主(310) 2017-03-17 11:25:35 |
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長男
(さて部屋に居れたのはいいが末弟から黙って奪い取ったお酒を出した方がいいのだろうか。相手の事だからまだ覚えているに違いないが、あれは一人で先に飲んでみたいのになぁ…なんて考え込んでいると、ふと隣から一言も喋る気配がない次男を見やり普段なら一言二言喋るはずが部屋に入った途端にしんみりした空気。己の部屋に入ったのは初めてではない筈なのに仕事関係の事意外だけの話だが。もしかしてこいつ…緊張してる?なんて考えが及ぶと絡んでいた腕が解かれたと思いきや今度は扉へ押し付けられ地味な痛みに顔を歪ませ罵声を浴びさせようとするも徐々に顔立ちのいい顔が寄せられてしまえば、何も言うことなくキスを受け入れ両手をゆったりとした動作で相手の背中に回し)
三男
(あの四男が次男に小声ながらもお礼を言うなんて珍しいことだが、それほど己たちが付き合うことが嬉しかったのだろう。間近に居た己だけしか聞こえたのは意味はないけど四男も頑張って言ったのだから誉めるように頭を撫でてやり。扉を開け相手を招き入れると「…先にソファーに座ってて。すぐおにぎり作ってくるから。」と台所へ行きそういえばココアも飲みたいとも言ってことを思い出し先にココアを入れソファーに座っているだろうと相手の元へ行きココアを置いて)
(/いつの間にか100レスを超えましたよっ!ここまでお相手してくださった主様にもー感謝、感謝感、感激しております!!引き続きブツのようなロルで申し訳ないですがこれからもよろしくお願いします!)
次男
(ボスとしての顔も長男としての顔も見慣れている、それこそ産まれた時から自分は傍に居てその姿を見続けていたから、でも今は違う、恋人という初めての立ち位置、もっと色んな相手の顔が見てみたいという衝動に突き動かされた結果の行動、少し痛みがあったのか僅かだが不機嫌そうな反応を感じ取ったがそれも背に伸ばされた腕によって消え去り、相手の髪を撫でるように指先を添わせると押し付けていた唇を離して鼻先を触れさせた距離のまま口を開き、先程の話題を忘れていないと言わんばかりに目を細めて)…………、ワイン、飲ませてくれるんだろ?
四男
(頭を撫でる掌の優しさの意味を何となく理解すると少しだけ気恥ずかしさを残して俯き気味に兄の部屋に入り、少しだけ興味深そうに辺りを見回してから示されたソファに近づくと素直に腰を下ろしては台所から戻ってきた兄から渡されたマグカップのココアを見て、両手でそれを持つと少しだけ湯気の立つ様子に首を傾げ、猫舌の自分の為にわざわざぬるめに作ってくれたのだろうかと思い)…ありがと……、あれ、…チョロ松兄さん、……もしかして、少し…ぬるめにしてくれたの?
(/あわわ!まさかのお声掛けで気付くという何たる失態!いえいえ、此方こそ100レス超えありがとうございます。なんだかあっという間でしたね…(お茶ずず)次回の200レスの時にはぜひ此方からお礼のお言葉がお伝えしたいです。此方からも溢れんばかりの感謝のお言葉を伝えさせていただきます!引き続き家宝にさせていただきますので、宜しくお願いしますね!)
