審神者 2017-05-28 15:33:13 |
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(彼へと質問を投げ掛けた刹那、それへと被さるようにして聞こえて来た空色の髪の彼の声。"主殿"と呼ばれた事と"心配されている"という旨が予測できる言葉より彼がとても信頼されているのだろうと理解すると同時にそれと同じ位心配される人物なのであろうという事も理解して。"走って帰る"その言葉を残すや否や先に走り出してしまった彼に一緒に居たのは時間にしてものの数分の事であろうがどこか童心のような物を感じており。その後ろ姿を軽く苦笑を浮かべつつ見ている事数秒。数歩ほど前に居た彼からの視線を感じればそちらへと視線を。柔和な笑みと優しげな言葉遣いから審神者を名乗った彼と似たような雰囲気を感じるも何処か目の前にいる彼の方が確りとした印象を受ける。質問と共に告げられた先刻の謝罪は悪意を感じていなかった為何の事かと一瞬首を傾げ。合点がいけば、笑みを浮かべつつそれに対してと投げかけられた質問への返答を。)
__あぁ、別に気にしてませんよ。俺は一ノ瀬 蒼真です。"迷い子"とも言い難いんですけど、帰り道が分からない時点で"迷い子"ですね。
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