遠山 和葉 2017-04-19 23:47:24 |
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ふーん、さよか。
__和葉、ホンマは前以て用意してたんとちゃうか?明らかに可笑しいやろ、シートも弁当も作って。
( 探偵としての性か、何処か腑に落ちず少しばかり素っ気ない返事を返し。相手の隣に座ると差し出された弁当と、相手の様子にやはり用意してたのだなと何処か直感的に察し受け取りながら上記を )
うん。___ えっ?! な、なんで分かったん。
( 素っ気ない返事にこくりと頷くも、次の言葉にどきりと肩を揺らし、驚いたように彼を見つめ。やっぱり平次には敵わない。「あ、でもな。これ無理して食べんでもええよ、アタシが食べたくて作っただけやから。」とバレてしまった恥ずかしさを誤魔化したくて、お弁当に目をやりながらペラペラと話し。 )
俺を誰やと思うとんねん、西の高校生探偵やぞ?いつもと様子が違ごたら、そら分かるわ。_んで?言うてみ、何か望みがあんねやろ?あー先に言うとくけど、宝塚やったら行かへんぞ。
( 予想が当たれば、やっぱりかと内心納得し上から目線で当たり前だろと眉間にしわを寄せ。相手の何処かソワソワした様子と準備の良さに少々疑いの目を向けていたのは事実で。少し間を開け口を開くと、無神経にも此処迄用意周到ならば何か理由でもあるのではと更に問い掛けて。ある程度の望みなら聞けるが苦手な劇の鑑賞だけは却下と先に告げ。
「俺の分の弁当なんやろ?せ、折角作ってくれたんやから食うわ。そ、それにや食べへんでバチ当たったら困るしな」渡しといて何を今更と思い、自分のために作ってくれた弁当を返すつもりは更々なく。こんな時なんて言えば良いのか分からず、嬉しさ半分照れ臭さ半分から冗談を交え )
___せやな。べ、別にそんなんとちゃうよ!
ただ…お花見行くのが楽しみやったから。それだけや。
( 確かに平次相手に隠し事をする方が無理だろう。何かあるのかと聞かれるも、特に理由がある訳ではなく、ただ彼とお花見に行きたくて準備してきただけだったので、恥ずかしそうに笑うとぽつり呟き。「平次、食べてくれるんっ?!おおきに。___味、大丈夫やんな?」お弁当を素直に受け取ってくれた彼。嬉しくてぱあっと表情を輝かせるも、味が気になるようで心配そうに顔を覗き込み。 )
へ?…さ、さよか。なんや疑うてしもてすまん。
( 理由があった訳ではないのだと知り、素頓狂な声を出し目を瞬き。そうとは知らず変な先入観を持ち疑ってしまい申し訳無く、頰を掻きながら素直に謝罪し。
「お、おお。丁度腹も空いてきてたしなっ_この卵焼き美味いやんけ!」彼女の嬉しそうな表情にドキリとし頰を少しばかり赤くし。彼女の無邪気な笑顔に改めて惚れているのだと再認識すれば心が擽ったい不思議な感覚に包まれ。口が裂けても今はまだ言えない本心を隠す様に弁当を開けると、綺麗な形の卵焼きを一つ頬張り感想を )
何やの、えらい素直に謝ってくれるやん〜。
( 珍しく素直に謝罪した彼が何処か可愛く見えて、くすくすと笑みを零し。卵焼きを口にして褒めてくれた相手を見ると、堪らなく嬉しくて「せやろ〜!それ、自信作やってん!いっぱい食べてや〜。」なんて得意げに。 もっと食べてと言わんばかりに彼の方へぐいっとお弁当箱を寄せて。 )
( / そろそろ場面展開してみたいなぁと思っているのですが、何かご希望のシチュありますか〜??個人的には高校の文化祭や体育大会などのイベントもしてみたいな〜と思ってます!(笑) )
はっ、何言うとんねん。俺は普段から素直やろが。
( 普段素直に謝ることなど滅多に無いが、元から素直だろうと怪訝そうに告げて。
「ちょ待て、そう急かすなや。全部食うたるからゆっくり食わせろて」嬉しがる彼女に自然と笑みが零れるも、急かされているように感じ落ち着けと少々呆れ気味に制止を。折角の花見で然も彼女の手作り弁当なのだから、もう少しゆっくりと味わいながら食べたい。卵だけじゃ無く、その他のおかずやおにぎりにも手を伸ばし )
(/ 文化祭良いですね!こちらの希望としては、夏祭りやってみたいなぁと。あとは、何方かが異性から呼び出しを受けて告白受けてる所をみてしまい〜みたいな展開などもどうかなと!)