長男
…んだよぉ…覚えてたのかよ。でも…俺ワインよりこっちがいいなぁ。
(突然、相手から触れ合うような口づけに驚きはしたもののそれも最初だけで甘んじて受けていれば、先程話していた末弟から奪い取ったワインの件を覚えていたそうだ。もう、折角いい雰囲気だったのにそれじゃ台無しじゃんなんて苦笑いを浮かべてむっ、と口を尖らせ。それでも相手からされた口づけの続きがしたいのか目を細め背中へと回していた片方の手を退け相手の頬に添え)
三男
ん?うん、前入れたココア何度も冷ましながら飲んでたからまた入れた時は温めに淹れようと思っててね。…どう?まだ暑いなら淹れ直すけど。
(台所へと行く途中で四男に声を掛けられると其方へ振り向き。前に飲んでいたココアを淹れていたのだが、相手が猫舌ということを忘れていたこともあって結構熱めに淹れてしまったことを後悔していたこともあって。だから今日は、温めに淹れてみたのだがそれに気づいた相手に心配そうにそう問いかけてみて)
(/ほんとですねぇ…(此方もお茶ずず)もうここまで来るともっと長続きしなくてはっ!(ふんすっ)な、なんですと!そんなことまでしてくださるなんて…ぅう、ありがとうございますっ。…ん?いや、ダメですよ!ブツはダメ、絶対ダメです!家宝にするほど大層な物じゃありませんから!ポイしてください!ポイした方がいいです!←)
次男
忘れるわけないだろ……ん?(相手の言葉に自分が忘れる筈が無いと伝えれば少し口角を上げて笑みを浮かべていたが、続く言葉の意味が理解出来ずに頭に疑問符を浮かべる、ワインの他に飲み物の話題なんて出ていないぞ?なんて風に考えると頬に触れた指先に気付いては幾ら鈍い自分でも意味を理解すれば僅かに頬に熱が集まるのを感じつつ目を伏せて間近にある顔を見てから目を閉じ、今度は自分が相手からの口づけを受け止めようと大人しくし)
四男
……あ、…ううん…大丈夫、丁度いいよ…。ごめんね、引き留めて……(兄の答えを聞くと驚いたように目を瞬いて、少し前の自分のコトを覚えてくれていることにが予想外だった為に胸が不覚にもキュンとしてしまい、その余韻を味わいつつも自分が引き留めてしまったコトに対して謝罪をしてからその姿を見送ると丁度良い温度のココアをずずっと飲んで、再び耳が頭から生えると喜びを示すようにぱたぱたと上下に動いて)
(/勿論、もっと長続きしましょうよ!目指せ満レス!って、満レスが幾つかは知らないのですが…。でも、まったりペースでお相手いただければ涙がちょちょ切れます!そんな、ポイはポイでも、私のポケットにポイしておきますのでご安心を(キラリ/クソ顔))
長男
(ゆったりとした動作で頬から唇をなぞり少しだけ相手の温度が上がったことが分かると鈍い相手だからこそこの意味が分かったことは少しは成長したのだろうか。相手だってこの次にやることはわかっているのか目を閉じそれを待っているみたいだ。んー、と近づくと見せかけて相手の頬を引っ張って「ばぁーか。やるわけないでしょー?ほら、お前が言ってたワイン出してやるからちょーっと待っててくれる?」にひっ、と笑っては相手の頬から手を放しそそくさと相手から離れワインを隠した場所のところへ行き)
三男
それならよかった。少し時間取るけどちょっと待っててな。
(丁度の温度だったことにほっとした表情を浮かべ台所へと向かい。数分後、一つのお皿に相手が頼んでいたおかかと鮭を乗せ相手の元へ。すると前も出ていた猫の耳が可愛らしく揺れているのが見えてはかっ、可愛い…なんて声には出さないがその様子を和むように暫く眺めており)
