Shall We Dreaming ? / 非募集

Shall We Dreaming ? / 非募集

フラミンゴ  2017-03-30 08:35:20 
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フラミンゴにとって特別な元アリスがだけが
鍵を持つ

純白を多色に染めて

>Candy flossのような髪を持つ少年以外入室禁止



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  • No.572 by イ・ソヨン  2018-12-09 20:14:38 



(驚きに思わず、少しの間息が止まる。ぱちりと瞬きをしたのをキッカケに同じく自身の為に彼が何かを願ったことを知る。擽ったい気持ちが胸を刺激し、小さく肩を震わせながらクスクスと笑いを漏らして。「そらええわ!うちら二人揃うたら強運すぎて無敵ちゃう?一先ずクリスマスにとびきりのプレゼントでも期待しとこかなー」彼が真剣に祈ってくれたからこそ、何だかしおらしく感謝するのは照れてしまう。つい混ぜっ返すような返答になってしまったのはご愛嬌。にんまりと口許に弧を描くと、態とらしく意味深げな視線を投げてよこし。美少女、などと評されるのな悪い気分ではない。然し言われ慣れていないから反応が遅れてしまったのは仕方のないこと。「す、凄いわ…。そんなスマートに褒められるなんてお兄さんモテるやろ?」つい見当違いな褒め言葉が出てしまい、尊敬するような眼差しを送って。揶揄うような言葉に考え込むように首を傾げ。彼の言うような事態は先ず想像出来ず、何となく頭の中に帽子屋邸の3人を思い浮かべる。襲われるなら寧ろ3人の方が不安だ。はっと、脳内で行き着いた結論に眉尻下げあわあわと衝撃を受けては勢いのままに今し方話された手を今度は両手で掴んで。「お、教えて!お姉ちゃんなん、ピカイチのセンスやからいつ狙われるか分からんっ。それに三月兎ちゃんは美貌の男やからストーカーがおるやもしれんし、眠り鼠ちゃんはのんびりしとるから気付いたら変な人に囲われとるかも…!!」想像力が豊かすぎるのか、思い描いた結論を口に出して人一倍心配の声を上げては護身術なるものの教えを乞い)

  • No.573 by 白の騎士  2018-12-09 21:08:39 



まさか、素性も何も知れたもんじゃない男がモテる訳ないだろ(素直に告げた言葉は思い掛けない方向へ進んでおり、そんな突拍子の無さに堪える事も出来ず"はははっ"と楽し気な笑い声を零してから肩を落としつつ頭を左右に振りながら返事を続け。彼女の自衛のための護身術だった筈なのに、又も見当違いの方向に話が向くと「待てよ、落ち着いてくれ。帽子屋も三月兎も眠り鼠も心配されるような奴らじゃないだろ。そんな好き物は現れないさ」先ずは一つずつを訂正していくようなゆっくりとした喋り方で言葉を送り、「私が心配なのはアリスだけだよ。幾らピカイチのセンスだとか美貌の男だとかのんびりしてるだとか……君は随分持ち上げてるみたいだけど、そんな大層な奴らじゃない。君みたいな可愛い女の子と一緒に暮らしてるんだろ、奴らだって男なんだ。警戒に越したことは無い」護身すべきは姿も見えない誰か相手にではなく、姿の見える目の前の三人に有る筈。何とも逞しく頼りになる発言の彼女に「だから、私が言いたいのは――今だって本当は危ないぞ。ってことだ」伸ばした人差し指で彼女の鼻頭をトンと突っ突いて言い切り)

  • No.574 by イ・ソヨン  2018-12-11 20:30:20 



ふふーん、お兄さんさては知らへんな?一定の女子にはミステリアスな男の人って魅力的にうつるねんで?(にんまり、と両方の瞳を細め、得意げに胸を張ってとっておきの情報を伝える。きっと他の妙齢のアリスでも彼の事を気になっている子はいる筈。親指と人差し指を立て"バーン"と彼に向けて撃ち抜く仕草をすると「覚悟しとる方がええよ。恋する乙女のパワーは凄いからな」片目をパチンと瞑って警告の一つを。丁寧に訂正される言葉にむむ、と眉間に皺は寄っていく。今までそんな心配をされたことがない。お転婆すぎて子女に見られたことがないのだ。鼻頭に生じた衝撃に首をすぼめ、片手で鼻頭をさする。「ええー、そやろか?まあ、お兄さんがそんな心配してくれるんやったら、気をつけるように努力はするわ」何とも自信なさげに心許無く返答し。直ぐさまこの態度を変えるのは難しい。それに目の前の彼が忠告してくれてはいるものの、そんな恐怖を感じないのだ。じ、と高い位置にある顔を見詰め「でも今はそんな警戒せんでもええやろ?やってお兄さんの隣なんや安心するもん。それにどっちかって言うとお兄さんの熱い想いに白の女王様の身の方を心配するわ」ケラケラと笑い飛ばし。安心する、というのは本当の様で"ふわー"と欠伸をしては隣りに座る彼の肩に頭を乗せ暖をとるように身体を近づけ)


(/今晩は、お世話になっております!実は褐色男子を創作しているうちに二つプロフィールが出来てしまいまして…是非とも主様にどちらと絡んでみたいのか意見を聞きたく…っ。可能でしたらこちらに二つのプロフィールを投下させていただいても宜しいでしょうか?ご検討お願いします…!)

  • No.575 by 白の騎士  2018-12-11 21:20:18 



――うっ、(心臓を抑え前屈み、背を丸めて撃たれた真似を行っては合わせて苦悶の表情を。直ぐに冗談で有る事を示して両手を広げぱっと丸めていた背を正し。何とも有難い程の信頼を得ているらしい、自分がいるからこそ警戒をしろと言ったのに。警戒も疑いだって何も見られない彼女の表情にきゅと口角を結び。とは言え安心すると言われては悪い気がしない。「君は狡いやつだな。先にそう言われてしまえば出せる手も出せなくなるだろうに」下心を表に出すことは、今彼女から貰った信頼を手放すと言う事。そんなハイリスクを冒してまで得るリターンなんて何が有る。「城での暮らしの方が楽だろ、なんで態々帽子屋邸を選んだんだ。言っちゃぁ何だがあそこの食事は余り良い物じゃないだろ」欠伸をする彼女を横目に世間話のように言葉を綴り、もしも寝てしまったとしても帽子屋邸まで彼女を連れて行ってやれば良いと前提があるからこそで。「今度は是非我が城へ君を招待しよう。その時には我が主にも確りと話を通しておく。私の友人が遊びに来るんだと――君なら大丈夫だとも思うが、彼は少しばかり繊細なんだ。頭に血が上ると首を刎ねたがる。……参考までに聞きたいんだが、君は頭と体が離れても生きていける、なんてそんな種類の人間では?」此処であったのも何かの縁、そう誘いを持ちかける中で心酔するかの男の癖を思い出すと最後には至って真剣な口ぶりで尋ねる様に続けて)

(/何と…!それはとても気になってしまいます…!そしてご親切に相談まで持ち掛けて下さり有難う御座います!。もしご負担で無ければ是非お願い致しますー!)

  • No.576 by イ・ソヨン  2018-12-11 23:29:26 

(狡い奴、など褒め言葉だ。白い歯を見せニィと笑みを浮かべてはピースサインを向け。「人生強かに生きんとな」ペロリと舌先をのぞかせ、悪気なくケロリと言ってのけ。肩先に乗せた頭から彼が喋るたびに振動が伝わる。聴き心地の良い声音も相俟って眠気を誘うようだ。半分夢の中で質問を聞き。何で、なんて考えた事もなかった。ただそうしたいからそうしただけ。己から強引にも住み着いてしまった、といった表現が正しいか。「えー、確かにお城の部屋も魅力的やけど刺激がないもん。帽子屋邸におったら、色んな分野の芸術に触れられるし、刺激受ける。それに…うちお姉ちゃんの作品の大ファンやねん。間近で作業してる姿見れるなん、最高な贅沢やわ。食事に関しては、うちが作れるから問題なしや」半分夢心地のまま、普段よりもゆったりとした口調で答える。言葉にしてみると改めて帽子屋邸で過ごせる事の素晴らしさを感じ、ほんのりと口元に笑み乗せて。肩に擦り寄りながら「せや、また帽子屋邸においでよ。一緒にお茶会しようや。うちの手料理も食べてってほしいわ」誘いの言葉をかけ。折角彼と会えたのだ、これっきりにするのは勿体ない。強請るような口調で告げ。そろそろ夢の中に片足を突っ込みかけた頃、薄っすらと漂う意識の中で彼に誘われた事を理解する。嬉しいな、と思ったのも束の間。続く台詞に眠気など吹っ飛び"え?"と我が耳を疑った。頭を起こし眇めた瞳で美しい目の前の男を見詰めては、細い眉を顰めてみせ。「めっちゃツッコミどころあるんやけど。白の女王様の事もやけど…お兄さんの目にはうちが頭と体切り離されても生きてるようなビックリ人間に見えるん?そもそも、そんな人見たことある?ホラー過ぎて怖いわっ!」ペシリ、と秀でた額を小さな手で叩き、声を大にしてツッコミを入れてしまっても仕方ない。更に彼が殊更真剣に聞いてくるから始末に負えなくて、ガックリと肩を落とす)


(/有難う御座います!では、次レスにて投下させて頂きますのでご一読お願いしますっ。そして意見を聞かせていただけたら幸いです!)

  • No.577 by イ・ソヨン  2018-12-11 23:30:43 

指名(初回交流の拾い主)/
登録、無登録/
名前/イサーク
年齢/36
性別/男
性格/一言で表すとトラブルメーカーのナルシスト、楽しいこと大好きなお祭り男。やる事なす事突拍子なく傍迷惑な男ではあるが、懐が深く快活であり大人びた外見と相まって素敵だと騙される人が多数。肝が座っており豪胆、余裕諾々な雰囲気が漂っている。時折間抜けな一面が垣間見えるがそれさえも相手の警戒を解くために行ったり、と計算が働いている。懐に入れたものには甘いが敵対者には狡猾な面を見せる。
容姿/亜麻色の髪はオールバックにしており、額にはらりと二束ほど落ちた前髪が散る。長さは目の高さよりやや下ほど。きりっと吊り上がった眉は男らしく、長い睫毛は頬に影を落とすほど。瞳の色はアースアイであり、光の加減によって印象を変える。太陽の下だと青色に黄色が混じり、室内だと緑色に橙色が混じる。褐色の肌を持ち、かっちりとした筋肉に覆われた逞しい体格の持ち主。右胸から背にかけて絡みつくように蛇のタトゥーが入れられている。身長193cm、腰には護身用の剣を帯剣。ガタイの良い体に青い長衣を纏い、紫色のベルトで締め、胸元は肌けており褐色の肌がのぞく。上に白色のジャケットは縁を金色で彩られている。首元や手首は金の環や魔除けの呪いを込められた宝石で飾られている。
備考/記憶のないほど幼い頃に火事にあい家族と死別。それからは精神病棟に預けられある程度大きくなってからとある砂漠の集落に預けられ過ごしていた。小さい頃は精神も不安定で事あるごとに医者の厄介になっていた。現在も定期的に大きな街にある精神病棟に通院しているが、周囲にはひた隠しにしている。小さな集落から成り上がり今では大きな商会の会長を務める。
ロルテ/(商談のために訪れた大きな街、此処には昔から通い続けている病院がある。再三顔を見せるよう催促の手紙があり、本日ようやく訪れた次第で。他に気付かれぬよう裏口からこっそりと出入りして馴染みの医者と会話を終えたところ。「はは、Dr.堅い話はなしにしてくれ。その話はまた今度!では失礼する」人差し指を耳穴にいれ聞こえないフリをし、早々と会話に終止符を打つと反論を聞く前にウインクを送って足早に部屋を後にする。全く毎回同じ話を聞かされてはたまったものじゃない、ガシガシと後頭部をかき溜息を落として角を曲がったところ、周囲の景色は一変する。色取り取りの薔薇は其々が意思を持っているように優美に身をくねらせ、誘うように濃厚な香りを漂わせる。その中でも赤い薔薇が一際目に付いて。「こりゃ本当に参った。流石の俺も薔薇の乙女を相手にした事はないなァ。しっかし生きてるみたいだが…本当に花か?何にせよ、こんな愉快な事はない!楽しまないと損だ、損」はらりと額に散る前髪をかき上げ、困ったと言いながらも悠々とした足取りで薔薇園の散策を始め)




指名(初回交流の拾い主)/
登録、無登録/
名前/ネロ
年齢/33
性別/男
性格/一に仕事、二に仕事、三、四がなくて五に仕事といった仕事人間。適当な周囲に振り回される苦労人。取引相手には平身低頭、外面が良いが身内には言葉遣いが荒く、口だけでなく手足まで出る始末。ネガティブな思考の持ち主で、所謂世間一般に言われる高スペックな面子に対して劣等感を抱いている。それを隠さず一層清々しいほどに言葉や態度で表す。
容姿/濡れたような黒髪は毛先にかけて茜色に変色。切れ長の瞳を持ち、鈍く光る琥珀の双眸が印象的。下睫毛が長く、いつも仕事に追われているからか薄っすら隈があるものの、元々褐色の肌を持っているため一見しただけでは気付かれにくい。右に流している前髪は目元を覆うほどの長さ。白のロングワンピースに頭も白いスカーフを巻き、金の環で留めている。額には赤い塗料で魔除けを意味する印が描かれている。
備考/胃薬と栄養剤が友達と豪語するほど仕事漬けの日々、本人もそれを嫌がっておらず、休みの日にまで仕事をしてしまう。むしろ休みの日に何をすれば良いのか分からず持て余してしまい結局仕事をしているという有様。幼い頃の火事の記憶から死に急ぐようにして生きている。小さい頃から入院していた精神病棟の医者には大変に感謝しており、その人のために病院経営を手伝っている。
ロルテ/(ガチャリ、と扉を開け今までいた部屋を出てきた。肩がしょんぼりと落ちてしまうのも仕方ない。定期検診で尊敬する彼に会えたのは良かったが、日々の不摂生を叱られたのだ。更に休みを言い渡されてしまった。一体全体今からどうすれば良いのだ、途方に暮れたようにウロウロと彷徨い歩いているといつのまにか周囲は何処ぞの御宅の庭へ忍び込んでしまったようだ。いや、お宅と言うより城か。現実逃避するように赤い薔薇から目を背け遠い目で青い空を見上げる。「おいおい…待てよ。どうしてこうなった、俺が何をしたっていうんだ。俺はただ仕事がしたいだけなのに……」ブツブツと呪詛のように呟きを零し、きゅ、と痛みを訴えだしか心窩部付近を手で撫でさすれば、ポケットから胃薬を取り出し、口に放り込んだかと思えばガリガリと噛み砕いて)



(/正反対な感じの二人ですが、どちらも中々に癖が強い感じになってしまいました…。一人でもお好みに合えば良いのですが…!相性的に難しそうな場合はお伝えくださいませっ)

