Shall We Dreaming ? / 非募集

Shall We Dreaming ? / 非募集

フラミンゴ  2017-03-30 08:35:20 
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フラミンゴにとって特別な元アリスがだけが
鍵を持つ

純白を多色に染めて

>Candy flossのような髪を持つ少年以外入室禁止



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  • No.201 by ライオン  2017-06-18 19:55:41 



そりゃ頼もしいな、――今夜はコーンスープとトマトソースのパスタ、後は今買ってきた新鮮な野菜を使ったサラダの予定だぜ(味見係の立候補が上がれば子供らしいその申し出にふはっと息を吹き出す様子で笑い声を上げて、今日のディナーメニューを伝えてから彼に起こっていた災難を聞いて、また大変だったと再度笑ってしまってから「でもな、アリス。っつうことは今の所悪い運の先払いをしたってことだろ、残りの今日はラッキー尽くしで忙しいぜ」根本的な前向き思考を披露するべくじとりとした眼差しも何の事やらと自信満々に言い切って。不意に逸らす事無く目を合わされると至近距離の顔にたじろぎ動揺し、その行動の理由を説かれた所で自らも覗き返すべくくりんとした丸い瞳を見詰め、「驚いた。ホントだな、アリス言ったろ。早速ラッキーの回収が始まったぜ、こんな偶然滅多にねぇ!」ワシャワシャと遠慮なくくりんくりんと柔らかな彼の頭を撫で回し豪快に笑い。背中に彼の重みを感じれば其の儘”おっしゃ、行くぞぉ”と立ち上がり歩き始めるのに合わせて彼が見た事無いアリスで間違いが無い事と、一人で此処に来ている理由に納得し。”そー言う事!”と納得した返事を返すより先に後頭部に刺激が与えられれば擽ったいその違和感に身じろいでケラケラと笑い声を零し「やめッ、駄目だ、ストーップ。アリス、落としちまうって!俺擽ってぇの弱いんだって」落としてしまわない事だけを気を付けて騒いだことで上がる体温を感じつつ「悪戯っ子なアリスだな、女王を見てるみてぇだ」落ち着いた気持ちに合わせてひゅう。と口笛を長く鳴らし、人見知りの無い人懐っこさから懐かしむ様に呟いて、"よっ"と体制を直す様に歩きながら背負い直しては「お前さんだってもう用事が有るだろ?今日のお菓子とディナーの味見をするって言う責任重大な任務だぜ」彼の背を押す様な頼んだと言わんばかりの声色で彼の口から上がった誰彼の用事より重大だと訂正を掛けて)

  • No.202 by イ・ソジュン  2017-06-18 20:41:38 



任せてぇや、僕コーンスープもパスタも大好き!でも、サラダん中にトマトは入れたら嫌やからねぇ(語られる本日のディナーをほわんと、頭の中で思い描き、ホカホカと湯気の上がる想像の中の料理に既に小腹が刺激されて。然しサラダ、と聞いてはへにゃりと眉尻下げ、負ぶさった加減で見下ろせる彼の旋毛に人差し指をツンツン当てながら注文を一つ。くしゃくしゃと乱された髪の毛は毛先がぴょんぴょんと跳ねて綺麗に収まることを知らず、そよりとふく風に更に乱れ。それと言うのも今朝ソヨンにブラッシングして貰っていないがゆえ。その理由は態と明かさず、「もぅ、ライオン君のせいで髪くしゃくしゃやぁ。お城着いたらちゃんと治してよぉ」全て責任転嫁してしまえば、抱えられた状態で足をプラプラと揺らし彼の意識を引いて。気持ちよく彼の髪に埋まっていたところ、ストップとの声が掛かれば”えぇー”と嘆きの声を上げ。まるで好物を取り上げられた小動物のような顔をしては、落とされぬようぎゅっと、彼の方に抱きついた後、腹いせに目の前でピョコピョコと動く丸い片方の耳へと柔い力で甘噛み。「ライオン君のけちんぼ。今あかんのやったら、お城着いたらいーっぱい触るねんからなぁ」憧れの女王様を見ているようだ、と言われてしまえば気分は上々、悪い事に更に図に乗ってしまえば、我が儘放題にしたい事を付け足し。重い口調で責任重大と告げられては、心の中の幼い子供心が刺激され、うずうず漲るやる気を表すように、荷物持っていない方の手で敬礼の真似事しては「ラジャー、隊長!今日の僕の任務、お菓子と晩御飯の味見完遂してみせるねぇ。全部出来たらご褒美くれる?」ちょこんと彼の頭の上に顎先乗せては上から覗き見るように軽く前屈みになって図々しくも褒めて欲しいと強請り)