(/はいっ、目指せ長続き!ですねっ!…と言っても私もどこからが満レスか分からないのですが(苦笑)いやいや!そんな!私も主様と同じ気持ちでございます!此方こそまったりのペースですがお相手していただければと思います…!だっ、ダメですよ…そんなブツ段々と匂いが強烈になる前にポイするべきですよ…(真顔))
次男
(鼓動を高鳴らせながらも想像するような感触が一向に訪れないことに眉間に皺を刻み込んだところで頬を引っ張られる感覚に目を見開くと悪戯な笑みを浮かべる相手の顔が視界に入り、告げられた言葉と自分から離れていく姿を見れば暫し黙ったままでいたが、やれやれと肩をわざとらしく竦めると無遠慮に部屋にあるソファに腰を下ろして、更に別の要求を平然と口にし)全く、俺の恋人は恥ずかしがり屋なんだな。あぁ、ツマミはお前が前にチョロ松から奪った高級チーズでいいぞ。
四男
(兄さんが格好良いし、優しい、幸せ…このまま本当に昇天出来る…と頭の中で幸せな感情を込み上げさせては猫耳を動かしていれば当の本人が戻ってきていることには気づかず、ソファの上で体操座りをして膝にマグカップを乗せると何かの気配に気づいたのか耳をピンと立ててから振り返ると相手の姿を見つければ耳がスッと消えて)わっ…、チョロ松兄さん、戻ってたの?声かけてよ……びっくりするから。
(/まったりのんびりが長続きの秘訣ですよね!マジですか、多分フローラルな香りがして消臭効果(謎)付きですよ(笑顔)そして、長男の小悪魔感!!!!(萌死))
長男
…はあ?んなわけねぇじゃん。お前がワインのみたそーにしてたからお兄ちゃん空気読んだだけー。
(向かう先は弟たちから奪い取った高級品が数多く入っている棚の方へ出歩き。そこへ立ち止まりガサゴソと音を立てて末弟から奪い取ったワインを出し二人分のグラスを持っては相手の元へと向かい。相手からすれば己の気持ちが手を取る様にわかるのかそうやって分かったように口に出す相手に呆れた表情で言い返しテーブルの上にグラスとワインを置くも次に出た言葉に目を見開き「…っはぁ?!お前…なんでそんなことまで知ってんの?!何お前…エスパーかなんか?!やだ。絶対出してやんねえ」と向かい側のソファーへ雑に座りこんで)
三男
…!あっ、ごめん…つい、見とれてて…さ。
(前にも出ていた猫耳がどんな仕組みになっているのかなんていた癖に今になってそんなことはどうでもよくなって可愛らしく猫耳を動かす相手の様子を見ていたのもすぐばれてしまい少々残念に思ってしまったのは内緒。相手の元へ行き目の前におにぎりを置いてやり「…あ、別に変な意味とかじゃなくて…!その…今はないけど耳が…可愛いと思って…あ、やっぱりなんもない。ほら、これ食べて」と隙間を開けて隣へ座り込み)
(/そうです!そうです!私はいつまでも主様を待っております故!(キリッ)…えっ。そんないい香りなんかしていないですよ…、なんて言えばいいのでしょうか。あ、あれです!四男のおならの臭さと同じ匂いがするんですよ…いいのですか(じぃぃぃ)
次男
はいはい、そういうコトにしておいてやるよ(相手の言葉を聞けば敢えて反論はすることなく少しだけおざなりな態度で納得をしてみせ、だって自分は期待をしていたのだから、それを裏切った相手に対して些か機嫌の悪い感情が未だに残っている為に無意識にそんな態度をとってしまい。テーブルに置かれたワインボトルを手にするとラベルの年号と名前を確認すれば末弟が不満を漏らすのも無理はない程の高価なワインであると理解し、心の中だけでそれを自分も飲むことに対して謝罪をしては封を開けようとボトルの先に手を添え、更に告げられた相手の言葉に顔を向けると向かい側に居る姿を見て)別に、お前がそうやってブラザーから物を奪うのが悪いんだろ。ツマミが無いとなるとワインを開けるのは些か勇気がいるな、酔いが回ってしまう。