  • No.578 by 白の騎士  2018-12-12 00:05:20 



(過ごしやすさを引き換えにしてまで刺激ある生活を選んだと言う。随分と奇特で、計り知れない勇気を持つのだと思った。持ち掛けられた誘いには"勿論だとも、喜んで"と気の良い返事を返そうか。そして問い掛けに対して微睡から戻って来た彼女の返事を聞くと体から無くなってしまった重みが何だか少し物寂しくて、体を解すようにグと背を伸ばし。一つ一つの動作がコメディアンのように大袈裟で、つい悪戯めかすように歯を覗かせて"ははっ"と噴き出すように笑い声を。「だよなぁ。――チェシャ猫辺りなら出来ると踏んでる、見たことは無いけど。……私が傍に居る時なら良いんだが、そうじゃない時は気を付けてくれ。」最初は笑い声交じりに微笑ましさを抱く声色で、次ぐのは悪乗りをするような適当たる推測で。最後には片手の指先を自らの顎元にそっと添えながら"うーん、"と少しの心配と懸念を覗かせた雰囲気で。嘘はいけない、「今年に入ってから何人のアリスが首を刎ねられたか。――アリスだけじゃない、メイドだって数人減った気がする」白の女王以外の認知が低いからか全ては曖昧な、とは言えきっと恐らく。平和**するこの国の傍若無人、身勝手な暴君。身の安全の保障は出来ない、が、それでもそんな彼のことが好きなのだ。なんてこと無いと言った雰囲気で軽い笑みを交えれば「私は君を気に入ったんだ、君がビックリ人間じゃ無いなら死んだら寂しい。だから彼の機嫌が良い日に迎えに行くと約束しよう」任せてくれ、とでも言い兼ねないそんな雰囲気で約束を取り付けて)


(/もう毎回のことながらっ。背後様の作るお子様が大好きすぎて…っ。逐一ドツボでして!!。今まさにどちらの息子様もドンピシャに性癖に刺さり選ぶことが困難に身悶えておりますっ。イサークさんもネロさんもどちらも魅力的すぎてっ。も、もしも一人だけを選ぶと言うのでしたら本当に本当に苦渋の選択なのですがネロさんにお会いしたいなとっ。ですがこんなに素敵なプロフを練って頂いたので、イサークさんもネロさんも登録と言いますか半登録と言いますか、一度きりではなく回数は少なくとも背後様の気分でゆるりと出すと言った形でも大丈夫ですのでっ。勿論複数登録が負担と言う事でしたら此方の提案は遠慮なく蹴って下さって大丈夫です…!ただ背後様のお子様の大ファンゆえにと言うファンの一意見ですのでっ。)

  • No.579 by イ・ソヨン  2018-12-14 16:50:15 


(全く肝が冷える話をよくも軽々しく喋ってくれる。寒空に響き渡る笑い声が妙に癪に触り、むすりと口をへの字に曲げ抗議するようにペシペシと彼の肩付近を数度叩き。「出来ると踏んでる、なん希望的観測やん!しかもか弱い乙女捕まえて、なんちゅう事を言うねんっ」続く新情報には心の臓がひやりとする。えらく平和な国だ、と思っていたのはどうやら認識間違いだったようで。白の女王様の気分一つで頭と胴体が分離するなどたまったものではない。更に私がいる時は、など頼もしい言葉を告げてくれる目の前の人物が一番怪しい。不審がる様子を隠しもせず、胡乱げな瞳を向け「ホンマかいな。白の女王様関連やったら今ん所、お兄さんがいっちゃん信用出来へんわ。うちを助けるよりも、白の女王様の機嫌が直るならって生贄に捧げられそうやわ」遠慮のない言葉を打つける。最前の心酔のしようを見ていたからなおのこと。ただ彼が白の女王様を思う気持ちまでは否定するつもりはない。はぁぁ、と肺の奥から深く溜息をついては処置なし、と首を左右に振る。せめて彼の言う機嫌の良さにかけるしかなかろう。「もしスッパーンいかれる事があったら、夜な夜なお兄さんの枕元立って恨み辛みを延々子守唄のかわりに聞かせることにするからな!それが嫌やったら、せめて何かあった時うちがトンズラするまでの時間稼ぎぐらいはしてぇや」ビシリ、と人差し指をつきつけ、もしもの事があった際には覚悟しておけと戦線布告を)


(/ご確認有難う御座います!嬉しいお言葉まで頂けて感無量ですっ。いえいえ、此方こそ既に複数登録させていただいている身ですのに図々しい事をお願いしてしまい申し訳御座いませんでした…!もし主様さえ良ければご提案いただいたように、其々でゆっくり住人様と交流させてもらえると幸せです…!)

  • No.580 by 白の騎士  2018-12-14 18:08:10 



(抗議のように続けられる発言を最後まで確りと聞き受けてから、堪え切れないと言う様に声を上げて吹き出し笑いを。「確かに、それもそうだ。」あっさりと白の女王に就くと言うのを認めてしまえば、そんな状況である事を踏まえ、尚且つ自らが状況によっては役に立たない事を知り、それでも我が城に来ることを拒否らない。尚も、助けを求めるのではなく自分で逃げるから時間稼ぎをして欲しい、なんて頼まれてしまえばそれが余りにも些細で断る事を憚られる内容だったからか縦に頭を揺らしてから「毎晩アリスが来てくれるなら願ったり叶ったりだけど、会話が出来ないのは寂しい。――よし、わかった。白の女王に対立することは出来ないけど、時間稼ぎくらいなら任されよう」約束を取り付ける様ににっこりと笑みを浮かべながら承諾を。「一応、ルールが有るんだ。もしも、白の城内で在れば城の女王の仰せの通り。その場に置いて何をしても赤の女王でさえ咎められない。太陽の落ちた遊園地内で成功作が誰かを殺めても許されるのと同じだな。……その代り、白の城外ではアリスに危害を与えてはならない。外で会ったなら例え白の女王と二人きりだとしても、首を刎ねられることは無いから安心してくれ」向けられる人差し指を下ろさせるようにゆっくりとその先を掴んでから、そう力を込めずに下へと降ろし。もしも何かの切欠で彼女が彼と二人になることが有った時、その時に彼が怯えられてしまわないようにと余計なお節介である説明を添えて)

(/いえいえ!私が是非ともお二人とお話したい!と思った為の我儘ですのでっ。お二人にお会いできることもとても楽しみです…!)

  • No.581 by イ・ソヨン  2018-12-15 15:34:35 



(全く卒なく笑い、快諾する様子のなんと怪しいこと。先程まで感じていた安心感は、白の女王絡みだと一転して不安しか残らない。然しお節介のように告げられた内容は、きっととても重要なもので。この時ばかりは口を噤み、静かに耳を傾ける。こくり、と一度大きく頷き、頭の中にインプットする。「ふぅん?なんやヘンテコなルールやな。つまりお城の中は白の女王様の領地で、そこでは何でも思い通りになるっちゅうことやね」今しがた聞いたことを更に己の言葉で言い直すことでより記憶に定着を。「うち逃げ足は速いねん。捕まらんよう気ィ付ける。命賭けた鬼ごっこなん怖すぎて、そうそう体験しとうはないけど」スリルが満載すぎて、きっと心臓は持たないだろう。ふぅ、とため息を一つ零し、白の女王が在わす城には興味あるものの出来れば最初は外で出会いたいもの。果たしてそれを隣の住人と件の彼が受け入れてくれるかどうか。ちらり、と伺うように横目で相手を見詰め「なぁ、最初は外で出会えへん?お世辞にもお行儀良くないし、思ったことそのまんま口に出してまうから地雷踏んでまう予感しかせんわ」けらり、とした表情で告げる。ぱん、と両手を顔の前で合わせお願いのポーズも付けてみて彼の反応待ち)

  • No.582 by 白の騎士  2018-12-15 21:33:20 


その通り、――約束はできないが、努力はしてみよう。(彼女を招くことは簡単だが、逆に彼を何処かへ連れ出すのは難しい。何処かへ行きたいと述べた際に上手いこと帽子屋邸へと誘導できればそれが一番問題なく、簡単である。然して考える時間を作らずに頷きながら確約は出来ずとも前向きな姿勢を見せれば、親指と人差し指をくっつけて丸を作ればOKサインを。今一度冷えた空気を楽しむように白い息を"はー"と吐き出してから名残惜しさを感じつつも"よし"と呟きを一つ。「そろそろ帽子屋邸まで送る。女の子は体を冷やさない方が良いと聞いた、」口元には笑みを浮かべたまま彼女の背をとん、と軽い力で叩き。風邪を引かせてはいないだろうか、なんて心配を胸に残しつつ「歩く元気は有るか?、望むなら背負う事もお姫様のように抱くことも出来るぞ」からかいを持った声色と、冗談めかした笑みを表情にしつつ笑い交じりの提案を添えてからゆっくりと立ち上がって「偶には行き先を決めずに散歩するのも良い物だな、こうして新しい出会いが有るとは」思い掛けない出会いに"くすくす"と綻ぶような笑い声を零し、そのまま案内を。)

(/とても可愛らしいソヨンちゃんに白の騎士共々癒される時間でした…!可愛らしいっ。キリが良さそうでしたので一度回収をさせて頂きます…!、次のご希望など有りましたら遠慮なくどうぞ!)

  • No.583 by イ・ソヨン  2018-12-15 23:04:36 



(/回収有難うございます!白の騎士さんとの会話が楽しすぎて段々と遠慮がなくなってしまいツッコミ放題ですみませんでした…!是非また白の騎士さんとお話しさせていただけると嬉しいですっ。次ですが是非テファンでフラミンゴ君にクリスマスプレゼントを渡すシチュエーションをさせていただくか、早速ネロで何方かと絡ませていただけたらなぁと考えているのですが如何でしょうか?)

  • No.584 by 赤の女王  2018-12-17 15:42:42 



フラミンゴ:(ネイビーワインのストライプに細いラインのイエローが入る細身のスーツ上下、白いシャツに襟元にゴールドの飾りがついた物、派手な装いを引き締める様にシンプルな黒のネクタイ。髪型は前に垂れて来ないように全てを後ろに編み込んだフィッシュボーンで纏め、奇抜ならしさを持ちながらも出来る限りの小奇麗さを。夕方頃に漸く自室から出てくれば、何度繰り返しても人のごった返す賑やかさには慣れない様で、人から逃げる様にと足先は立食会場から遠のいて。ひっそりと現れたのはソファーと小さいツリーが置かれた休憩室の様な一室で、薪ストーブが部屋を暖め、時折パチ、パチ、と薪が燃える音が鳴る。その音に気持ちを安らげながら一人きりの部屋でソファに腰を下ろせば、自らがいる事に気付いたメイドの気遣いによりブッシュドノエルをどうぞと渡される。ほろ苦い味わいのそれをフォークで一口サイズに切り分ければ、薪の燃える匂いと静かな音、クリスマスケーキと言った贅沢を楽しんでいて)

>ネロ

ダム:(白いシャツに薄い青と細いイエローのチェック柄のベスト、青紫のネクタイと、ベストと同柄のパンツとジャケット。ジャケットは羽織らずに何処かへ置いて来たようで。少しカジュアル、そして少しフォーマルと言ったらしい服装と合わせる様にワックスを使い場に相応しくかっちりと纏められたヘアスタイルで城に訪れていて。堂々と仕事を抜けられるいい機会なんて滅多にない、不純な思いより気分は上々、楽しむように庭園の散歩を堂々と行っていて。日が昇り晴れた空、太陽を受けてキラキラと輝く雪とよりその色を知らしめる赤い薔薇のコントラストを楽しんでいれば、明るいこの場に不釣り合いな声に気が付いて。探るように音の元を辿れば、見つけたその姿に最初は驚き、そしてすぐに順応を見せる。笑みを浮かべたまま「初めまして、アリス。身体が優れませんか?いきなり此処に来たんだ、疲れたんでしょう。僕は此処に携わる内の一人、ダムと申します。僕が貴方を見つけた以上、もう心配なんて要りません」宥める様にトントン、と背を擦り人見知りなく馴れ馴れしくも隣に並んで)

ジャック:(幾ら仕事を抜けて良いパーティだと言えど、メイド長である立場であればそうも行かない。本当ならばゆっくりしても良いのかもしれないが、動いている方が休まるらしい。白黒千鳥柄のスーツに黒の開襟シャツ、ボサボサの髪は片側は耳に掛け、もう片側はかき上げの様にルーズさを持たせた纏め方で。足りない材料を仕入れに行くために公園出店街まで出ていた帰り道、丁度鉢合わせるように彼の姿を見つける。その姿は明確な程の挙動不審さを持っていて、両手に抱える大きな紙袋を思わず手離し地面に置いてから傍へと駆け寄り。「――!どうした。気分悪い?」心配の言葉を送りつつも頭の中では彼が見覚えのない存在だと言う事、服装も合わさり今此処に迷い込んでいたのだろうと言う事を踏まえ。「――中入ろうぜ。薬も水も有るから少し横になった方が良い。歩けるかっ」この状況なのだ、荷物は二の次、そうだとしても彼を運ぶことが出来るかと考えながら確認の為の言葉を重ね、そこまでしてから思い立つように「あ!、俺はジャック。愉快じゃない」と勘違いを生んでは大変だと訂正を)

(/毎度のことながらどちらも捨てきれずにテファンくんようにフラミンゴと、ネロさんようにダムとジャックの交流文を出してみますので、絡みやすいのを選んで頂けると嬉しいです…!勿論違うキャラクターでも大丈夫ですので絡み辛い場合は遠慮なくお伝えくださいませ!)

  • No.585 by テファン/ネロ  2018-12-19 18:18:48 



>フラミンゴ

(世間は所謂クリスマスパーティーで大いに賑わっている。かく言う己も白のシャツ、鮮やかなブルーのスーツに身を包み、首元は黒の蝶ネクタイ、胸元は白のポケットチーフで彩って。チラリと覗くカフスボタンはよく見れば2羽のフラミンゴが折り重なりハート形を演出しているデザインで。髪はゆるりと一括りにして、毛先を靡かせながらパーティ会場を歩く。目当ての人物を探してはみるが見える範囲には見つからない。恐らく人の多さに離脱してしまったか、困ったと言わんばかりに肩を竦め、近くを通ったメイドにかの人の行方を尋ねる。何人かにそれを繰り返すと、タイミング良く先程彼にケーキを運んだというメイドに出会う。「メリークリスマス。ちょいと頼み事あんねんけどええ?」そう声を掛けて案内ともう一つの頼み事をこっそりと耳打ちし。連れて来られた場所はひっそりとした一角。火の粉がパチパチと爆ぜる音が心を落ち着かせる。品良く配置させたソファに座る後ろ姿は見慣れたどこか自信なさげな彼のもの。今はケーキを食べているのか、幾分期限がよさそうに見える。そっと足音を消し近付けば、モフモフのクマの手袋を装着した手で彼の目を覆い隠し、「だーれだ」と女性の声がそう囁く。声は先程案内を頼んだメイドのもの。パーティー会場で一人にされたお仕置きだ。これで己だと気付かなかった場合はどうしてやろう、意地悪く口端を吊り上げると、ふっと彼の耳元に息を吹きかけて反応待ち)


>ダム

(爽やかな風に晴れ渡った空が憎々しい。それに似合うほどの美声が耳に届くと、まるで振り返るのも億劫だと言わんばかりに緩慢な動作で駆け寄って来た相手を見た。今更ながらに噛み砕いた薬が苦く、口内に不快感を齎す。己を疑うでもなく親身になって心配する様子や物怖じせず人懐っこい態度にずくりと胃に痛みを生じさせ、ずささっと音を立てて後退り彼との間に二人分ほどの距離をあける。触れられた背中が熱を持っているようでムズムズとする。「……心配は結構。ただ途方に暮れていただけなので。…その、つかぬ事を聞くが…此処はどこだ」まるで迷い子のような、地に足つかぬ不安定な心許なさが、身を侵襲する。相手の目を真っ直ぐ見る度胸はない、すっと逸らした視線は頑なに足元に縫い留めて。「…〇〇地方の△△まで行き方を教えてもらえれば一人で何とか出来るので」つい手に持っていた書類を盾のように構え、ボソボソと言葉を続ける。未だに不思議の国へ迷い込んだことなど気付かぬ鈍感さ、きっと告げた言葉は目の前の彼には聞き馴染みのない言葉であり理解出来ぬのだろう、そんな事とは知らず声音は真剣で)


(/有難うございます!新キャラのジャックさんとも話してみたかったのですが久し振りにダム君と是非お話しさせていただきたく…っ。面倒くさい性格なのでご迷惑をお掛けするかと思います…!苦手な感じだったり相性が合いそうになければお話しの途中でもお伝えしていただければと思います。では宜しくお願い致します!蹴り推奨)

