Shall We Dreaming ? / 非募集

Shall We Dreaming ? / 非募集

フラミンゴ  2017-03-30 08:35:20 
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フラミンゴにとって特別な元アリスがだけが
鍵を持つ

純白を多色に染めて

>Candy flossのような髪を持つ少年以外入室禁止



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  • No.1 by イ・テファン  2017-03-30 12:05:34 


(/トピ立て有難うございます!早速来させていただきました。今後とも宜しくお願いします!不器用ながらもとても優しいフラミンゴ君とお付き合い出来て、とても嬉しく思います。もちろん、主様には本来のトピの方を優先して頂きたいので、此方はゆっくりお暇な時にお相手して頂ければ幸いです‼︎良ければ続きからお話させて頂ければと思っているのですが、大丈夫でしょうか?)

  • No.2 by フラミンゴ  2017-03-30 13:06:54 


(/移動して頂き有難うございます!此方こそ只管に愛らしいテファン君とCP成立することが出来、嬉しい限りです…!ぜひとも、続きからお話を進めたく思いますのでお時間のある時にのんびりとお返事を頂ければ幸いです!/こちら蹴り可能です)

  • No.3 by イ・テファン  2017-03-30 19:51:50 


>フラミンゴ


(数秒だったのか、数分、それとも数十分も経ったのか曖昧な時間。ドキドキと緊張と不安が入り混じった、何とも居心地の悪い空間は背に回された腕と髪に触れる感触で柔らかな物へと変貌する。「せやもん。だって俺、ふーちゃん専用やから、しゃーないもん」彼の言葉を全肯定するような台詞を被せ、うりうりと肩口に額を摩りつけ。視線を上げた先の微笑みは今迄で一番優しく、胸の奥に響くもの。くしゃりとくちゃくちゃに顔を崩し、泣き笑いの表情を浮かべては”大好き”ともう一度彼の耳元で、彼にしか聞こえぬ声量で精一杯の気持ちを伝えて。羽搏きと、葉っぱのざわざわと騒ぐ音に同じく目を上げ、青空に力強く飛び立つ鳥の姿を見送り。願ってもない展開、望むところだと言わんばかりに勝気に口角を上げては、首元に回していた腕を解き、彼の両頬を己の手で包めば、コツンと額と額を突き合わせる。「ふーちゃんかて、後悔しても遅いねんからなァ。朝も昼も夜のご飯も一緒に食べたいし、週に何回かはこうやってふーちゃんと二人で外にも行きたい。そんから、夜も放ったらかしにせんといて」仕事をしているのは重々承知、だが我慢出来るほど聞き分けの良い大人にもなれず。一つ我儘が口をついては、最早止める術を知らぬかのようにポツポツと溢れる願望。言葉ばかりは強気な姿勢だが、見詰める視線には如実に嫌われたくない気持ちが現れ、ふるりと瞳孔は細かに揺れている。一緒にレジまで着いて行き、カラフルな菓子類の中に己が選んだピンクの菓子を見付けてはニマニマと緩む頬。差し出された袋にも断る理由などなく、いそいそと受け取っては時折袋に入ったお菓子を見下ろして瞳輝かせ。「ホンマ?めっちゃお腹空いてたねん」彼と違い朝早くから起き、無駄に体を動かしていたため、既にぐぅとお腹は空腹を訴えており。連れて行かれるままレストランへ足を運び。店内の雰囲気や装飾に興味は惹かれ落ち着かなげにソワソワしては、ハートのトランプをモチーフにしたテーブルを見付け、あそこに座りたい、と恥ずかしげもなく指先を向けて)