四男
み…見とれてた?(一体に何に見とれていたのだろうかと頭の中で疑問符をたくさん浮かべながらもおにぎりの乗った皿を見ればソファから足を下ろしてお皿を受け取って膝に乗せ、隣に座った相手の顔を見ていると小さいながらも耳に届いた言葉にじわじわと此方も耳が熱くなるのを感じては俯き気味に美味しそうなおにぎりを一つ手にして小さく「いただきます」と告げれば一口ぱくりと食べて、程よい塩気のあるご飯と自分の好きなおかかの味に嬉しそうにしては再度相手の方を見て、自分の猫耳に対しての気持ちを知りたくて訊ねるものの昔から兄が好きなアイドルのコトを思い出しては眉を下げて顔を俯かせ)美味しい………、ありがと…。チョロ松にいさんは、…僕の、耳好き?あ、でも…ネコアイドルとか好きだもんね…、それと…重ねてたりするのかな…それは、ちょっと…いやかも。
(/そんな強烈な香りが!!あの一瞬にして兄弟を瀕死に追い込む香りがするというのですか(驚愕))
長男
(己の勝手な都合で口づけを止めたのが原因だというのは目の前にいる相手のやや機嫌が悪い態度に期待を裏切ったようでなんだか申し訳ない気持ちもあって。それでも自分からするのも抵抗もあるが、このままだと機嫌悪いままお酒を楽しむのもどうかと思い三男から奪い取ったチーズを取りに行き適当に皿に盛りつけてはまた戻ってくれば相手の隣へ。ご丁寧に爪楊枝も刺して置いていたチーズ一つを手に取り相手の口元へもっていき「…ん。…早く食べてくれない?この体制すっげぇきついから」少しでも期限を取り戻そうとサービス精神に挑んでみて)
三男
(表情はあまり変わらないが相手の周りからほんわかと柔らかい雰囲気が出てきていることが感じ取れるとよかった、と小さく笑って返し。それよりもなんであんな恥ずかしいことを言ってしまったのか。相手に引かれたらどうしょうなんて、マイナス思考が出るも相手からすれば昔に追っかけをしていた猫耳アイドルと重ねてしまっているようで。俯き加減だった顔を勢いよく上げ其方へ顔を向け「ちっ、違う!それは違うよ一松!お前の耳…なんていえばわかんないんだけど…そのアイドルよりお前の耳の方が…スキだし、可愛い…かな」と照れくさそうにして)
(/えぇ…そうなんですよ…!あの危険な匂いで主様が瀕死になんてなってほしくないのです…!なのでそれは即座にポポーイ、と捨てた方がいいかと思います。(真顔))
次男
(未だに不機嫌を隠せずにソファに座っていれば相手が離れていくのを見て、再び戻ってきた時にはその手に持たれていたチーズの乗った皿、更には隣に腰を下ろしてくる姿に少し不思議そうにしていれば口元に差し出されたチーズに目を向けて「ん、…サンキュ」とそれを口にしては半分程噛んでから口の中に広がるチーズの濃厚な美味さに目を細め、ふとようやく此処で相手が自分の不機嫌さに気付いて珍しくご機嫌取をしていることに気付き、意外と可愛いところもあるもんだ、と心の中で思えば半分残したチーズを銜え直してから相手にも食べるようにと顔を寄せ)お前も、食べてみろ…ほら。
四男
…ホントに?……嬉しい(そわそわと相手の反応を待ちながらも自分の発言に対して少しばかり後悔をし、兄がアイドルを好きな気持ちは変わらないだろうし、そんなアイドルと自分を引き合いに出したことに対して気分を害したらどうしようと色々と思っていたところで告げられた言葉に緩く目を瞬くと相手の顔を見つめ、素直な言葉が口から漏れるとつられたようにはにかんでから視線を手の中のおにぎりに戻せば相手にも皿を差し出して)僕ばっかり、食べたら悪いし…チョロ松兄さんは、食べないの?