  • No.586 by フラミンゴ/ダム  2018-12-20 20:06:52 



>テファン

――!?(驚いた。突然柔らかく温かい物に目の前を塞がれたのだ。余りにも唐突過ぎる現状に堪らず体を強張らせ、固めながら肩を跳ね上げる。驚きに息を飲みこむと自分に対して悪戯を噛ますのは恋人か、遊園地のもう一匹の鳥、若しくは恋人の兄弟か。考えられる選択肢を頭に浮かべ、そして会いたいと言う思いを込めて恋人の名を上げようとしたその時に振って来たのは全く持って予想外の声色だった。堪らずあんぐりと口を開けば益々状況が分からないと茫然と動きを固めたまま、新たな刺激として耳に掛かったその息に愈々我慢がならず、手を振り切る様にがばっと顔を向け。「――誰だ、っ」元の人見知りゆえか、聞き馴染みのない誰かに悪戯をされると言うのは受け難い様でぴりぴりと伝わる緊張感を持った声色でその一言を。そして其処に居たのは思い掛けないメイドの姿。意味が分からないと目を丸くし、漸く状況が掴めたのは隣に並ぶ恋人の姿を見た時で。何度も何度も浅く瞬きを繰り返せばこれが彼の仕組んだ悪戯だと理解し、「綿菓子、お前、――馬鹿じゃねェの」片手は目を覆いそのまま緊張感がほどける様に肩を落として「悪いな付き合わせて」そのままの姿勢でメイドへ詫びの言葉を。「驚いた」くすくすと笑いながら姿を消すメイドの気配が無くなってから目に宛がっていた手を下ろし、隣を指先で叩いてから来ることを促して)

>ネロ

(野生の小動物を相手にしているような錯覚を覚える。何かを恐れ怯える様に距離を取られてしまうと手持無沙汰と宙を浮いたままの手を引き戻し、至って恐縮と言わんばかりの雰囲気で尋ねかけられた地名は微塵も聞き馴染みのない初めて聞いたそれで。頭を少し傾けてから「力添えできず申し訳ございません、生憎と僕の知らない場所のようです。」先ずは簡潔たる返事を一つ。「恐らく、その場所に行くのは難しいことかと。――此処は不思議の国、貴方の過ごしていた元のクニとは全く違う場所です。」ぐるり、と周囲に視線を回せば述べる言葉は彼の不安を煽ってしまっただろうか。「今から話すことはとっても大事な話になります。少し長くなりますがお付き合いください」離れてしまった距離を再度詰める様に一歩二歩と足先を進ませ、防御する盾代わりの書類に軽く指先を添えて降ろさせて。「不思議の国は赤の女王とその他の住人、そして他所のクニから来た"アリス"で成り立ってます。貴方はアリス、僕はその他の住人。」交互に自分と彼と指を差しながら大雑把な説明を。この国におけるアリスの重要性、アリスが女王候補である旨、この国で生き方を説明すると、全てを終えた所で「以上が、直ぐには信じられないと思いますが貴方が置かれている状況です。――あ、でも、運が良いですよ。今はクリスマスパーティを行う期間なので、肩の力を抜いて過ごすのに一番向いてます」ニコニコと人当たりの良い笑みを浮かべながら彼の背後に回りグイグイと押しては城へと連れて)

  • No.587 by テファン/ネロ  2018-12-22 20:58:10 



>フラミンゴ

(目の前で鮮やかなほど顕著に緊張で強張っていく体は見ていて嗜虐心を刺激する。それだけでなく、普段聞くことのない警戒した声音もなかなかに新鮮で緩む口元が止められない。振り返った彼にひらりと片手を振り「いつ見ても可愛えなァ」と、しまりのない顔で冗談とも本気ともつかぬ口調で挨拶がわりの返答を。自身の悪ノリに付き合ってくれたメイドへ片手を上げ"おおきに"と礼を述べてから、彼に招かれるままどさりと隣に腰を落とし。伸ばした指先は珍しく粧し込んだ彼の髪へと伸ばされクルクルと人差し指に毛先を巻き付け弄ぶ。「…ふーちゃん、俺怒ってんねんで?」突拍子もなく切り出しては、むすりと口をへの字にして不機嫌な表情を作ってみせる。特に彼が悪いことをしたわけではなく、ただの子供染みた嫉妬からくるもの。それは自身が一番良く知っている。指先に絡めていた毛先を持ち上げ、そこに唇を落とす。「こん可愛え姿をみんなが見たって思うと、焼いてまうわァ。なんで俺に一番に見せてくれんかったん?」ぱっと指を開き彼の髪を解放すると、今度は彼の肩に顎先をちょんと乗っけ、横顔に嫉妬混じりの熱視線を注ぐ。一緒に行こう、とパーティーに誘ってくれれば良いのに。そんな思いを込めて、彼の無駄な肉がない削がれた頬に人差し指をぷすぷすと突き立て抗議を示し)


>ダム

──……は?(まさに開いた口が塞がらないとはこの事だろうか。許容範囲を超える説明内容にフリーズしてしまう。その為、彼が近寄ってきたことも、背後に回られ城の中に案内されたことにも対応出来なかった。気付けば見たことのない建築物、過ごしやすい気温、触れるのも憚られるような光り輝く装飾品に囲まれて。ふらふらと足取り危なく彼の側から離れ、掌を城の壁に当ててみる。触れた素材は果たして何で造られているのか。考えれば考えるほど己のいた所と比べるも無く恵まれた住環境。「…何故だ、何故なんだ…。俺なんかが何故…。おい…、アリスというのは俺以外にも何人も居るんだよな?」ボソボソと呟いていたかと思うと背後の相手を振り返り確認するように聞き返し「仕事しか能のない俺には代役のきくアリスとやらがお似合いということか……」返事を聞く前に自己完結するようにそう締め括る。そのままズルズルと頽れるように床に膝と両手をついて。追い討ちをかけるように掛けられた言葉は精神を底へ突き落とす。一体クリスマスパーティーとは何ぞや、肩の力を抜くとはどのようにするのか、まるで難題に直面したように顔の表情を強張らせ。この世の終わりとばかりに曇らせた表情、ふらりと立ち上がりツカツカと再度相手に歩み寄っては、頼もしい両肩に手を置いて。「…お、俺は一体これからどう過ごせばいいんだ。アリスという名の代替えのきくものになるのは構わない。いや、寧ろ俺なんかには相応しい。…然し、どう過ごせば良いのだ?き、…っ君の話を聞いているとそのアリスとやらは好きに過ごして良いみたいじゃないか。好きに過ごすとはなんだ…。俺にどう過ごせと…。そ、そうだ!仕事をくれ!馬丁でも野菜の皮剥きでも、水を汲んでくるだけでも、なんでもいい!俺に仕事を…!!」混乱はまさに頂点に達し、ガクガクと目の前の身体を揺らし、カッと目を血走らせながら訴える。途中、"君"と呼びかけた際にばっちりと相手の顔貌を見てしまい、その燦めくような美貌に一瞬言葉を詰まらせ目を逸らしてしまったものの、何とか一思いに気持ちを伝えきり。ふるふると極度の緊張と、高スペックな男を相手にしている憂鬱から小刻みに体は震えて)

  • No.588 by フラミンゴ/ダム  2018-12-30 23:11:27 


>テファン

――ハァ?、(悪戯を受けたと思えば突拍子の無い言葉。身に覚えが無いからこそ何が何やら、何の事を差し示しているのか。疑問ばかりがふつふつと浮かび上がり、全く持って身に覚えが有りませんとばかりの惚け顔を晒すばかり。あんぐりと開いた口に自分の今日一日を頭上に描き覚えていないだけで何かしていたのでは、と言う有耶無耶のそれを手繰り寄せ。とは言え、何かが浮かぶ訳でも無く、怒っていると言うその言葉通りの彼の表情をただ只管に覗くだけで数秒の時間が経過して。漸く答え合わせ、それも理性が飛んでしまいそうになる可愛らしい方法で行われれば気持ちの起伏の激しさについて行けないと浅い瞬きを。それから一拍分の間を置いてから胸に残ったのは思い掛けない結果の後の彼の嫉妬がいかに可愛らしいかと言う事だけで。頬に受ける些細な刺激に関しては少々煩わしいと言いたげに困り眉の形で顔を引き「――折角のパーティまで俺にべったりしなくて良いぜ」自分が可愛いなんて世辞としか思えなければ、優しい彼の気づかいであると捉えてしまう。彼は優しいから人付合いを苦手とする自分が一人でいるだろうと傍に来てくれ筈だから。唇を尖らせるように今此処に来て貰う事さえも交流の多い彼を引き留めるようで申し訳なく、かと言って彼が他の誰彼を置いて自分の所まで来てくれたことが嬉しくて仕方がないのだからどうしようもない。顔を寄せれば今し方自分が頬に受けたように、今度は彼の頬へ口を寄せ「ハッピークリスマス」と照れを交えた表情で定番の挨拶を添えて)


>ネロ

仕事?、仕事がしたいんですか?、―――驚いた。蜥蜴みたいなことを言うんですね(時に"はい"時に"いいえ"時に"そうです"を繰り返すようににこやかな相槌と返事を述べ、その中で言葉に詰まり唖然としてしまったのはつい数秒前までは今にも泣きだしてしまいそうな捨てられた子犬を連想させる姿だった彼が、追い詰められ窮地にて如何にか生き延びようと必死に懸命に、自らの身を揺らすほどの勢いで述べたその発言で。好き好んで仕事がしたいなんて、自分には欠片ほども持っていない感情である。少なくともサボれるならばサボりたいし、仕事とは避けれる限り避けていきたいものなのだ。小刻みに震える彼の手を取ればその手の甲へちゅとリップ音を鳴らす様な口付けを行ってから、手を重ねたままその手を引いて「なら、僕とデートをしてください。僕は貴方とデートが出来て、楽しく嬉しい。堂々と仕事をサボる事が出来る。貴方はこの国の立地を知ることが出来て、……――そうですね、"国の平和を確認する"仕事が出来る。利害の一致だと思いませんか」つらりつらり、述べる言葉の身勝手さたるや。まるで悪気なんて有りません、と人の好さを前面に出しながら言い包め様とする都合の良い腹黒さに気付くのは自らの性分を知る人ぞのみか。ぱちん、と軽いウインクを行えば「怯えないで下さい、何かあれば僕が貴方を助けると約束します。」正に能天気、彼の震えの理由さえ見当つけることが出来ずに「トゥイードルダムを探してくれれば、いつだって貴方の所へ向かいます」震えるその体を落ち着かせる為にそ、っと背を擦って)


(/お返事が遅くなってしまい申し訳御座いません…!私事では有りますが仕事が変わりまして暫くの間は顔出し頻度が低くなってしまいそうで、お返事にお時間を頂いてしまうかもしれずご連絡を失礼致します…!どうぞご容赦頂けると幸いです!お時間は頂くかもしれませんが必ずお返事をさせて頂きますので!。今年も背後さまと息子様、娘様たちに沢山の幸せを頂き感謝してもしきれません!また来年もよろしくして頂けると嬉しいです!。寒い日々が続きますのでどうぞお体を大事に、良いお年をお迎えくださいませ!)

  • No.589 by テファン/ネロ  2019-01-09 12:33:40 



>フラミンゴ

(顔を引かれることで出来た僅かな距離。宙に浮いたままの人差し指は行き場を失い、代わりとばかりに自身の前髪をかきあげ。相変わらずの予想の斜め上をゆく捻くれた物言いに可愛いと心ときめいてしまうのだから、己も大概変人だ。結局のところ、彼というそのものの存在が好みドンピシャだっただけのこと。"はぁぁー"と腹の底から深い息を吐き出し、ガシガシと後頭部をかく。何から訂正すべきか、束の間考え込んでいた思考は頬に受ける可愛らしい刺激に引き戻されて。「…ハッピークリスマス、ふーちゃん」彼の愛らしい仕草に参った、眉尻を下げそう大書している顔のまま同じく頬へ唇を寄せ返答を。そのまま両手で彼の頭を引き寄せ、こつりと額どうしをぴたりと当てて。「俺がふーちゃんと居たいねん。そんな意地悪言わんと傍におって。な?」至近距離から上目に彼を見詰め、甘えるような口調で願い事を一つ。囁きながらも彼の頭に回されていた手は首元へ下り、器用に首後ろで何やら手を動かしては、チャリッと小さくなった音とともに体を離す。柔らかく溶けた目尻、嬉しげな瞳に映るのは彼の首元を彩るネックレス。デザインは至ってシンプルなインターロッキング。裏にメッセージを彫ってはいるが、それは彼には内緒。ニィ、と口角を持ち上げ「俺からのクリスマスプレゼントや」と悪戯に笑ってはサプライズを。果たして喜んでくれるだろうか。ドキドキとなる心臓もそのままに彼の反応を待ち)


>ダム

(流れるような仕草で手を取られた。あっ、と思う間もなく手の甲に受けた口付け。プッツンと思考回路がショートしたように、そのまま成されるがままに引かれる手。無論、その間彼が喋ってくれている内容など殆ど頭に入っていない。極め付けに飛ばされたウインクがショック療法になったのか、はっと我に返っては彼に握られていた手を振り解き自身の胸元に抱え込むようにして戻し。擦られた背中は落ち着くどころか緊張をピークに追いやるもの。つい衝動的に彼の帽子に手を伸ばすとぐいっと力を入れて目深になるよう帽子の鍔を下げて。「…すまない。立場の違う君に聞いた俺が馬鹿だった」恐るべし、高スペック男子などと心の内で告げ、彼の瞳が己に向けられぬよう、ぐぐっと帽子を握る手には力が入ったまま、ボソボソと言葉並べ。「その…、デート云々という言葉が聞こえたが…本当に仕事か?君の付き人みたいなものか?生憎対面関係の仕事は得意ではないし、役に立たないと思う。もっとこう…隅っこの方で目立たない地味な仕事が良い…。欲を言うならば書類整理などは得意だ。あれは紙とだけ向き合っていれば良いから…」折角提案された内容も彼のような人間と共に在らねばならないイコール自身の首を絞めるようなもの。他人と接するのも苦手、更に長時間煌びやかな人間の隣に並び立つというものは想像を絶する苦痛でしかない。陰気な声音のわりに、自分の希望だけはしっかりと伝え。会話の中で得た彼の名前を言う勇気がなく、ダム、と音もなく唇だけで呟いて。自分の名は述べるべきではないだろう。何せアリスなのだから。鬱々とした気分のまま彼の出方をうかがい)


(/明けましておめでとうございます!昨年はとても楽しい時間を有難う御座いましたっ。主様はじめフラミンゴ君たちと出会えて幸せです。もう直ぐで二年になるのかと思うと感慨深いものがあります…!お仕事が変わり慣れない環境の中、大変かとは思われますがご自愛下さいませ。今年もゆっくりとお互いのペースでお話し出来たらと思いますので、宜しくお願い致します!またタイミングが遅れてしまったのですが、関わりのある住人様方に向けてクリスマスプレゼントを用意しておりましたので、次レスにて投下させていただきます!あまり捻りのないものとはなってしまいましたが心だけはこもっておりますのでお受け取りいただければ幸いです…っ!)