  • No.4 by フラミンゴ  2017-03-30 22:21:12 


(触れ合う箇所が熱を生む様に熱くなる、彼の事を意識してしまったが為の緊張のせいだろうか。今まで父性と説いていた愛情表現も一転して心臓を煩いほどに上下させ圧迫された他の内臓がピリピリと緊張に痛みを生じてしまうほど、愛しい人を己の腕に抱きしめる事が出来る幸せに浸り。今一度、重ねる様に伝えられた愛情を言葉に変えた単語を耳に受けるとその愛しさは一層と募るばかり。抱きしめる腕を少しだけ力を抜いてから顔を覗くと、瞳に映った彼が今にも泣いてしまいそうな表情なのに決して悲壮感は微塵と持たない幸せそうな物だからこそ胸を掴まれたような気分になり。言葉にこそ出せないがやっぱり好きだとその愛しさが少しでも伝わって欲しいと釣られる様に口元が綻んで。顔を固定するように抑えられ、距離が縮まる様に額がくっ付きあうと一つまた一つと向けられる要望にパチパチと浅い動きで瞬きを、とは言え現実主義が垣間見える己は出来るかどうかが分からない約束を安易に行う事が出来ずに「じゃぁ、俺が放っとかない位アピールしろヨ」眉は困ったように八の字を描き、それでも己の事を求めてくれると言う事が嬉しければ目元がゆうるりと細まる様子で笑みに変わり。戻した言葉は何とも素っ気無い物だが、自分勝手に生きて来た考えを改める様に考えを変えて。触れていた腕を下ろし改めて向き直ると頬を指先で掻いてから「あ゛ー……今更、何だけどヨ。お前が女王陛下になれるかもしれねェって立場、奪っちまったカモ」視線を落とし決まりが悪そうなボソボソとした喋り方で呟いて。連れて来たレストランはどうやら彼のお眼鏡に掛ったらしい、喜びながら向けられた席は己には少し恥ずかしい。それでも折角連れて来たのだからとその考えを振り切ってその席を選び、メニューを広げると「チョコレートのパフェ、薔薇のパイ、フォンダンショコラ」次々と注文をするのは食事ではなく菓子の延長戦の様なものばかり、メニューを彼へ渡しては「好きなの」と遠慮することを止める様に言葉を添えて)

  • No.5 by イ・テファン  2017-03-31 19:39:46 


(今日は彼の様々な表情を与えてもらっている。口下手な彼が精一杯、その瞳に愛しさを込め、自分を見詰めてくれる事の何て幸せな事であろう。一つの変化も見逃したくない、と細い金の眼をこれでもかとパチリと見開いては、相手の微笑に見惚れる。アピールして良い、と当人からの許可を得ればニンマリと口角を上げ。アピール等、己の得意中の得意分野。早速とばかりにピンクの髪先からほんのり覗く耳朶に、はむ、と小さな白い歯で甘噛みしては反撃される前にヒラリと身軽に彼から離れて。ひょいひょいとスキップする様に、草花が生い茂る小道を駆け出しては丁度木漏れ日が降り注ぐ拓けた場所で止まり。おーい、と彼に向け大きく両手を振ってはよく通る声で「此れからはご飯、ドドッチに教えてもろて俺が作る!ふーちゃんが食べんかったら他の人に手作りあげてまうもんねェ。そんから、相手してくれんかったら風に攫われてどっか行ってまうかもしれんで」意地悪げにニィと口端釣り上げ、光に反射する白い髪は自由気ままに風と戯れさせて。きっと此処まで追い掛けて来てくれる、何一つ不安なく自信いっぱいにそう思っては、白い指先を宙に踊らせ、来い来いと手招きを。「女王陛下?あー、なんかそんな話もされた気がするわァ。でもそれって、ふーちゃんと一緒に居るより大切な事なん?」頭の後ろで両腕を組み、考え込む様に首を傾げるも、このクニに来て初っ端から彼等の家へ移り住んでしまった己には遠い昔の話のよう。彼と共に居ることが一番大切だと、何の衒いもなく信じている自分にとっては些細なこと。何をそんなに困る事がある、と逆に首を傾げたまま質問をし返す。お目当のハートの装飾が存在感を主張する席に座っては渡されたメニュー表をじっくり吟味。「うーん、この季節のサラダに、白身魚のムニエル、あ、チーズ入りのハンバーグも食べたいわァ!そんから、唐揚げと親子丼も食べたーい!」一人でそんなに食べれるのか甚だ疑問な量の注文を次々としていき。勿論、自身の中では彼と二人で分け合う予定で)

