土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
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っ…馬ッ鹿じゃねェの!?、幸せそうに見えてンなら、きっとアンタと食べてるからでィ…長年一緒に居ンだから気付けよこのやろー……(もう終わったとばかりに外に目を向ける彼見れば、そうじゃないと伝えたくて店内で有るのに大声で叫び出しそうになり慌て小声に変え。顔を真っ赤に染めながら、勢いの侭に上記伝えて)──……っ…
わっ、分かったから、落ち着け総悟…(小声ではあるものの取り乱す彼に驚き、だが相手の言葉が何よりも嬉しく、そして真っ赤になる彼がとても愛おしくて)……総悟、出るぞ(彼が全て食べ終えているかなど眼中になく、いきなり立ち上がり相手の腕を引けばレジにお金を置いていき足早に外へと飛び出し)
えっ…ちょ、…っ(いきなり立ち上がったかと思えば腕を引かれ其のまま店の外へ。暫くははてなマークを頭上に浮かばせていたが、冷静になってくれば店に居られなくなる程に恥ずかしい思いさせてしまったのではと思い至り。不安げに相手の背を見遣り)──…。
っ……(無言のまま人気の無い狭い路地裏へと入り、立ち止まれば相手を壁に追いやり少し乱暴に口付け)………あんま可愛い事ばっかすんじゃねェぞ…、てめェのせいで理性保つの大変なんだよ(唇が離れると強く抱き締め上記を述べ)
んん…っ…───は、な何言って……、…(何故人気の無い場所へ連れて来られたのか今現在キスされている事も何も分からぬ侭居れば、其の後告げられた彼の言葉。意外過ぎて驚きの余り瞳を数回ぱちぱちと瞬きさせ相手見据えて)、でも…嫌われた訳じゃねェんだ……良かったでさぁ。。(大切な処だけは理解でき一気に安堵したように、表情和らげ。抱き締めてくる腕にも安心した為自らの腕も相手の背中に回し、たり)
は…?何処で嫌う所があったよ、こっちはお前が可愛すぎて頭ん中忙しいっつんだよ(なぜ相手から嫌うなどと言葉がでるのか分からず不満そうに返事を返し、抱きしめる腕を少し緩めれば相手を見つめ目尻にキスを落とし)…、途中だったのに飛び出して悪かったな、また連れてってやるから(こんな所を見られたら大変だとふと我に返り相手から離れて)
いいンでさ、充分パスタは楽しんだンで。───其れより、土方さんが俺の事考えて…(相手より不満そうに返された言葉に反射的に顔を上げ、あんなに好き勝手していた為餓鬼っぽく正直迷惑に思われていたのではと思っていた部分もあり。目尻へのキスに頬紅潮させつつも、嬉しさに、離れてく相手の心境知らず瞳きらきら見つめて)
なっ、何浮かれてんだよ、…早く戻らねェと(頬は朱く大きな目できらきらと見つめてくる彼に自身も恥ずかしさを感じ目線を逸らして、それを隠すように背を向ければ歩き出し。恋人というのはこんなにも愛おしく見えてしまうのかと困ったように頭を掻きながら息を吐いて)
あっ…ちょ、土方さん待ってくだせェよ、!(此方の視線を無視し目線逸らされるも、逸らす其の一瞬 普段はクールな相手の恥ずかしそうな顔を見てしまい。そうなるとますます表情は明るく、調子に乗らずには居られなくなり、大好きな彼の隣に並ぶ為、先に歩き出した背中を足早に追い掛けて)
なんでお前まで警察なんだか…(やはり隠しながらの交際は少し窮屈で、鬼の副長であろう者が部下に手を出すなど許される訳がなく。楽しそうに自分の隣を歩く彼をチラリと見ればふとそんな事を呟き)
?、警察がどうかしやしたかィ?(不意に聞こえた“警察”との言葉と、此方に向けられたように感じた視線。鬼の副長と違いお気楽な性格した頭は難しい事は考えられず、只々興味津々とばかりに己より少し高い位置にある相手の顔見上げ、質問投げ掛けて)
…、総悟、なんで俺なんだ?(相手の視線を感じるも真っ直ぐ前を向いたまま歩き問いかけて。勿論、彼を誰かに譲る気も手放す気もさらさら無いのだが、いつか彼に辛い思いをさせてしまうのではないかとも思いながら)
?…何がです??(此方を見る事なく言われた問い掛けに、首を傾げては見つめ続け。心中“なんでおれなんだ”と、復唱しながらも、きょとり)
なんで俺を好きになったのか、理由を聞いてんだよ。もっと…、いやなんでもねェ( 他に選択肢もあっただろうと言いそうになるも自分自身が冗談でもそれは許せず言葉を飲み込んで。相変わらず見つめてくる彼を見下ろせば、理由なんざ細かい事は考えてないだろうなとも思い)
何で…ですかィ?、正直理由はあんま分かンねえ。ただ気付いたらアンタを目で追ってたり、顔見てっと苛つくし死んで欲しいと願ってンのに其れを想像したりすると駄目なんでぃ…、変ですよねィ…(いざ好きな理由聞かれると、はっきりとは言えず、けれど彼意外を好きになる自分は想像でき無い事だけははっきりしており。頭はカラだが、相手が何やら悩んでいるのだけは分かったので勇気を振り絞り口を開いて)…──土方さん、アンタが困ンなら恋人…止めても、構わねェですぜ。好きではいやすけど………
……(苛つくし死んで欲しいという言葉に顔を引き攣らせ、そこからどうしたら好きに変わるんだとツッコミたくなるも聞かなかった事にして。その後の彼の言葉に小さく息を吐きタバコに火を付け)…確かに、立場上お互い不便に思う事はあるかもしれねェ。だがそんな事最初から分かってた事だ。全て覚悟したからお前に気持ち伝えたんだよ。バカ総悟。
……そうなンですかィ?(相手から目を逸らす事なく、見据えながら首傾げ。彼には言わなかったけれど、分かりにくい近藤さんとは違う不器用な優しさにも密かに惹かれていて、恋人という関係が加わった今は頭を撫でられる感触や、初めて経験したキス…。今までは見たこと無かった表情だったり、今日一日だけで沢山あり。)──バカは余計でさぁ…
お前は後悔しねェか?嫌われもんの俺と付き合うなんざ苦労するぜ(力の差は対してなくともやはり年下の彼の事は心配で、いつ何時も命を狙われ過ごす日々に彼の事を傷つけてしまわないかと、大切に思うあまり色々な心配事が増えていき)
人のこたァバカ呼ばわりしたくせに、アンタも充分阿呆馬鹿間抜けですねィ…。そんな苦労なんざ何でもありやせん、(今更な問い掛けに呆れたように半眼になり見据え、無い頭で色々思考巡らし、らしくもなく泣いて終わないかと不安になったりしていた自分が馬鹿らしくなり溜息を漏らし)…───もしかしなくても、悩んでたのは其の事ですかィ?だったら、別れてなンかあげやせんよ。別れてーならちゃんと納得いく理由言ってくンねェと……
っ…意外と打たれ弱いお前を心配してやってんのに馬鹿阿保間抜けはねェだろ!(呆れ果てた目で此方を見ている彼の頭をパシッと叩きツッコんで、心配していたのも馬鹿らしくなれば此方も溜息をつくも安堵も混ざっていて)…そうか、じゃあまだお前とは別れられねェな。総悟を納得させる理由が一つも見つからねェ(薄く笑みを浮かべながらそう述べ、気づけば屯所の前に着き自室へと向かい)
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