  • No.203 by ライオン  2017-06-19 15:34:18 



トマトが嫌いだなんてアリスは餓鬼んちょだな。トマトくらいパクパクって食えないなんて__いやいや、アリスにトマトは難しいな。言いすぎた、悪い悪い。お子ちゃまなアリスには難易度が高すぎる(会話の流れからトマトが苦手な食べ物なのだと察すると大袈裟なほど業と彼を煽る様に"たしかに大人じゃ無きゃトマトは美味しく食えないもんなぁ"とシミジミとした声色で続け。毛の動きが首筋をサワサワと擽るよりも大きな刺激が耳に与えられれば「こぉら、だから俺はくすぐったいのが苦手なんだっつうの」片手で彼の事を支えながらもう片方の手を持ち上げて背負う彼の頭部を咎めるべくポンポンと触れて「あんまオジチャン困らせんなよ。落としちまうし、落ちたらいってぇぞ」Booと唇を尖らせ非難めいた声を上げてから唯でさえ木々が悪戯をしてくる森の中を進むのだからと注意をするべく言葉を続け。上手に口車に乗ってくれた様子を見れば満足と口角を持ち上げて「そりゃぁ報酬は必要だぜ。遊園地に持って帰る土産を用意してやる」彼の言い分をその通りと数回頷きながら覗き込まれるその顔に答えて見せて、彼が望む褒美かどうかはわからないが先ほど遊園地に住まう鳥の他にも名前が挙がっていたことから他にも遊園地に住んでいる事を察して「美味しいフルーツ有ったからフルーツサンドを食後のデザート用に準備してやる」これでどうだ。と瞳を細めご褒美に値するかどうかを決める駆け引きを楽しんで)

  • No.204 by イ・ソジュン  2017-06-20 09:56:43 


…っ、ライオン君のいけず〜!!(大袈裟なほどに子供だと詰られ、トマトが食べられない事を悪いことのように告げられては、プルプルと両肩は震えだす。どうにか彼を慌てふためかせたい、ぐっと目に力を入れては潤みだす瞳、ぐすっと嗚咽上げて顔を伏せては兄以上に得意の泣き真似を披露。そっと耳を澄ませては果たしてどんな反応をするだろうか、と内心ワクワクと待ち。頭を撫でられる刺激に片目を瞑り、さすりと一度その掌に頭を擦りよせて。「ライオン君は僕を落とさんって信じとるもん!」大人しく噛み付いた耳は口から話し、手をお行儀よく彼の肩に添えては、こんな時ばかり幼い子供の顔をして自信満々に告げる。然し触れた耳の感触の心地良さに魅了されては一度だけの接触では満足せず「やったらお城着いてから触ってもええやろぉ?そしたら万が一にも落っことす心配ないもんねぇ」甘ったれた声音で願いを口に出しては、”ねぇ?”と同意求めるように問い掛けて。城へと向かう道中ちょっかいかけてくる木々に興味を惹かれ触れようと片方の手を伸ばすも、届かぬと知れば諦め、ヒラリと振って”ばいばーい”と挨拶し。フルーツサンドとは、何と美味しそうな響きであろう。想像だけでコクリ、と喉を鳴らし。だが素直に頷くのも面白くない、と気分屋な自分が顔を覗かせては、ふいっと顔を横向け顎を逸らし高飛車な様子で横目に彼を見ては「…生クリームもたっぷり入れてくれるなら考えてあげん事もないよぉ」と返答して。ご飯の食事をしているからだろうか、刺激されたお腹は”ぐぅー”と音を立て存在を主張する。ぺたり、と元気無く彼の頭に片方の頬を付け項垂れては「ライオン君、お腹減ってもたぁ」と足をバタバタさせ愚図りだし)

  • No.205 by ライオン  2017-06-20 16:03:31 



はっはーん。泣いたってオジチャンには効果ないぜ、そんな子供指折りじゃ足りない位見て来たんだ(聞こえる嗚咽に全く動揺が無いと言えば嘘になるが、彼が幼子と言うには大人である事も理由の一つにこの空気を茶化す方向へ話の向きを持って行き、胸を張ってはワハハと豪快に笑い上げて「それに俺は泣く子も黙らせる百獣の王だぜ?」首周りの力を抜いては頭を少しばかり傾けてちらりと目線を向け。無条件に信頼を寄せる様な甘え方をされれば幼さが見える申し出に内容なんて二の次のまま良い返事をしそうになる。とは言え甘やかしばかりのこの国では珍しく締める所は確りと締める気のようで「いいや、アリスは俺が嫌だって言うようなことやる意地悪じゃないだろ?アリスは優しい顔してるもんな!」求められた同意の言葉ではなく注意でも無い、寧ろ同意を求める様な口ぶりで伝えてから同意をより促すべくトンと背負う身体に揺れる動きを与え。ツンと気取る様な流し目で追加された要望を全て掻き消す様な腹の音に小動物でも見ているような庇護欲を湧かせつつ愚図る体を落とさない様に確りと支えて「慌てなくても飯は直ぐだぜ。それに腹減ってるなら最大に美味しい状態で飯が食えるからラッキーだな」くく。と歯を見せる様な笑いを滲ませながら彼の空腹を前向きにとらえ、話しながらあっと言う間に到着した城の前で背負っていた体を下すと「アリス隊員、キッチンに到着したらまずは手を洗ってくれ。その後は紙袋の中の食材を冷蔵庫にしまう任務を頼んだ!」サイドバックの前髪を掻き上げる様に手で前髪を撫でつけてから口にして、扉を開けば自身にとっては慣れた道のりであるキッチンへ進み「遊園地に住んでるっつう事は此処で飯食ったこと無いのか?残念だな、最ッ高に美味い飯が毎日食えんのに」キッチンに到着すれば羽織っていたジャケットを脱いで深紅のエプロンを着用し、手を洗う最中に彼のことをと尋ねかけて)

