土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
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………土方さんは、何にするか決まったンですかィ?(ガラス越し外の方へと視線遣る相手を、メニュー見る振りしつつちらり見つめては。其の横顔に一瞬見惚れてしまいあわと慌て、再びメニューを凝視、!)
俺か?今日はオムライスにすっかな…(其方の視線には気づかずに視線を戻せばメニューと睨めっこする彼が可愛く、思わず撫でてしまいそうになる手を抑え小さく息を吐き。表情は冷静ながらも些細な事が愛おしく感じてしまう日々に脳内は忙しく)
オムライス…!なかなか御洒落なの頼みやすねい───…じゃあ俺ァパスタにしやす、ミートソースのやつ。ほら、サラダ付きみてェでさァ、(メニュー表を意味無く凝視していたが、相手のメニュー聞き意外なチョイスに顔を上げ興味津々。其れならばと偶然開かれていたページより、此方も意外なメニュー選び、嬉々として彼に伝えて)
ん…じゃあ決定な(よく通っているファミレスにも関わらず嬉しそうに告げる彼を見て自然と笑みが溢れ、店員を呼び注文を終えればメニューを片し)総悟、今度オフの日何処か連れてってやるよ(ファミレスすらこんなに喜ぶ彼が他の場所へ連れていったらどんな顔をするのだろうと考えて)
えっ…オフ?──いいンですかィ…?(ファミレス初めてのメニューを楽しみにまだかまだかと待っていると、不意に非番に出掛けると誘われて。いつかは行きたいと思っていたけれど、そんなに早く実現するとは思っておらず、素で驚いた様子で向かいの席に座る彼を見据えて)
いいに決まってんだろ、その方がゆっくりできるしな(驚いた様子の彼を不思議そうに見つめ、当たり前だと上記を述べ何処へ行こうかと考えている内に料理が運ばれて来て)お前もかけるか?(いつものようにテーブルに置かれたオムライスに大量のマヨネーズをかけ)
……。 土方さん、折角のオムライス一瞬で犬の餌にしちまうの止めてくだせえ。(テーブルに並べられた美味しそうな料理、の片方に掛かる大量のマヨネーズ。もう慣れっこな為表情には余り出ないものの態とらしく溜息を溢して、其の侭彼の質問は完全スルーでフォークとスプーン手に持ち黙々とパスタを口に運び、。とはいえ、出掛ける約束が出来て内心喜びでいっぱいで有り、表情に出さないように必死なだけだったり──)
お前なァ、俺を好きになるって事はマヨごと愛すって事だろうが(相手の言葉など御構い無しに半分以上使い切り次々口へ運んで、やはりマヨネーズは上手いと感心しながら)…総悟、美味いか?(考えてみれば彼がパスタやサラダを食べている姿は初めてで興味津々に食べる姿を見つめて)
~……!(あ、愛ぃい!?)っ、───…へい、美味いでさ、気になンなら…土方さんも味見、してみやす?(黙々と食べていれば当然のように相手より放たれる言葉達。“馬鹿なの!?。此の人”と、まさかこんなやり取りする日がくるとは勿論嬉しい、嬉しいけれど未だに慣れず困惑気味で。続く問い掛けにぴたり手を止めれば、隠しきれないほんのり朱く染まった頬のまま、問い掛けて)
ん…なら一口くれ(自分の言葉に困惑しながらも頬を染める彼を今すぐ腕の中に閉じ込めたいと考え、そして食べてみるかと言われれば食べさせてもらえるのかと淡い期待をし彼を見つめ)
?──…ほら、ちょいと犬の餌退けなせィ、皿置けねェだろィ。(顔の火照りも収まった頃。此方を見つめる視線に何を勘違いしたのか、相手の淡い期待を裏切り、有る意味らしいと言っちゃあらしくパスタの皿を彼の方に置こうとしており)
ッ……、いい、やっぱり俺はこれで十分だ(お皿を此方へ渡そうとする彼の手を止めて、変な期待をしてしまった事が恥ずかしく、下を向きオムライスを口へ運び。よく考えれば隊服を着た2人が公共の場でそんな事をしてはいけないだろう、そんな事をぐるぐる脳内で駆け巡らせ)
えっ…───(先程までは食べたそうにしていたのに突如要らないと言われオムライスに集中し始めた彼を見れば、僅かに表情は曇り。気持ちが沈みそうになる為抵抗とばかりに、軽く此方に身を乗りだし腕伸ばせば、マヨネーズ特盛オムライスをフォークでつついて、ちょっかい出して。)
てめっ…なにしてんだよ…溢れんだろーが(身を乗り出しオムライスを突く彼の腕を掴み困ったように見つめ相手の気も知らずに注意して)食いたいならそう言えばいいだろ(お皿を少し前に出せば食えと言わんばかりにじっと見つめ)
…うわ、どうしてくれンでい土方コノヤロー。マヨ付いちまったじゃねェですか。…──(自分でしたにも関わらずフォーク見遣れば一瞬“うげ”と、表情歪ませ。けれど、其れは一瞬だけでそれ以後は意外と積極的に皿を己の方に引き寄せ、ソフトクリームのようなマヨネーズを器用に避け楽しげに食べていたり)
お前…マヨネーズもちゃんと食べろよ(呆れたように見つめるも楽しそうに食べる姿にいつの間にか見惚れており)……うまい(相手の食べているものを自分の方に寄せ一口食べれば素直に感想を述べて再び相手を見つめ)
ちょっとは食べてやす。(此の量は頂けないが少量で有ればまろやかになり、美味しくなる為全く食べていない訳でも無く、マヨネーズも楽しんでいて)あ、…うめェですかィ?(心密かに聞きたかった彼の感想聞けば自然と嬉しそうに笑んでおり、満足したのか相手にオムライス戻し。再びパスタに手を伸ばし黙々と食べて)
えっ…、土方さん?(突然の問い掛けに吃驚して見遣り、考える迄もなく此方の答えは決まっていて。けれど突然聞かれた為に自身の性格も加わって暫く見つめるだけになり)、──いきなり、何でィ…
…なんでもねェよ、お前が食べてる時幸せそうだなっておもっただけだ(相手の性格上答えづらいのだろうと察し薄く笑み、オムライスも気づけば完食しタバコに火を付けて。先程の質問は流すように外を眺め相手が食べ終わるのを待ち)
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