春兎 2017-04-16 23:22:19 |
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以前から気になっていた、エスカ&ロジーのアトリエを始めました。
これ、メルルの後の作品だよね?
メルルよりもカクカクしている気がする……。
お味噌汁を飲んでたら、つるっと滑ってひっくり返してしまった……。
謎の鼻血も出るしで、時間ギリギリか!? と思ったけど、意外といつもより早めにお家を出られた。
やっぱり、前日に服を選んでおくのって、かなりの省時間になる気がする。
季節の変わり目、空気の変わり目。
いろいろな思い出が甦ります。
どれもこれも、胸がぎゅうっとなるのは変わらない。
ただ不思議なのは、こんなに苦しく想うのに、いつの間にかそれがまたいつもと同じ空気になっていること。
記憶が薄れていくのと同じ感覚なのかな。
四季の移り変わりは一生の縮小版みたいに
四月から乗り始めたバスは、時間によって三種類の系統を使い分けているせいか、いまいち道が頭に入ってこない。
いつ見ても新鮮な景色は何度見ても飽きなくて、今日もじっと窓の外を眺めていた。
きっと、ふいに間違った道に入ってしまっても気が付かないだろう。そのまま、こことは違う世界に迷い込んでしまったらどうなるだろう。
そんなことを考えながら窓にもたれかかっていると、透明のガラスに、透明の雫が一滴落ちた。
あれ、と思った瞬間には、雫の数はどんどん増えて、垂れた水は線になっていく。
「傘、持ってないのに」
隣から聞こえてきた言葉に思わず振り返ると、声の主は驚いたように目を瞬かせ、はっと口を手で覆った。
「ごめんなさい、口に出ちゃってましたか」
気まずそうに紡がれた言葉は語尾がどこか丸くて、耳にストンと入ってくる心地よい声だった。
そんなことないですよ、と嘘をつくのも可笑しな話だし、ただ一つ頷きを返すと、口元を覆っていた手は恥ずかしそうに顔を隠した。
「いつも、なんです。咄嗟に思いついたことが抑えられなくて。特にこういう静かな所だと余計に。頭の中で考えてる言葉が鮮明になって、思考なのか声なのか分からなくなるんです」
顔が覆われてるせいで少しくぐもった声は、やけに饒舌だった。照れ隠しもあるだろうけど、きっと良くも悪くも素直な人で、隠し事なんて出来ない性分なのだろう。
「なんとなく、分かります。それに、静かな場所で浮かぶ言葉は、嘘も柵も無い物が多い」
相手に誘起されたのか、我ながらやけに詩的な言葉を使ってしまったような気がして、恥を誤魔化すように再び窓へ視線を戻した。
会話が終わったと思ったのか、それ以上話が続く事は無かった。ただ、さっきまではまるで一人きりで居るようだった室内で、隣の存在をはっきりと感じるようになっていた。
結局、相手も自分と同じ終着駅で降りるようで、最後まで椅子から立ち上がる気配はしなかった。
雨脚は徐々に弱くなり、降りる頃にはすっかり止んでいた。
「あ、止んだ」
思わず口にしてしまったのは、やっぱりさっきの相手に影響されているに違いない。ぴったり重なった声に、一度目とは異なる意味で振り返る。
顔も口元も隠れていない、嬉しそうな、どこか恥ずかしそうな笑顔は、これからの晴れ空を見るようだった。
▷▶雨 の 日 の バス
無性に煮物が作りたくて、なんとなく筑前煮の材料を買ってきたけど……。
豚肉の小間切れがあるのを忘れていた……期限が、期限がアアッ。
お野菜の下拵えって面倒な物が多いけど、無心でやってると癖になる。
手縫いで直線を縫ってる時の感覚に似ています。
【春兎】
宇宙からやってきた天才科学者。穏やかな人物と評されるが内に狂気を隠し持つ。
己の理想の世界を作るために、この世から「人を思いやる感情」を消滅させる。
毎朝一杯の青汁は欠かせない。
今日は、診断メーカーで出たコレでなんか書こう。ロルか、SSか。
この世界の食べ物や飲み物は、甘味も苦味も、辛味も、母星の物と比べて随分と薄く、ぼんやりしている。
唯一まともに喉を通るものと言えば、この青汁という健康ドリンク。鮮やかな緑色、喉に張り付くような粘度、何よりこのしっかりと主張してくる苦味が、いかにも体に染み渡っているようで好ましい。
ただ難点は、あまり飲み過ぎると腹を壊す。だから、一日一杯、憂鬱な朝に飲むと決めている。
「博士、今日はどこへ赴きますか?」
「そうだねぇ……。この間はスーパーの従業員だったから、今日は公園に来ている親子でも攻めてみようか」
この星の人間は、味と一緒で全てが薄い。生ぬるい。人を思いやるなんて甚だ可笑しな話だ。私は、そんな生ぬるい感情を消滅させるために、日々、自らの足で観察と研究を重ねている。
先日行ったスーパーなどゾッとした。やれ試食だと言って毒物でも入っているかも分からない食べ物を押し付けてくるし、頼んでもいない買い物袋を一枚余計にカゴへ入れてくるし。以前、助手に無理やり作らされたポイントカードを家へ置いてきたと言ったら、次に加算されるようにしてくる始末だ。
