土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
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……っ、追い出したい訳じゃねェ…、答えたんだからもういいだろィ(有り得ない距離感に加え真剣な表情で見られては、らしくなく動揺してしまい。つうか、此の人説教するのにこんな近付くんかい!?、と内心突っ込み)
ははっ…、お前ってやっぱ…(相手の動揺から思わず笑いが溢れ手を離して、何かを言いかけるもそれ以上は言葉を飲み込み相手から距離を取り)からかっただけだ、間に受けんじゃねェよ(何事も無かったかのように視線を逸らして)
からかっ、……むかつく(此方の動揺に気付いてか笑われては羞恥心で顔を紅潮させ。距離が出来た事により多少余裕が出来、安堵の息漏らすものの苛立ちは収まらずそれ以上に何だか虚しくなり)
…お前顔真っ赤だぜ?(見たこともないくらい赤くなる相手に平常心を装いながらも内心は驚いており、同時に抱きしめてしまいたくなる理性を抑えながら言葉を投げ掛け)
うるせェやい、見ンじゃねーよ(相手の指摘に上記述べ。視線逸らして)
あーあ、嫌になっちまう誰か慰めてくれる人探すかねぃ……(自分の性格ではそんな人近くには居ない為、ただ頭撫でてくれるだけそんな慰めてくれるようなお人好しでも探そうかと溜息し)
何言ってんだお前…、なんかあんなら先ず俺に話してみろ、聞いてやるから(先程とは違い弱気な発言をする相手を困ったように見つめ悪態をつきそうになるも、自分意外の人が彼に手を出すなど許せず腕を組み相手の前に立ち見下ろして)
いや、アンタだけはぜってー無理なんで。まだ死んだ目ェしたどっかの誰かのが相談出来そうでさァ(人を散々からかっておいて何を言ってんだと呆れた眼差しを向け、つか、悩み相談聞く振りで更にからかうつもりじゃないのかと疑いが拭えずに上記述べて)
っ…、そうかよ、勝手にしろ。あの天パ野郎に負けるとは思わなかったよ(相手の口から他人の名前が出れば諦めたように目線を落とし言葉を吐き捨て、タバコに火を付ければ外へ煙を吹き出し)
………。へい、勝手にしまさぁ(自分でも馬鹿だなと思うも、今行けば彼と気まずくなってしまう気がして、何だか其れも嫌で。慰めてもらうのは諦め、再び意味もなく其の場に座り込み)
総悟、こっちこい、もうからかわねェから(ムキになるのも馬鹿らしくなり横目で相手に視線を遣れば自分の隣を叩き視線を外へと戻して)
……?、ほんとかよ。でも、あれですぜ土方さん慰めとかもういいンで気にしねェでくだせえよ、(不思議そうに首傾げつつ、取り敢えず立ち上がり其方へ向かい。とはいえ余り近付き過ぎるのは宜しくないが為指示された場所より少し離れた位置に座り)
たくっ…、テメェはそんなに俺が信用ならねェ上に嫌いかよ(距離を取る相手に大きく溜息をつきそれならばと自分から相手の近くへと移動し隣に座り)
えっ…どうしたンでさ。土方さんから来るなんざ珍しいですねィ。──(わざわざ己の隣に座り直す相手に瞠目し見据えて。とはいえ此れでは離れる訳にもいかなくなくなり、取り敢えず気になった事を其の侭に訊ねてみて)
…俺がお前に慰めてもらいに来た(それだけ伝えれば相手の方へと体を向け腕を引き抱き寄せて、それ以後は何も言わずただ黙ったまま強く抱き締め)
え?~……っ、ひ、土方さ……(突然の事に反応に遅れ頭は真っ白になり、軽いパニック状態に。手に入れたいと願うも勇気が出ず諦めているそんな存在が近くに有り知らず知らず顔が熱くなってしまい、懸命に気のせいだと誤魔化しながら、そっと相手に視線向けて)──慰めって、な…何かあったんですかぃ…?
俺の方が餓鬼の頃から知ってるのに…(ライバルとも言える銀時を選んだ事が悔しく上記を呟き、それでも相手にとって自分の方が大きい存在でありたいと願いながら腕に力を込めて)悪い、らしくねェな(赤い顔も突然こんな事をれば当然だろうと思いゆっくりと体を離し体勢を戻して)
…………。(力強い腕に抱き締められ、複雑だけれど其れだけ強い想いで何かに悩んでいるのだろう事が判り、此の男が誰を想いそんなに悩んでいるのかと思う気持ちで見つめて) 土方さん…ほんとでィ、アンタらしくねえ。、それで、少しくれェは慰められやしたかい?(未だに残る彼の腕の感覚に戸惑いながらも、思わずそう問い掛けていて)
いや…、余計に虚しくなっちまったな(タバコに火をつけ) 彼奴じゃなくてわりィけど、お前も解決するといいな(そう言いながら見つめ相手の頭に手を伸ばしくしゃりと撫でて、一瞬撫でる手が止まるも薄く笑みを浮かべれば手を離し)
……?あの、彼奴って誰でィ?解決って意味分かンねェんですけど──(そりゃ己に慰められた処で、相手が違うのだから本当の意味での慰めらにはならないのは仕方が無いけれど、己に向けての発言には疑問浮かび)、言っときやすが、ありゃアンタにからかわれたのがムカついただけで…アンタ以外で有れば誰でもいいって意味で言っただけですぜ?
…、わかった、分かったからもういい、気にすんじゃねェよ(相手からすれば適当に出た言葉だと分かり考えすぎていた自分が馬鹿らしくなれば恥ずかしく視線を逸らし)紛らわしいんだよ、テメェは…(ぽつりと呟き安堵の気持ちとともに大きく息をはき)
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