(/なるほど…これは死活問題ですので厳重に袋に包装してから対処しますね(納得)取り扱い注意と書いて神棚に置いておきます)
長男
…へ?い、いいよ俺は。こっちにもまだあ………、
(やや満足そうにチーズを食べる様子にまあこれで機嫌もよくなるだろうと、半分残ったチーズを口の中へ入れようと自身の口元へもっていこうとすれば、不意に爪楊枝に刺していたチーズがなくなってしまっていて、言い換えれば相手に銜えられているというのが正しく、まさかこんなことになるなんて思わず目を数回瞬きさせ動揺を現している様子で。顔を近づけられた際に此方は少し身を引き断ろうと口を開くもののそんなことをしたところで不機嫌さが顔に出やすい相手に断れるわけがない。ここは気を引き締めて少しずつ顔を近づけ小さく開いた口に銜えられたチーズを歯を立てて銜え相手の口が開いたのを合図に素早くチーズを取り出しバッと顔を背けほんのり耳が赤く染まっており)
三男
僕はいいよ。お前の為に作ったんだし、いっぱい食べな。
(猫アイドルと四男を比べるなんてできるわけないから。未だにあの猫アイドルは好きだがその好きは恋愛とかではなくただ趣味ということだけ。相手の場合は、恋人でもあるし、なんだって仕草も何もかも可愛いとか思えるそういう存在。上の兄弟とは違ってそこまで力もないがそれでも守ってやりたいし、うまく言葉が出てこないけど、そんな大切な存在。差し出されたお皿を押し返して首を左右に振お腹が空いていないことを伝えて)
(/はい、そうしてくださいませ(こくこく)……ん?あれ?待ってください…神棚にそんなものを置いちゃうんですか…?!(驚))
次男
(断ろうとしてくる相手の声に戻された眉間の皺が再び顰められると相手の顔を見ていたが、近づいてきた顔と共に口を離すと一瞬にしてチーズは相手の口の中へと消え去り、視線を送れば背を向けている相手の耳元が真っ赤に色づいていることに気付いて満足げに笑うと伸ばした手で背中を軽く撫でてから片手に持っていたワインの封を開け、ワインコルクをコルク抜きで手慣れた仕草で引き抜くとグラスに赤い液体を静かに注いでいき)飲むか、風味を損なわないうちにな。
四男
でも……、わかった、ありがと(いらないと言われると少し心配そうに顔を見ていたものの無理に食べさせるものでもないと思えば小さく頷いてから一つ目を食べ終えると今度は鮭のおにぎりを食べて始めて、空になった皿をテーブルに置いてからもぐもぐと口を動かしていると隣に居る相手の肩に頭を預けるように少しだけ上体を横にして頭を凭れ掛からせ)…美味しいよ、チョロ松にいさん…。
(/神棚に置いておきます(真顔)ではでは、また何かあればお声掛けくださいませませ~)
長男
(口の中に広がる濃厚なチーズを悔しそうな顔をしながら味わい続けていると、相手の言葉を合図に一旦体をテーブルの方へ向け二人分注ぎ込まれたグラスの一つを取りまた相手に背中を向けてしまい。小さく2、3回回してからグラスを近づけ香りを楽しんでから一口ワインを口に含んで。このままでは体制がきつく感じるのかそのまま体を相手の方へ後ろへと少し倒れ込んで)
三男
…そ、そう…?それはよかった。
(先程までお腹が空いていたものの相手が美味しそうにおにぎりを食べるものだからそれを見ているだけで唯々満足してしまっているから断っただけである。心配そうに見つめられるもそれもあえて相手は追及せずそのままおにぎりを食べ続けている相手を横目に眺めていれば此方へと体を預ける相手にビクッと小さく肩を揺らしつつも恐る恐る片方の手を持ってきて相手の頭を撫でてやり)
(/う…わかりました。主様がそうおっしゃるのなら大切にしてください。私のブツをお願います(真顔)此方こそ!何かあればお声かけ下さいね!)
次男
(乾杯の一つもする前にワイングラスを手にしては再度背を向けている姿を見て、再度やれやれと肩を竦めては自分も手にグラスを持って円を描くように軽くグラスを回してから香りを楽しむと口に運ぼうとした矢先に此方へと傾いてきた体に気付くとその背中を自分の腕で支えれば自分の上に上体を預けるような形になる筈で)…なんだ、急に。照れたと思ったら今度は甘えたくなったのか?
四男
(大好きな兄と二人だけで過ごせるという事実も多分この美味しい味に影響しているのだろうと頭の中ではそんな風に思いながらも静かな空間でもぐもぐと食べ進めていれば、頭に触れた手に目線を伏せて照れつつ、ちらっと横目に視線を向け)……あの、チョロ松にいさん…、ご飯、食べたら……、一緒に…寝ても、いい?…あ、いやなら…帰る、から…。
長男
…べっつにー…丁度お前がいたもんだから偶々こうなっただけー。
(一口ワインを飲んだだけで若干酔いが回っているように感じる。今までならお酒を飲んでもすぐ酔うような酒に弱いこともないのに今日はやたら酔いが回るものだから変に感じ始めて。甘える、か。いまいちその甘え方というのはしたことないというのか。どうやればいいかも分からず長男だし、一番上の立場だからという理由で甘えることなどほぼなかったわけで構ってくれればそれでいいと思ってた。「…なぁ…からまつ、甘えるって…なにすればいいの?」と小さい声でぼそぼそとワインを眺めながら問いかけ)
三男
へっ…?!なっ、なに…?!