  • No.590 by テファン/ネロ  2019-01-09 12:37:38 


ギールから(全て匿名で送り付け)

・ハンプティ…窓際に植木鉢に入ったカランコエの花
メリークリスマスと書かれたメッセージカードを一枚枕元に置いて

・悪魔…森のレストランのディナーチケット2枚
『いつかの約束を』

・ジョーカー…ラナンキュラスの花がコーティングされたハーバリウム

・人魚…お菓子セット
『酒は早いぜ、お嬢ちゃん 』揶揄いの言葉を隅に


リュカから

・白兎…シンプルでお洒落な万年筆、黒のアイマスク
『ご自愛ください FROM R 』とのメッセージ添え

・赤の騎士…赤い薔薇の装飾がついたネクタイピン
『心を込めて FROM R』とのメッセージ添え

・ジャバウォック…ステンレスコードと小さなビーズを組み合わせた上品に輝くゴールド色のミサンガ
『貴方を想って FROM R 』とのメッセージ添え


ソヨン

・帽子屋
・三月兎
・眠り鼠…手作りのクリスマスディナーと共にそれぞれをデザインしたティーカップ(3人を小さくコミカルにデザインした絵つき)

・白の騎士…白い薔薇をモチーフにしたブレスレット
『いつかのための身代わり代!』とのメッセージつき

・人魚…水の中だけで響くオルゴール、四角いシンプルな形にどこか懐かしい歌を奏でる


ソジュン

・ライオン…カラフルな色でライオン、ユニコーンの似顔絵をデザインしたお皿セット(お皿は白色を基調としている)&動物のライオンの顔の形をしたお弁当箱
『このお弁当箱にいーっぱい美味しいご馳走つめて持って来てほしいなぁ。ライオン君待ってるねぇ』とのメッセージつき

・ユニコーン…星のシンプルなアクセサリーがついたヘアゴム(星は夕方から夜にかわる空の色、見る角度によって色が変わる)



三兄弟から

・ドードー鳥…瞳の色に近いゴールド色にラメを散りばめた派手さ極まるマフラー

・双子…お揃いの薔薇の花が装飾されたチェーン付きのラペルピン

・フラミンゴ…3人で作ったブュッシュ・ド・ノエル、チョコレートをメインに上の飾りにモミの木やフラミンゴ、ドードー鳥、3人のミニキャラを模した菓子細工を飾って

  • No.591 by フラミンゴ/ダム  2019-01-25 18:56:28 



>テファン

(頬に戻って来た甘やかな刺激も、耳に落ちる上擦る甘えた声色で伝えられる彼の想いも、その全てが自らの心を掻き乱すように他の誰が相手だって持つことは無い心臓の高鳴りを生ませる。一緒に居たいと言う一言は自らが渇望しても素直に伝えられない言葉そのままであり、いい年こいて気持ち一つ伝えられない己の情けなさを汲み取ってくれる彼の優しさにまた甘えてしまうばかり。嬉しいやら、情けないやら、そんな色の滲む眼で彼の表情を見れば面倒くさい程に様々と浮かんでいた想いは只管に彼が愛しいと言う事だけに変わる。首に受けた刺激に気付くのは彼の手を離れたネックレスが自らの首に落ち、すとんと重みを与えた頃で。静かに聞こえた音に合わせて愛しい愛しいと彼ばかりだった頭が漸く首元に意識が向くとクリスマスプレゼントの登場に思わず薄っすらと唇が開き筋の浮き出る細ばった武骨な手で繊細なデザインのそれを指先で挟む様に触れ、見つめること数秒。愈々堪え切れずに"く、"と喉を震わせる笑い声を落とし「―――これ以上惚れさせんなョ。」照れ交じりに肩を竦ませ猫背をより深めてから自らの頬を爪先で軽く弄る様に引っ掻いて尻すぼみな語尾で返すのは素直な喜びの言葉で。そわそわ、と何だか落ち着かない様子でポケットから取り出したのは手のひらサイズの小さなプレゼントボックス。それを彼へ向ければ「俺からも、」と差し出したそれに入るのは彼をイメージして選んだ透き通るシルバーカラーのコンパクトミラーで。ヴィンテージ風のデザインはリボンや薔薇が彫られており、シンプルな中に優雅で在り遊び心の見える彼らしさを感じ取った物で。その下にはひっそりとメッセージカードが添えられており"Thanks for you being you and being mine"あなたの存在に、私の傍にいてくれることに、ありがとう。と伝えたくとも伝えられない素直な思いを乗せて)


>ネロ

書類整理、ですか――。嫌々、兎の所の仕事は詰まらない面白くない苦痛だけの三重苦を抱えています。貴方が兎みたいに偏屈病を患ってしまっては、と思うと胸が痛んでなりません!。――なので返事はノー。僕が紹介できるのは今日このまま僕と国を散策することだけになります。(明確に提示されたリクエストは部屋に籠って集中し行う業務、その業務が無い訳では無いが折角見つけたアリス、それも自らの興味を引く様な滅多に見かけないタイプの人物。そんな彼を見す見すと逃がしてなんて堪るかと身勝手なままに述べるのは結局"うーん"と白々しいまでの演技で心苦しさを演出しながら両手を開き頭を左右に揺らしての返事を。「好きな食べ物は何ですか、食べ物じゃ無くても好きな物を教えてください。――あなたが好きな物がこの国に有るか一緒に探しましょう」距離を詰めれば彼の細い腰を抱くように触れて、図々しく馴れ馴れしくも顔を寄せれば人懐っこい様子で尚も身勝手さを重ね。突っ突いては消えてしまいそうな庇護欲を煽る彼は跳ねっ返りの多いこの国で興味を持つなと言う方が無茶な事なのかもしれない。もしも、彼が本当に嫌だと嫌悪感を表に出したならば話は変わっていたのかもしれないが、謙虚なような見せかけで自分勝手に引っ張り込む己にとって明確な拒否感が見えない彼は格好の餌食でしか無いようで。「アリス、"貴方"の名前は?。質問ばかりすみません、僕は貴方の事を知りたくて仕方が無いんです」名前を捨てさせることが国の決まりだとして、国のルールを第一に捉えない己にとっては然して大きなことではない。腰に回していないもう片方の手で顔に被さる前髪を悪戯にすっと避ければ珍しい服装だけではなく珍しい化粧なのか、額に記された赤が褐色の肌に良く似合うと思った。それを上塗りしたのは綺麗な琥珀色の瞳、月色にも似た静けさを持つ輝きは重たげな前髪に隠されるからかより一層と神聖なものに覚え「隠すなんて勿体ない、――目を見ればわかります。貴方はとても素敵な人だ」ふ、と綻ぶような笑みを落としては隠すことなく思いを伝え)

(/先ずはお返事が遅くなってしまい申し訳ございません…!しかも文章を綴るのが久しぶり故に普段にも増した支離滅裂を重ねてお詫び申し上げます!。また背後へのとても暖かなお言葉を有難う御座いますっ。とても嬉しいです!そして息子たちへの素敵なプレゼントまでとても嬉しいです!。またお時間を頂いてしまうかと思うのですが必ず息子たちからもプレゼントを用意致しますので今しばらくお時間を頂けると嬉しいです…!毎度毎度とお待たせしてしまい本当に申し訳ございませんっ。)

  • No.592 by テファン/ネロ  2019-01-29 23:23:45 



>フラミンゴ

いやや、ふーちゃんもっと俺に惚れてェや(彼の細長い指先がネックレスに触れる様子を一瞬も見逃すまいと、じっと見詰める。己がプレゼントした物を彼が身に付けているというだけでゾクリとした熱が背筋を駆け上がりそうだ。そっと落とされた言葉の何と可愛らしいこと。頬をかく指先に手を伸ばし、きゅっと柔らかな力で手ごと握り込むと、もっともっとと湧き上がる欲求のままに本心を口に。きっと金色の瞳の奥にほの揺らぐ情欲は隠せていないだろう。その証拠にもう片方の手は彼の顎先へ触れ、親指の腹で下唇を撫ぜると「キス、してもええやろか?」問いかけを一つ。もしYESの返事が貰えれば直ぐ様、奪い去る様に口付けるつもりで。プレゼントを渡した後、なんだか彼の様子に変化が。そわそわと落ち着きがなくなり小動物を彷彿させる。この流れで何となく閃くものはあるものの、彼のペースに合わせるようにゆっくりと待って。ポケットから静かに取り出されたプレゼントボックスは自身の目には光り輝いているように見えた。喜びに自然と持ち上がる口角、押し戴くようにして受け取り「ふーちゃんからのプレゼントなん、めっちゃ嬉しいわァ。なんやろか。開けてもええ?」子供のようにキラキラと目を輝かせ断りの言葉をいれてからラッピングを解く。ボックスを潰してしまわぬよう、慎重に開けると中には自分のイメージカラーを纏ったコンパクトミラーが。表面には繊細でいて遊び心を取り入れたデザインが彫られており、彼のセンスの良さがうかがえる。優美で繊細なだけでは些か己が持つにしては女性的すぎるものの、そこに少しのアクセントを加える事ですっかり自分の雰囲気に合っているのだから流石デザイナーと言うべきである。大切に掌の上に取り上げ、もっと良く見ようとしたところ、下にまだ何かが入っていることに気付く。一先ずミラーを目の前のテーブルに置き、ひょいっと箱の中を覗き込んでみると底にはメッセージカードが。それを取り出し、彼らしい筆跡で書かれた内容に目を走らせる。文章が終わりに近付くほどに細長い瞳は驚きと喜びで見開かれていく。くっ、と溢れる想いを一度は飲み込むものの、読み終わったあと決壊してしまうのは仕方ないだろう。「んっもー!ふーちゃん、めっちゃ大好きやで!」嬉しさと喜びと感動と、様々な感情が爆発してしまい、言葉と共に目の前の身体に抱きつく様に両手を広げて飛び込み、「俺もや。有難う、ふーちゃん」有りっ丈の思いを込めて感謝を)


>ダム

……!君は案外我儘な男なんだな…(意を決して告げた思いも、目の前の風貌だけは優しい麗人に流暢な言葉で翻される。口下手な自身にとって、これ以上の上手い言い回しは思い付かない、況して交渉に長けていそうな彼相手では尚更。どうしてそこまでして己を連れ回したがるのか、解せぬ事態に瞳は揺れ動いてしまう。前髪の奥でそっと視線を横へ逸らし、軈て気持ちは彼の熱量に押し負けるように諦念に至った。悔し紛れにボソリ、と一言上記を毒吐くも、表面上冷静に対処出来たのはここまで。先ず腰に触れた繊細そうにみえて意外とがっしりとした男を感じさせる手、寄せられる顔にドクリと胸が嫌な音を打つ。あわあわと口を開閉し脱出の突破口を開こうと思案している内に更に追い討ちをかけるように防壁であった前髪は横へ流され、明るい光のもと、ばっちりと彼の綻ぶような笑みを見てしまった。瞳の奥に焼き付いて離れない。それほどに鮮烈で美しかった。ぶわりと頬に熱が広がるものの元々の肌の色が濃いからそこまで目立ちはしないだろう。秒の速さで彼の手から逃げるように全力で顔を背け腕の中から逃げる。少しでも気を抜けば情けない声が出てしまいそうで片手で口元を覆い。そろりそろり、と二人分の距離を開け、深呼吸をして逸る心臓を落ち着けて。「…し、初対面でなんてこと…っ。だ、だいたい腰に触れたり、許可なくこの額の証を見るなど破廉恥極まりないっ」小さな声音で精一杯の抗議を行い、乱れてしまった前髪を手櫛で整える。ちら、と彼を横目に、「…君って存在自体が毒みたいだ。…俺の目なんて綺麗じゃない。そんじょそこらの石ころと同程度だ。それに…目立つのは好きじゃない。前髪は隠すのにも、遮るのにも最適だ」声にたっぷりの沈鬱を含んで言い捨て。これだから自身と対極の人間は困る。いつも自信満々に己の出来ぬこと、目を背けてきたこと、それら全てを覆すように根底からひっくり返るような発言を何でもないことのように言ってのけるのだ。ゆるり、と睫毛を伏せ憂いに満ちた瞳を隠す。外見から目算するに彼の方が歳下。大人気ない対応をしたな、と少しばかり反省の気持ちが芽生え、謝罪のかわりか「…名前はネロ。直ぐに忘れてくれても構わない…。好きなもの、というか必需品として、だが…栄養ドリンクとか手軽に栄養補給出来る栄養剤がこの国にもあれば知りたい…。あとは特に好きなものとかはない。仕事が出来ればそれが一番心落ち着く……」愛想はあまり良くないものの律儀に質問に答えを返し)


(/相変わらずのお美しい文章でとても読み易かったですっ。此方も前回から間が空いてしまっている為、読み辛い所があったり書き方が変わっているところがあるかもしれませんが、そっと脳内で補完していただけると幸いです…!此方もお待たせしてしまう事が多々ありますので、どうかお気になさらずにっ。無理のない範囲でお時間に余裕のある時にお相手していただけるだけで嬉しいですのでっ!蹴り可)

  • No.593 by フラミンゴ/ダム  2019-01-30 01:02:07 



>テファン

___。(照れ臭さを可能な限り抑え込む為の防御として自らの頬に与えていた刺激、それを止めるように彼の手が自らの手を掴み、そして何が面白いのか分からない骨張るフェイスラインに触れる。映画のストップモーションのように体の動きがピタリと止まると問い掛けの言葉には、幼くあどけない彼の奥底に眠る情を感じ取りゴクリと動く喉仏とその色を見逃すまいと動く眼だけが生きていることを証明し、ただただ愛しているとその想いが姿を強めた。そして同時に自分とは思っていた以上に狡い奴なのだと実感する。キスをする、キスをされる、行為自体は同意味を持てで心境の変化が強い。キスをするのは彼を密に感じる事が出来るから好ましく、そこに羞恥は余り産まれないと言うのに、一転して受け身の行為は消えてしまいそうな恥ずかしさに苛まれてしまう。ならば自分から彼の形の良い唇を頂いてしまえばいいと抱く考えの他に、目の前で見せられる彼の情を受け止めたいとも欲が出る。どちらも捨て難い。無駄に考えてしまうのは癖の一種か、そうこうしている内にも時間は進み気づけば沈黙の間が作られて「……嫌だ、っつったら止めんのかァ?」舌先に力を込めれば自らの唇に触れる彼の指先を押し戻し、代わりに自らの片手を彼の後頭部へ回すと上から下へと一撫で。詰まる所自己満足、彼が喜ぶようなものを考えているようで自分の選んだ物を持たせることで彼は自分の大事な存在なのだと周囲にアピールしている。第一に、自らが選んだ物を彼が嫌がる筈が無いと絶対的自惚れと自信が有る事は前提に、それでも実際のリアクションを目の当たりにするときは心臓が痛むような緊張感が有り。無自覚に彼の表情変化を魅入っている中で言葉なくとも全てが伝わるような彼の反応に、続く行動を想定すればそっと腕を広げて続きに備えて見せる。想定通りに彼が自らの胸に飛び込むとその体を支え「知ってる」なんて可愛げのない返事を、言葉とは裏腹に愛しさの浮かぶ彼にしか見せない甘い声で伝え)