  • No.6 by フラミンゴ  2017-03-31 19:56:38 


―――!?(愛しさにゆうるりと細めていた眼は耳たぶに感じた刺激にて瞳孔を開き驚きを露わにする様子で、上下の睫毛を一本一本逆立てるような勢いで瞳を大きく捲ると既に先に出てしまった彼の姿をポーと見るだけで精いっぱいの事、唐突の刺激とはなんと心臓に悪い。スキンシップも愛しい、特別の人の物となれば適当になんて流せるはずもない。時折吹き荒ぶ風が冷たく頬を撫ぜてくれなければ今にも燃えてしまいそうだと、煩いまでの心臓に下唇をキリリと噛み締めて。悪戯と述べられる言葉は一つ一つが可愛らしい挑発めいた言葉だが、それよりも木漏れ日に照らされる白い髪がキラキラと光り輝く様が質の良い絵画を眺めるときと同じような気持ちにさせてくれて。追掛ける様に普段よりも少しばかり早足で彼の後を付いて行くと、手招きに大人しくついて回るのもなんだか不思議な感覚で、眉尻を落としながら口角を持ち上げ「お前と一緒にいられる事以上に大事なコトなんてねぇヨ」普段の遠慮がちなボソボソと自身の欠如をした声色とは違い、ハッキリと己の持つ意見を伝える様に、それでいて意見を述べる事に羞恥を覚えれば少しだけ照れくさそうに視線を落としてからちゃんと伝えて。渡したメニューの上から順に呼ぶように次から次へと注文を行うのを耳にしているも、彼はそんなに沢山食べる子だったのかと今更ながらに彼のことをもっと知りたいと勘違いの思いを巡らせて。申し訳程度の会釈を店員に見せてから彼の持つメニューをパタリと畳んでから端に寄せ、向かう彼へ目を向けると僅かに頭を傾けてから「綿菓子、お前、……そんな腹減ってたンかァ?」次から次へと注文を重ねるのはご馳走をする立場として気分が良い位であり、目の前に並ぶ沢山の食事に向ける彼の反応を想像する事すらも楽しくなってしまうあたり、自分とは随分と彼に甘いようだ。「ちゃんと残さないで食えよなァ」指先を曲げた自信の足りない指先でからかいを告げる様に言葉を付けたして)

  • No.7 by イ・テファン  2017-03-31 21:23:16 


(驚く表情までも可愛らしく、其れを己が引き出したと思ったら気分も上昇。機嫌良さげにコロコロと喉の奥を鳴らす。アピールはどうやら成功したら様子、予想通り普段よりもテンポの速い足音が己を追い掛けるように聞こえてきては、更に逃げるように軽やかなステップを踏み。鬼ごっこを楽しむような幼子の心境に浸れば、カラカラ笑い声を零しながらクルクル彼から逃げ回り。時折肩越しに振り返っては「ふーちゃん、早う早う!やないと逃げてまうよって」陽の光を浴びるのは気持ちよく、彼も少しは光の中を好きなればお昼間に起きてくれるだろうか、と打算が働いては積極的に引っ張り出すように明るい方へ明るい方へと駆けて行く。「俺もそう思う!ふーちゃん、俺をお嫁さんにしてなァ」彼にしては珍しく、はっきりと言い切ってくれた事がこんなにも嬉しいなんて。湧き上がる気持ちは留まることを知らず、溢れるばかりで。頬を真っ赤に染めてはポッと熱を持つ頬に両手を当てて”今、ずきゅんってきた…。ふーちゃん、カッコええ”と一言。思わず落ちた言葉に照れては、にぱっと白い歯を見せ、誤魔化すように背に覆い被さるように飛び付いては、嫁云々の言葉を告げて。全ての注文が聞き届けられた事に満足げに鼻息一つ。ワクワクと食事を待つ間問われた質問にきょとり、と数度瞬きを。どうやら彼と考えがズレているようだ。その事に気付いてはむっと下唇を突き出し。「確かにお腹減っとるけど、ふーちゃんも食べるねんでェ。お菓子ばかりやなんて、俺が許さんもんね」行儀が悪いと知りつつ、テーブルの上に片肘をつき、頬杖をついて。もう片方は人差し指を立て、彼に向けられた指の輪郭を擽るようになぞり、そのまま滑るように彼の鼻頭まで持っていけば柔い指の腹でツンツンと触り)