あまりに酷い惨状を思い返して溜息を吐いてから、助手と共に近所の公園へ向かう。
あそこは通りかかる度にうるさくて、中で騒ぐ子どもや親は、まるで全員が知り合いかのように振る舞っていた。互いに持ってきた菓子を分け合い、玩具を共有する。全く以て生ぬるい。
「着きましたよ、博士。何をするんですか?」
「研究の第一歩は対象の観察から。あそこのベンチに座って、周囲の行動をしっかりと観ていましょう」
中途半端な太陽の光と、擽ったくなるような柔らかい風が極めて不愉快だったが、手頃なベンチに二人並んで腰掛けると、更に不愉快な事が起きた。
「おじちゃん! ボール投げて!」
足元へ転がってきたゴム製のボールの持ち主は、少し離れた位置からこちらへ手を振ってきた。
おじちゃん、と呼ばれた事も非常に腹立たしいが、人に気安くものを頼む態度が生ぬるくてなお気に入らない。しかし、駄々を捏ねられて下手に目立つ方が問題なので、仕方なくそれを手に取った。
「ちゃんと取るんだよー!」
上手く取れなくて泣かれても鬱陶しいからな。ひとつ忠告をすると、ちょうど子どものそばへ行くようにボールを放り投げる。
「すみません、うちの子がワガママ言って」
満足げな表情で受け取った子どもを睨み付けていると、ふいに隣から声を掛けられた。
見ると、先程の子どもに手を振っていたので、きっと彼奴の母親なのだろう。
「いえ、構わないですよ」
人間の方から声をかけてくるのは都合が良かった。このままコイツらの生ぬるい思いやりとやらの裏に隠された感情を調べてやろう。
「これ、よかったら。子どものおやつに、と思ったんですけど、たくさん作りすぎちゃって」
女の手に広げられたハンカチのような布の上には、兎やら熊やらの形をしたクッキーが並んでいた。スーパーの店員と言い、この星の人間は食い物を与えるのが好きらしい。
だが、いつ誰に毒を盛られるとも分からないこの星で、そう易々と食べ物を口に出来るわけがない。
▷▶続 く
無登録、かぁ。
最近、男女左右問わずやってみたい欲に駆られているから、時間の空いている時にちょうどいいのかなーとも思いつつ。
ロルは回さないと練習できない!( ふんす、 )
豆とか短とか苦手だし、限られた時間の中で長も回せるようになれば力はついていくかな……って。
アイディアを考えるのは自由かな
キャラクターの種類を豊富にできる舞台か、
世界観に魅力のある舞台か。
できればどちらも……が良いけど、原作があるものならまだしも、両方を取るのは難しいような気がする……。
って書いてたら、良いのを思いついてしまった!
本当は、もっと下がったところでひっそり書いているのが良いんだろうけど……。
待ちきれないから書いちゃおう。
トピック【ストーリーテラー(無登録 / 3L / 豆~長)】
ざっくり:様々な童話の登場人物たちが暮らす世界。迷い込んできた男女は、その世界の(女)王様である「ストーリーテラー」になる素質がある。世界の中はテーマパークのように区画分けされていて、それぞれに各童話のキャラクターが住んでいる。迷い子は自由にそこを訪れることができる。
心配なのは、童話系は需要があるみたいだけど、みんなは童話のキャラクターをやりたいのであって、童話のキャラクターと話したいわけじゃないかもしれない……っていうこと。
追々、提供するキャラクターは増やすとして……まずは何が良いかなぁ。
【赤ずきん】→森の小屋
赤ずきん(女) / 狼(男)
【ヘンゼルとグレーテル】→お菓子の家
ヘンゼル(兄) / グレーテル(妹)
【アラジンとまほうのランプ】→タージ・マハルのような御殿
アラジン(男) / 魔人(男)
【人魚姫】→海に浮かぶ廃船
人魚姫(女)
くらいかな?
うーん。考えれば考えるほど、あの場所にご挨拶をした方が良い気がしてきた。
わあああ、すごく嬉しいです!
まだアイディア段階なので、どうなるかは分かりません。
ですが、もしも出来上がった暁には、是非参加して頂ければと思います!
トピック名【ストーリーテラー( 無登録 / 童話 / 3L / 豆~長 )】
>1 世界について、規則
>2 提供キャラ
>1 世界について、
夢か、うつつか。眠ると夢を見るように迷い込むこの世界には、童話の住人が暮らしている。
夢かと思いきや、意識はハッキリしているし、痛みも、味覚もしっかりしてる。
うつつかと思いきや、まるで遊園地のように色々な世界が混在してる。
そんな世界で、あなたは王様(ストーリーテラー)になるべく導かれた。
ストーリーテラーになったが最後、この世界から逃れることはできなくなる。
夢のまま終えるのか、うつつにしてしまうのか。
それはここを訪れた迷い後次第――。
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