>ネロ

お褒めに預かり光栄です。(狡猾になるのも卑劣になるのも悪意なんて欠片も持たない天然行為で身に着ける。未だって一切悪びる姿を持たずに猫を被る笑顔の儘に彼の言葉を受け入れて。自らに囲ったと思った彼がほんの一瞬にして姿を翻し自らの元を離れてしまうと、焦らされるようで余計に手元に残したくなり。あ、っと声を上げる程の短い秒で間に作られた距離感を無理強いし追い掛ける事は一先ず我慢。彼の述べる気持ちを確りと受け止めるべく耳を傾け、そして自らの魅力、持ちうる宝に気付いていない彼の価値観にまるでちっとも理解が出来ないと、誰もが羨む綺麗な瞳を価値が無いとばかりに隠すことがいっそ恐ろしくすら思えてしまう。"うーん"と間延びした唸り声を小さく呟いてから愛嬌の有る微笑みを再度口元に浮かばせて「僕は綺麗な物は隠すなんて勿体ないでしょうし、存分に披露するべきだと思うんです。―――でも、貴方が宝を持ち腐れている間は僕だけがその美しさを楽しめる訳で、それは悪くない話です。」再び隠されてしまった事を残念に思うのは本音の一つ、それでも持ち前のポジティブ思考にて彼からすれば迷惑の考えを固め「だって、貴方がどう思っていようとどう認識していても、僕が貴方を綺麗だと思うのは揺るぎませんし__貴方が隠せば隠すほど貴方の魅力は僕だけの物になります」開いた距離を無理に詰める事せず、それでいて自らの意見をピーチクパーチクと述べることは止めない。言い終えた後に一拍を置けば「隣、歩いても構いませんか」今度は許可を受ける為、まるで躾けられた優等生のように返事を待って。教えられた名前、彼の人柄が伝わる趣味嗜好、聞けば聞くほど自分とは対極の存在だと思い知る。「僕はトゥイードルダム、せっせと休むことなく働くのは好きでは有りません。美味しい物を食べて、楽しいことをするのが好きです。最近は果物を浮かべた紅茶をタルトタタンと一緒に楽しむ事にハマっています」忘れて良いと言われて忘れる気は無く、だからこそ返事にはせずに自らのことを明かすよう言葉を綴り。「栄養ドリンクはムカデに頼めば入手できますが、味に保証が有りません。___なので、僕が栄養剤なんて必要なくなるくらい栄養のある差し入れを見つけて貴方に届けます」さて本題を、と言う様に彼の望む物の不健康さにゆるゆると頭を左右に揺らしてから妥協案と言う様に頼まれてもいないのに胸を張っては任せて下さいとウインクを)

  • No.594 by テファン/ネロ  2019-02-06 21:09:13 



>フラミンゴ

(答えを待つ間がいつもよりも長く感じられた。彼の発する沈黙は心地良いはずなのに、この時ばかりはいや増す緊張感に生きた心地がしない。触れた手が無様に震えるのだけは阻止しようと口許に力入れ、くっと真一文字に引き結ぶ。一種の切迫した均衡は指の腹に与えられた刺激に崩される。こくり、喉仏が動く。後頭部に添えられた掌に突き動かされるように身を乗り出し、噛み付くように彼の唇へ荒々しく唇を重ね。返答する余裕はなかった。口の端から漏れる吐息、少しばかりかさついた感触が欲を刺激する。一体言葉もなくどれ程のあいだ重ね合わせたことか、漸く一息つくように顔を離す。部屋の照明が跳ね返り瞳が鎮まらない欲を孕んで鈍く光る。「…止められる訳ないやん。ふーちゃん、分かってるやろ?なん、それとも…煽っとるん?」彼の瞳、奥深くまで射抜くように見詰めながら、伸ばした親指の腹で唾液で照る相手の唇を拭う。ここが城でなければ今頃どうなっていたか。自制心を試される状況に腹の底から息を吐き出し熱を散らす。項垂れるように膝に手を置き前屈みになると、その拍子で肩口から髪が垂れる。視界は白銀に染められ、彼が視界から外れることで落ち着きが戻ってきて。「ほんま、キッツイわァ。こんな我慢したの何年振りやろ。俺の忍耐力もまだまだ捨てたもんやないな。美味しいもん食ったらはよ俺らん家戻ろ?」ぶつくさと呟きを落とし、最後には焦れたように彼を急かして。「ふーちゃんには、なんでもお見通しやねんな。なぁ、俺が今聞きたい言葉も分かる?」予め予測していたように受け止められる身体。すりすり、と首筋に擦り寄り彼の体温を目一杯感じながらも、この瞬間の幸せを享受して。そっと首筋から離れて近距離で彼の優しげな瞳を覗き込めばキラキラと期待した眼差しを向け。きっと"好きって言ってほしい"そんな想いは隠し切れず彼にはダダ漏れなのだろう)


>ダム

…褒めてはいない(一層清々しいほどに太々しい。む、と眉間に皺が寄ってしまう。自身には真似出来ない、そんな様子が彼にはプラスに働き魅力として反映されるのだから堪ったものではない。情けないほど小さな声量で、その魅力に抗うように言葉を返し。一体誰のことを言っているのか、疑問に思うほど述べられた内容は己という存在と正反対そのもの。目を白黒させながら、目の前の彼を呆然と見遣る。ここまで正面から率直に褒められたことがないため対応に困る。二、三度口を開閉し、軈てへの字にひん曲げては「そんな事を言うのはお前だけだ…。それに……綺麗なのはお前の方だ」視線のやり場に困ってキョロキョロと泳がせつつ、ボソボソと言葉落とし。綺麗、などと男に対して使うのは存外に恥ずかしいものだ。言葉にしたは良いが羞恥心が一気に襲ってきて頬が熱を持つ。慌てて先刻の台詞を打ち消すように"…と思ったりしなくもない…なんて……"と往生際悪くもゴニョゴニョと不鮮明で聞き取りづらい声量で付け足す。己の言い分を受け止め律儀に許可を求められては断る度胸はない。彼の隣を歩くなど罰ゲームのようなものだが、この短時間で彼に絆されるかけている自身がいる事もまた事実。こくり、と小さく頷く事で返事の代わりとして。「…そのたるとたたん、とは何だ?」聞き馴染みのない単語にパチパチと瞬きを繰り返し、首を傾げる。文脈からして食べ物のようだが。知らないものを探求するぐらいの知識欲はある。じ、と無言で眼差しを熱心に注ぎ込み、彼からの返答を期待して。タイミングの悪いことに、ウインクした瞬間をバッチリとこの目で見てしまった。ぎくしゃく、とぎこちない動作で視線を逸らし「…情報感謝する。その、ムカデ、という人に頼めば貰えるんだな?栄養剤は仕事の片手間に手っ取り早く摂取出来るから重宝するんだ……。味はこの際どうでも良い。不味い方が目も覚めるし、一石二鳥だ」聞かれてもいない事をあれこれと無駄に喋る事で気を散らそうと努力して)

  • No.595 by フラミンゴ/ダム  2019-02-23 00:18:43 



>テファン

(心臓を掴み、緊張感を煽る、幼い幼いと思っていた筈の彼はいつの間にやら息を飲むような色っぽく、目の動き一つ呼吸を感じる心臓の動き一つ、たったそれだけでも多くの人の目を奪うに違いない。緊張感が背徳感に変わるのは素面が故か、アルコールで上せていない頭は常識だとか世間体だとか人の目だとかを未だ確り残していたようで。彼が落ち着きを取り戻すのとほぼ同時に"ふは"と噴き出す様な笑い声を唇を大きく開きながら上げ「――マセ餓鬼が生意気言ってんじゃねぇヨ」力の無い情けない細っこい腕を伸ばし彼の柔らかい頬を問答無用にぷにぷにと触り倒すように楽しんで。___ぐ、と言葉が詰まったのは察してしまったからこそか。口が一の字を作り上げまるで張り付いたかのように動きを止めると右往左往と目が泳ぎ、知らないと言う余りに下手糞な演技の反応を見せ。「――知らね」尻切れトンボにボソボソと返したのはそれが嘘である事をはっきりと浮かべた返事で、泳ぐ眼が現すのは彼の輝く瞳を見てしまえば拒否することが難しいと自覚している他無くて。)


>ネロ

――今のは褒められてる、で合ってます?(最初こそ褒めていないと否定を受けた、然し自らの発言に対して答える様に"綺麗"と伝えられれば何の躊躇いもなく体を寄せて弧を描くよう唇の形を変え。続いた誤魔化しの付け足しなんて耳には届かずにご機嫌だと言うのがありありと伝わる雰囲気で業と確認の言葉を続け。好物の話は自然と楽しい気持ちになり、ニコニコとした笑顔はそのままに「キャラメリゼした、――たっぷりのバターと砂糖で煮詰めた林檎にシナモンを少しだけ利かせてからタルト生地を被せて焼いたケーキです。話で聞くよりも実際に食べるのが一番伝わるでしょう、」何処へ連れ出すか浮かべていた考えは一か所に決まる。他ならない彼へ美味しいタルトタタンとそれに合う美味しい紅茶を紹介するのに相応しいのは___「ネロ、これから行く道を覚えて下さい。僕の家へ招待します。」揺るがない決定とでも言う気か、森の中を進めば足先を変え進む方向をくるりと急転換し。自らの申し出よりもムカデの栄養剤を選ばれてしまえば残念とでも言う様に肩の力を抜きストンと落とし、「前言撤回。ムカデが作る栄養剤なんて何が入ってるか分かりません、木の根っこにトカゲの尻尾に腐った桃に――そんな物でドーピングしたら結局身体に悪いので、此処は僕の差し入れに期待して下さい」ぶんぶん、と左右に揺らした頭は単なる嫉妬心も入り交ざり。結局は我を通すように「……だから、貴方に会いに行くための理由を僕から取らないで下さい」なんて狡い強請りを添えて)



  • No.596 by フラミンゴ/ダム  2019-02-23 01:13:01 



(/沢山お待たせしてしまい申し訳ございません…!そしてスマホよりちまちまと打っていた為所々文章がツギハギのようになってしまい読み辛くなっております…!本当に申し訳ございません…!折角テファンくんとお話出来ていてとても嬉しいのですぐにでも返したいのですがっ、気持ちは有るのに長文を打つ頭が働かずに大変お待たせ致しましたっorz。未だ暫くお返事ペースにムラが出てしまいそうなのですが、背後様とのやり取りが本当に楽しく日々の癒しで御座いますっ。なんて背後様への感謝の気持ちを伝えたかったのに交流文へのお返事が出来て直ぐに送ってしまった為連投をお許し下さい…!。それでは未だ寒い日が続きますので、どうぞお体を第一にお過ごしくださいませ!)

  • No.597 by テファン/ネロ  2019-03-16 16:44:36 



>フラミンゴ

(ピン、と張り詰めていた緊張感が緩んだ。彼にとって未だ己は幼い子供。歩んできた時間が違うのだ、それは仕方ない。だが少しぐらい動揺してくれても良いではないか。余裕そうな態度だけでなく、付け加えられた言葉がトドメを刺す。ぶぅ、と拗ねたように膨らませた頬は彼の指先に弄ばれ、力を無くしたように彼とは反対方向に体を倒す。「俺は本気やったのになァ…。子供扱いとか、ふーちゃん酷い。俺、立ち直れん」両手で顔を覆い、メソメソとした雰囲気で今度は情に訴えかけようと。力を失った声音は掌の内側でこもり、普段と打って変わり弱気。これは回復までに時間がかかりそうだ。「ふーちゃんが好きって一言くれたら、めっちゃ元気になれるんやけどなー…」ボソッと、然し彼には聞こえるように小声で呟くと、顔を隠していた手を僅かに下へ。目だけを覗かせチラリと伺うように視線を彼へ注ぎ。情けなくも眉尻を下げつつ、先程よりも期待に濡れた瞳でじっと見詰める)


>ダム

……!し、知らん!それぐらい自分で考えろっ(只でさえ柄にもない事を口にして恥ずかしくて後悔していたのだ。それを彼の口から確認するように聞かれたら堪ったものではない。カッと頭の中が沸騰したように熱くなる。動揺に目をグルグルと動かし、顔を背けると照れ隠しに怒ったような口調で吐き捨て。幸せそうに綻ぶ表情から目が離せない。紡がれる言葉も幸せそうな音色で溢れている。自然と目尻が緩んでしまった。「そう、か。君がそこまで言うのなら、とても美味しいものなのだろうな」元々が食に興味がない身。甘味など以ての外。乏しい想像力では少しもイメージが浮かばない、だが何故かそれに惹かれる。彼の影響だろうか。慣れぬ感覚に掌を胸の上に置きぼんやりとしていたせいで制止は間に合わず「な!おい!」急転換した彼の背中を追って駆け出し。先程から振り回されてばかり。仕事を探していたのに何故か彼の家でタルトタタンなるものを食べる事になってしまった。嫌なら無視すれば良いのだ。だがそんな勇気も、ここで一人になってやっていける気概も己にはない。迷い子のように不安を貼り付けた表情、ただ言われるままに道を覚えようと見慣れぬ景色に視線を彷徨わせる。彼と己ではそもそも立っている場所が違う。そんな思いが強いから、一瞬放たれた言葉の意味が分からなかった。呆けた様に立ち尽くしてしまった。困った様に口元を片手で覆い、視線は汚れた自身の靴へ落とす。「…可笑しなことを。俺なんかに会いに来るのに理由など……っ!」続けようとした言葉ははたして…。我に返ったように途中で言葉を区切る。これではまるで理由がなくとも会いに来て欲しいと言っているようなもの。くっ、と唇を噛み締め彼からの反応を恐れるように沈黙という狡い選択を選び)


(/お返事お待たせしてしまい、すみません…!三月、四月となかなか時間が取れないため引き続きお返事のペースが不安定なのと、いつも以上に乱れた文章でお目汚ししてしまうかと思われますがゆっくりとお相手継続して下さると嬉しいです…!礼)

  • No.598 by フラミンゴ/ダム  2019-04-01 20:13:44 



>テファン

(すっかりいじけ虫が出来上がってしまった。拗ね腐るような表情も不満を訴える言動も、それが可愛くないと言えば嘘に変わる。何を言われてもめげず、へこたれない、そんな彼の勢いは何処へやら。愈々困ってしまうのは、彼のお願いを拒めない意志の弱さにであり"への字"に口の形を変えてからうんうんと唸る様に数秒程の葛藤を。数秒が数十秒に渡り掛けた時に細く枯れる指先を伸ばして彼の手の隙間を縫う様に指先で触れて「未だ子供でいてくれよ、そんな直ぐに大人になられたら俺の心臓が持たねェっつの」子供と言うには大人であり、大人と言い切るには心もとない。そんな彼だからこそ、無理に背伸びなんてしなくて良いのだ。目尻に皴を深く刻む様にすうと瞳を細めれば、眉だけはいつもと変わらずに困ったように下がった表情でそのまま歯を覗かせるように笑みを。「どうせ。綿菓子が大人になって、今の俺くらい草臥れるまで一緒にいるんだ」好きと言えと言われて言うのは捻くれた自分には難易度が高すぎた。故に、期待の見える彼に応える事が出来ない己の情けなさを痛感しつつも、それでも自分なりの"好き"を言葉に変えて伝える事で折り合いを付け。「それとも、そう思ってんのは俺だけかァ?」答えを知っている質問を返すのは彼に対してのちょっとした意地悪か、仕切り直すようにぺちんと彼の頬を軽い力で叩けば言葉の終わりにく。と喉を鳴らすように喉仏を震わせて)


>ネロ

__承知しました。会いたくなったその時に迎えに行きます。嫌、違うか。攫いに行きます。(誰が見ても察することが出来る、其れこそ人の動向に鈍感な眠り鼠だって気付くのでは。と言うような彼のリアクションは目を背ける事が出来ずについ覗き見をしてしまう。行き先を半ば強引に決めてしまえば行き先無しの散歩のときと比較し幾分かハキハキとした動きで森の中を進み、その中で彼の足が止まった。頭を傾けて彼へ顔を向けたタイミングで伝えられた"途中"までの言葉は途中だからこそ期待を確りと残す。堪らずにくすくすと微笑まし気な声で笑いを落としてから前述を伝えれば「貴方が仰ったんです。会うのに理由は要らないと。――僕が会いたいと思ったその時にいつだって、貴方が誰と一緒だって関係なく攫います。」全然可愛げなんて無い傲慢其の物の台詞を悪気も無くしゃあしゃあと述べれば、せめてもの茶目っ気を出すようにぺろりと舌先を覗かせて。止まってしまった彼の身体を再度動かすように自らの足を踏み出して彼の身体を引き連れると「自分の発言には責任を持って下さいね」まるで証拠は押さえたとでも言う様に自身の有る強気な態度でふふ、と綻ぶように笑みを混ぜて。上機嫌の儘に数分歩みを進めればようやく見えて来たその家を彼に紹介して。「お疲れ様です。疲れが飛ぶような美味しいお菓子を直ぐに用意しますね」胸を張ったその言いっぷりで細々とした作業が得意だと言うのを示しつつ、其処まで来て漸く触れていた体を離し扉を支える様に開いて。「――遠慮なんてしないで下さいね。うちは見ての通り男所帯なんで、畏まった綺麗な家なんかじゃ有りませんから。我が家のようにくつろいで下さい」言葉通り、何だったらパーティーに向けた正装を探す為に普段よりも幾分かごちゃごちゃとした家の中に少しだけ渋い顔を覗かせて、「ネロが好きな紅茶は有りますか?有ればそれを用意します」手袋を外せばそれを無くさぬように棚の上へ、露出した手で彼が座れるように"どうぞ"とソファを示して世間話のように尋ねかけ)