よう言うわ。いっつもアタシが折れたるやん。
( 自分も素直ではないのだが彼も相当だと、ふっと鼻で笑うと強気に述べて。「___おおきにっ。めっちゃ嬉しいわ〜。また作るなぁ。」彼からの″全部食うたるから″が嬉しくてふわりと柔らかく笑みを浮かべ。やっぱり好きやなぁ、なんて大好きな幼馴染みを愛おしそうに見つめ。)
( / はっ、夏祭りすごくしたいです!(笑)是非しましょう!!どちらかが告白されるのも面白そうですね!!楽しみすぎます〜〜! )
そやったか?なんやよう覚えてへんわ。どちらか言うたら、えらい強気のくせして何かあるとびーびー泣いとる画しか浮かばんけどな。
( 惚けては負けじとからかい口調で、顎に手を当て思い返す素振りを見せニヤニヤとしながら上記を。こんな冗談を言えるのも気の知れた相手だからこそ。泣いたと言っても今思えば心配掛けてしまった自分に非があるのだが。
「頼むわ、こないな弁当やったらいくらでも食えんで。__あ?人の顔見て何ニタニタしとんねん、気色悪い。落ち着いて食われへんやんけ」また作ってくれるとの言葉に本心から喜び、ニカっと少年のような明るい笑みを浮かべ。弁当を食していると感じる視線、落ち着かないと怪訝そうに相手を見遣り )
(/ 告白の場合、平次だともれなく例の橋の上の二の舞になるかもです(笑)
どのシチュからやりたいなどご希望ございますか? )
うっさいわ。アタシかて泣きたくて泣いとんのとちゃう。
誰かさんが心配掛けるからやろ〜?
( 自分が泣いた事を思い返せば大体が彼関連であって。冗談混じりに此方も言い返すとじろりと睨み。
「ほんま?良かったわぁ。___に、ニタニタなんかしてへんわ、あほっ。」彼の少年のようなキラキラした笑みに思わず頬が緩んでしまい。確かににやにやして見つめていだろう事を指摘されると、図星で恥ずかしくてつい悪態をつき。 )
( / 間違いないですね(笑)そうですね、では夏祭りから如何でしょう?? )
せやから言うてるやろ、心配せんでも平気やて。
( 心配掛けてしまったいるのは申し訳ないと思いつつも認める性分では無くて。嬉しい反面変な心配をして欲しく無く、その都度平気だからと言っている訳で。
「なんやねん_ご馳走さん。…おお、どないした?」表情がコロコロ変わる相手に忙しいなと感じつつ、弁当を完食すると丁度着信音が鳴り電話に出て )
(/ 了解しました!場面切り替えれる様に、ちょっとした展開を盛り込みました )
___ちょっと気合い入れすぎてもたかな。
( 今日は毎年恒例の彼との夏祭り。くるりと振り返って鏡で確認してみてはぽつり一言。今年買ったばかりの浴衣と綺麗にアレンジをしたヘアスタイルで、迎えにきてくれる筈の彼を家で待ち。浴衣はいつも着ていたようなものではなく、薄い紫色の大人っぽいデザインにチャレンジしてみて。「…もうちょっとや。…何でこない緊張してんのやろ、アタシ。」約束の時間はまだだが落ち着かず、そわそわと部屋の中を歩き回り。)
( / ありがとうございます。ぽーんと飛ばしてしまいましたが大丈夫でしょうか?? 上手く場面展開できず申し訳ないです…! )
こりゃ確実に遅刻やな、連絡しとかんと_。
( 成る可く事件に遭遇しない様にと気を配っていたのだが案の定事件に巻き込まれ。事件は無事解決したものの、場所が遠く今からでは約束の時間に間に合いそうも無く。スマホを取り出すと約束している彼女に電話をかけ )
(/ いえいえ、大丈夫ですよー!毎度の事ながら事件に遭遇してます( 笑 )
