透 2017-05-31 20:38:24 |
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まず、あの二人が変わらず此処に在るのを見て安心した。元気そうで、本当に良かった。
同時に、時を辿りたくなった。今ならあの頃の自分を客観視できるし、数日は美しい言葉の海に沈んでいられる。
掬い上げる思いは心地好いものだけではないけれど、それを加味してもあの頃の記憶に浸りたい。
誰の目も届かないからこそ、安心して溺れられる。
……記憶を掘り起こしながら漸く探し当てた場所を、薄灯り一つで容易く気付かれるなんて驚いた。何と言うか…情けないところを見られてしまったなあ。( 頬掻き )
改めて挨拶に伺うよ。大切な言葉は直接伝えさせて。
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一周年おめでとう。生活や感情を切り取って貼り付けた自由帳のような、そんな空間をこれからも言の葉で彩っていってください。
作った日を何気無く見てみたら此処は昨日で一年だったみたい。
がらんどうになっていた期間が長いから何処か他人事のような心地だけれど、一年は一年。これからも俺の歩調でのんびりと綴っていようと思う。
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この時期の夜風は程よい湿度を含んで柔らかいな。
風呂上がりの肌を撫でられるのが心地好くて、ついつい夜半まで窓を開けたままにしてしまう。
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見失わないように上げておこう。
ただ、ゆるりと言葉を落とすのはもう少し先になると思う。
二人とも息災に過ごしているようで良かった。
また君の姿を見れて良かった、嬉しかった。それと同時に、黒く汚れてしまった自分が醜く思えた。変わらない、名前の通り透き通った天然水の様な君が居て、本当に良かった。どうかこれからも、君のままでいて。昔の自分を思い返させてくれて有難う。
礼を言うのは俺のほう。まさか逢えるとは思わなかったよ、ありがとう。
譬え汚れていても貴方は貴方だ。こうして此処を訪れて声を掛けた事実や心遣いは揺るがないし、貴方がどんな風に変わっていたとしても俺にとって貴方が大切なのは変わらない。
貴方が求めるならその汚れを洗い流せる。何て言ったって天然水だからね、…なんて。
いつでも戻っておいで。俺はずっと此処にいるから。
嗚呼、それ分かります。
月が丸いと感じた日に満ち欠けカレンダーを見ると幾望で、翌日の夜を待ち遠しく思っても其の時になるとすっかり頭から抜け落ちてたり。
痩せ細った月を見たときにふと思い出して、仄かな落胆が残る。
でも明日は綺麗な望月が見られそうだ。
全てが柔らかな暮色を帯びる黄昏時に、俺は五歳くらいの女の子と歩いていた。
周囲は閑静な住宅街。すれ違う人はなく、視界の端には塗装の剥げた遊具が二つ三つ転がされた公園があった。
女の子と言っても視認している訳じゃない。傍らに在るのは透明な気配と上服を引く弱い力。
不思議と其れを女の子と認識し、当たり前のものとして受け入れていた。それどころか、少し眠たげで虚ろな表情までみえていた。
言葉を交わす事も、帰るあてもない。二人きりの世界をただ只管歩くだけ。然し胸中は穏やかに凪いでいた。
――という夢。不思議なくらい何も起きなかった。
内容はふわっふわで中身は空洞、入れ子細工って表現は言い得て妙だ。
開けても開けても柔らかいものが出てくるのは良いですね。これからの季節は鞄に一つ忍ばせておきたい。
アンゴラウサギは写真で見た事がある。ましろい毛玉…。極上の触り心地だろうなあ。
パツパツのハンで作ったチャラチャラのチャーーーーン!!!!!!???
#アツアツでパラパラのチャーハン ( /838442 )
惜しい。
奥華子 / 楔
つべのおすすめに出てきて久し振りに聴いた。
絶対不可侵の沁み入るような美しい歌詞は相も変わらず。ただ、これを心から肯定するのはまだ難しいらしい。
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