにはしない。
むしろ、君が望むものはなんでも手に入る。
部屋も使用人も、服も本もゲームもなんでもだ。君はただ俺の屋敷内で暮らしていればいい、俺と会う必要も無い。
信じられないなら今すぐやってもいい、君の望みはなんだ?
(車内で汚い格好をしたエマに近づかれると眉間の皺を深めて息を吐く。いい加減面倒になったのかエマの質問に答えるのとついでに自分の意図を口にした。その間名前を呼ぶことは一切なく"望み"も金で買えないものを言われるとは思っておらず。一気に淡々と吐き出すと、エマにもう一度だけ視線を向けて運転手に服屋に行くように指示し、後は自身の発言は嫌われるには十分でもう話しかけられることもないだろうとシートに体を沈め。)
名声の為だけにあんな大金を?…お金の感覚がどうかしてる。
(闇の人身売買で買い取られた子供がその後買い手の人間からどのような扱いを受けることになるか程度はわざわざ調べなくとも容易に想像が付いており、大方自分も似たような境遇を辿ることになるであろうとある程度の想定をしていたために相手の返答に眉根を寄せ信じ難いと言わんばかりに肩を竦めて首を横に振る。そのまま相手から視線を外し車窓から見える移ろう外の景色を眺めながら溜息を零し)
…綺麗な嘘を吐いて誤魔化す大人は嫌い。だから滅茶苦茶でもそれが本当なら貴方みたいな大人は嫌いじゃない。…でも、貴方に私の望みは叶えられない。お金をいくら積んだとしても。
貧乏人と金銭感覚を共有する気は無い。
...君が俺を好こうと嫌おうと顔を合わせることもないのだから関係ない。
(どうかしていると言われても気にせず、成功したあと転がり込む金額に比べれば端金だと切り捨てる。嫌いではないという言葉に驚いたように眉をあげるが、すぐに眉間のシワを深めて上記を吐き捨てた。
エマがため息とともに窓の外を見始めたのを見て、不満げに肘置きに頬杖をつき目を閉じて自身もため息をつく。金で買えないものはないと言う気はないが大抵の事は金で解決すると彼女の反対の窓を眺めながら問を口にし。)
なんだ?綺麗事は嫌いだと言っておいて金で買えないものに価値があるとでも言うのか?
それとも逃がしてくれとでも?
まさか。逃がして貰ったとして私は帰る場所なんて何処にも無いもの。私が欲しいのは――――……
(ぼうっと外の景色を眺め続けていたものの、服屋へと辿り着いたことでゆっくりと車が停車する。車から先に降りた運転手が自分側の扉を開き愛想良くエスコートするのに合わせて降車し、続けて運転手が相手をエスコートして降りてくるのを往来していく上流階級の買い物客たちの姿を眺めながら待つ。その中に自分と同年代と思わしき少女が優しげな両親と楽しげに談笑しながら歩いていく姿を捉え、じっとその姿が見えなくなるまで見つめ)
なんだ、親か。親の義務は子を守り育てることだろう。
お前を捨てて自分たちだけ借金取りの届かないところに逃げた親になんの価値がある?早くしろ。
(止まった車から降りてエマを見て深くため息をつく。買った時点でいくらか事情は聞いており、苛立ったように昔自分に何度も言い聞かせた言葉を相手に言うと、スタスタと早足に目の前の服屋に入ってしまい。扉を開けた瞬間、かしこまって集まってきた店員に声をかけて店の奥に入って行くと、そこには店内の服とは素人目にも価値が違うとわかる洋服がずらりと並んでおり。スーツの偉そうな店長らしき男に声をかけるとエマにも選ぶように指示をして。)
とりあえずパーティドレスを2,3枚。普段着るものは何枚でもいいから多めに選べ。足りなくなったらまた買えばいい。
…聞いたのね、両親のこと。
(闇系の市場で購入されたということもあり、自分の経緯を幾分知っている様子の相手に驚きで目を丸くしながら暫く見詰める。なんとか相手の後ろに着いて店内へ入り相手の言葉に頷くものの、置いてある服はどれも素人目にもわかる高級品ばかり。もちろん自分にもこの店で売っている服は高価なものだとはわかりながらも初めて見るそれらに好奇心が先立ち、近くの光沢感のあるライトブルーのワンピースを手に取ると相手の目の前に立ち)
凄く綺麗…!こんなの初めて見たわ。チャオヤンさん、これならどう?似合う?
あのお喋りなスタッフがペラペラとな。
ああ、肌が白いから色が映えて似合う。生地も高級感もあるが爽やかで君の年代にはあってるんじゃないか。
(相手が目を丸くして見つめてくれば、その宝石のような瞳を無機質に真っ直ぐ見つめ返して、先程のわかりやすく態度の変わったスタッフを思い出してうんざりとした表情を見せる。似合うかと聞かれればジロジロと上から下まで見てから、褒めるというよりは事実を述べているだけのように淡々と肯定し。その間にも店長が何枚か似合いそうなのを見繕ってエマに差し出して見せ。)
本当?こんな高級で綺麗な服を見たのは初めて!
(金銭的な感覚というよりは子供心に夢見たドレスのような綺麗な服への喜びから興奮気味に笑みを浮かべながらすぐ傍らの壁に設置されていた鏡にワンピースを宛てがった自分の姿を映してはしゃぐ。相手の言葉にも気を良くして上機嫌にしていたものの、店長の持ってきたどれも高級感があり美しい服の数に目を見張り、店長から受け取った服と相手の顔とを交互に見遣り。)
え…こんなに?どれも綺麗だし着てみたいけど…私にこんなに?
(/遅くなってしまって申し訳ありません。端末の調子が悪くて遅くなってしまいました。)
ああ、普段着るものだからな。
多くて困るものではないだろう、幸運なことにうちのクローゼットはそんなものでは埋まらないから安心しろ。
あれも似合いそうだな。持って来て貰えるか。
(相手の喜びように、自分が引き取られた先でここまで高級ではなかっただろうが、きちんとした服を与えられた時のことを思い出し、頬を無意識に緩ませる。こちらを見てくるエマに深く頷いてから、人形の服を選ぶような感覚なのだろうか無表情なまま、エマに似合うと見立てた白や水色など清楚だがふんわりしたシルエットの可愛らしい少女趣味なものもいくつか店長に指定して持ってこさせて。)
(/こちらの返信を書く前に投稿してしまいました、失礼しました。端末の調子が戻られたようでよかったです。これからも楽しませていただきますね。)
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