土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
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へい…分かりやした。連絡しまさ(“心配”とでかでか書かれた様な顔で視線逸らさず見つめられては、流石の己も頷く事しか出来ずに素直に頷いては、今日も忙しそうな相手を見つめ返して)──そういう、土方さんは何すンの?
ん……、今日は山崎とお前に手ェ出した奴らを調べに行く。まだ逃げた奴らもいるからな(分かったと返事を聞き取れば満足げに目線をそらして、上記わ述べながら隊服へと着替え始め気怠そうに首を回し)俺も終わったら連絡すっから…
ふーん。(思わず自分も行きたいと、言いそうになるも目の前の如何にも気怠そうといった雰囲気の上司に一言で片付けられそうな為、寸前で止め、興味無さげな声音にて言葉紡いでみせ。)……ぜってー、連絡してくだせえよ。俺ぁ用事すンだら甘味処か万事屋でも行って時間潰してまさァ…(此方も連絡はするけれど、其の後の予定伝えておいた方が心配も減るだろうと、適当に浮かんだ馴染のある場所を告げておき)
はぁ?万事屋って…、まぁいい、好きにしろ(よりによって彼奴の所かと反論しそうになるも一人でフラフラされるよりは安全かと思い、嫌々ながらも言葉を投げかけ。相変わらず嫉妬とも言える感情が現れる自分に少し呆れ頭を掻き)
…?、あれれ、土方さんまさかとは思いやすが嫉妬ですかィ?(表情の変化に一度ははてなマーク浮かばせるも、直ぐに其の理由に気づけば悪戯っ子の顔になり。大人な彼が自分の事で動揺するのが嬉しくて、敢えて誰かとは言わず瞳きらきら相手を見つめ問い掛けていて)
だっ、だれが嫉妬なんかするかよっ…、早くテメェも支度しろ(図星を突かれ明らかに動揺してしまえば見つめる彼の頭を叩き乱暴に言葉を放てば上着を着ながら背を向けて同時に小さく溜息をつき)
いで…っ、むー。……そーですか。すいやせんねー。(否定の言葉と共に頭叩かれては頬を膨らませ、あからさまに不満げな声音で返事をして。)──てか、俺ぁ隊服か私服どっちで行きゃいいですかねぃ?現像するだけだし、私服?ねえ、どう思いやす?土方さん(とはいえ本当に機嫌損ねた訳でない為直ぐにけろっとしては、のろのろとスローテンポにて立ち上がり、背を向けた相手に別行動になる前に何とか振り向いて欲しくて、後ろから尋ねてみて)
んなのお前の好きにすればいいだろ…、それともなんだ?着替えさせて欲しいのか…?(構って欲しいとも言える声や口調で後ろから話しかけられれば先程の動揺などすっかり消え今度は自身が意地悪な笑みを浮かべ振り返り相手に詰め寄って。上記を述べながら彼の鎖骨に触れそこからスルリと手を忍ばせ肩に触れて)
えっ…、なッ、だだ誰がっ着替えさせてほしいなん…ひゃっ!?(振り返ったと思えば其処に居たのは意地悪な顔した彼で、更には思ってもいなかった恥ずかしい事言われ近付かれては一瞬にして頬は朱く色づいて。必死で誤解を解こうとする中、肌に触れられてはびくッとなると共に何やら間抜けな声が出てしまい、ますます顔は真っ赤に染まっていき)
なんだ違うのか…、それは残念だ…(相変わらず可愛らしい反応を見せる姿に笑みを浮かべそのまま服を捲りはだけさせれば肩に唇を近づけ噛み付くように口付け痕を残して)…お前を黙らせるなんざ簡単だな、(痕を指でなぞればはだけた服を直してやりしてやったりな表情で見つめ)
へっ…土方さ、ッ……(予想外な行動する相手にただただ翻弄されてしまい、ちりッと肩に痛みを感じては、其れは記憶にある痛みだったため顔に熱が集まるのを感じて。)ああ、ぅう……っ(昨日こっそり鏡で確認した時には初めて付けられた痕も存在を主張する様に残っていた為、昨日の今日ではまだ消えていないとか考えると恥ずかしくなり。其の時の情景さえ一緒に蘇りそうになって慌てて首を左右に振って)
んな可愛い反応されっと仕事行く気うせんだろーが(完璧に黙り込み何を考えているのか首を振る姿を不思議そうに見つめ、このままもっと苛めてやろうかと思ってしまうほど心を擽ららればらしくもない言葉を述べ。さすがにそんな我儘を通すわけには行かず離れる前に、と優しく抱きしめて)
えっ…ひ、土方さん……!?(考えに没頭していた為に、不意に漏らされた発言と抱き締められた事でハッと我に返り、見える範囲でまじまじと相手を見つめてしまい。)………あの。今日、も部屋に来ていいですかィ?し、写真も渡さねェといけねーし。(取って付けたように写真と告げては、彼の反応伺い)
遅くなっちまった…、アイツ怒ってっかな…(仕事が思った以上に長引いてしまい、屯所へと戻ってくればなんの連絡もできなかった事に怒って何処かへ行ってしまったのではないかと勝手ながらも心配になり各部屋を探し回って)
ふぁー、ねみぃ……(帰ってこない奴を待つのにも疲れ、用事も無いのに会えるかと期待込め屯所内にダラダラと居るのにも。今日は天気もよく昼寝日和だと思えば、お気にいりの公園のベンチにてアイマスクで目元を覆い、惰眠を貪っており。)
…俺が居ないからって、何サボってやがんだよ(探し回った結果彼のお気に入りだと聞いていた公園を訪れ案の定探していた姿が見えてくれば背後から近づき、アイマスクを奪い取り顔を覗き込んで。申し訳なさからかいつも違い静かに声をかけて)
えっ…、うわ、土方…さ…(いきなり真っ暗だった視界が眩しくなったと思えば、先程まで脳の大半占めていた人が急に映り込んできた為、軽くパニックし。とはいえ第一声が相変わらずな言葉だったので不貞腐れていたのも忘れ思わず笑ってしまいそうになり、慌てて素面に戻り)あ…ちょ、分かりやした!仕事しやすんで、アイマスク返してくだせえ、
…、だめだ、これは俺が預かる。嫌なら取り返してみろよ(思っていたよりも相手は元気そうで内心少し安心して、それでも彼のことだから出さないだけなのだろうとも考えながらアイマスクを内ポケットにしまい。背を向け歩き出し上記を述べ、己も素直とは言えない行動で彼ならこれで着いてくるだろうときた道を進み)
……は?ちょ、何勝手な事言っ、て……(取り上げた己のアイマスクを持った侭に、背中を向け去っていく相手を暫く茫然と見つめ。“仕事した、其の報告を持って返してやる”という事なのか、てっきり自分を探しに来たのかと思ったので恥ずかしくなり、相変わらずの仕事人間な相手の様子にすっかり気落ちして)…アイマスク返してもらわねェと…仕事しよ、…
はぁ…たくっ…(取り返しに付いてくるかと思いきや何を思ったのか肩を落とす後ろ姿に溜息をついて。自分が動かなければダメかと変なプライドは捨て再び彼の元へと歩き出して)…俺が何のためにお前のとこまで来たと思ってんだよ、…帰るぞ(後ろからくしゃりと髪を撫で言葉を投げ掛け、それだけ伝えれば再び背を向け歩き出して)
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