___もしもし、平次? え!事件やったん!
…ええよ、待っとくわ。
( もうすぐ約束の時間になるというのに彼が来る気配はなく。その時、彼から事件に巻き込まれたので遅れるという電話が入り。事件を放っておけない彼だから仕方ないと思いつつも、いつも悪いタイミングで起こる事件に何だか腹が立って。怒りを抑えながら上記を述べ。 )
( / ありがとうございます。さすが平次くん!事件を呼び寄せてますね(笑))
ああ、すまんな。
( 申し訳ないと感じつつも、怒っている様子は感じ取れずに少しばかりホッとして。それでも急いで行かなければと、電話を切り愛用のバイクに跨がれば彼女の自宅へと向かい。
「_こんばんは、和葉居てます?」暫くして彼女の自宅前に着くとエンジンを切り、邪魔にならない様端にバイクを停めて。遠山家のチャイムを鳴らせば、彼女の母親が出迎えてくれ用件を伝え )
あっ、平次。思っとったより早かったやん〜。
事件大丈夫やったん?
( チャイムが鳴り母親が出るのを見ると、駆け足で追いかけて後ろから覗いて声を掛けて。さっきまであんなに腹が立っていたのに彼の顔を見ると怒りが薄れてきたから不思議なもので。「8時から花火あるねんよ。はよ行くでっ」と彼の背中を押して早く行こうと促し。 )
大丈夫や。お、押すなや。
( 顔を出した彼女に笑顔を向け応えると、急かす相手に少々戸惑いながら背中を押されるがまま外に出て。
「人多いねんから、離r…!」そのまま歩き出し、祭りなのだから人の多いのは容易に予想出来。注意を促そうと隣を見ようとした瞬間、いつもと違う彼女の装いにドキリとして言葉を詰まらせ )
うわぁ、人めっちゃ多いやん。
( 外に出るともう既に沢山の人が浴衣を着て行き来きしていて。人混みに流されないように懸命についていくも、慣れない下駄のため早く中々早く歩けず。何故か彼が言葉に詰まれば「___へ? 平次、どないしたん?」なんて、きょとんとした顔で彼の顔を覗き込み。 )
_な、何でもないわ。ただ、迷子にならん様に気ィ付けやって言いたかっただけや。
( 名前を呼ばれた事でふと我に帰るも、覗き込む相手を直視出来ず顔を逸らし背を向けて。
「ほな、行くで」彼女の雰囲気に眩暈にも似た感覚を覚え、まさか見惚れていたなんて口が裂けても言える筈が無く。クラっとする甘い彼女の雰囲気に飲み込まれない様にと再び歩き出し )
え?何もないことないやん。
平次こそはぐれたらアカンで〜。
( 覗き込んだ顔を逸らされ背を向けられると益々不思議に思い彼の正面に回り込み。長年の付き合いから様子が違う事はすぐに分かったようで、くすりと笑いながら上記を述べて。彼の心中を知るはずもなく、背中を追い掛けるように小走りで駆け寄り。「ちょ、待ってや。___ あっ、すいません。」出店の近くはかなり混んでおり人をかき分けるのに精一杯で思わずぶつかりそうになり。 )
うっさいわ、ガキやないんやから迷ったりせえへんわっ。
( 高校生にもなって迷う訳がないと、悪態をつきながら少々不機嫌に先を進み。人混みから抜け少し開けた場所に出て振り返ると後を付いてきている筈の彼女の姿が見えず、まさか逸れてしまったのだろうかと周りを見渡し。
「注意して早々コレかいな_ったく」自分の注意さも足りてなかったと困った様に頭を掻きながら、未だに人でごった返す出店通りに溜息をひとつ。矢鱈に動いてすれ違いでもしたらそれこそ、探すのは困難だろう。それでも心配の気持ちが大きく、人混みの中へ再び入っていき )
あれ? 平次ー?!