(/お相子様ですので全然お気になさらないでくださいませ!お返事が頂けるだけでとても嬉しいです!。背後様が有ってのことですので、お体に気を付けてこのこの春先を乗り切って下さいませ!/蹴り推奨)

  • No.599 by テファン/ネロ  2019-04-08 18:45:02 



>フラミンゴ

(唇の形が葛藤に揺れるようにへの字へ引き結ばれる。彼の笑顔も好きだが、己の言動で気難しく顰められた表情も捨て難い。きっとその防波堤を破って彼に触れていいのは自分だけだから。ゆらりと開いた金の目で一瞬も見逃さないように焦点を結ぶ。柔らかく触れた指先に従うように固く閉じられていた手は綻び、惹かれるようにそのまま伸びてきた指を搦めとるよう繋いで。普段が朴訥な相手が語る一言一言は貴重でとても重たい意味を持つ。心の底から"うれしい"と感情が沸き立つ。「ホンマ、意地悪なんはどっちやのん。ふーちゃんには敵わんなァ」降参を表すように、ふっと肩の力を抜き。頬に生じた小さな衝撃にむずかるように僅かに眉間に皺を寄せ、第二波から逃れるように上半身を起き上がらせる。近付く距離。ふ、と片方の口角を持ち上げ挑発的な笑みを浮かべ「ふぅーん?ならまだまだ子供でおろかなァ」ボソリと呟き落とすと、甘えるように彼の膝の上にダイブ。勝手に膝枕を楽しむように、ぎゅう、と薄い腹部に腕を回し。「今のうちに子供の特権活用せな損や損。たーっぷり甘やかしてくれても構わんで。何せ渋うて格好良え大人になってまうから、可愛がられるんも今だけやでェ?」ケラケラと愉しげな笑い声をあげ、調子良く冗談を交えながら喋り。すっかり先程までの張り詰めた空気は霧散して)


>ダム

(恥ずかしい事を言ってしまった。年甲斐もなく年下の相手に振り回されている。自分に構って何がそんなに楽しいのか、返ってきた答えは頑固な頭を更に混乱させるもの。どう反論すればよいのか、一度開きかけた唇は空気だけを零し、数回それを繰り返すと軈ては何も発する事なく閉ざす。困惑したように顰められた眉はそのまま睫毛を伏せて、か細い吐息を零して。大胆でいて行動力もある、己とは正反対だからこそ余計に劣等感を刺激する。「…分かった。好きに会いにくればいい。君の行動を妨げる権利は俺にはない…。……だが、攫われるのは困る」きっぱりと強い口調で断りを入れ。楽しげな笑い声が響く中、その空気を打ち壊すように己の纏う雰囲気は堅苦しいまま。空気が読めないのは今に始まった事ではない。こんな調子だから人間関係を築くのも下手で。どんな表情をしたら良いのか分からない、ぐっと引き結んだ口許が他者から見ると不機嫌そうに映るなど本人は知らず。「君の言葉を返すようだが…仕事中は辞めてくれ。何せ責任を持って仕事をしている身だからな」嫌味に取られないだろうか。サラリと冗談のように述べることが出来ず、ただ努力はしたようで不器用な笑みを薄っすらと口元に浮かべ。小さく呟くように「それ以外なら構わない」と付け足し。あっという間に彼の家に着いてしまった。森の中はあまり目印となるものはなく、似たような光景も多かった事から一人でここに辿り着くのは難しそうだ。解放された体を招くように開かれた扉の中へ。「…邪魔をする」そわそわと身の置き所がないように、視線はあっちへいったりこっちへきたり。案内されるままにソファへ座し。物が溢れかえる光景は自身の家では考えられない。だからこそ人の温もりを感じる。「…とても温かい家だ」無意識のうちに感想を零していた。自分でもそうとは知らぬうちに。彼からの質問で我に返り、馬鹿なことを言った、と内心で舌打ち。動揺をひた隠し「どうせなら君のおススメする甘味と相性の良い紅茶が飲みたい」彼に全てをお任せして)

  • No.600 by フラミンゴ/ダム  2019-04-14 20:35:48 



>テファン

(己が綴る言葉一つ、些細なその一つで拗ねたかと思えば今度は空気が緩み絆されるように甘えたに変わってしまう。膝の上に生じた重すぎない心地よさを感じながら、正に子犬宛らと自らの腹部にてじゃれ付く彼の様子を顎を引き見つつ「――どうだか。案外ずっと可愛い儘かもなァ」楽しそうな笑い声を耳馴染み良く聞き入れつつ、くっく。と喉を震わせ笑い声を落とし他愛の無いからかいの言葉を業と送り。そう、何を如何言った所で彼と言う存在は無条件に可愛いのだ。それは見目だけではなく、内面だって、動作の一つを取ったって可愛くて仕方が無い。子猫を抱きかかえてその背を撫ぜ、柔らかく艶々な毛並みを整えてやるように、そんな温かみを持った手で彼の髪を撫でて。柔らかな髪を撫でればそれだけで気持ちが穏やかになるようで、自然と眼が細まり「幸せ、過ぎて。―――幸せ過ぎて怖くなる」元より自己卑下精神が強ければこそ、彼と一緒にいるだけで随分と甘やかされている自覚が有る。甘やかされて、引き籠りがちな意識を丸ごと引っ張り上げてくれる、そんな彼の優しさに浸っている自覚も有る。今だって、彼の髪に触れて癒されているのは自分なのだから。そんな思いからか、堪える事が出来ずについ呟きが口をついて)


>ネロ

……仕事をするのは僕の主義に反しますが、仕事に真摯なネロの邪魔をして嫌われるのは頂けません。――間を取って、もしも貴方が仕事中だったなら僕がその仕事を手伝います。仕事が終われば残る貴方の時間を僕が貰っても良いでしょう?(仕事中は駄目だと先に咎められてしまえば"ううむ、"と考えるような間を必要以上に真剣そうな顔つきで作り上げ。片手の指先で自らの顎元をトンとなぞり、浮かびあげた考えと共に表情を明るくしさも素敵なアイディアだと自画自賛しかねない雰囲気で言葉を続け。脳裏には自らには到底理解が出来ない仕事への思いや意識の高さに感心すら抱き、彼の口元に浮かぶ僅かな笑みが精いっぱいの気遣いだと知ると気負わせないようにと笑みを強め。部屋内にて大きく存在を醸すのは他ならないメリーゴーランド、それ以外は至って普通の男所帯と言うべきか。それを温かい家だと例えられれば何だか少しだけ照れくささに胸を灯し、「そうでしょうか、自分の家だと気付かないものです」なんて相槌を息を零す笑みを交えながら送り。お任せを受ければ任されました、の一言を返事の如く送ってから動きは慣れたようにスムーズで。暫しの時間を置いてからトレイに乗せたティーセットを片手に姿を現して。ふわりと香るポットの中に用意されているのはシンプルだからこそ香りが引き立つダージリン、皿に乗せられるのは噂のアップルタタン、さぁ彼は喜んでくれるだろうか。期待を含めば自然と緩む口元で「お待たせしました」と声を掛け)

  • No.601 by テファン/ネロ  2019-05-10 18:53:04 



>フラミンゴ

(顔を埋めた彼の薄い腹部。ふんわり香るのは彼のもの。すっかり身近になってしまったその香りにうっとり浸りながら、笑いの振動をくっ付けた頬から感じ取る。「ふぅん?まぁ、ふーちゃんが惚れた欲目で俺んこと、ずぅっと可愛く見えるっていうならある意味本望やけどなァ」きっとここで拗ねてみせるとまた幼いやら可愛いやら子供扱いされてしまうのだろう。それが分かっているからか、ゆるりと腹部から顔を上げ、にんまりと挑発的な笑みを浮かべては対抗するように言葉続け。彼を未来永劫虜に出来るのならば上等、髪を撫ぜる手に片手を絡め、そのまま己の頬まで導いて。余分な肉が削ぎ落とされた、丸みのない掌へ頬をくっ付け、花開く笑みを惜しげも無く零す。そっと呟かれた言葉に細い目が見開かれる。なんという事だろう、言葉に出来ない思いが沸々と心の奥から沸き立ち、 利き手とは逆の手で顔の上半分を隠すように覆う。驚きが通り過ぎれば、小さな笑いが口から漏れる。「はは、なんや。ふーちゃんも同じこと思ってたん?俺も幸せすぎて、まだ夢ん中におるんかなって怖くなることがある。ふーちゃんと出会った日から、ずっとや」重たい奴、と思われないだろうか。そんな不安が細く震える声を伝って彼へ届いてしまいそうだ。「…年老いても、最期の瞬間まで傍におって。俺が甲斐甲斐しく介護もしたるし、看取ったる」態とカラカラと明るい笑い声も交えて冗談っぽく振るまうが、表情までは取り繕うことができず、情けなく下がってしまう眉尻を隠すように顔を伏せて)


>ダム

(ここまで熱心に云い募られたことがない。対応に困るように視線を左右に彷徨わせ、恥ずかしげもなく頷き応と強請ってしまいそうになる口を片手で塞ぐ。だが何故か彼という誘惑には勝てない。「…分かった。その時は頼もう。……楽しみに待っている」かろうじて相手が聞き取れる程度の声量で呟きを落とし、手の平の裏、緩やかに口元が弧を描いていた事には自覚なく。腰を落ち着けたソファから、室内を改めてグルリと見渡す。物と様々な色で溢れた様子は彼と、ここに同居するまだ見ぬ住人の特徴を色濃く表しているように感じ、ほんのりと目尻を下げ。「…あぁ、何故だろう。部屋を見ているだけで、君の温もりを感じるようだ」人柄が滲み出ている、クスリと小さく笑声を交え、視線は自ずとメリーゴーランドへ釘付け。賑やかしい装飾に目がチカチカしそうだ、疲れを覚えた瞳を休ませるように瞼伏せ、目頭を揉む。「だが、部屋の中央に馬の置物があるのはどうかと思うぞ。防犯上の理由か?」生まれてこのかたメリーゴーランなるものを見たこともなければ遊園地なんて縁遠い身の上。盛大な誤解を、そうとは知らず親切心から忠告まがいの言葉続け。ほんのりと甘い香りとともに準備されたアップルタタン、光によって照るリンゴの艶がなんとも食欲を誘う。「感謝する」礼を述べ、初めてみた物へ興味津々の目を向け、両手で皿を顔のところまで持ち上げて。繁々と矯めつ眇めつ、満足すれば机の上へ戻し。そわそわ、と視線を左右へ揺らし重たい口を開くと「…あの、その…。すまないが、どのように食せば良いのだろうか…?」顔いっぱいに困ったという感情を貼り付かせ、恥を忍んで教えを請い)


(/お久し振りです!またしても期間が空いてしまい申し訳ないです…!ゴールデンウィークの忙しい時期を抜けましたので、暫くはお返事のペースが以前より安定するかと思いますっ。ところどころ文章が乱れているかと…お目汚しすみません…!蹴り可)

  • No.602 by フラミンゴ/ダム  2019-05-13 19:02:38 



>テファン

(己のような男相手に、不安に思う事が有るなんて。本音のそれを口にすれば否定の返事が戻ることはいい加減勉強したらしい。思えど言葉に変えること無くごくりと生唾を共に飲み込んで。例え女々しいと思われようと、それでも構わない。手の平が触れる彼の頬の柔らかさを、肌のキメ細かさが際立つ繊細さを、人柄を表すような温かさを、全てを手の平で受け止めつつ「今だってお前がいなきゃ駄目なんだぜ。夢でした?なんつって居なくなられたら困るだろ」不規則な生活を送る己が今でこそこうして日中起きていられるのは他ならない彼が起こしてくれるからこそ、見当たらない物だって時に己よりも把握してくれているのは彼の甲斐甲斐しい賜物だと自覚している。___なんて、建前上の理由なら幾らでも作れるのが大人の悪い所。本当は彼がただそばに居てくれないと、単純に寂しいだけ。「俺の面倒くささに付き合えンのなんて、滅茶苦茶なこの国を引っくり返して探したってお前しか見つから無ぇし、甘ったれなお前のこと構えるのも俺だけ……だろ」自覚する面倒臭さを述べるのは意図も簡単、寂しさを吐露するよりも圧倒的だ。続けたのは少し張った虚勢、彼に相応しいのは俺だけだと言い切るには未だ少し照れてしまうようで、最後には少しばかり口篭り。照れ隠しにわしゃわしゃと乱雑に彼の頭を撫でれば「暫くは落ち着くから、二人で何処か行ってやる。泊まりでも日帰りでも何だって良いから、__俺が介護される前じゃ無ぇと行けなくなンだろ」素直じゃない約束の取り付け方で誘いを持ちかけ、最後にはけっ、と先の彼の言葉を用いて揚げ足を取るかのように片方の瞳を細めて見せて)


>ネロ

防犯上__?、あぁ!違います。この家に住んでるのが僕を含めて全員、遊園地が好きなんです。賑やかな配色も楽しくなる音楽も。本当は僕達も遊園地を住処にしたかったくらい、……でも、残念なことに僕達の仕事場は赤の城なので、遊園地に住んでしまうと通うのが大変でして。(馬の置物と言えば堂々と置かれ吹き抜けに繋がるメリーゴーランドのそれ、頭を僅かに傾けた後に彼の疑問に気が付くと訂正をするように笑みを含ませつつ説明を。途中演技を行うような大袈裟な動きで頭を揺らして「だから、少しくらい遊園地らしさをと思ってメリーゴーランドを作ってしまったんです。そうすれば遊園地に行かなくても我慢できるかと、当初の予定ではそうだったんですが……そう上手くいくはずも無くて、結局は本物の楽しさを我慢出来ずに遊園地に日々通いつめてると言う訳です」最初はナイスアイデアを披露するかのように、続くのは肩を落とした残念がる雰囲気で、最後には開き直るように爽やかさすら持った微笑みを交えて「結局今じゃ洗濯物を干すのに使われてます」言葉通りに服のかかる馬を見ればその服を下ろしてメリーゴーランドを起動させるべくスイッチを。その動きに伴い明るい電気を灯し、メリーゴーランドが回り始めると「見てるだけでも綺麗なんですけどね」なんて軽さを持たせた声色で付け足して。___好きな物は彼にだって好きになって貰いたい。欲深い己は当然のようにそう考えて。どんな感想を持つのか、喜んでくれるか、そんな期待はなかなか形にならず、困ったように皿の上を見るばかりの彼に疑問符を。そうすること暫く、その疑問が解消されると思わず余りにも可愛らしく思いもよらなかったその理由に失礼なこととは知りつつも笑みを抑えられずにくすくすと笑い声を落とし。「お茶会のマナーなんてあってないようなもの。食べたいようにフォークを通して口に運べばそれで完璧なんです。____美味しい?」自らの手元にあるケーキ皿、乗るのは彼に渡したものと同じ物。甘い香りのそれを一瞥してから一口分をフォークに乗せて、落とさないように彼の口元へと運べば食べさせるように促し、最後には我慢出来ず感想の催促を添えて)