  • No.8 by フラミンゴ  2017-04-01 01:01:54 


(引き籠っているばかりの身体は当然のように体力が無く、元気いっぱいの子犬のように道を軽快に進む彼とは対照的、背骨を丸くし猫背のままに本人懸命と速足のつもりだが実際には想像上の半分も鈍間であり、それでも彼に誘導されながら導かれた先で暖かい太陽の光に照らされると思い掛けない日向ぼっこに思わず上を見上げて。木漏れ日の先、眩しい太陽を見る湯に瞳を細め己の手を日除け代わりに額に添えて。顔を赤くしつつ嫁と語る彼の言葉に空へ向けていた目線の先を再び卸し、覆い被さるような彼のハグを僅かによろめきながらも支えて受け止め、背後にいる彼の頭をポンと触れてから「それは___どーすっかなァ。」ク、と喉を鳴らし笑い声を一つ、「お前が嫁さんだと細かそうだ」ふは、と今度は声を上げる様に噴き出す笑い声を共に覚える照れくささを誤魔化す発言を意地悪い喋り口で添えて。__まるで当たり前だろうと言葉なく伝えるように、己の鼻頭を突かれるとパチクリと瞳を丸くしてから"ハァ??"と戸惑いの声を上げ「俺、自分で食う分は自分で頼んだヨ」寧ろ、頼んだ分だって半分ほど彼に食べて貰う事を想定していたからこそ鼻に触れる指を握る様に抑えながら文句の言葉を送り。そうこうしている間にもテーブルの上を所狭しと埋める様に並び始める料理の数々に握っていた手を離して、店員がいる間は何とも借りて来た猫のように一層とこじんまりと体を小さくしてやりすごし)

  • No.9 by イ・テファン  2017-04-01 22:03:10 


(突然の背中への衝撃にも文句なく、気さくに頭に触れてくれる事がこの上もなく幸せで。其の気分のまま、うりうりと彼の後頭部へ額を摩りつけるも、まさかの嫁云々に関して快諾が貰えなければ”ガーン、ショックや…”と擬音を口に出し、パッと力が抜けるよう背中から離れて、そのままがくりと草花の上に座り込む。ぐっと膝を抱え寄せ、ちんまりと体育座りしては、膝に顔を埋めて。「細かいんは、全部ふーちゃんを思っての事やもん。俺の愛やのに…ふーちゃん、ヒドイ。他の貰い手探すもん」ぐしぐし、と込み上げる悲しみを泣き言として吐き出す。然し其れは表上のこと。本心では彼が照れて意地悪を言っている事は分かっており、ただこのまましてやられるのは面白くないとタチの悪い己がひょっこり顔を覗かして。狼狽える相手が見れれば役得、見破られてしまえば愛の強さに満足、と何方に転んでも嬉しい展開。隠した表情の下、悪戯の結果を心待ちにする子供のような顔でにしし、と笑い堪えて。料理に関してまさかの返答に同じく瞳を丸くし。ただ彼を健康体にする、という使命が己にはある。にっこり、と自身にできる最大級の可愛らしい笑みを顔に張り付けては「嫌やわァ、ふーちゃん。その冗談めっちゃオモロイね。あ、ご飯きたで?はい、アーンして」彼の発言をなかった事としてサラリと流し、テーブルに並べられた料理の中から唐揚げを選んでは、見た目に反して優雅な仕草で箸を使い唐揚げを摘み、それをアーンの言葉と同時に口元へ差し出す)

  • No.10 by フラミンゴ  2017-04-02 12:30:27 


―――(見せられた反応に罪悪感がふつふつと浮かぶ半面で煽るようなことを言い出すものだから言葉に詰まりつつ返すべく言葉を頭の中で探り、彼の向かいにしゃがみこむと背中に感じる太陽の日が暖かくてこうして日にあたたるのも久しぶりかと思い直す。泣き言を綴る彼の額へデコピンを一つ送ってから、眉尻は困ったように落とした表情でふは。と息を漏らすように笑みを零し、目元をゆうるりと細めながら「ばーか」と何か返してやろうと散々考えた言葉は結局口を付くことが無くて戻すのは一言、それもからかう様な意地の悪い声色でのそれ。まさか彼が二択の選択肢を前に笑いをこらえているなんて欠片ほどにも思わずに「行けるモンなら行ってみろヨ」頬杖を付くようにしゃがむ足に腕を付きながら片手を頬に添えて宣戦布告でもするように言葉を一つ添え。所作美しく、箸に挟まれ口元まで運ばれる唐揚げを困ったような雰囲気で見つめてから偏食家の己に固唾を飲み。偏食家というよりも、正しくは食わず嫌い。不摂生を延長するように好きな物ばかりを食べる生活であり、普段の食事にて出される肉なんて微々たるもの。それでも差し出されるそれを断る事は罪悪感に心臓が痛みぐぐ、と困惑の表情で恐る恐ると口を薄く開き対して大きい訳じゃない唐揚げなのに器用にもその半分を齧る様に口を付け)