アカン、完全に見失ってもうた。
( 彼の背中について行っていたつもりが、目を離した際に見失ってしまい。彼の名前を呼びながら歩くも、あまりの人の多さでとても探せる状態ではなく。更に慣れない下駄のせいか靴擦れもしてしまっていて。バーンと音が聞こえ空を見上げると、時間になったらしく花火が上がり。「___平次と見たかったんやけどなぁ。何で上手く行かへんのやろ。」ただ彼と見たかっただけなのに空回りばかりしてしまっていて。花火を見ながら涙を堪えぎゅっと口を結び。)
_見つからんな。
( 人混みを掻き分けながら辺りを見渡し探すも彼女の姿は見つからず。盛大な音と共に夜空へ打ち上げられた花火。それにつられる様に移動し始めたお陰で、少し空いていきて。
「_何しけたツラしとんねん。」空いて来たこともあり探しやすくなり、彼女の姿を視界に捉え近付けば声掛けて )
___あっ、平次…!
もー、どこ行っとったん〜。花火始まってもたやん。
( しゅんと肩を落として花火を眺めていると後ろから彼の声が聞こえ、目尻に浮かんだ涙をバレないようにぬぐい、ぱっと振り返り。もうこの人混みでは会えないだろうと諦めていたのか、相手の顔を見ると安堵したようで「今日は…もう会えへんかと思った。」ぎゅっと彼の服の裾を掴むと、俯いてぽつり呟き。 )
そら、こっちの台詞や。逸れて居らへん様になった、どっかのアホをずっと探してたんやからな。
( やれやれと溜息を一つ吐けば、いつもの様に悪態をつきながら呆れた口調で。
何処か様子の違う相手に、これだけの人混みで不安でもあったのだろうか。呟きが聞こえたようで、それでも聞こえなかったふりをし「_まあええわ。折角の祭りなんやし、花火見んと損すんで?」ぶっきら棒にそれでも普段らしく、少しばかり柔らかい声色で続け )
もぉ、うっさいわ。
平次がどんどん歩いて行ってまうからやろ。
( 見つけて貰えて嬉しかった筈なのに素直になれず、こちらも言い返すように同じく悪態をつき。「___うん、ほんまやな。…うわぁ、凄い!めっちゃ綺麗や!」彼の言葉にこくりと頷くと空を見上げ、次々と上がる綺麗な花火に思わず感嘆の声を漏らし。 )
夏はやっぱ花火やな_さてと、もう帰んで。
( 次々と打ち上げられる花火に四季の良さを感じ。フィナーレを告げる最後の盛大な花火が上がり、周りの人々の歓声に耳を傾け。楽しい時間はあっという間に過ぎていき。そろそろ帰らなければ彼女の父親から何を言われるか分からない。また迷子にでもなったら困ると、さり気なく手を差し出し )
うん、せやな。___…え? 平次、ええの?
( 最後の盛大な花火が終わると思わず大きく拍手をして。彼の言葉にこくりと頷くとさり気なく差し出された手。これは繋いでもいいという事なのだろうか?思わず頬を赤めて、ぱっと彼の顔を見上げて上記を尋ね。いきなりがっつり握るのはやっぱり恥ずかしくて、ドキドキしながら取り合えずそっと相手の指先を握ってみて。)
(/お久しぶりです。
随分とご無沙汰になってしまい、申し訳ありません!
すぐ返せればよかったのですが、PLの事情により長らく来られませんでした。
もしまだ居られる様でしたら、是非ともまた絡ませて頂きたく…!可能でしょうか?
願いを込めて上げさせて頂きます。)
(/その様なお言葉、此方こそ嬉しいです。
ありがとうございます!
絡み方としては前に続けた方が宜しいでしょうか。
もしくは新たなシチュで絡み直しますか?)
(/そうですね、では前のものに続けさせて頂きますね!)