  • No.206 by イ・ソジュン  2017-06-21 20:10:49 




むぅー。泣く子は黙るかもしれんけど、トマトは食べへんもん!(今迄出会ってきた大人は大抵泣き真似をすれば取り乱し自分の思う通りになってきた為、彼の反応は新鮮で楽しく。潤んでいた瞳は直ぐさま乾き、きょとりと瞬きした後、瞳の奥を楽しげに細めるが言葉ばかりは未だ彼と対決を行う。向けられた目線にはこれ見よがしに”イヤイヤ”と首を大きく横に振り拒否を示し、意地悪な口を閉じさせようと空いている方の手を前に出し掌で柔く彼の頬を引っ張っろうとして。強引なほど、自分と同じ手を使い同意求められては、むすっと両方の口角を下げ。彼の嫌がることをするのは本意ではない、だが耳への興味を薄まらず、その狭間を心が揺れ動く。「ライオン君のいけず、けちんぼ!」文句をぽつぽつ零しつつ、嫌われたい訳でもない為、言葉と裏腹に行動は縋るように彼の首に腕回し、きゅっと抱き着き。「でも、でも耳触りたいもん…っ。…一日一回でも、あかん?」おずおずと最大限我慢した結果の提案を行ってみて。漸く森を抜け到着した城。以前来た時もその大きさに圧倒されたのは記憶に新しく。背から降ろされては既に足の痛みは引き、弾む心のまま彼の後を追い掛けてキッチンへ入れば任された任務を遂行すべく早速手を洗い、紙袋の中身を冷蔵庫へ並べていく。その途中、質問された内容にはコクコク、と何度か頷き「お城のご飯、食べたことないわぁ。遊園地ではドードー君とかソヨンが美味しいご飯作ってくれるねん。でもライオン君の作ってくれるご飯も楽しみやわぁ」ほわほわと緩んだ頬はそのままに、ゆったりした声音で如何に料理を楽しみにしているか告げる。冷蔵庫への片付けが終わっては彼に敬礼ポーズ取って「終わったよぅ、隊長ー」とノリノリで返答し。次に頼まれる仕事を待つように期待を宿した瞳でじぃぃと見詰めると、彼が身に付けた深紅のエプロンが目に入り欲しがりやな子供のように”ええなー、ええなー、カッコええねぇ”と感想を零して)

  • No.207 by ライオン  2017-06-23 18:11:03 



そりゃ残念だな。トマトなんか暑い日に食ったら最高に美味いの――(うるうると太陽の光が力添えし光る目元があっと言う間に引いたことで泣き真似だったと言う事を自信持って理解すると、この国だと彼の小悪魔の様なやり方に騙される住人が多いだろうとこの国を賑やかしてくれそうな彼の存在を面白がって。口だけはからかいを止めずに続けていた所、そんな中で頬を引っ張られれば彼の思惑通りに綴る言葉は途絶える事となり。天邪鬼とも取れる言葉と行動の相違が益々彼を子供らしく見せてしまい、わははと堪えきれずに豪快に笑い声を上げて「態々耳触る為に遊園地から此処まで来るっつうなら良いぜ」かぐや姫のような無理難題、将又、彼の妥協案の揚げ足を取るようなその言葉を返して。自身にとって何よりも扱いに慣れた城のキッチンに立てば今から使うべく材料を纏めて行き、その間にも頼んだ仕事を彼が終えればどうやら手伝いをしてくれるのだと言うことが雰囲気より伝わって「エプロン付けっか?手伝ってくれるんならエプロンは必需品だぜ」自身の姿を瞳に写しながら漏らされる発言が余りにも素直だったからか零れそうになる笑い声を抑え込みつつクイクイと自身がエプロン等を纏めている場を示し、とは言え答えは聞くより先に分かっているからか「言っとくけど新品じゃねーぞ!」けら、と冗談交じりの口調で伝えて棚を漁ればストックのエプロンを取り出して。彼がエプロンをつけている間に冷凍庫より出かける前に下準備として作っていたストロベリーヨーグルトのジェラートが入るステンレス製のバットを取り出して、冷やされていた硝子の器に中身を丁寧に取り出して、手際よく細かく切ったストロベリーを散らしてミントを添えた物を一つはトレイに乗せて通りかかったメイドに女王陛下へと渡す様に託し、同様の物をもう一つ作れば「そら、外暑かったから先ずは体冷やせ」スプーンを添えたそれを何よりも先ず約束の一つを叶えるように渡し)