(こうやっておとなしく撫でを受けてくれる四男の存在がなんだか猫の様な仕草に可愛らしくて仕方なく思わず片方の手で口を押え顔を背けて若干震えており。何なの?うちの四男、可愛すぎんだろ。あ、ヤバい、理性保てるか凄く不安なんてなんとか意識を途切れないようにしていれば名前を呼ばれただけだというのに過剰に反応してしまいつつ其方へ顔を向け直すと相手からの我儘に目を見開き「…い、いいよ。一緒に寝よ、一松」と再度頭を撫で小さく笑って返し)
次男
なんだそれは、まるで俺が居たら悪いみたいじゃないか(相手らしい返答に小さく笑いつつ大して気には留めなかったのか暢気にしていれば次ぐ呟きに似た問いに目を瞬かせ、甘える方法?散々弟達や部下に好き勝手振る舞っている癖に?本人はそれを甘えだとは認識していないコトに対して若干呆れの気持ちも見せる、それでも長くこの長男で有りボスでもある想い人を見続けてきた自分にとって、相手の言う甘えるという好意に対する疑問も何となくだが理解できて、だって好き勝手に振る舞うものの常にファミリーのコトを考えているから、心の底から誰かを信用して身を委ねるなんて行為はしたことがないのだ、不器用な目の前の恋人は。そう考えると自分は随分と楽をさせてきてもらっている、その事実に心の中でだけ感謝の気持ちを呟くと持っていたグラスをテーブルに置いてから相手の体を支えつつ片手で頭を撫でて、遊ぶように指先を髪に絡ませ)そうだなぁ…、俺も具体的にはよく分からないが、お前がしたいと思ったコトをすればいいんじゃないか。寄り掛かりたいとか、キスしたいとか、抱き締めたいとか……あぁ、でも、それは恋人である俺の前だけにしておけよ?
四男
(自分が呼んだコトで何故か驚きを露わにした姿に此方も驚いていたが、前向きな返答を貰えるとじわじわと自分の発言の意味を理解して顔が熱くなり、自分から兄と一緒に寝たいなんて我が儘を言ってしまった、それを快く受け入れてくれた相手は神様なんじゃないかと思うほど頭の中に居るもう一人の自分は歓喜の涙を流していて、それは当然目の前の相手に伝わる筈が無い為に半目の瞳を少しだけ輝かせてから食べ終えたことでマスクを引き上げ、いつものように卑屈な笑みを浮かべて、極度の緊張時に出る己の悪癖を思い出し)……ひひっ、ありがと…緊張しすぎて脱○しないように気をつけるから。
長男
…ふーん
(相手の思う甘え方といのは、自身がこうしたいと思うこと、らしい。確かに言われてみれば、散々部下だって弟達に似たような事をした覚えがあるような、ないようなと記憶が曖昧なのだが、多分彼奴らにはおふざけとしか思われてないきもする。相手の言う甘えに短く返事を返しつつ何を思いたったのか持っていたワインをテーブルに置き体を前にやり顔をそちらへと向けるとジッ、と見つめ「…こーいうこと?」前に倒れこみ両手を背中へ回しては弱く抱きしめちらりと上から見上げてみせ)
三男
…えっ?脱◯!?いやいや、大丈夫だから!そんな変なことすることないから安心して!