っ…し、しゃあないやろ。また迷子になっら敵わんからな(赤らめた顔に不覚にもドキリと胸が鳴り、素っ気なくそっぽ向くと指先を握られた手。この人混みでは簡単に逸れてしまう、そんな言い訳を作りつつ一旦握られた手を離し再度がっしりと握り。)
( / 了解です!ありがとうございます。)
… そないすぐ逸れへんわ、阿保。
( しっかりと握り直された手にドキドキと胸が高まり紛らわすように軽く悪態をつき。手なんていつぶりに繋いだだろうか。思った以上に大きくて男の子らしくて、思わず頬を赤めてしまい「___こんなんめっちゃ久しぶりやなぁ。平次、こんな手 おっきかったっけ?」なんて、へらりと笑い。 )
あん?当たり前や、もう高2やぞ。そら手も背もデカくなるわ( 何を当たり前な事を言ってるのだろうか、なんて怪訝そうな顔で見遣り。とは言え子供の頃、それも幼少時は普通に当たり前の様に手を繋いで居たもので。成長と共に恥ずかしさもあり、いつの間にか手を繋ぐなんて無くなり。「和葉の手ェは小さいな。ちゃんとメシ食うてるんか?」性別が違えば手の大きさも違ってくるのも当たり前だが、それにしても華奢で守ってあげたくなる様なその手に思わず問い掛けて。)
まぁ、そらそうやねんけど…。
( やっぱり相手は男の子なんだなぁ、なんて当たり前のことを実感していて。今、大好きな彼とこうやって手を繋いでいる事が信じられなくて。「ほんま??大丈夫、ばりばり食べてんで!」彼の問いに、にっこりと笑いながら元気に答えると、「___… なぁ、そういえば!今日のアタシ、どない?」ふと思い出したように嬉しそうに浴衣の感想を求め。 )
さよか…まあ食べ過ぎてぶくぶく太らへんよう気ィ付けよ( 返答に安堵したのも束の間、つい揶揄いたくなり何処か上から目線な物言いで少しばかり空いて来た帰り道を歩き出して。
次いで出た問い掛けにドキリとして直ぐ様足を止め振り向き「和葉…」真剣な表情で名を呼んだかと思えば意味深に間を開けて。)
はぁ? 何なん、太らへんわ!
( どこか上から目線に聞こえる彼の物言いに頬を膨らませると、じろりと睨み。足を止め振り向いたと思えば、真剣な顔の相手がいて。こちらも足を止めれば彼と視線が交じわり。期待と不安でドキドキと大きく胸が高まり、「___ 平次…?」首を傾げて相手の次の言葉を待ち。 )
…馬子にも衣装、やな(じっとみていたかと思えば、照れが邪魔をして素直に言えず揶揄い。こういう所が自分でも子供だなと感じ、どうすれば素直になれるのだろうかと思う所。「ま、まあ、いつもと違てええんとちゃうか?」先程まで直視していたものの、いざ感想をと思うと真っ直ぐ見る事が出来ず、視線を横にズラし頰を掻きながら)
…せ、せやろ〜? ちょっと大人っぽくしてみてんで!
( 彼の次の言葉を不安げに待っていると、視線をずらしながらではあるが相手からの感想が聞けて。良かった、安堵の笑みを浮かべると「___ 来年も一緒に来れたらええなぁっ」なんて、楽しそうに述べて。)
( / 宜しければそろそろ場面転換しませんか〜?? )
そんならまた来たるわ、和葉一人やと迷子になってしまうからのう(上から目線な態度で先程の逸れた件をまた話題に出してはニヤニヤと悪戯っぽい笑みを浮かべて。
「あっ、そんなら来年は工藤や姉ちゃんも呼んで一緒に来てもええかもな」ふと思いついた様にまだ早い来年の予定、というより一つの提案を示して。)
(/そうしましょう!時期的に文化祭シチュなんてどうかなと考えているのですが、希望などはございますか?