  • No.208 by イ・ソジュン  2017-06-25 21:42:31 


あの噛んだ時の感触が嫌いなんやもん。ライオン君の意地悪なお口はチャックしとかんとねぇ(どうしても慣れない、あの感触を思い出してしまっては、素直に”べぇ”と舌を出し顔を顰めて嫌だという事を全面に表情に表す。相手の言葉を遮る事に成功すれば、お得意のニンマリ笑顔を浮かべ、親指と人差し指でチャックを持つ仕草しては己の唇の上を左から右へと滑らせ。提案される難題にパチパチと瞬きを繰り返し、遊園地から城までの道程を考える。普段ならば率先して歩こうとは思わぬ程の遠さであるが、その先に彼の耳を触る権利があるというならば話は別。期待を裏切るように、元気一杯にぴょんと大きく飛び跳ね、Vサインしては「それホンマ?約束やでぇ。耳触りとうなったらお城に遊びに来るねぇ。そん時はライオン君の手料理もご馳走してなぁ」もう一つ、自然な流れで約束事を増やしてみて。問い掛けつつ、何だかんだと用意されたエプロンをぎこちない手付きで身に付け、態と不細工な蝶々結びにするのは、普段ならば見兼ねた姉が構ってくれる習慣からくるもので。テキパキと動く、鮮やかな手の動きに見惚れつつ、早速願い事が一つ叶っては嬉しさで頬を紅潮させる。手渡された硝子の器は、熱した体には丁度心地良い温度で。そこにちょんと乗せられたジェラートは、可愛らしいストロベリーと爽やかなミントがアクセントになっており、何とも美味しそうな組み合わせに、こくんと喉を鳴らす。こんな時ばかりは、常々行儀に煩い兄弟の言葉が頭を過り、一度テーブルに器を置き、両手を合わせて”いただきます”の挨拶をし。一口分スプーンで掬い、口に放り込んでは甘さがふんわりと広がり。冷えたジェラートの食感にきゅと一度目を瞑っては、「〜!めっちゃ、美味しいー!ライオン君、おおきにねぇ」美味しさを噛み締めて。満面の笑みで感想伝えては、暫くジェラートに夢中になり、幼い表情のまま無言で食を進め)

  • No.209 by ライオン  2017-06-27 16:52:40 



(余程苦手なのだと伝わる表情や意地悪を覗かせた小言を聞きたくないとチャックをされてしまえばそれ以上何かを言う事無く、代わりに遊園地から城に来ることを渋ると思っていた裏をかかれると其方に興味を持って新たに付け足された約束にも快く頷き「いつでも来いよ。美味い飯食わせてやる」約束なんて滅多にしない、その為響き自体が懐かしく自然と頬が緩み不器用なリボン結びのエプロンに「アリス、お前は不器用な奴だな。へたくそめ!」ひっひ、とからかいを前面に出した意地悪い笑い方で腕を伸ばし"貸してみろ"と不器用なリボンを一度解いてから途中で解けてしまわない様に結び直して。提供したジェラートを彼が喜ぶと、目の前で美味しい美味しいと感想を伝えられる事で唯でさえ高い自尊心はますますと磨きがかかり"そうだろ、そうだろ"とばかりに頷いて、「暑い外を頑張ったから美味いんだぜ」彼が公園にいた時間が何よりも美味しくさせるのだとぱちんと指を鳴らしてから伝え、彼と話をしながら夕飯の下準備に取り掛かろうと冷蔵庫を覗いた際にピンと閃けば冷蔵庫より小さなグラスを取り出して、中には透明なジュレが入っており。中身はトマトジュースをこして透明にしてからつくるジュレなのだが、レモン汁や蜂蜜でお菓子代わりになるそれを元がトマトだとは伏せて「アリス、これも食ってみろよ。俺が後で食おうと思ってた賄いおやつ、蜂蜜味で最ッ高に美味い」トンと彼の前に並べてはリアルタイムの反応を見逃してはならないと確りと視線を向けて)

  • No.210 by イ・ソジュン  2017-06-30 09:36:24 


わぁ、ホンマぁ?やったらライオン君の所に通うー!(来訪の度に彼の耳を触り、手料理を振舞って貰えるなどご褒美以外のなにものでもなく。バンザーイ、と両手上げ喜んでは、はしゃぐ声音でケラケラと約束を交わし合い。綺麗に結ばれたリボンの紐は彼の器用な手つきを表すように、よれること無く真っ直ぐにリボンの形に整えられていて。その仕上がりにパチパチと拍手を送る。自分でやっては中々上手く纏められる蝶々結びをじーと見下ろしては、ぱっと顔を上げキラキラと尊敬の眼差しを向け「これどうやったら綺麗に出来るん?僕にも上手に結べるコツある?」教えを乞う生徒の様な態度で尋ねかけ。大切に大切に一口ずつジェラートを食しながら、何やら別の料理をしだした相手の後ろ姿を物珍しげに眺める。果たして今度は何が出来るのか。暫し待ってみると完成した代物は己の目の前に差し出させる。小さなグラスに入っているのは見た目は透明のジュレ。蜂蜜味、と紹介された其れを何の疑いもなくスプーンで掬い大口開けてパクリ。口の中に広がる蜂蜜味は甘く、まさかトマトが混ぜられているなど露ほども思っておらず。お腹が空いていた事もあってか、ペロリと完食してしまえば、胸の前で両手合わせ、彼に向け軽く頭下げつつ”ご馳走様でしたぁ”と告げ。「此れも美味しいねぇ。何のお菓子なん?」と聞きながら、彼の作業の邪魔にならぬようそっと立ち上がり空になった器を洗い場まで運び。「先ずはこれ洗ったらええかなぁ?」勝手に触って良いものかどうか分からず断りを入れると、承諾が得られた時の為に腕捲りし準備だけは万端で)