(/遅れてしまうのはお互い様ですし、私生活あっての事なのでお気になさらず…!それだけお伝えしたく蹴り可の所お返事を失礼致します…!文章が乱れてしまうのはこちらこそです…!/蹴り可)

  • No.603 by テファン/ネロ  2019-05-29 17:17:44 



>フラミンゴ

(出会った頃よりも逞しくなった身体。ただただ細かった喉仏は、今はより男性的な魅力で飾られ、劣情を刺激するように上下に動いて。伸ばした指先で凸凹とした隆起を撫でるように触れ、伸び上がるように上半身を起こし喉元へ軽い口付けを。「そうやね。俺がここまで頑張って食べさせて太らせたんやから、ふーちゃんの全ては俺んモン。今更他の奴に横取りされたら堪ったもんやないわァ」甘やかな声音で物騒な脅し文句を、まるで蜜のように滴らせる。言葉を辿るように喉元へ触れていた手は肩へ移動し、胸、お腹、太腿へとゆっくり降りていく。まるでいつか聞いた御伽噺のように、己は悪い魔女で、彼は食べられることを知らぬ憐れで可愛い生贄。普段の彼からは想像し難い、男らしい台詞に不覚にもきゅんと胸を高鳴らせるも、締まらぬ最後に彼らしさを見出しては思わずといった風に笑い零し。「く、はは!めちゃめちゃカッコええこと言うてる思ったのに。そこは俺だけだ!って言い切ってもらわんと困るわァ。俺が他の人に甘えても、ええのん?」ぐいっと片手で彼のシンプルな黒いネクタイを引っ張り、強引に距離を詰め、にんまりと揶揄いの色に瞳を染めて。挑発するように鼻先にチュッ、とキスを送る。頭を撫でてくれる手は照れ隠しなのか、些か乱雑だ。「え、ホンマなん?あの出不精のふーちゃんが…!感動もんやわっ!落ち着けるとこで2人ゆったり過ごすんもええなァ」誘い文句に乗らない手はない。彼のことを考えるとあんまり賑やかしい場所に遊びに行くイメージがなく、また己も2人っきりで静かな時間を過ごすことを望む。楽しみで仕方ない、緩む頬は隠しようがなくて)


>ダム

え…!あ、その…すまん。完全に勘違いしていた(優しく説明される内容に、最初は意味が分からないと眉間に皺を寄せ耳を傾けていたが、そもそもの解釈が違っていたことに気付く。羞恥に耳朶が熱を持ち、間抜けにも開いてしまった口を隠すように掌で覆う。彼の視線に身を晒していることが途端に烏滸がましい事のように思えて肩を縮こまらせる。「…遊園地など、縁がなかったもので……。このような乗り物などがあるんだな」ごにょごにょと言い訳を述べ、チラチラと見慣れぬメリーゴーランドへ視線をおくり。次に拝見した際には今回のような失敗はするまい、頭に刻むように形状を記憶して。夢を振りまく様にキラキラと光りの洪水が目を刺激する。軽やかな音楽に心弾む。訪れたものを幸福なひと時へ誘う乗り物は彼の家では洗濯の物干しと化しているだなんて、思わずシュールな光景を想像してしまい、ぷっと吹き出すような笑いが溢れた。生真面目に顰められていた眉は今ではゆるりと垂れ。「ふ、ふふ。こんな立派なものが洗濯竿代りなんて。君は本当に色々な意味で予想を裏切る」くるくると回るメリーゴーランドを細めた双眸で眺めながら、ポツリと感想を溢した。ペースを崩されてばかり、それでも嫌な感じがしないのは、彼の放つ人懐っこい雰囲気のせいか。じんわりと熱を待つ胸の上に片手をそっと当てて。まるで難問に突き当たったかのように気難しく口をへの字に曲げ、まじまじと洒落た代物を眺める。食べたいように、なんてまるで空の飛び方を知らぬのに放り出された雛鳥のような心細い気持ちに瞳は揺らぐも、口元に運ばれた一口大のアップルタタンに正解を見出す。恐る恐る、小さく口を開けては彼のフォークから食す。サクサクと香ばしい生地、キャラメリゼされたリンゴは優しい甘さで舌の上で蕩ける。「…美味しい。こんな美味しいものは食べたことがない!」あまりの美味しさに目を見開き、この感動を彼に伝えるべく、己にしては珍しいハキハキとした大きな声で感想を告げ。どのような調理方法で作ったのか、まるで魔法のよう。そっとフォークをいれ、パイ生地が何層も織りなす断面を驚きに見開いた双眸で見つめ、もう一口、今度は自身のフォークで己の口へと運んで。「本当に美味しいな…。君に出会って今日だけで色々なことを経験できた。有難う」自然と感謝の言葉が口をついて溢れる。お世話になっていたドクターにも食べさせてやりたい、皿のフォルムを指先で撫でれば遠く離れてしまったかの人を思い)

  • No.604 by フラミンゴ/ダム  2019-05-31 21:23:25 



>ソジュン

___。(横取りするような変人なんて探したって見つからない、なんて返事は彼の手が確かめるような動きで自らの身体をなぞる物だから飲み込んだ。吹き出すように笑われてしまえば自分なりの格好付けだったからか、途端に消えたくなるような羞恥がぶわっと込上げて唇を一の字に固め力強く結び。ネクタイの動きに引き寄せられ、剰え煽るような啄みを受ければ彼の可愛さに誤魔化されてしまいそうになりつつも面倒くさいこの男はすこしばかりの不貞腐れを浮かべ。歯を見せる様に顔をくしゃりと顰めてから冗談じゃない彼の発言に「……煩ぇ」彼が本気で言っていないと踏むからこそ短いそんな返事で閉じて、筋の浮く指先を伸ばして彼の額にデコピンを一つ。持ち掛けた提案がまさか此処まで喜ばれるとは、あれはこれは、と迷い悩む事さえも楽しいと言い兼ねないその雰囲気の彼を可愛いと思うのは最早当然と言うべきか。そのまま蕩けてしまうのでは、と思うほどの表情の緩みを瞳に映せば自然と自らにもそんな暖かさが染み渡り釣られる様にクと喉を鳴らし小さく笑い飛ばして「大袈裟、――偶には目一杯我儘言えよ。いっつも変に気ぃ使ってンだろ」甘ったれだ甘ったれだと彼の事をからかう事は有れど、彼が本質的な所で己の事を優先している事も、自分のことは二の次にして後回しにしている事も、そしてそれを知りながらも改善できない自分のことも気付いている。「全部が全部叶えられる訳じゃねぇけど、行きたいとこも食いたいもんも、お前のやりたい事を俺もやりてぇ」いつも美味いこと己の要望を組み込んでしまう気遣い上手の彼、逆に気遣いも察しの良さも落第点の己なのだから出来ることと言えば事前にそれを伝えることか。不器用ながらも目元の皴を深く刻めばくしゃりと笑みを浮かべて心地よい彼の声が戻るのを待とうか。)


>ネロ

なら、今度は一緒に行きましょう。観覧車に乗れば高い場所からこの国を見渡すことが出来るんです、――そうすればこの国を知ることが出来ますし、貴方がどの仕事を手伝うにしても知識が有って困ることは無いでしょう(屋内に作るメリーゴーランドを驚くアリスは多く存在するが、彼はと言えばそもそもの認識がずれていたらしい。仄かに赤く染まった彼の耳を見ればその変化が彼に対して失礼かもしれないが、ぶわっと庇護欲が掻き立てられるような感情にやられ。自制が無ければ彼の事を目一杯に撫で回していたかもしれないそんな心境の儘に飽く迄もと仮初の紳士さで次の誘いを持ちかけて。差し出したケーキを、彼の形の良い唇が食べる。それは初めてのことに警戒を見せる初々しさを感じさせて初心な動作が寧ろ官能的に思わせた。先の葛藤は何のその、食べた途端に雰囲気が変わるほどの反応を見せてくれればふつりと浮かんだ不埒な思いを掻き消してくれてつい彼の雰囲気に合わせて吹き出すように笑ってしまう。微笑ましさを持ったそんな温かみのある笑みの中で「これだけで満足なんてしないで下さいよ。貴方にはもっと色んな物を教えたいんですから」自らが振り回していて、彼は振り回されている。何てことには気づいてもいないのか、伝えられた感謝は何だか無性に擽ったい。己に向けた感謝の言葉が有るからか、彼が此処に居ない他の誰かを見ている事に気が付くと、子供染みていると知りつつも面白くなかった。ズイ、と距離を詰め彼の目の前を確り陣取ってから彼の顎を指先でツイとなぞる様に触れて「――他は見ないで」じ、と射るように真直ぐな視線を向ければそんな餓鬼臭さを浮かべる一言を我慢することなく彼へと送り)

  • No.605 by テファン/ネロ  2019-06-29 20:15:46 


(/ご無沙汰しておりますっ。長い間、返信出来ず申し訳ないです…!私生活が多忙でして、七月もなかなかまとまった時間を取ることが出来ずお返事に時間をいただいてしまうと思います…っ!もし主様さえ良ければ、現在の会話が少し中弛みしてしまっていますので、中文程度で新たな場面からゆっくりお相手していただけないかとご相談に参りました!お返事をお待ちいただいている身で図々しいお願いではありますが、ご一考していただけると嬉しいですっ!)

  • No.606 by 赤の女王  2019-07-02 16:50:55 



(/同じくお返事が遅れてしまったこと申し訳ございません!実は私事ですが背後も暫く仕事が立て込んでしまいそうで中々まとまった時間を作ることが難しく、ぜひ其方のご提案に乗らせていただければと思います!度々お待たせしてしまうことがあるかも知れません故に先に謝罪をさせて頂ければと思います…!)

  • No.607 by テファン  2019-07-09 13:52:41 


(/お返事有難う御座います…!!主様もお仕事が忙しいとのことで、お身体壊さないようご自愛下さいませっ。お返事ペースに関しては此方もお返事遅れてしまうことがありますので、お互い様ということで気になさらないで下さい!そしてお話しについてですが、今回はソヨンかソジュンでお話しさせていただけないかな、と思っておりまして。暑い日が続きますので冷たいものを食べに行ったり湖に涼みに行ったりするのが楽しそうだなーと考えているのですが、いかがでしょうか?)

  • No.608 by 赤の女王  2019-07-24 01:14:46 



(/先ずはお返事にお時間を頂いてしまって申し訳御座いません!!少々仕事が立て込んでしまいもう暫くお返事にお時間を頂く日が続いてしまうかも知れません…!。話しているそばからとなってしまい本当にすみません!そして魅力的なご提案に沢山迷わせて頂きました!ぜひお久しぶりにソヨンちゃんとお話をさせて頂ければと!簡単ながら美味しく冷たいかき氷を楽しむのも有りですし公爵夫人、羊経由にて貰った花火なんかも楽しそうだなぁと…!)

  • No.609 by イ・ソヨン  2019-08-09 15:12:16 





(/なんとも素敵な提案を有難う御座います…!もし不思議の国にも夏祭りなどがあるのでしたら、夏祭りに行きかき氷など楽しんだあと、花火などさせていただけたらとっ。お相手様は主様の動かしたいキャラで来ていただけたらと思います!設定が大丈夫そうでしたら、帽子屋邸にて準備を終わらせお相手様が迎えに来るのを待つところから絡み文を出そうと思いますのでご一考お願い致します!)


  • No.610 by 赤の女王  2019-08-14 00:56:25 

帽子屋:ハーイ。ウチのお姫サマの仕上がりはどう?。(涙の湖では決まった時刻に花火が上がると聞いた。それに合わせてメイドやトランプ兵が企画した出店が幾つか出ているのだとも。それを聞いたからには我が家で預かっている可愛いお姫さまを誘わない手は無いのだと、朝食の際には形から入る為か彼女の為に用意した淡い紫色にゆうらりと泳ぐ金魚の柄の生地を使った浴衣を渡しつつ誘い掛けた。普段はド派手なドレスに身を纏うが、今日はシックな紺色の浴衣だが編み込みからのフィッシュボーンで髪を括るのに使うのは金魚の髪留めで彼女との揃い感を作り。派手な化粧を抑えめに、何方かと言えば綺麗目のメンズ感が強い井出達なのは浴衣と言う服装の彼女を際立たせる為か。そんな恰好にて彼女の部屋をトントンと扉をノックし、誘い掛ける言葉を送り。)

人魚:―――。(普段は静かな湖が此処最近はとても賑やかなのだ。夜になればキラキラと弾けるような花火が夜空に咲いて、明るい内だってキラキラヒラヒラとした生地の見慣れない服装のアリスで賑わっている。出店からは美味しい匂いが四六時中漂っていて、浮足立つような思いが胸中に広がるのだ。そんな素敵な状況を湖の中で黙って見ているなんて事は出来ず、だからこそ誰かを誘って一緒に参加したいと考えが浮かんだ。その考えに浮かんだのは他ならない彼女の姿だったようで、帽子屋邸へと足を運べばふわりと香る紅茶の匂いにすん、と鼻を動かして「――ソヨンちゃん、いるかな」ふふ、と未だ見ていないその姿に楽しそうな雰囲気の暖かい笑みを落とし、すうと息を大きく吸い込んで「――ソヨンちゃんっ。僕とデートしてください」普段張らない大声での誘いを続け。)


(/それでは早速帽子屋と人魚の二人でソヨンちゃんを迎えに向かわせて頂きました…!もし絡み辛かったり、違うキャラの方が宜しければ全然出しなおしますので遠慮なくお伝えくださいませ…!久しぶりのソヨンちゃんにどきどきソワソワとしておりますっ。未だ暑い日々が続きますので背後様のお身体を第一にご自愛くださいませ…!)


  • No.611 by テファン背後  2020-02-11 22:33:35 



(/お久し振りです、長らくの間なんの連絡もいれずすみませんでした…!本当に言い訳がましくなってしまいますが、私生活で色々とありこちらに足を運ぶ余裕がありませんでした。長いこと当方のお相手をして下さった主様に不誠実な対応をとってしまい侘びのいれようもありません…!!
せめてこれまでのお礼だけはお伝えしたい、と思い厚顔無恥は承知の上で一度だけトピをあげてしまうことお許しくださいませっ。何年も1人のお相手様と続けさせてもらえたこと、本当に素敵なご縁をいただけて感謝しております。主様とお話しできた日はとても楽しく、色々なイベントに参加させていただいたことや素敵な息子様たちにいただけた言葉、プレゼントは今でも良い思い出です。こんな不甲斐ない背後ではありましたが、本当に素敵な時間を下さり有難うございました…!世間では色々と騒がれておりますが、主様も体調を崩されぬようお身体ご自愛くださいませ。長々とお目汚し失礼致しました)

  • No.612 by 赤の女王  2020-02-11 23:00:12 



(/お久しぶりで御座います!いえいえ、私生活があってこその也きりの場だと思っておりますのでお気になさらないで下さいませ!此方は個トピですし、背後様とのやりとりを幾年にも掛けて続けさせて頂いた身としては此処でご縁が切れてしまうことがとても悲しく辛いです。背後様さえ良ければ、此方には半年に一度一年に一度での交流でも構いません。時間が合ったときだけの暇つぶしでも勿論構わないので、是非交流を続けられればと思います。
然し、そんな身勝手で我儘を向けることで背後様を困らせてしまうことも心苦しいので、どうぞ蹴って頂いて問題御座いません。
テファンくんは勿論ですが、ソジュンくんもソヨンちゃんもギールさんもリュカさんも、何よりも背後様と紡ぐことが出来ましたご縁は私にとっても不思議の国の住人全てにおいても大切な宝物で御座います。
フラミンゴにとって、テファンくんは今もこれからも掛け替えない存在であり、テファン君以上の人がフラミンゴにはいるはずも無いのです。身勝手では御座いますが、フラミンゴと言う男の掛け替えのない大切な人と言うポジションはこれからもずっとテファンくんだけです。もしも、背後様の私生活に余裕が生まれました時、その時にこの不思議の国を少しでも覚えて頂ければまたいつでもお越しくださいませ。不思議の国は何時でも皆さんのことも、背後様のこともお迎えいたします。
最後まで優しく温かいお言葉を本当に有難う御座います。背後様も御多忙とのこと、どうか無理だけは為さらずにご自愛してくださいませ!)