  • No.11 by イ・テファン  2017-04-03 11:33:54 


(果たしてどんな反応をしてくれるのか、ドキドキと逸る気持ちを必死に抑えつつ。不意に額に生じた小さな刺激に反射的に片目を瞑り「痛っ」と呟いて、片手で弾かれた箇所を撫でるも、大した衝撃ではなく。同じくしゃがみ込み、目線の高さが同じになった相手から発せられる言葉は想像していたものと違い、何だか大人の余裕が感じられる。なんだかんだで好き過ぎて振り回されているのは自分のような気がして仕方なく。むっと眉間に皺を寄せ、ぶぅと頬を膨らませては「…行けん事知ってるやろォ。ふーちゃんのいけず」結局子供染みた言葉ででしか反撃出来ず。じぃ、と太陽の光に包まれキラキラと淡い光の粒を反射する彼の桃色の髪が綺麗で、双眸細めて見遣り。このままでは引くに引けず、数秒沈黙を要してから、思い付いた案を実行すべく「でもふーちゃんが今ちゅーしてくれんかったら、寂しくて溶けてまう」甘ったれた口調で口付けを強請っては、催促するように両瞼を閉じて。まるで親鳥が雛に餌付けを行う感覚で差し出した唐揚げを半分食べてくれれば、ニンマリと笑み浮かべ。「なんや、ふーちゃんは俺と半分こしたいのん?それやったらそれで全然構わんけど」白々しいまでの台詞を吐いては、残った半分の唐揚げをポイっと自身の口に入れ咀嚼して。今度は白身魚を解し、一口サイズ箸で摘んでは彼の口元へと運び。其れが成功してはサラダ、肉、野菜を順番に運ぶつもりで)

  • No.12 by フラミンゴ  2017-04-03 17:59:14 


___(確かに想定はしていたが、実際に目の前で想像通りに膨れっ面を見せられると不謹慎にも面白さを見つけてしまい。つい、溢れてしまいそうになる笑い声を懸命に隠して抑え込んでは火に油を注いでしまう事態を回避して。とは言え、逃げ場をなくすような雰囲気で申し出された願い事にバチバチと瞬きを二度ほど行って見せてから片手を己の頭に宛がい、文字通り頭を抱えて見せて。彼の様なフレッシュさが少しでも己に有れば反応はまた違ったのかもしれないが、外でいちゃつくなんて照れくさいにも程が有る。イイトシして何してるんだと冷静な己が叱咤する半面で、彼が強請っているのだから甘えてしまえば良いと背中を押す己もいるから性質が悪く。眉尻を落としては困ったような表情でオロ、と視線を泳がせてから頭に宛がっていた手を使いガシガシと乱雑に髪を掻き毟り「おめぇが煽ったんだからなァ」自分は悪くないと保険でも掛ける様に一言を、それから顔を寄せてそっと触れ合うだけの口づけを行って。久しぶりの油の味とも言うべきか、こってりとした食事をモグモグと数回咀嚼しては今度はまた一つ、一口分の食事を差し出されていて。綺麗な箸使いを見る為ならば、と彼の思惑通りに一口ずつ食事を摂り。しかし、己の前へパフェが届けば話が変わり「俺の届いたから、ちゃんと食えヨ」目の前のパフェへ食い入る様に目を向けてからご機嫌な声色で一声を掛けて)

