自堕落な男。 2017-03-17 00:05:23 |
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>>32 恭哉さん
__ほんとだ、美味しそう…! あ、でも赤ワインかあ…スーパーで買えますかね?私でも…
( 彼に届かなかったその声は吉か不幸か幼い頭ではよく分からなくて。何事も無かったかのように紡がれる言葉は大人の余裕さを表しているように感じては、早くその流れに乗りたくて静かに耳を傾ける事に。指し示されたレシピの写真を枕から顔を上げて確認すると納得したように頷き賛同し、材料に視線を向け順を追って見ていくとお酒を必要していて。料理酒であれば買えそうな気もするが、冷蔵庫に食材もあまり入っていないだろうし買い物についてきて貰えたら、とちらりと彼を見上げ。
相手のページを捲る手はゆっくりだが止まらない。それが冷静を装う為など気付かずに、求められているものだと思い込んでは嬉しそうに双眸を緩ませて。気遣いの言葉は有り難いが早く作って喜ぶ顔が見たい、んーん と左右に首を振ると 本を捲る音と暖かな灯りによって引き寄せられた睡魔は思考を緩ませ、思いのままに言葉を紡ぎ こてん と上げていた顔を枕に乗せて )
でも、早く作ってあげたいです。美味しい、って喜んで欲しいんですよ…
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