セイチャットゼロワン 2017-05-03 21:07:18 |
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天魔の章
一話「争いの後」
約、数千年前、
天使と悪魔の地位と名誉を賭けた戦いが
始まり、
結果、天使達の勝利で終結した。
そして数百年経ち、天使達の居場所は平和が訪れる筈だった。
※このお話は実際にあるものとは異なりますのでご了承ください。
数千年前―――――
????「――――以上が今現在の我々の戦力です。ヴェルズ様。」
魔界全土を統べる魔神王ヴェルズは少し黙々と黙り込んだ。
ヴェルズ・サタン「・・・・・そうか、報告御苦労。
そろそろ準備に取り掛かれ タナトス。」
タナトス・エヴォルト「はっ!かしこまりました!ヴェルズ様。」
魔界呪術師タナトスは一礼をしてから部屋を出てある場所へ足を運んだ。
????「おっ!タナトスのにーちゃん!よぉ!」
一人の男が近づいてきて、タナトスに声をかけてきた。その人物は
タナトス「! これはこれは。サマエル様 このような場所で一体何用で?」
ヴァイト・サマエル「うん、実はね、新情報があってサタンの処へ行くついでなんだ♪」
魔界王の左腕のヴァイト。片手に魔界お手製のお菓子を食べながら歩いていた。
タナトス「私はついでですか(笑)あっ!そうだ!もし良かったら何ですけど・・・」
タナトスは手持ちの資料から少し分厚いものを取り出してヴァイトに渡した。
ヴァイト「・・・・・これって担当はガブちゃんじゃ?」
タナトスは少し困った顔をして
タナトス「実は・・・・・・またあのお方は下等の女に手を出しまくりの最中で・・・」
ヴァイト「・・・・アー・・・。うん、わかった 僕が渡しておくよ。」
※魔界、天界での立場は「魔神王(天魔王)⇒側近⇒司令、指揮官⇒監視、管理官⇒騎士長⇒竜騎士、術師(呪いや、召喚含めて)、重戦士、騎士、戦士、兵士」
※魔界で作られてるお菓子は主に恨みを残した人間の骨で作られた白いせんべいです。
タナトス「すいません。わざわざ「超」大魔神王の左腕で側近でもあるサマエル様にこのよう
な厚かましい事を」
ヴァイト「いいってwんじゃね~」
タナトス「はっ!」
タナトスは一礼をしてからその場を去っていった
ヴァイト「・・・・あ、そーだったそうだった。サタンの処に行って「あの」事言わないと」
サタンの書斎
ヴァイト「・・・・・ってこ事で、ほい 例の奴らの情報」
ヴェルズ「・・・・・む、そういう事か・・・。」
ヴェルズはヴァイトに手渡された新情報の資料を黙々と見ていた。
ヴァイト「んで?あいつ呼んでおく?今、大貧民層の女の子に手ぇ出してるけど」
ヴェルズは手元の資料を机に置いてから後ろに向き
ヴェルズ「・・・・いや、直接俺が呼んでおく。」
ヴェルズは蝙蝠電話を使って呼び出すことにした
????のプライベートルーム
大貧困層の女「あっ、あん!らめぇ~!!!ヴォロ様のピーでピーに
入れられちゃうぅぅ~!!」
????「にしし、やっぱ胸がデカい女は性欲も満更ではないな!もっとやってや――」
プルル、プルルと蝙蝠電話が鳴り、上底の無いハーフリムの眼鏡をかけた一人の男
が手に取る。
????「はい、こちらはヴォロ様のプライベートルームですが・・・・サタン様ですか。 はい・・・・はい・・・・はい・・・・わかりました今から変わります。」
先ほどの女性と戯れた一人の男が近づいて
????「もしかして例の?」
????「左様でございます。ヴォロ様。」
眼鏡をかけた男がヴォロに電話を差し出す。
ヴォロ・ガブリエル「ありがとーウィッズ」
ウィッズ「はっ、 用がございましたら声尾をおかけください。」
ウィッズは一礼をしてから部屋を出る
大貧困層の女「いや~んもう行っちゃうの~?」
ヴォロ「んー。もうそろそろ行かなきゃ。またねぇ~あっ、そうそう用を済ませたらまた遊
ばせてあげるから、はいっプレゼント」
※蝙蝠(コウモリ)電話とは・・・・・魔界で飼われているペットで、特殊な機械で作られている。ちなみに機能についても階級に連れて便利な携帯電話でもある。
※蝙蝠電話の性能の階級:普通の位⇒新機能は特に無し。中間の位⇒位が中間以上の人全員
に連絡を入れられる事が出来る。
上位(優秀な位):上位の位を持つ人た達にしか極秘の電話会談し
かできない便利な機能。エリート級:電気代の消費は無し、
更に無駄なバッテリー消費の心配は無しな24時間いつでも使える
機能。(正し修繕代はウン十万と掛かる痛々しいもの。)
女「わ~っ!!!ありがとうございます!!」
女は胸を弾ませながら箱の中身を開けた
女「?ヴォロ様、いったいこれは――あ、もういない・・・・。」
ウィッズ「ヴォロ様なら既にあの場所へ行かれた。シャワーなら自由に使えとおっしゃってい
たぞ。」
女はえぇ~と言いながら箱の中を見せて
女「それと、これは何ですか?」
ウィッズ「・・・・?」
ウィッズが覗くと驚いた顔をした。
ウィッズ「まったく・・・・あのお方は・・・・・」
はぁ~と息を吐きながら何もない天井をを見上げた
~~そのころの天界~~
????「はぁ~忙しい忙しい」
資料をせっせと運ぶ女性がいた。そしてドアをコンコンコンとノックする音が聞こえる
????「開いてますよ~!!!今手が離せないので勝手に入って下さい!!!」
一人の落ち着いた女性が入ってくる
????「あ、オーディンさん、いたんですね」
そういいながらオーディンの元へ歩いていく。
オーディン「あら、セイクリッド様、まだ会合の時間ではないですよ?」
と言いながら資料をきっちりと机の上に置く。
セイクリッド・エデン「あ、そうだったっけ?ごめん」
と言いながらスクリーン側の右前の席に行き資料を手に取る
オーディン「いえいえ あっ、そうだ!それならその資料見ます?」
と言いながら片手に資料を持ってタイトルを指す。
セイクリッド「あっ見せてください!気になります!・・・そういえば今週辺りは確か」
と言いながら前列の席に座る
オーディン「えぇ、あと一か月後に控える天魔大戦争です。それについての資料がこちらに
なります」
資料に書かれていた事とはーー?
