土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
通報 |
なっ…ぅ、うっせーよ!、俺がちいせェんじゃねー……アンタがでかいだけでい、!(目の前の男には大人の女が思わず振り向くような似合う着流しも、自分が着れば何だか不恰好な仕上がりで、其処へ“小せェ”と言われぴくり反応しては、精一杯の意地で言葉を返してみるものの。彼の頭が近付いてきて己の鎖骨にキスされたと同時、すべて吹っ飛びあわわと動揺し顔は朱く染まって)
っ…、せっかくお下がりで総悟にやろうかなって思ったけどこれじゃむりだな…(見栄を張りながらも一つのキスで真っ赤に動揺する彼に笑いを零しながら着付け、帯を締め終わり少し離れ全体を見つめ。袖は長く少しだぼっとしていて、その姿が想像以上に可愛く密かに動揺しそれを隠すように上記を述べ)
…………別にお下がりなんざ欲しくねーでさ。こんなマヨ臭い……の、…なんざ…(彼の発言にますます動揺すれば、残念な事に唇から発せられたのは気持ちとは真逆の言葉であり、色んな意味で狼狽える羽目に)、で、でも………ぃ、要らねェってンなら、捨てんのはもったいねェし、貰ってやりやすが………(どうにかこうにか意思を伝えるも、語尾に近付くにつれ声は段々小さくなっていき)
しょうがねェからってんならやらねェよ、総悟がちゃんと欲しいってなら仕立屋に出してやらない事もないがな…(彼の気持ちは分かっているものの可愛さからつい虐めたくなってしまい彼以上に本当はSなのではないかと己を疑いながら。素直じゃない部分がまた自身の心をくすぐり気づけば引き寄せ鎖骨の辺りに朱い痕を残していて)
、っ………(彼の発言聞けば尤もに感じ、言葉に詰まっていれば次の瞬間には引き寄せられていて、先程より長いキスと僅かな痛みに顔が一層朱く色づいていき)………ひ、土方さん…っ
何だよじゃねーよっ、こ…こんなもん残しやがって…、風呂行く時どうすンでい!(以前付けられたものと同じで有るとと気づけば、冷静でなど居られなくて。、近藤さんや他の隊士に見られたらと思うと、気楽に風呂に入れなくなるじゃないかと、朱い顔の侭に睨み付けて)
悪い…、お前がそんなに嫌がるとは思わなかった。もうやめるから許せ…(睨みつける彼の頬を撫で言われた言葉が正当だと思えば素直に謝り、優しく包み込むように抱き締めれば珍しく素直に反省していたり)
…………土方さん…勘違いしてまさ、嫌な訳じゃなくて…恥ずかしいだけでぃ…。、(素直に謝る相手を見たら、頭撫でてあげたくなりけれど抱き締められていて、それは出来ず片腕を彼の背中に持っていき軽く撫でて。加えて、彼が付けてくれた痕自体は嬉しく、あんな事言っておいて何だけれど止められたら淋しい、と矛盾が生まれ自分でも訳が分からなくなり苦笑いを浮かべて)
なんだ…お前の事傷つけたかと思って焦ったじゃねェかよ(彼の言葉と共に背中を撫でられれば抱き締める腕に力がこもり、でも彼が嫌ではなかったと知れば安心から表情は柔らかいものとなり)総悟、お前も俺につけてくれねェか?(少し体を離し見つめて、経験のなさそうな彼には難しいかと考えるも柄にもなく己も彼のものだという証拠が欲しくなれば上記を告げ)
(今までなら焦らせる事が出来れば嬉しかった筈なのに、柔らかい表情の彼に会う事が出来て、それ以上に嬉しい感情が生まれて)……え、俺もですかィ?、……っ…っつっても…ど、何処に…(其の後言われた言葉に、思わず彼の鎖骨や首筋に向かってしまうのは自然な流れであり、はッとして頬を朱らめ視線を逸らし。)
ここ、上手くできなくてもいいからやってみろ…(彼と同じ鎖骨の辺りを指差すも視線を逸らされれば手を掴みその場所に触れさせて。再び朱く染まる頬を見れば恥ずかしいのだと感じ取りやり易いようにと抱き寄せ)
………っ…、…(手を掴まれてはびくッとなり、触れさせられた箇所へ視線向けては瞳は揺れて。抱き寄せられる侭に、其処へ顔近付けては唇寄せて)………ん…、………??…あり?(けれど、何度挑戦してみても、彼がつけたような痕が残せずはてなマーク浮かばせ、次第に不満げに眉を寄せ“此れならどうでい!”と、意地になって歯を立てかじりついてみたり)
ってェなっ…噛み付いてどうすんだよっ…(歯を立て噛み付かれる感覚に顔を歪め、口調は荒いものの片手で優しく髪を撫でて)……もっとこう強く吸い付く感じだ、(口で説明するのも難しくそれでも必死な彼が可愛くて噛み付かれた後に残る痛みさえも愛おしく感じ)
ぅっ………、…(彼が余りにも簡単にしていた事もあり痕を残す行為が、まさかこんなにも難しかったとは予想外で思いもよらず苦戦となり、けれど口調は荒いが失敗しても諦めず優しく髪を撫でてくれる彼に勇気づけられて、もう一度ゆっくりと唇を寄せて。)、……んん(今度は教えられた言葉に従って、鎖骨へ慎重に、強めに吸い付いて)
ん……、ついたか?(鎖骨への感覚から彼のぎこちなさが伝わり思わず笑みを零しながら問い掛けて、大きめの着流しを着ているせいか何故か彼がまだ小さい頃を思い出しあの頃はこんな関係になるなど想像もしていなかったとかの数分間にいろいろな感情に浸り)
あ、へい!…ちゃんとついてやす!(彼が付けてくれたものに比べればうっすらとだけれど、朱い痕がきちんと確認出来るくらいには付いており。思い出に浸る相手を、瞳をきらきら輝かせ見つめて)……土方さん、お揃いですねぃ!
お揃いか…、ん、よく出来ました(お揃いだと瞳を輝かせ言われれば笑みを向け頭を撫でながら額を合わせて)お前、ほんっとガキの頃からかわんねェな…(決して悪い意味ではなく、大きな瞳も綺麗な髪もたまに見せる無邪気さも昔のままだと愛おしくてしょうがないと笑い)
……っ…、そ…そうですかィ?(優しげに笑う相手に頭撫でてもらい額がくっ付けられては、ドキドキと胸の鼓動は早く脈打ち。ぽう…と見つめて)
あぁ、可愛い。……つか写真撮るんだったよな(見つめる相手の鼻先にキスをし。そういえばと思い出したように述べれば少し乱れたお互いの着流しを整え再びカメラをセットしに行き)
トピック検索 |