  • No.13 by イ・テファン  2017-04-05 14:17:04 


(優しく触れる唇はまるでお日様のように暖かく己を包み込んでくれる温もりがあり。パチリと両目を開けては、目の前の相手を見つめ。和らげた金の眼は幸福を滲ませており、ほんのりと笑みを口元に浮かべる。「ふーちゃんは俺を幸せにさせる天才やねェ」人差し指をそっと伸ばし、彼の下唇に触れては”ふにふに”と何度かその弾力を楽しみ。自分勝手にその行動で満足したのか、屈めていた体を伸ばし立ち上がっては、手を差し伸べて「この周りには他に何かあるのん?折角のデートやもん、他も行こうやァ」既に興味は周りの景色へ移ろっており。コロコロと気分が変わる様子はまさに気紛れな猫そのもの。促すまま食してくれる姿は、何とも愛らしく、構いたがりの一面を刺激するもの。せっせと食べさせていた行動はパフェの登場により一時休戦となるようだ。やれやれ、と肩を落として見せるも嬉しそうな顔をされれば邪魔も出来ず。「ええよ、一緒に食べよう。今度はふーちゃんが食べさせてくれるん?」くつくつ、と喉奥を震わせ一旦食事を運んでいた箸を下ろし休憩を。悪戯げにゆるりと目元を三日月型に緩めては、ずいっと身を乗り出し、あー、と口を開けてパフェが放り込まれるのを待ってみて。相手が嫌がれば強制するつもりもなく、拗ねはするものの大人しく引き下がるつもり)

  • No.14 by フラミンゴ  2017-04-05 15:40:23 


__ほらヨ(届いたパフェとはソフトクリームにこれ以上ないほど沢山のストロベリーの乗った物、ベースはチョコレートアイスだからこそベリーの酸味が引き立てるつくりなのか、その上に掛けられたビターチョコレートのシロップはこっくりとした艶有るブラックカラーで。パフェ用の細長いスプーンでチョコレートのソフトクリームを一口分掬えば踊る気持ちを抑え込みながら先ずは一口、甘いが甘ったるい訳じゃない(少なくとも甘党で有る己にとっては)冷たく美味しいその味に単純にも外へ出てよかったと彼が外へ出る事を誘ってくれたことを有難く思い、ホクホクと満たされるような思いのままに耳に届いたお願い事、言われなくとも勿論当初から彼と分けるつもりだったのだ口を開けた雛鳥のような彼を数秒程見詰めてから"ク"と小さく喉を鳴らし「仕方ねェなァ、食わせてやる」スプーンには一口分のソフトクリームと仕方ないと言いながら存在感を放つ一等に大きなストロベリーも忘れずに乗せて「うめぇンだ、此処の」今までこうして誰かをお気に入りに連れて行ったことも、共にショッピングや出かけ先で好きな物を食べるなんてことも無かった為に、己にも確実と新鮮な気持ちを与える彼の存在に気づきながら彼の反応をうかがう様に困り眉で、それでいて自信を持つように不敵と口角を持ち上げるアンバランスな表情を見せ)

  • No.15 by イ・テファン  2017-04-05 20:37:14 


うわー、めっちゃ甘そう!(此方にまで甘い香りが漂ってきそうなパフェは、何とも豪華で目にも楽しい代物。ふんわりと乗ったソフトクリームの上に疎らに彩られたイチゴの赤が良いアクセントになっている。其れを幸せそうに頬張る姿を見ていると自然と自分の頬が緩んでくるから不思議なもの。望み通り彼の手づから口にパフェを放り込んで貰っては、広がる酸味と甘味の絶妙な味わいに舌鼓をうち。美味しさに瞳をピカリと輝かせてはその思いを素直に言の葉に。「ホンマやァ。此処のパフェ、今迄食べた中でいっちゃん美味しい!」何処か窺うような、其れでいてパフェを自慢するような相反する表情が此方に向いている事に気付いては、安心させるべくニンマリとお決まりのご機嫌な笑みを浮かべ、親指をグッと立てて見せる。彼と共に食事をした回数は少ないが、その何れもが所謂デザートやお菓子と言われるものであった気がする。はた、と一瞬動きを止め浮かんだ疑問に、頭の中で”いや、それはないだろう”と首を振り否定するものの、目の前で普段より柔らかな雰囲気を出している気がする彼を見てしまえば、疑問は深まるばかり。すっ、と音もなく右手を挙手すれば神妙な顔を作り、「ふーちゃん先生、質問です!ひょっとして先生の主食はパフェとかお菓子とか言うたり…せんよねェ?」尋ねている最中に矢張りそんな訳ないか、と考え直したのか語尾は小さくなり”そんな訳ないわなァ”と誤魔化すように笑っては御免やでと顔の前で両手を合わせて疑ったことを謝罪し)