(己自身、一緒に寝るということだけなのにこの動揺振りだ。ホントに何を言っているのかと思う程。恋人相手に初っぱなから手を出すわけないし、出せる勇気すらないのに何言ってんの僕は。嬉しそうな雰囲気を醸し出す相手のまたも悪い癖に苦笑いを浮かべつつもお皿を引き下げ「…んんっ。先にベッドに行っといて。これ、洗い物してから行くから。」とコップとお皿を持って台所へと向かい)
次男
(自分の説明力ではあまり目の前の相手には理解されなかったのだろうかと頭の中で少しだけ不安そうにしていたが、不意に体勢を変えて此方に倒れ込んでくる姿に驚いたように目を瞬かせるもおずおずと視線を向けてくる瞳は自分の知っている長男でもボスでもなく、不覚にも胸が熱くなるのを感じれば片手を伸ばして背中に回せば抱き締め返し)…そうだな、…そういうこと、だと思うぞ。
四男
変なコト……、へぇ、…チョロ松兄さんも、変なコト考えるんだ。でも、ダメだよ、脱〇は僕の得意分野だからね(普段真面目な兄の口から出てきた単語に意外そうにしては、少しドキドキとしながらも冗談交じりに返し、続いた言葉には素直に頷いてから「ありがと…」と礼を述べると姿が見えなくなったのを確認するように見送り、ふと当然出先から兄の部屋に来た為に寝間着を持ってきていなかったことを考えると、取りに行くのも面倒な性格故にスーツを脱いでワイシャツと趣味で集めているアニマル柄(猫の顔プリント)の下着だけになればベッドの中に潜り込んで、シーツや枕から感じる相手の香りに鼻を枕に押し付けてはすんすんと匂いを嗅いで)…チョロ松兄さんの匂い…。
長男
ん、ひひ…これが甘えるってことかぁ…
(今は長男とかボスという立場ではなくこういう二人きりの時だけは相手の恋人として相手に教えてもらったことを実行するべくやってみれば結構恥ずかしいかもしれない。更に抱きしめられるとすり、と相手の胸板にすり寄り納得したように上記を呟くと「…なーんかお前にこうやって甘えるのって変な感じだよな…、なぁ…からまつ、ちゅーしよ?」と顔を胸板へ寄せていたがそこから顔を放しちらりと相手を見やり)
三男
(スポンジに洗剤をたらしお皿とコップを丁寧に洗いつつ最後には水で流して乾燥機の中へ入れておいてから相手が待つ自身の部屋へ。不意に口から出てきてしまった意外な言葉になんであんなこと言ったんだ、なんて前の事を後悔してももう遅いのだが相手だってその気だったらどうするんだ。そんな勇気すらないくせに…と溜息を吐き部屋へと辿り着きベッドの方へ見やると真中辺りがポッコリと盛り上がっているのはもう既にもぐりこんでいる四男。暫く様子を見ていれば匂いを嗅いで癒されているよう。待って、可愛すぎるんだけど!何この子ケツ毛燃える。「んんっ…い、一松寝間着とかどうした?もしないんなら僕の貸すけど…大丈夫?」咳ばらいをしつつ上のスーツを脱いでネクタイを緩め乍ワイシャツの一番上のボタンを外し)
長男
(…なんだ、コイツ、なんでこんな可愛くなった?俺の腕の中に居る人間は本当にあのクソ政権のボス長男なのだろうか、と本気で目の前の相手の変化に驚きつつもそれが自分だけに見せてくれる姿なのだと思えば込み上げてくる支配欲と満足感、だらしなく緩みそうになる口元を必死で結んでいたところで見つめてくる視線と甘えるお願いに顔が熱くなれば片手を頬に添えて形を辿るように撫でると顔を覗き込んで)……あぁ、いいぞ。じゃあ、目を瞑ってくれ、おそ松。
四男
(そのまま恋人の匂いに包まれていれば次第に瞼が重たくなるのを感じて、不意に聞こえてきた声に顔を上げると相手の居る方に振り向いては自分の着ているシャツを見せるようにし)おかえり、チョロ松兄さん。大丈夫、どうせ部屋で寝てる時は殆ど裸だし、今日はこれで寝るからいいよ…(視界に入ったネクタイを緩める姿を見れば、「格好良いなぁ」とぼんやりと頭の中で思っていた筈の感想を口から出して呟いたことにも気づかず)
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