short story(短期/練習/募集)

良かった、喜んでもらえてすごく嬉しいよ。次も頑張るね。
(相手の満面の笑みに瞳を細め、声を弾ませ答え。味噌汁を飲めばホッと息をつき)

……真緒ちゃん、今日は学校お休みだよね。どうする？買い物とか、行きたい場所とかって何かある？
(相手を見つめ首を傾げればこれからしたい事は無いかと問いかけ)

小太郎嫁に来ない？
(なんて冗談を真剣な顔で言い何事も無かったかのように「そうだね。小太郎どっか行きたいとこある？」と頭を傾けながら言い)

何言ってるの、もう一緒に住んでる家族じゃない俺達はさ
(冗談には事実混じりな冗談で笑いながら返し、箸を進め。ﾃﾚﾋﾞで流れる天気予報に視線を向け)
俺は……特に無いかな。真緒ちゃんと一緒に過ごせるならそれで十分幸せだしさ。家でDVD見るのも、外晴れるみたいだから公園まで散歩でも、何でもいいよ。真緒ちゃんはどこか無いの？

そうだけどさー。
(天気予報を見る相手を見ながら頬を膨らませ「ならショッピングモール行こっか！」と笑いながら言い)

いいね、じゃあお昼も向こうで食べようか
(行き先が決まれば名案だと微笑み、ﾌｰﾄﾞｺｰﾄの様子を思い出せばそう提案し。「ご馳走でした」と言えば空の食器を重ね流し場へと向かい)

了解！ご馳走さまでした！
(向こうで昼を食べることを了承し手を合わせて言い食べ終わった食器を流しに持っていき「着替えてくるー！」と言い自分の部屋に走り)

転ばないでね？
(自分と相手の分の食器を洗い､着替えに駆けていく後ろ姿に顔を綻ばせつつ見送り。自分はｴﾌﾟﾛﾝを外し黒のﾊﾟｰｶｰを羽織､椅子に座って相手を待ち)

お待たせー！
(と水色のTシャツに白い短パンで白いパーカーを羽織ながら走ってきて)

(/寝落ちしました！そして遅れました！ごめんなさい！)

可愛い洋服だね。それじゃ行こうか
(相手の服装に笑みを浮かべ感想を述べ、立ち上がり玄関へと向かえば先に扉を開けて支え､相手が出てくるのを待ち)

(/大丈夫ですよ、のんびり行きましょう！)

小太郎もかっこいいよ！いってきまーす！
(相手から誉められ嬉しそうにし玄関に向かい相手もかっこいいと言い靴を履き後ろを向き行ってきますと言い玄関を開け)

(/ありがとうございます！)

いってきます。……道はこっちで良かったよね？
(相手が出たのを確認してから玄関扉を閉め、然り気無く手を握れば道を問いかけ)

うん！小太郎はなに買う？
(道を聞かれれば此方であってると言いショッピングモールに行ったら相手は何を買うか聞き)

うーん、俺は……料理本が欲しいかな。真緒ちゃんは何を買いたいの？
(雲一つ無い空を見上げ唸れば、思い付いたものを口に出し。視線を相手に戻せば同じ質問を投げ掛け)

私は洋服とかかな。
(相手が料理本と言いお母さんみたいと思いつつも声には出さず少し悩みつつも答え)

洋服かぁ……気に入る物が見つかるといいね
(相手ならどんな服も似合うだろうと頬を緩めつつ、ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞﾓｰﾙへと歩を進め)

でかー。
(ショッピングモールの外見を見て想像以上に大きくショッピングモールを見ながら口を開け固まり)

ふふ、口が開いたままだよ真緒ちゃん。此処に来るのって初めてだったっけ？
(相手の大きく開いた口に思わず笑いながら指摘し、その驚きように首を傾げれば上記を訊ね)

あがっ！うん。初めて！
(相手から口が開いたままと言われ自分が今口が開いたままなことに気付き恥ずかしくなり頬を少し赤くしショッピングモールを見て目を輝かせながら言い)

(/遅れてごめんなさい！)

可愛い。そうだったんだ、それじゃゆっくり見て回ろうか
(頬を赤らめる姿にクスクスと笑っては､繋いだ手を引きゆっくりとした足取りでズラリと立ち並ぶ店を眺めながら歩き初め)

(/大丈夫ですよ、2週間に1度返してもらえればそれで十分ですので！)