※2話に続きます。
天魔の章
二話「勝利への進み方」
※あらすじ
資料に書かれていたものとは――
※続き
オーディン「こちらの資料では―」
オーディンは重ねていた資料を次々と紹介していた
2時間後
セイクリッド「・・・・・これなら奴らも倒せるはずって事?」
オーディン「えぇ、そういうことになります。幸いにも、神様は我々に恩恵を与えて
くださるので体力の消耗はご心配ないかと。」
二人が会話している最中に次々の面子が入ってきた
????「あら、事前会議?それなら私達も参加した方が良いかしら?」
セイクリッド「!3人とも!あっもうそんな時間?」
とセイクリッドは壁に掛けられていた時計を見ながら言う。
オーディン「・・・・・のようですね。それならもうすでに分かった事
だけでも皆さんにご報告いたしますね」
とオーディンは席を促すように手を椅子に沿える。
オーディン「・・・・・という訳で、これならこの作戦も上手くいけると確信出来ます」
????「へぇ、それなら私の軍は此処を重点的に攻めてラグナロク率いる天空軍で」
ラグナロクは次のページを見ながら口を開ける
ラグナロク「我々の軍は地にいる敵軍を攻めつつも奴らの法の天空対策軍も
倒すという事で?」
と言いながら資料の見解を示す。
セイクリッド「・・・・・そうなるわね、それならオーディン軍とラグナロク軍は
そこを任せるとして・・・・ベガ軍は恩恵の支援と戦闘系の支援で良い?」
ベガ・フォルク「えぇ、我々はそういうのしかできないので防御支援は難しいので・・・」
????「わたくし達セイント軍、ですわね?」
ベガはうなずくように
ベガ「えぇ、お願いするわ、セイント。」
エデンがゆっくり椅子から立って
エデン「・・・・・決まりね。そうなったら早速」
オーディンがみんなの前に移動して
オーディン「えぇ、一か月後に控える大戦争に向けて訓練しましょう。
神様の召使を相手に。」
エデン「それじゃ、みんな、全力で魔界の軍の侵攻を阻止して攻めまくるわよ!」
全員が一斉に立ち上がって
全員「おぉー!!!!(掛け声)」
と気合を入れながら準備に取り掛かった。
~~~一方、魔界では~~~
ヴェルズ「・・・・・ハァ・・・・・」
ヴェルズは片手にペンタントの写真を見つめ名から溜息をする。
ヴォロ「ん?なんだ、そーんな顔をして」
ヴォロがヴェルズの顔を覗く
ヴェルズ「・・・・・二人だけに俺の昔の話聞いた事あるな?」
ヴォロとヴァイトが机に正面を向けたソファーに座り
ヴォロ「あぁ~、確かあのお前がまだ生きていた頃の」
ヴォロがそういいながら目の前のお菓子に手を伸ばすと
ヴァイト「ホァタッ!」
ヴァイトが猛スピードで手を叩いた
ヴォロ「あだっ!!!痛ってぇなオイ!」
ヴァイト「それ、僕のお菓子なんだけど」
ヴァイトがそういいながら能面顔で様子をうかがう
ヴォロ「わ、悪かったよ・・・・ったっく・・・」
ヴォロが手をさすりながら座っているソファーの肘を枕替わりにしながら横になる
ヴァイト「確かまだ僕らより前の世代が居た頃で僕らが生きてた時デショ?」
といいながら骨煎餅を片手にバリバリ食べる
ヴェルズ「・・・・・・さてと・・・・・招集だ あいつらを呼んでおけ。
今から会議だ」
ヴェルズがそう言うと二人はその場から立って
二人「りょーかい!」
三人はそれぞれ行動を開始した。
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