  • No.16 by フラミンゴ  2017-04-06 16:24:41 


(戻ってくるだろうと想像していた以上の好反応に伺うような目つきには幾ばかの光が宿り、一転して得意げな雰囲気でそうだろう、そうだろう、と言わんばかりに頭を縦に揺らして。パクパク、と普段の様子からは想像のし難いペースでスプーンを口へ運ぶ途中に挙手として挙げられた彼の手を目にしつつ頭を拉げ、その反応に"どした"と浮かぶ疑問を探るべく相槌を送った所で向けられた探り探りの疑問に思わず”グ”と苦し紛れに喉を鳴らし、瞬時にバッと背けた眼差しは真直ぐに床を捉えてバツが悪いとばかり口を一の字に固めて。ダラダラと冷や汗が伝う思いで目をそらしたまま彼が誤魔化すような発言をしてくれた為それに乗りかかろうと普段では有り得ないような雰囲気でニコーと笑みを浮かべ「そンな事有る訳ねぇヨ、ないない。いくら不思議な国っつったって、食うモンは沢山有るンだ」片手をヒラヒラと顔の前で左右に揺らし、彼の冗談にコクコクと頭を頷かせながら「ホレ、もう一口食えヨ」口封じのつもりか、先ほどの一口など比に成らないほど多い量をスプーンに乗せてから彼の口元へと運んで見せて。自分の事とは見えないとよく言ったもので、誰がどう見ても嘘を付いているとわかる哀れなまでの誤魔化し下手の状況ながらすっかり現場は上手にやり過ごしたのだとやりきった気分のままフーと息を付いて。「俺ァ、猫じゃねぇからヨ。腹は減るし、ちゃんと食う」一度口を出た嘘は次から次へ雪だるまでも作る様にあること無い事膨れ上がり、その割には彼を喋らせまいと次から次へパフェを彼の口へ運ぶべくスプーンは忙しなく動いて)

  • No.17 by イ・テファン  2017-04-08 01:14:53 


(冗談の一種で問い掛けた内容は、まさかの図星のよう。普段からは想像も付かぬ愛想の良い笑顔、多弁な口、更に此方からの促しなく、あの照れ屋な彼が甲斐甲斐しくパフェを口許に運んでくれる等、怪しい以外の何者でもなく。だが先ずはその矛盾点を問い質すのではなく、珍しい彼の行動を楽しもうとするのだから、大概己も性悪で。促される儘にパフェを食し、時には己から開口して強請るのものだから図太いにも程がある。表情は彼の一言一句を肯定するかのように訳知り顔でうんうん、と何度か会話の途中に相槌を打つも、しっかりとした意思としては同意を示さず、曖昧な仕草だけでのらりくらりと相手の言い分を右から左へと流してしまい。暫し彼だけの声が辺りを支配しては、自身は食べることに徹し。不意に彼が零した”ちゃんと食う”、その一言を耳聡く聞き取れば、しめたと言わんばかりに、両方の口角をにぃと釣り上げ、テーブルに両肘をつき、組んだ手の甲の上に顎を乗せては、可愛らしく見える角度で小首を傾げて見せ。「せやんねェ、いっぱい食べる物はあるもんなァ。ちゃんと食べる、言う言葉が聞けて良かったわァ。明日からご飯三食一緒に”ちゃんと”食べよかァ」告げる内容とは裏腹に声のトーンは妙に甘ったるく、語尾にハートマークが付きそうなもので。その上、相手が何かを反論する前に賺さず純枠そうな視線を送っては「ふーちゃん、ええ大人やもん。俺に嘘吐いたりせんやろ?」と、こんな時ばかり稚い子供面を全面に押し出し、全幅の信頼を寄せた言葉を、クギを刺す代わりに付け足して)

