ち　よ　こ　れ　ヰ　と

棒くん

うん分かりました。
わたしも、この間からきっと同じようなことを
考えて居て、棒くんにどう接すれば良いかわからなくて
言いたい事を我慢して当たり障りないような
事を書いていました。
本当はもう来ないつもりでしたが、
何か書かないと行けないのかなぁと思って
自分の気持ちを隠して、今日書きにきました。
嫌な気持ちにさせちゃって
迷惑かけてごめんね。
それと、沢山、私に優しい言葉をかけてくれて
ありがとう。

まだ一週間も経ってないのにわらける

あんまりホイホイ人様の所に行くもんじゃないな

ぐらぐらする


周りを見なさすぎたのか


言葉をそのまま受け取りすぎたのか

SIDE:A

　　明日、会えるかな。

　そうメールを送ったのは、愛しい彼女がそばに居ない寂しさを誤魔化すため。先程送ったメールを読み返して、早く返事が来ないかと画面を見つめる。腰掛けたソファの背もたれに体重を預けると、ギシ、と音を立てて革が軋んだ。そろそろ買い替え時じゃないだろうかと、後で提案してみよう。お揃いのカップの中で揺れるミルクの波を眺めながら、ゆうるりと目を細めた。




SIDE:B

　彼からの連絡はすぐに分かるように、通知の音もランプも人とは違う。抱き締めていたお気に入りのクッションを放り投げて、携帯電話に飛びつけば、予想外の連絡に思わず頬が緩んでしまうのを止められない。滅多に会えない彼からの誘い、断る理由なんて一つもない。すぐにオーケーの返事を送ってから、明日着ていく服を選ぶ。これは前回着ていった。アレは可愛いと言ってくれた。そんなことを思い出しながら過ごす時間は、とても幸せだった。


(6月3日の誕生花 紫陽花――「移り気」「無情」、スイカズラ――「献身的な愛」）

すきとか　きらいとか


そういう言葉を名付ける前に、離れないといけなくなってしまう。


みんなと時間の流れ方が違うのかな


そんなにすぐに決められないよ

ホントのことを話したくなってしまった時に辛いからそっと距離を離すのに、ウソのところを繰り返し突かれてしまったら息が出来なくなってしまうから。


今日はセンチメンタルに浸ろう

理解を急がなくても大丈夫だと思います。
好きでも嫌いでも、その他だとしても、貴方の感情には違いない。
見失わないように、大事に抱き締めて守ってあげるだけで十分だ。

今はただ、ゆっくりと息をしてください。

　

ありがとうございます
感情は難しいですね。色の名前みたいにたくさんあって、グラデーションのように変わっていくようです。
触れられる形に喜んでいたら、色が見えなくなっていたみたいで。


あたたかい言葉をありがとう
ゆっくり息、落ち着くみたいだ。

感情。自分の一部なのに、ままならないものですよね。
気分転換に見る角度を変えてみてもいいかもしれませんよ。
視認できないだけで、きっとなくなったわけじゃないから。

いいえ、思考を乱すような煩わしいものでないなら良かった。
考える事に必死になると呼吸を忘れますからね。酸素は大事。

　

自分のこともままならないのに、人の色はもっと見えない。きっと、見えていると思っている色も少しずつ違うんだろうな。
そう、ですね。でも、もう俺はいいかな。新しいお気に入りを見つけるのは得意なんです。無くしてしまった今この瞬間は少し寂しいけど、俺よりもそれを必要としている人が居るから。


あなたの声は落ち着くんです
そう、なんですね。いつも焦ってしまう癖があるんです。これからは呼吸、忘れないようにしますね。


俺は、本を読んでいるのに向いてます。作者側にも、登場人物にも向いていない。貴方は素敵な物語を、素敵なコと紡いでいてください。

解答はその人の心にしかない。その人自身も、貴方のように自分の色を見失っているかもしれない。寄り添いたい、知りたいと思う心があれば、間違いだらけでもいいと思います。
まだなくなってないですよ。落ち着いて手を伸ばせばきっと触れられるはずです。…得意でも、つらいことには変わりない。

向き不向き、得手不得手は問題じゃないでしょう。貴方が読者なら俺は語り手くらいがお似合いだ。あなたならわかるだろう。…その決断をして貴方の望みが叶うとは思えないんです。

　

それならきっと、誰かが支えてあげるべきだ。魔法を使える誰かが。俺はまだウソを被っているから、真直ぐな言葉には勝てないんです。
まだほんの少しだったんです、触れていたのは。俺も独占欲が強いから、きっとこのまま触れているのも良くないんです。また誰かを迷子にさせてしまう


素敵な語り手の紡ぐ言葉は、遠くから聞いていても耳に響きます。それだけで心地いいんだ。だから、どうか俺のことは気にしないでください。

最初はただ見ていたかっただけなんだ


それがどうして、冷たい水に触れるように、指を伸ばしてみたくなってしまっただけ。


元在る世界を壊すために腕を差し込んだわけじゃない

初めまして
以前からここに来てた者です。
二人のやり取り見てるけど誰も悪かねーよ！
ただ少しお互いに言葉足らずだったのかもな
でも、そんなの考えて思い悩んでも仕方がない
価値観、相性が合って初めて長く続くもんだろ？
まー見てて初っ端から飛ばし過ぎてた感じだったけども
趣味が合うと話が弾むってもんだ！
あまり気を揉んで思い悩むなよな！
深呼吸して、ゆっくりゆっくり呼吸整えて
また気の合う仲間と楽しく過ごして欲しい
あの子のことは心配するな、俺は二人はなんも
間違ってないと思ってる。それに女はちょっと目を離してもダメだぞ。次は気を抜くなよ！（笑）
それと、あんたの文章素敵だな！
感受性豊かで儚いな、あんたらしい文章だな。

初めまして
ん、前から見ててくれたんですか。ありがとうございます
んー、と。ちょっと難しい……。話の中で、誰の矢印がどっちに向いてるのかがイマイチ……？

言葉を褒めてもらえるのはすごく嬉しいです。気が向いた時に、また来てください。

嗚呼……もう、男とか女とか、そういう話が嫌なんです、ごめんなさい。

ホントのことを書いたら嫌われてしまうかもしれないし、恥ずかしい。


でも、こんなに素敵な場所を作れたのは初めてだし、このまま何も言わずに傷つけるままなのは心苦しいから、ヒントだけ伝えさせて下さい。


眠りの牢獄、です。

きっとこれを隠していたから、俺もちゃんと言葉を紡げなかったし、貴方にも嫌な気持ちをさせてしまった。


もしも許してもらえるなら、また友達になれるといいけど。


ああ、そうだ。眠りの牢獄ほど深いものじゃないんです。伝えるのが難しい……ただ、この方が話しやすいというだけで。

魔法なら貴方だって使えるでしょう。気付いてないかもしれないけど、貴方の持つ言葉は魔法のようだと思います。
勝敗なんて想いが途切れるまでわからない。貴方が生きている限りまだ間に合います。もう遅いなんてことはないから。
…自分の行動が今あるものを壊してしまうかもしれない。そういう不安は恐ろしいと思います。でも、誰かが迷子になれば迎えに行けばいい。貴方の思い描く最悪の事態よりも未来は優しいものだと、俺はそう思います。

それだと物語の登場人物が足りなくなってしまうでしょう。…我儘は百も承知です。どうか遠くに行かないで欲しい。貴方の声を聞いていたいよ。