_ 2017-05-30 07:25:29 |
通報 |
なんでもない顔で朝が来るから、少しだけ安心できる。
自分が居なくても世界は回ってくれている。
自分が何かを取ってしまったということに後で気がつくのが嫌なんだ
知らないうちに手の中に入れてしまったものが、返せないものが相手の欲しかったものだったというのが悲しくて耐えられない。
一日経つと、町の人たちがそのお店に関わる記憶を忘れてしまう、ちいさな図書館。
そこに置いてある本は、町の人や、外から来た人が置いていった、“いらない本”。そこへ寄贈した本に関する記憶も、図書館を出て一日経てばすっかり無くなってしまう。
読まなくなった本。忘れてしまいたい思い出の詰まった本。
それらが詰まったちいさな町の図書館は、木で造られていて、古風な佇まいは、ぽつんと空間を切り取って貼り付けたよう。
そこの店主だけが、全ての本の思い出を背負っている。
訪れた人が、導かれるように昔自分で置いていった本を読み涙する姿も、どうしてかその本だけを読むことが出来ない姿も、すべて。
(6月4日の誕生花 ニッコウキスゲ――「日々あらたに」、ウツギ――「秘密」「古風」)
相方さんの試合を見るために、昔少しだけ住んでいた場所の近くに行く。
でも、自分が住んでたのはずいぶん外れの方だからなー。ちょっと分かんないかもしれない
こわれもの、再読中に思い出した
この人、三浦とか横須賀の方に住んでる人なんだっけ。
だから、出てくる場所が自分の知ってる場所ばっかりで……うん。それも運命みたいな巡り合わせのひとつだと思ったんだった
別に恋がしたくてネットに埋もれてるわけじゃないのに、妙な独占欲が揺らぎそうなのはよろしくない。
うーん、というか、相手に相手ができた時に自分の相手をしてもらえなくなるのが寂しいのかも。子どもみたい
彩を楽しめなくなってしまったのはどうしてだろう
自分に生まれた色が、それは補色ではなくて、ただ突然ぽんと混ざってしまった汚い色のように思えてしまったのかも。
と、そんな綺麗な表現をしてみたけど、結局は自分が何かの邪魔をしてしまうのが面倒なだけ。それなら静かにこの世界に閉じこもって、中から外を眺めている方がいいと思っただけ。
自分にできることなら叶えてあげたいけど、ひとつの湖にはみんなはおさまれないかもしれない。
望むことが大団円ならきっとそれはまだ難しくて、片方が出ることで均衡が保てるならそれは自分の方がいい。
ふたつが保てるほど大人にはなれないし
倉橋ヨエコさん、坂本真綾さん、植田真梨恵さん、天野月(子)さんがすき。
明るいメロディに仄暗い言葉が乗っていたり、静かなメロディに前向きな言葉が乗っていたり。
トピック検索 |