なんなら修学旅行とか(笑))
何や上から目線なんが腹立つわー。
迷子ならへんわ、さっきは平次がどんどん行ってまうからやろ〜。
( また来年も言ってくれる、という彼からの返事が嬉しくて思わずにやけてしまいそうになるのを堪えながら、上から目線な物言いにジト目で見て。こちらも負けじと言い返し。「ほんまやなぁ!蘭ちゃんらも呼びたいわぁ。」相手の提案に楽しそうに賛同して。 )
( / 文化祭アリです!修学旅行もしたいです!以前言っていたどちらかが告白されてるのを見てしまう、っていうのも盛り込みたいですね(笑)取りあえず文化祭しましょうか!)
––––はあ?劇やと⁉︎やる訳ないやろ、却下や却下!俺は出ぇへんからな(夏が終わり一気に涼しくなるこの季節。街中の銀杏や紅葉の木が紅く色付き、世間的には読書の秋やら食欲の秋なんて言われ様々なイベントが開催される。そんな中、改方学園高等部2年のとある教室でもこの時期に学生ならば定番のイベントについて議論されており。女生徒が劇の提案をすれば、つかさず嫌だと反論して。自分の意見に同意するかの様に男子生徒からも声が上がり。)
(/すみません、バタバタしておりまして遅れました;
場面転換をと変えてしまいましたが、大丈夫でしょうか?)
( / とっても遅くなりまして本当に申し訳ありません!バタバタしておりました…!場面転換ありがとうございます。まだいらっしゃいますでしょうか? )
ええやん、劇楽しそうやわぁ。
白雪姫とかシンデレラとかどない?!
( 只今、文化祭の出し物決めの真っ最中。彼を筆頭に反対する男子達をじろりと睨むと、立ち上がり、意見を出した女子に便乗して提案してみて。「平次、裏方したらええやん。劇出んでもええねんで!」彼が劇に出たくないならと裏方を挙げてみて。とは言っても本当は表舞台に立つ彼が見てみたいのだが。 )
はあ?ガキやないんやからそないな劇やるわけ無いやろ。状況考えろや、俺一人裏方やる言うた所で他の男も反対してんねや。無理や無理。
(何も提案しないくせして相手の意見を悉く反対して。裏方だったら、なんて案を一瞬受け入れそうになるも自分一人賛成した所で狡いだの何だのと言われるのが目に見えており賛成も出来ず。親友の東の高校生探偵が通う学校の学園祭でも劇をやっていたのを思い出し、もし同じ立場で幼馴染がヒロインをやるなんて事になればそれこそ耐えられないかもしれない。そんな思いもあり賛成したくなくて)
(/こちらこそ遅くなりまして申し訳ありません。
もし可能でしたら、引き続きお相手願いたいです!)
はぁ〜、ホンマしょーもない男やなぁ。
工藤くんは出てくれとったのに、ノリ悪いわ〜。
( 溜息をつくとワザとらしく彼のライバルの東の名探偵の名を出し、「ええよ、ええよ。工藤くんは出来ても平次には出来へんことあるよなぁ。」なんて笑顔を作って。これに乗せられて彼が首を縦にふれば他の男子達もついてくるはず。これも負けず嫌いな彼の性格を分かった上での作戦であり。)
( / わわ、返してくださってありがとうございます!!こちらこそです。宜しくお願いします。 )
…おいコラ、なんで工藤が出てくんねん。関係ないやろ。
(ライバルの名を出されあからさまに不機嫌になれば、比べられた事によりイラついてひたいに青筋を浮かばせ表情を引攣らせて。「あいつに出来て俺に出来へん事なんかあるか!げ、劇でもなんでもやったるわ!」ライバルに負けてられない。嫌という気持ちよりも闘争心が勝り、勢い任せにやると宣言すれば忽ち周りの男子からブーイングが起こり『男の主役はお前がやれよ、服部』なんて声までも聞こえて)
おおっ、聞いたで。男に二言はナシやで〜。
( ライバルの東の名探偵の名前を挙げると、想像通り乗ってくれた彼。クスクスと笑うともう引けないように悪戯っぽく上記を述べて。「ええやん、平次主役やりーや!」なんて、楽しそうに賛同すると、たちまち周りの女子から「じゃあ、和葉が相手役やな!」なんて言われてしまい。 )
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