  • No.211 by ライオン  2017-06-30 17:51:05 



今度来るときは遊園地の奴らも、あと他のアリスも、一緒に連れて来いよ。ドードーが居りゃ美味い酒も飲める(此処に来ることを喜ばれればこの喜びに答えるだけの料理を作らねばと気合が入ると言うもの、彼が一人で森の中を抜けるのは大変だろうと思えばさした大酒呑みじゃないが、楽しい食事と未だ見ぬアリスとの顔合わせなら持成し好きのドードーがとっておきの手土産を持参するはずと欲を持ちつつ楽しみにする様子で提案をし、まるで弟子でも一人雇ったかのような雰囲気にくは。と息を零してから「こんなもん慣れだって慣れ。やってりゃ上手くなるし、暫くやんなきゃ下手になんだ。繰り返してみろよ、直ぐに上手になるぜ」わしゃわしゃと彼の頭を数回撫でて教えやアドバイスと言うには少々大雑把な答えを送り。確りと食べ終わり、空っぽになったグラスを見れば大満足。加えて美味しいの言葉まで彼が綴れば勝負じゃないが大勝利、自画自賛の気持ちすら胸に抱きつつ「サンキュウ、洗ってくれりゃ助かる。__アリス、トマト食えたなぁ」先に告げられたこと割に対して返事を行ってから準備万端の彼の身体をガシっと力強く抱きしめてパシパシと背を数回たたいて褒める様に言葉を向け、「今食わせたの、トマトのジュレだぜ。」抱き締めていた腕を離してからネタ晴らしを、彼は怒るか拗ねるか、そんな反応なんて二の次に先ずは確り食べられたことを褒めるべく「今みたいに美味いモン作ってやるからよ。この調子でトマトソースのパスタも挑戦しようぜ」にい、と牙が覗くほど口を大きく笑みを浮かべて並べた材料のうちの一つである真っ赤なトマトを視線で示して)

  • No.212 by イ・ソジュン  2017-07-02 12:47:26 


うん!僕の家族紹介したるなぁ。ライオン君はお酒好きなん?僕も飲んでみたいー!(提案された内容に大きく頷き、きっと自分の家族も彼の人柄を気にいることが目に見えていれば、必然と今後の事を考えては楽しくなり、ほわんと頬を緩め。お酒は子供の自分にとっては何とも魅力を放つ単語。耳をピンと立て、耳聡く単語を拾っては、くいくいと彼の袖を引きつつ甘えるような口調で頼み事。無論、断られるであろう事は百も承知であるが、そうなれば別の難題を押し付けるつもりで。リボンの結び方に関して明快な答えを貰えなければ、”ぶぅー”と不満げな声あげ「でも、やってもやっても上手くならんねんもんー」と反論。食器を洗おうとしていた体を強い力で抱き締められたことより、告げられた内容に瞳が溢れんばかりにまん丸と見開く。驚きの形に口を開くも、余りのことに直ぐには言葉にならず。ちらり、と横目でトマトを見遣り、次に彼の顔を、と視線は数度行ったり来たり。軈てじわじわと胸に湧く気持ちを何と表してよいのか。今度は自分から彼に力一杯抱き付いては興奮に蒸気する頬はそのままに、輝く瞳は隠しきれず。「トマト…!初めて食べれたぁ!ライオン君凄い、凄い!お料理の天才やねぇ。兄ちゃん達に自慢せなアカンわぁ」もう一度ぎゅっと抱き着き、彼の胸元にぐりぐりと額を摩りつけた後、今度は喜びに飛び跳ねるようにクルクルその場を駆け回り始め。「トマトのパスタも楽しみやぁ!ライオン君の料理やったら、僕トマト大好物になりそう!」ふふ、と漏れる笑いが止まらず次第に楽しげに肩を揺らして笑いだして)

  • No.213 by ライオン  2017-07-02 15:52:39 



OKつって一緒に呑んでやりたいが、そんな事しちまったらドードーに叱られちまうな。それは勘弁だ(甘える様に強請られたのが果物を浮かべたサイダーだったなら二つ返事で承諾し簡単に飲ませてやったのだろう、名前ばかりのカクテルフルーツを連想しつつピンと指先までを真直ぐに立てた手の平でNOを示す様に言葉を送り、「そんかし、アリスが大人に成ったら一緒に呑もうぜ。俺ァ強くは無いが、とことん付き合ってやる。酒が無きゃ話せねぇことの一つや二つアリスにだってその時にゃ出来てるだろ」けらり、と笑い飛ばす様に拒否の言葉だけではない約束を残しニイとした笑みを見せる様に目元を細めて。トマトを食べたと気づいた彼がその事実を認めるまでにかかった時間こそ、彼がどれ程トマトを苦手にしているかの証拠で抱き返される身体を確りと支えながら豪快にわははと笑い声を上げて「兄ちゃんでも姉ちゃんでも自慢しろよ、俺が許す!証言だってしてやるさ!アリスは確りトマトを食ったってなッ」食べれたことを喜んでいる様子はどれ程まで可愛らしいか、包丁を手に取って手際よく野菜を切り始めトマトソースを作る為の準備に取り掛かり「それに、夕飯の準備を手伝ってくれたっつうのもちゃんと報告してやる。そうすりゃ遊園地の鳥から褒美の一つや二つ貰えんだろ」フラミンゴは兎も角、己の知る限りドードーとは飴と鞭の使い方が上手かった筈だと頭に浮かべ「お前が来てくれてよかった。アリスが食器洗いと味見と、何よりも俺が退屈しない話し相手になってくれてるんだぜ」大袈裟に言葉を伝えるのは彼の向上心を伸ばす為か、話をしながらも手際よく料理を進めて。元々手間取るメニューじゃ無かった為か、料理が完成すると「そら、洗いモンが終わったらトマトの克服が出来たか挑戦だぜ。アリスの為に腕によりをかけたトマトソースだ、食ってくれよ」先ほど同様に賄い型式だがスープとパスタ、そしてサラダを並べて今度は自分の分も同じように仕度し先に席について)