  • No.613 by テファン背後  2020-02-12 11:48:57 



(/まさかお返事とともに、こんなに暖かいお言葉までいただけるとは思わず…。本当に有難う御座います…っ。テファンはもちろんのこと、ソヨンやソジュンにとってもフラミンゴ君という存在はとても大切な人であり、三人にとっては最早家族の一員です。ここで紡いできたお話の一つ一つが大切なのは今も変わりありません。厚かましいとは思いますが、今後もこのご縁を繋いでいき、主様や魅力的な息子様たちとお話させていただけたら嬉しいです!ただ、今回のように期間が空いてしまうこと、浮上率も高い時もあれば低い時もあったりとまちまちになってしまうと思います…。そんな不甲斐ない背後ではありますが、それでも良ければまたこうしてお話させていただけないでしょうか?取り急ぎお返事を書いてしまったので文章が乱れていましたらすみません…!)


  • No.614 by 赤の女王  2020-02-12 12:36:54 



(/こんなにも身勝手で自分本位な我儘な申し出にも関わらず、受け入れて頂けたこと、これからもこうして背後様とのご縁を紡ぐことが出来るということ、心から嬉しいです!お話が出来るだけで嬉しいので浮上率に関しましてもどうかお気になさらないで下さいませ。ご負担が無いペースでのんびりとでもお話する事が出来ると嬉しいです…!私生活やお身体が第一ですので、こちらの事はお時間がある際の息抜きとして利用していただければと…!)

  • No.615 by テファン背後  2020-02-13 13:36:23 

?

(/此方こそ都合の良いこととは知りつつ主様のお優しい提案に甘えてしまう形になってしまったこと、申し訳なく思いつつももう一度お話出来る機会をいただけてとても嬉しい思います!つきましてはもう一つの我儘となってしまうのですが、半年ほどなりを離れていた身、ロルに慣れるまで無登録キャラでお話させていただくことは可能でしょうか?ご検討のほど、宜しくお願い致します…!)


  • No.616 by 赤の女王  2020-02-13 17:51:00 



(/ご相談を有難う御座います!勿論大丈夫でございます。背後様のご負担にだけならないようにして頂ければ何よりも嬉しいです…!また、交流の際にはどの住人がよいかをお伝え頂けると幸いです!再び背後様と文章が交わせることが心から嬉しいのでのんびりとお相手していただければとても嬉しいです!)

  • No.617 by テファン背後  2020-02-14 01:01:40 




(/有難う御座います…!実は前々からこんな感じのキャラを扱ってみたいな、と思っていた設定があるのですが中々に強烈なためひっそりとしまい込んでいた娘がおりまして…。良ければ一度設定を見ていただいた上で、主様の地雷に触れていなければ交流してくださる住人さんの相談をさせていただけないかと…!勿論、相性が合わないなどありましたら遠慮なく仰っていただけると幸いですっ)


指名(初回交流の拾い主)/
名前/ベアトリス
年齢/32歳
性別/女
性格/高慢ちきで自分が一番でなければ我慢ならない女王様気質。周りを若い男女に囲ませ横柄に振る舞い、我儘を言っては周りを振り回す。付き合いのある男性は金蔓、金の切れ目が縁の切れ目とばかりに派手な付き合いを繰り返しているように表向きはみえる。その実、付き合いのある男性達はみな民を苦しめ富を得た者たちであり、周りに侍らせている若者達は孤児や売りに出されたものたち。女という立場上、政治的介入は困難であり自身の美貌を活用して己の正義を貫いている。己自身も人を貶めるために手を汚したことに関して罪の意識はあり、修羅の道を歩む事を覚悟しているぐらいには肝が据わっている。
容姿/素顔は垂れ目がちな眦と小ぶりな唇が幼く見せる顔立ちであるが、化粧を施し誤魔化している。眦はアイライナーで跳ね上げ、口紅で下唇をぷっくりと色っぽく仕上げている。青白く血色の悪い肌はファンデーションで隠し、健康的にみせている。ピンクゴールドの派手な髪は緩やかにウェーブを描き、上品に夜会巻きで纏め上げられている。前髪は8対2で分け、くるりとカールさせた前髪をサイドに垂らしている。瞳は太陽を溶かしたようなアンバー。長い睫毛はいつも物憂げに頬に影を落としている。首元や耳、指にはその日の気分に応じて華やかなアクセサリーを身につけている。服装はローブ・ア・ラ・フランセーズのようなドレスを着ており、豪華な刺繍やレース飾り、宝石なとで飾られている。手には扇を持ち、頭には造花やレースで装飾されている帽子を被っている。
備考/古くは王家から降嫁した姫君の血を受け継ぐ家系に生まれたが、数代前の当主の時に家は没落。それからは貧しい暮らしを余儀なくされる。幼い頃は貧しいながらも父母と日々の小さな幸せを感じながら生きていたが、五歳の頃に火事で生き別れに。その後、孤児院へ連れていかれるが、直ぐに親族だという者が現れ戸籍上家族として迎え入れられる。当時は精神への負担も大きく、心配した親族がお抱えの医師へ診せており、現在でも定期的に診察は続いている。親族に対しては父母の埋葬も丁寧にして貰え、当時は大層恩義を感じていた。社交界へデビューするまでは悲しみも辛さも乗り越え、恩義を返そうと血の滲むような努力を行い華々しくも社交界へのデビューを果たす。やがて、ある噂を耳にして真実を知るにつれ親族へ抱く思いは嫌悪へ変わり、悪女の仮面を被って目的を達成しようとするまでに。
ロルテ/(表向きは華々しい社交界。其々綺麗に着飾り、身につけた仰々しいほどの宝石たちは光を反射してこの場に光彩を添えている。楽しげに囁き合う言葉はドロリとした毒を孕んでおり、まさに魔物の巣窟。目の前には己への挨拶へと出向いた、若々しい魅力に溢れたデビュタントたち。その1人へ目を留めると、まるで存在自体が受け入れられないとばかりに持っていた扇で口元を覆い隠す。機嫌を損ねたように眉根を寄せ、ツンと細い顎を持ち上げて。「まあ、アナタ。随分と意地悪なのね。あたくしが、その香りを苦手と知ってこんな事をなさるの?」ピシャリと強い口調で言ってのけた言葉は、鈴のような声音とは真逆で多分に棘を含んだもの。ターゲットにされたデビュタントが、小さな体を縮こまらせ青褪めた顔で震えている。そんな様子など目に入っていない、とばかりにクルリと背を向け社交場を辞す。この後、社交界の華と名高い自分の機嫌を損ねたとして彼女の父親である男爵自ら誠意を見せにくるだろう。その際に一言二言甘言を囁いてやれば、コロリと転がされ娘を手放すのだ。それも呆気ないほどに。燃え上がる憎悪にも似た強い感情は瞳を伏せることで覆い隠し、馬車に乗ずる。静寂とした月夜の晩、響くのは蹄音ばかり。暫し煩わしいだけの俗世に別れを告げるべく、瞼を閉じた。ふ、と意識が浮上する際、最初に感じたのは作り物には出せない、瑞々しいまでの華やかなローズの香り。気付けば赤い薔薇に囲まれ、幽鬼のように音もなく立っている自身。見知らぬ薔薇園に囚われてしまったかのようだ。息を繰り返すたびに芳醇な香りが身を包む。世界は、こんなにも色彩で満ちていただろうか。溢れる感動とは裏腹に指先は冷え切り、口を突いて出たのは皮肉)あぁ、ほんに綺麗なところ。虫唾が走るぐらい。綺麗なだけなんて、なんてお上品で退屈なのかしら。あたくし、眠ってしまいそうだわ。

  • No.618 by ダリア  2020-02-15 20:53:38 



(薔薇の匂いが籠るように立つ庭園の中で別の匂いが交わる空間が一つ、別の花の匂いが合わさることで一瞬にして薔薇園ではなく花畑に来ているのではと錯覚させるような空間に変わる。その原因である男は庭園をマイペースに右に左にと歩み進む。不意に、薔薇の甲高い声ではない落ち着きを持つ女性の声が風に乗って届く。一列か、二列か、その先に他の誰かがいることを示すその声に気が付けば無自覚に落としていた視線を持ち上げてきょろりと探るように周囲を見渡し「アリス?、誰かさぁ、そこにいるの?」片手を自らの口元に宛がい声を通すために簡易的なメガホンを手で作り上げてから正しい場所を探るべく尋ねかける声を。先ほど聞こえていたその声のもとを何となく探れば城へ向けていた足先をその場へと変更させて「___こんにちは、」ビンゴ。見つけたその姿はその瞬間に時間が止まってしまうような美しさ、麗しさを持っていた。とっさ的に反応が遅れてしまえば懐っこい笑みを表情に浮かべてからペコリと浅い動きでの会釈を添えて挨拶を一つ。見る者の目を奪うようなその女性を見たことが有ればきっと記憶に残っている、所見のように時間が止まったと言う事は「初めまして、かな」と多くのアリスと携わる城が自身の一日の殆どを滞在する場所だからこそ最後には少しだけ声が上ずるように語尾を上げつつ付け加えて)

(/とても素敵なベアトリスさんと交流することが出来てとても嬉しいです!早速ダリアにてお迎えに上がらせて頂いたのですが、もしも違う住人がよろしければご遠慮なくお伝えくださいませ!)

  • No.619 by ベアトリス  2020-02-16 12:31:31 

(現実味のない空間、だが肌に伝わる風は冷気を纏い指先の温度を奪っていく。夢心地も一瞬で霧散するというもの。突如として見知らぬ場所に来たことで近頃倶楽部で流行っていたクスリでも盛られていよいよ頭がおかしくなってしまったか…そんな心配もしていたが、どうやら違うらしい。知らずつめていた息を吐き出したとき、香りの種類が変わった。噎せ返るほど濃密だった薔薇の香りは変質して、種々の芳香が入り混じり調和された空間は花の鳥籠に囲われてしまったかのようで。流れてくる空気の方向へ窺い見るように伏せた睫毛の奥から視線を送る。その先には可憐な面持ちの青年がいた。警戒心を抱かせないような雰囲気に人好きのする笑顔、どれも記憶にはないもの。彼と向き合い、「御機嫌よう」と挨拶を述べてから、スカートの裾を摘んで膝を折り曲げお辞儀を。どうやら、想像の遥か上を行く事態にこの身は投じられたらしい。彼の服装からして、見たことのない技法を用いられており、この薔薇園の様式も知らぬもの。「ねえ、アナタ。先程、アリスと仰ったけど、何方か探されてるのかしら?ああ、でもそのアリスさんとやらを探す前に、少しあたくしにアナタの時間を下さらない?そうねえ…、ここでは落ち着いてお話も出来ないわ。あたくし、何処かゆっくり出来るところへ連れていってほしいわ」垂れた目尻が優しげな彼の青い双眸を見つめ、殊更にゆっくりと微笑んでは、さも当然とばかりに手の甲を上に向けて片手を差し出すと、エスコートを所望して)


(/お迎えしてくださり有難う御座います…!途中で扱い難かったり地雷を踏んでしまうようなことがあれば遠慮せず仰ってくださいませ!また、安定するまでロルがブレブレでお目汚しするかと思いますが、気長に付き合って下さると幸いですっ/蹴り可)

  • No.620 by ダリア  2020-02-26 10:21:18 



(余りにも上品なその仕草は品位ある場に馴染みのない己にとって彼女のたった一息分ほどの動作はその品位を見せつけるのに十分すぎる物で。よく言えばフレンドリー、悪く言うなら教養が無い、だからだろうか彼女の勢いに″えぇっと″だの″あー″だの間延びするような言葉をいくつか落してポリと自らの口元を指先で一度だけ引掻いて「アリスはアリス、アナタのこと」と浮かべる表情はマイペースさの浮かぶへにゃりとした屈託のない物、懐っこい雰囲気のままに頬を掻くのに使用した指先を彼女へと向けて。「俺が探してたのはアナタだから少しでも沢山でも俺の時間をあげる」差し出されたその手を力を入れずに取り、自分の物とは違い細く華奢な手を傷つけてしまわないようにそっと取りながら「落ち着いた所、___静かな、___任せて」手を取りながら最初は彼女の要望に応えられるような場所を探るように呟きを、途中でパっと思いついた一つの場所に再度表情を明るくさせた後にその手を引いて「不思議の国にようこそアリス。アナタに会えて嬉しい」視界を奪うような赤い薔薇を迷うことなく幾度か曲がる、エスコートをするために少し先を進む体を振り向かせて彼女を瞳に移せば悪戯と楽しむような声色で本音を吐露。彼女へ向けた視線を再度前へ戻せば「俺のことはダリアって呼んで」人懐っこい雰囲気で、弾むような明るい声で名乗るのは元来人好きをする性分故か。完璧なエスコートと呼ぶにはマイナス点が多い懐っこさを持ちつつ彼女の手を引き進むのは庭の先、薔薇庭園ほど爛々と咲き誇る花は無く、かと言って殺風景と言うほど白けてもいない。小花がちらちらと咲き、小鳥用の水飲み場と簡易ながらもオフホワイトで揃えられたガーデンテーブルとチェアが。「ここね、静かだし綺麗だし俺のお気に入りなんだ。アリスが気に入ってくれたら嬉しい」繋いでいた手を離せばととと、と足取り軽く先を進んでチェアへ腰を下ろし。隣を示してからおいでおいでと手招きを)

(/蹴り可のなかお伝えしたく失礼致します…!!中々パソコンを開くことが出来ずお返事が遅くなってしまい申し訳ございません…!!凛とした中に強さだけではないベアトリスさんにドキドキとしながらお返事を打たせて頂いております…!!長くなってしまいがちなので遠慮なく短くして貰って大丈夫ですので!/蹴り可)



  • No.621 by ベアトリス  2020-03-31 22:16:22 




(/お世話になっております!!お返事が遅れてしまっておりまして、大変申し訳ないです…!丁度私生活の方がゴタゴタとしており、四月以降も定期的にお返事する事が難しくなりそうです…。本当にお待たせしておりご迷惑をお掛けしておりますが、良ければ此れからも不定期ながらお話を続けていただけないでしょうか?自己中心的で我儘な申し出だと理解しておりますし、主様がとても参加者各位のリアルの生活を大切に思って下さっていることも承知の上での相談ですので、難しければすっぱりと断って下さっても構いません!背後が主様の大ファンですので、その場合はまた本トピの方に時間がある時に参加させてもらえれば嬉しいな…と思っている次第です!急ぎの為、乱文失礼致しました。ご検討宜しくお願いします/礼)


  • No.622 by 赤の女王  2020-04-02 18:49:05 



(/此方こそお世話になっております!お返事に遅れてしまい申し訳御座いません…!!そして件の内容ですが勿論ゆっくりで大丈夫です!ひと月に一度でもふた月に一度でもそれ以上でも構いませんのでゆっくりと御相手を続けて頂ければとても嬉しいです!背後様の綴られる文章に触れていたい私の我儘ですのでお返事のペースに関して何も気にしないで暇ができた際で構いません!かくいう私も今はウイルスの影響が強く仕事が忙しく中々とスレの方に足を運ぶことが出来ないでいますのでご多忙の状況を強く理解しています。何よりもこう言った状況でのご多忙とのことですのでお身体を第一にご自愛頂ければと思います…!余裕が生まれた時に背後様の文章に触れることが出来れば私はそれだけで嬉しい限りです!長くなってしまい申し訳御座いません!お返事を失礼致しました!)

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