  • No.18 by フラミンゴ  2017-04-09 12:35:34 


___(ツラツラと並べる都合の好過ぎる言葉も戻る返答さえなければ此方の物、返事さえなければ嘘も道理と貫くことが出来るのだと自分勝手な理論を脳みその片隅に浮かべつつ、だからこそ調子に乗った口がポロリと落としてしまったその単語を彼が拾い上げると最初こそ"そうそう"だなんて反射的に同意を示して、それから言葉の意味を噛み砕きジワジワと徐々に理解をしていくと瞳を丸くし数秒ばかりポカンと口を開いたまま純粋な真直ぐさが前面と押し出る彼を見やり。そこで漸く、己が言わなくても良い失言にて自分の首を絞めているのだと理解をするも、すでに遅く。眉尻を哀れになる程落としては視線の先を落ち着きなく右へ左へとウロチョロと迷わせて誤魔化すような言葉を歯切れ悪くアーだとかうーだとか落としてからキリリと唇を噛み。子憎たらしいまでに可愛らしい仕草と申し出に叱られていないのに気持ちは叱られているようでつい噤んでしまい「____……考えとく」それでもできない約束で彼を期待させることはもっと出来ずに曖昧ながら自分にとっては前向きの返事をボツリと呟くほど小さい声量で戻し)

  • No.19 by イ・テファン  2017-04-10 19:39:37 


(見る間に垂れていく眉尻、噛み締められた唇、彷徨う視線は、彼が歳上である事を忘れさせる程あまりにも素直な反応で。何とか聞き取れた言葉は不器用な彼らしく、意地悪し過ぎたかと今度は此方が苦笑する番で。組んでいた手を解き、両手を前方の相手に伸ばしてはそのすっきりとした頬を摘もうと。恐らく食べ慣れていない類の食事を己を悲しませない為に少しでも食してくれた事は既に進歩。それを思えば柔らかに微笑み「まァ、今日食べてくれたもんな。おおきに。ふーちゃんと一緒に食べると、やっぱ美味しいわァ。此れから俺らの時間はようけあるし、ゆっくり、な?」先ずは礼を告げてから、急かすことのないよう緩い調子で鼓舞をおくる。未だ未だ残っている唐揚げや親子丼をパクパクとペース衰える事なく胃の中に消化しては、ふと過ぎった考えに暫し沈黙の時間を要し。ゴクリ、と口の中の物を飲み込み薄っすらと開けた目で桃色の髪を眺めやりながら「俺、なんか仕事した方がええよね。ふーちゃんが年老いたら養っていかなアカンもん」唐突に真剣な声音で言葉を零し。相手から見たら子供であるだろうが、男としてこのまま面倒を見てもらうのは自分自身許せず。更に今後の事を想像すると職につくのは必須。だがこの世界の事をあまり知らぬ身、頼りなげに目尻は下がり、”どうしよ?”と目線で問い掛けを)

  • No.20 by フラミンゴ  2017-04-10 20:36:00 


__(偏食で過ごす生活に不便は無かった、時折ガーガーと煩いドードー鳥の注意を聞き流すことが厄介だと言う程度で他は困ることも悩むことも無かった。それでも、共に食事をとれば目の前で彼の喜ぶ顔が見れるだとか美味しいと共感する事が出来るだとか、それらが出来ないことは今までにない不便に思えて。ぐつぐつ、とそんな感情が生まれれば「そンかし、美味いもん沢山作れヨ」暗に己の食生活を見直すと腹を括った証拠である言葉をぼつり、と伝え。次々と注文したデザートが届けば先程までの少食は何処へやら、品を変えてと手は進み。そんな中で向けられた言葉を聞けば顔を向けてから「働きてぇっつうなら止めないし、働き先を探すの手伝ってやるケド、……別にお前一人養えないくらい甲斐性なしじゃねぇヨ」特に趣味がある訳でも無ければ金に困っている訳でも無く、無理強いをするつもりは無いが働くことで充実する事も有ると選択肢を作り「それに、俺が**ば次のフラミンゴはお前だろうし。__ドードー鳥の方が良かったかァ?」頭を捻ればからかいを付け足しつつ語り「名前を忘れりゃこの国の一人前、どっか空いた役職に自動的に入るだろーさ、……そういや、俺、綿菓子の名前知らねぇわ」肩を竦ませては雑な説明を行いつつ、途中ではたと思い出すように真っ直ぐと彼の姿を捉えながら口にして)

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