  • No.214 by イ・ソジュン  2017-07-04 20:26:12 


えー、けちんぼ。ふぅん、やったらライオン君には秘密ごとの一つや二つあるねんなぁ(予想通りの言葉にこれ見よがしに頬をぷぅと膨らませ、頭の後ろで腕を組み、くるりと彼へ背を向ける。確かにドードーだけでなく、ソヨンにも叱られそうだと、へにゃり眉を下げ。どんなに押した所で暖簾に腕押し、甘いだけの人物でない事はこの数時間でも分かるというもの。その代わり出された妥協案に一先ずは頷くも、今度は彼が隠し持つ秘密ごとが気になりだし。無理に暴くつもりはないものの、好奇心が抑えられぬのは幼心ゆえか。ぱち、と瞬き一つでコロリと表情変えては、擦り寄るようにして近寄り身長的には届かぬものの気持ちは耳元でこそっと「なぁなぁ、僕にだけその秘密教えて欲しいわぁ」と囁くつもりで。トマトを食べれた事を証言する、と太鼓判押されてはその言葉を待っていたと言わんばかりにニンマリ笑顔を浮かべる。「やったら今日、遊園地まで一緒に帰ろうねぇ。そんでドードー君とフラミンゴ君に言うたってぇ」これで了承得られれば帰りの道も彼と一緒の楽しいものになる筈。更に兄弟達の名を出さなかったのは、甘いだけではないライオンの性質を知らぬため。嘘だと思われては悲しい、その点名を挙げた2人ならばライオンの気質もよく知っているだろうし、兄はフラミンゴから聞いたら更に気分を良くするに違いない。小さな頭の中で目紛しく策略を練って。伝えられる言葉に気持ちは浮上するばかり、先程まで拗ねていたのが最早遠い過去のよう。思惑通り張り切って洗い物を済ませると、濡れた手をタオルで拭き、用意された食事の前へ腰を下ろす。今度はトマトソースと最初から知っているため、頂きますの挨拶をしてから数分経過。中々口に入れる勇気が持てず、くっと力入れ震える手でフォーク使いパクリとソース絡めたスパゲティを一口。途端、パァと瞳見開いては頬緩め。「めっちゃ美味しいー!」と思わず大きな声が出て。進みだした手は止まらず、パクパクと食べ進めて)

  • No.215 by ライオン  2017-07-04 22:00:15 



(聞き分け良くごねる事ない素直な様子に関心を覚え、其れも束の間にすり寄った彼から申し出された内容に耳を傾けて。流石、ただの良い子じゃないと証明する強かさに笑いを抑え込んで近づく彼の髪へリップ音を鳴らす口付けを真似た行為を見せて「言ったろ、秘密は酒を呑みながら月明りの下で語り合うのがベストなんだぜ。それ以外は野暮中の野暮だ、秘密のままの方がよっぽど美しい」くしゃくしゃと柔らかい癖毛気味の髪を撫で回しつつはぐらかしを述べて、意地悪に口角を持ち上げてから「俺の秘密だけ教えるなんてフェアじゃないだろ」言葉の終わりに合わせて指を弾いてパチンと音を鳴らし。元より彼を城でバイバイと見送るなんて事は考えておらず、此処まで連れて来た責任は取ると遊園地まで見送るつもりだった為、彼から一緒に帰ろうと言われれば一瞬だけきょとんと眼を瞬かせ、直ぐに頷き「遊園地に行くのも久しぶりだな、ユニコーンが嫉妬するぜ」ヒュウと口笛を一つと賑やかな場を好む同居人を思えば「今度は家に遊びに来いよ、家にももう一人いるから会ってやってくれ」今ここにいない同居人を簡易的に紹介しつつ頭の中では久しぶりに会う面々を楽しみに思って。中々一口目に進まない様子を見れば促す為にもと自らが先にフォークを取りパクパクと食べ始め"美味い美味い"と繰り返すことで最初の敷居を低くしようと努め、様子を窺うべく視線は時折彼の事を捉えつつ覚悟を決めたように食べた一口と伝えられた感想に堪らず拳をグッと握りガッツポーズを、ご満悦と笑顔で「だろ。そうだろ、俺の手にかかりゃこんなもんだぜ」散々嫌いだと聞いていた為に嬉しさは込上げるばかり、食べ終えた皿をかちゃんと纏めてパクパクと食べる姿を眺め"ゆっくり食えよ"と言葉を添え)

