土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
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が、頑張ったってどーいう意味でィ!(何やら引っ掛かればむむッとなり、思わず言い返すも次いで告げられた内容に意識向かえば、ぴたり止まり。)───写真…!、写真とりやしょう!土方さんが俺の足元にひれ伏す感じのヤツ、一枚欲しいでさァ…!?(瞳をきらきらさせ、彼の腕の中でテンション高く暴れて)
だれがてめぇにひれ伏すかよっ!つーか俺へのプレゼントだろーがっ(ムッとする彼の頭を撫でようとするも相次いで聞こえた言葉にパシッと頭を叩き、腕の中で暴れる彼を解放し大きな溜息をつき)そういうつもりならもう撮らねェそ…(溜息まじりに述べどうするのかと彼をじっと見つめ)
…なっ…!……ま、待って嘘でい!一緒に写真撮りてーでさ!?……土方さんに喜んでもらえるプレゼント俺ぁ贈りてえ…っ(頭叩かれて“いだっ…”と、なるも、続く彼の言葉聞けば慌てて、少し高い位置にある相手を見上げ、嫌だと訴えて)
ったく……、なら待ってろ、仕事用だがカメラ持ってくる(叩いた部分を撫で仕方ないと立ち上がるも内心は嬉しくて、彼にそう告げれば部屋を出てカメラを取りに行き。廊下を歩きながらどうして一々可愛いんだと小さく息を吐き頭を掻き)
………っ…(頭撫でた後、立ち上がる相手を見上げ、其のままに目で追い見送って。彼が出ていき襖が閉まれば安堵の息を吐き出し、そして、意識はすぐさま今から撮る予定の写真に向かい、期待で心を躍らせれば、彼が戻ってくるのをまだかまだかと待っていて)、
……、総悟、持ってきたぜ(カメラを片手に襖を開け部屋に入れば彼にカメラを向け、レンズを除き試しに写真を撮り)はっ…、今の総悟すげー間抜けな面してた(可愛らしさから思わず笑いが溢れ何処かカメラを開ける場所を探し)
(襖が開けば、ぱぁッと表情明るくし戻ってきた彼を出迎え。たと思えばふいにカメラのシャッター音が聞こえてきた為に、吃驚し一瞬其の場にて固まり)───?な、ななっ…!!土方さんだけずりぃ、俺も土方さんの間抜け面撮りてーでさぁ!?(不満ぶつけながら相手の元へ歩み寄り、カメラをじぃいと見遣り)
はいはい、今度な…(子供をあやす様に隣で騒ぐ彼の頭を撫でれば再びカメラをセットして、丁度いい高さの場所に置けば少し離れ)これでタイマーかければ撮れんだろ…、総悟こっちこい、(感覚ではあるものの丁度良さそうな位置に座れば彼に手招きして)
…………(あやす様に頭撫でられ其の子供扱いに、むむッと唇尖らせるも、其の後、準備が整ったらしい相手に手招きされては、素直に走り寄っていき勢い其の侭に突撃しては満足げに隣に座って)、きやしたぜィ…!土方さんっ
っ…てェな、…ほら、撮るぞ(突撃され顔を歪めながらも肩に手を回し寄せてタイマーを掛けたカメラのボタンを押せば再び彼の隣へ戻りシャッターが降りる寸前に彼の顔を此方へ引き寄せ唇を重ね合わせて)……、次は総悟の撮りたいように撮ってやるよ(満足気な笑みで彼の頬を撫で見つめ)
(此方の突撃に顔を歪め反応を見せる相手に、満足感でいっぱいになり。けれど肩に手を回されては、一瞬にして其の余裕は無くなり、頬はほんのり朱く色づいて)ん、んっ…………??っ、ひ、ひひ土方ぁぁあ!!(更にシャッター降りる寸前の彼の行動は余りの衝撃で目を見開いた侭、写真に写る羽目に。数秒後、現状の把握が出来てくれば、先程よりますます顔は朱く染まりはじめて、心の叫びを其のままに吐き出して。)
なっ…なんだようるせェな。俺へのプレゼントなんだから俺の好きにしていいだろ?(叫び声に態とらしく耳を塞ぎ、それでも顔の朱い彼を見ればしてやったり心は満足でニヤリと笑み)言っとくが今のもしっかり現像して俺が貰うからな(再び肩を引き寄せ顔を覗き込み)
~………っ…今のもってどういう意味でい…(満足そうな表情見せる相手に、恨みがましい視線向けるも再び近くなる距離に胸は高鳴り、何だかどうでも良くなってしまいそうになり心中苦く笑い。けれど同時に告げられた彼の発言にふと疑問符が浮かべば、不思議そうに問い掛けて)
これで終わりでいいのか?…お前がお姫様抱っこでもされたいってならしてやってもいいぜ?(不思議そうに見つめられればこれで終わるのかと見つめ返し、一々反応の可愛い彼に目尻や頬、鼻先に楽しげにキスを散らして)
~…ば、馬っ鹿じゃねェの!?、ンなの頼まれたってしたかねーでさ!(顔中に落とされるキスに戸惑いながらも、可愛い女の子ならいざ知らず、自分は男であり、乙女思考を持った可愛らしい性格でもないので、告げられた言葉に上記で返し。でも彼との写真が欲しい誘惑には逆らえずに)……俺ぁ着流し姿の土方さん、写真にほしいでさぁ…
はぁ?んな俺の写真……、わかったよ、着替えるから待ってろ(彼の口から出た言葉は意外なもので驚き、なんでそんな姿で…と言い掛けるも渋々立ち上がり着替えることにして)だったら総悟も着替えるか?サイズ合わねェかもだけど俺の貸すぜ(黒色とグレーの2着を取り出し、隊服を脱ぎながら彼に問い掛け)
(渋々な表情ながらも、土方さんが己の為に動いてくれる事が何よりも嬉しく、静かに見守ろうとした矢先声を掛けられた内容に、驚いて)、え?、土方さんのですかィ?サイズもですけど、そんな色の服俺ぁ着たこたァねーでさ。(取り出された2着の着流しに視線移しては、彼がそれを着て、やや大股ながらも優美な裾捌きで歩く姿を思い浮かべ。すると、僅かに動悸の早くなった気がして、頬がほのかに朱く染まり)
まぁいいだろ、外で歩く訳じゃねェし。…どっちかつったら総悟はこっちだな(そう言いながら自身は黒の着流しを羽織り手早く帯を締め、これでいいかと彼に視線をやれば微かに頬の朱い姿を不思議に思い)総悟も着替えろよ、サイズ合わなくて着ずれェなら俺が着させてやるから(グレーの着流しを広げながら上記を述べ、やはり彼には少し大きいかと考えるもそんな姿も可愛らしく見て見たいと変な思考めぐらせ)
まあ、そうなンですけどねィ。こいつァ一生残りまさ、(そんな事言いながらも立ち上がれば己も隊服を脱いで、代わりに広げて見せられたグレーの着流しを手にとって着てみる事に。けれど、少しサイズが違うだけで思った以上に着づらく、モタついてしまい)
貸せ、やってやるから…(もたつく彼の前に行けば器用に手を動かして、それでもやはり彼には大きすぎて不恰好な姿に思わず笑い)総悟、やっぱ小せェんだな…(改めて感じればそれもまた愛おしく帯を締める途中、チラリと見える鎖骨にキスをして)
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