  • No.216 by イ・ソジュン  2017-07-05 19:21:52 


(駄々をこねるお子様をあやす様な行為と言葉ではぐらかされては、ぶぅと頬を膨らませ。然し撫でる手の優しさに絆されては掌に擦り寄り。彼の言葉も一理ある為、反論も叶わず「やったら、僕が20歳迎えたら絶対一緒にお酒飲んでなぁ?そんでライオン君の秘密教えてぇな」約束、と囁く様に告げ。だが、約束した手前今の己には秘密毎など皆目見当もつかず、うーんと唸り声をあげ。その日合ったことを全部家族へ話し、秘密毎と言ってもお菓子を摘み食いした等といった小さなもので。「秘密出来るかなぁ。それって兄ちゃんにもソヨンにも秘密の内緒事やろぉ?」フェアではないと告げられてはコクリと頷き、時が来れば自身の秘密を彼にならば伝えても良いが想像も出来ない未来のため、ポツリと不安そうに呟き。「そうなん?やったら一緒に何か遊具乗ろうねぇ。ライオン君の好きなんは何れやろかぁ。ユニコーン君はどんな子なん?真っ白かなぁ」嬉しい返答にニコニコ笑っては矢継ぎ早に質問重ね、ユニコーンに対してはぱっと思い浮かんだ稚拙なイメージを膨らませ。彼が率先して食べてくれたから何とか一口目を食べる事ができ。ゆっくり、との言葉に頷きはするものの手は止まることを知らず。あっという間に食べ終わってしまう。両手合わせ”ご馳走様でした”と彼に向け挨拶し、満足したお腹を片手で撫でて。本当にトマトが入っていたのか疑問に思うほど美味しかった料理に笑顔は弾けるばかり。「ライオン君、ホンマに料理上手なんやねぇ。今まで出逢った人の中でいっちゃん(一番)ライオン君が作るご飯が美味しいかも知れんわぁ」落ちそうになる頬を両手で押さえては、ほわほわした口調でベタ褒め)

  • No.217 by ライオン  2017-07-06 16:35:25 



(約束を重ねた事で納得を示した様子を瞳に写しつつ、唸り声と共に秘密が出来ない事が悩みだと漏らされればその言葉こそ彼の純粋無垢なる生き方を丸丸表現しているようで、"ンーン"と鼻を鳴らす様にくぐもらす声を上げ肩を揺らし竦めて大袈裟な反応を見せ「酒が飲める頃には出来てるさ」ピンと伸ばした人差し指を銃の様に形どりバンと打つ真似をし。この場にいない同居人を問われれば少し考えてから企む様にニイと笑みを浮かべ「真白とギラギラメタリック、角生えてるかもしんねぇし羽が生えてるかも。人かもしんないし、見たままの馬かも。答え合せはアリスの目でしろよ」適当な事ばかり述べつつ彼の興味好奇心を少しでも引き延ばすべくヒラヒラと指先を揺らして。満足した様子で食べ終えたその姿を見てから「アリス、皿洗い頼んでも良いか。その間に約束のフルーツサンドを用意する」もう一つの約束を果たすべくお土産のことを思い出せば彼との会話の中からソヨンと呼ばれるアリスと兄ちゃんと呼ばれるアリス、そして鳥が二人。中々の大所帯だと人数を把握して。そんな中で褒められる言葉が届くと表情が緩まない訳が無く、フルーツをカットするだけでも力が入る。「そりゃ、俺が料理人だからだぜ。帽子屋はこの国一番に裁縫が得意でフラミンゴはハイセンス、チェシャ猫は国一番の案内人、俺は一番の料理人。――お前は一案甘ったれなアリスかもな」作業をしながら褒められた事を言い事に鼻高々と言葉は続き、褒めてくれた本人に対して言う言葉じゃないからかいを。言い切ってからわはは、と豪快に笑い声を上げて「でもって一番可愛いアリスだ」年頃の少年に可愛いが相応しいかは分からないが、それでも自身が知る中で思ったそれを素直に告げて)

  • No.218 by イ・ソジュン  2017-07-08 19:28:10 


ふぅん、大人って大変やねんねぇ(兄譲りのノリの良さで銃の形に伸ばされた指先です撃つ仕草しれては”うわぁ”と些か間の抜けた叫び声と共に片手を胸に当て、その場にゴロンと倒れて見せ。そのまま横向きにコロリすれば、いまいち納得出来ぬ様子で上記をぽつと呟く。同居人に対して行われる説明にワクワクと好奇心滲ませた様子で聞き入るも、混乱させるように有る事無い事伝えられては”ううーん”と両手で頭抱え悩む動作をして。「えー、どんなんやろぉ。人かなぁ、お馬さんかなぁ。僕的には羽生えとったら嬉しい!」此れはもう、早速にでも会いに行かねば気が済まない。楽しい事ならば特に予定を立てる行為自体楽しく、ふわふわと猫っ毛揺らしながら「ユニコーン君はどんな仕事してるん?いつが暇かなぁ」と伺いを立てるように上目でライオンを見遣って。彼がフルーツサンドを用意している後ろで自分は腕捲りし、拙いながらも食器洗いを行い。時折カチャカチャ音を立ててしまうが落として壊さぬよう手つきは慎重そのもの。洗い物の最中、耳に届くのは馴染みの名前から未だ出会った事はないものの、兄弟やディーダムから聞いたことのある名前。国一番と聞けば自分の事ではないが何故か誇らしげな気持ちになり「そう!フラミンゴ君はホンマにセンスええねん。僕もソヨンも、特に兄ちゃんなんかフラミンゴ君が作るモンに釘付けやぁ。ライオン君が国一番の料理人っていうのも納得してまう!だってこんな美味しいご飯、作れへんもんねぇ」ふふ、と緩い笑みが漏れつつ、続けられた己に対する印象にはタレ目を丸々見開き、言葉の意味を理解すると共にじわじわと頬を火照らせて。「へへ、なんや嬉しいわぁ。ライオン君に可愛え思て貰えとるなんて照れてまうけど、めっちゃ嬉しいなぁ」ニコニコと満面に笑み浮かべては嬉しさに”ふんふん”と鼻歌交じりに洗い物を終わらせて。自分だけ言われっ放しは良くない、とニンマリと笑っては「ライオン君も出会った人の中でいっちゃん男らしいねぇ」と調子良く片目瞑って見せる)

  • No.219 by ライオン  2017-07-09 18:11:08 


___。でもアリス見てたらどうでも良くなっちまうな(打つ真似を行えば受賞物の演技で返してくれる幼い名俳優にパチパチと繰り返し拍手を行って呟かれたその言葉に対し肩の力を抜きながら返事を返して、倒れるその顔を覗き込んでから手を伸ばし転がる体を起こし上げて「どうでも良いって思える位人を楽しませるって中々できないぜ、アリスの長所だな」起こす為にグイと腕を引っ張りつつ元々悩みが多い訳じゃ無いが人並み程度のそれがスーと浄化される感覚にけらりと笑い。自由気儘の彼のスケジュールとは到底想像がつかず、hmmmm,と考える様な唸り声を上げてから「ユニコーンは誰がアリスに相応しいか探しに行くのが仕事なんだ。それは置いたとして、気分のままに動くあいつの暇は俺にゃわからないな」正に気の向くままの動向は確実な約束が守られたことも無く「アリスがいつ来るって決めてくれりゃ、縄で括ってでも移動させないで会わせてやるよ」そのシーンを想像しては豪快に笑い、冗談とも言い切れないそんな提案を行って。作り終えたフルーツサンドを盛り付けて持ち運びしやすいように纏めつつ、何よりも耳を引く己のことを賛辞する発言に自惚れるなと言う方が無理な話で。嫌でも黙ってられずににやける口元に気付きつつ「そんな褒めるなよ、照れちまうって」褒められると言うのは年齢を重ねたとしてもぶれる事無く嬉しい物、嬉しいからこそ返す言葉の声色にもその想いが溢れんばかりにイントネーションとして浮かび「おっさんになったら褒められることなんて無くなるんだぜ。免疫ねぇのにべた褒めされちまったら恥ずかしくて堪らねぇぜ」エプロンを解き少々雑な動きでクシャリとそれを置き、抱く照れ臭さにひゅうと口笛を鳴らす事で動揺を消し「さ。遊園地まで帰るぜ、遅くなったら遊園地で他の皆が心配しちまう」肩を持ち上げクイクイと外の方角を指さして彼を遊園地まで案内し)

  • No.220 by イ・ソジュン  2017-07-11 20:04:26 


へへ、ライオン君が楽しんでくれてるんやったら良かったぁ。僕も今、めっちゃ楽しいわぁ(差し出された腕に引かれるまま、体を起こし。彼の笑いにつられる様に笑い声が自然と口から溢れ、楽しげに両肩を揺らす。お世辞かも知れないが伝えられた言葉は嬉しく、起き上がった勢いで彼に抱き付いては傲慢な迄に自信に満ちた瞳を煌めかせ「やったら、ライオン君が落ち込んだり悩み抱えた時には僕が元気にしたるねぇ」と根拠もなく言い切って。どうやら件の人物は一つの場所に留まることを知らぬ奔放な人柄であるらしい。きっと彼の仕事にも関わっている事なんだろう、それ故に我が儘を言うのは申し訳なく。少しの本音を織り交ぜるならば折角仲良くなったライオンに嫌われたくない、との思いもあって。良い子の仮面を被っては「縄で括るんは可哀想やから、僕が会える様に頑張って探してみる!」両手で拳作り胸の高さまで持ち上げてみせ。照れ臭げな様子は自分よりかなり歳上だと知っていても可愛らしく。褒められる事が大好きな自分の身に置き換えて考えてみると、歳をとればとるほど誉められることが少なくなるというのは悲しく、次第にへにゃんと眉尻下げ。彼もまたこんな気持ちを抱いているのだろうか、と気分が沈むが、ふと思い付いた名案にポンと掌を打ち鳴らし、ぴょんと彼の前に回り込んで顔を覗き込むようにしては「僕がいっーぱい、他の人の分も褒めてあげる!」どう?とばかりに小首傾げるも、断られるとは思っていない表情で。帰ることを促されては、まだまだ此処に居たい気持ちが込み上げ”ちぇ”と唇尖らせるも、確かに皆んなを心配させるのは本意ではなく不承不承頷いては、綺麗に結んでもらった蝶々結びを名残惜しげに解き、同じくエプロンを畳んでは近くのテーブルの上に置いて。誘導されるまま遊園地までの道を歩み)


(/いつも楽しい時間を有難う御座います‼︎双子を一人ずつ動かせてとても楽しかったです。ワガママばかりでは有りますが、またお相手して頂ければ嬉しいです‼︎次ですが、また一人ずつ最初から順々にさせて頂くか、ディーダム君に作ったプレゼントを渡しに行くのも楽しそうだな、と思っているのですがいかが致しましょう⁇)

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