土方十四郎 2017-03-14 20:20:07 |
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……たまに散歩ってのもいいもんだな(少し歩けば真っ直ぐ続く大通りのような場所に出て、左右を見渡せば小物やアクセサリーを売る商売人がいて…、そんな平和な日常がい今はすごく幸せでふとそんな事を呟き)この先に美味い団子屋がある、総悟団子たべるよな?(少し後ろを歩く彼に前を向いたまま問い掛けて)
(いつも仕事ばかりしてる相手のそんな呟き聞けば、たまにこんな風に二人で散歩に行けたらと、難しいと思うものの一瞬脳裏に過り。)、えっ…団子?食べやすよ。土方さんがよく行く団子屋ですかィ?(団子と聞けば都合よく腹が減ってくるから不思議であり、更に朝飯食べずにいた事思い出しては“先程の場所に弁当持参で花見すンのも楽しそう…?”だとか、逸れた事考えてもいて)
その団子屋はお前に爆弾とすり替えられるわ万事屋と出くわすはで嫌気がさしてな…、他のとこ探してたら見つけた(思い出すように述べれば彼のいたずらのせいで酷い目にあったと嫌味を言うように述べ、ましてや彼との時間を銀時達に邪魔されてたまるかとの意味合いも込めて…)…好きなの食えよ、此処は団子だけじゃなくて和菓子もあるから(お店に着けば椅子に腰掛け自分は餡子の乗った団子を頼み)
へえ、和菓子も有るンですかィ?……この辺じゃ珍しいですねぃ…じゃあ、あの和菓子5個セットになったのにしてみやす…!(相手に続き椅子に座れば、折角なので変わったものをと思いきょろきょろ、お勧めと目立つ処に写真でデカデカアピールしてある物を敢えて注文し、てみて。)…つか、会わねェ為に見つけた店、教えていいンですかィ?(確かに、少し隠れ家っぽい店で、探さなければ見付からない場所に有り。こんな場所はなかなか無いと思え、首傾げて)
今更総悟に隠す事なんかねェよ、…お前はねェのか?自分だけがしってる場所…(隣に座り首を傾げ此方を見つめる彼の髪をさりげなく撫で、一人で行動ふらついたり厄介なことに首を突っ込んでしまう彼の事が気になればまだまだ相手の知らない事が多々あるのではないかと思ったり…)
…………、……っ…土方さん、アンタ…(いちいち彼の発言にはどきッとさせられてしまい、何だか動けずに暫く見つめた状態の侭でおり)、……じゃあ、今度は俺の知ってる場所にいきやすかィ?心配性の鬼の副長殿…?(そんな中、さりげなさ過ぎて、撫でられたのに気付くのが遅れ数秒遅れて頬がほんのり熱を帯びていく事に。せめてにと嫌味を込め隊士より恐れられ呼ばれている彼の名を呼び、ぷぷと笑い)
おまえっ……、誰のせいで心配性になったと思ってんだよっ、この副長に心配してもらってるだけ有難いと思いやがれっ!(素直に行きたいと言いたかったもののやはり対抗心の方が勝り頭をパシッと叩き言葉を吐き捨て。こうなると自分から空気を変えるのは苦手で大人気ないがそっぽを向き運ばれて来た団子を口に運び)
いてっ…むー。(思った以上に怒らせてしまい頭叩かれては、頬膨らましふて腐れて。そっぽ向いてしまった相手を暫く見つめていたが、少し遅れて運ばれてきた五色の春らしい淡い色の和菓子達視界に入れば瞳きらきら輝かせて)、土方さん土方さん!見てくだせェよっ…ほら、綺麗な和菓子ですぜィ…!(彼の服をくいくいと引っ張り此方を向かそうとして)
…、総悟こういうの好きなのか?(服を引っ張られては渋々彼の方を向き和菓子に視線をやるも子供のように喜ぶ彼に釘付けで、気づけば数秒前の事なんか忘れてしまい笑みを溢し。多少の周りの目など気にせず和菓子を一口彼の口元へ運び)
……えっ、!(予想外の彼の行動に目を見開くも、反射的に口を開いてはぱくりと、口元に運ばれた一口サイズの和菓子を食べて)、ぁ…うめぇ、土方さんも食べなせィ!うめェですぜ(甘さ控えめの、和菓子らしい上品な甘さが口の中いっぱいに広がり同じものを味わってほしくて、彼にも勧めて)
ん…、美味い(彼と同じ物を少量口へと運び味わいぽつりと呟いて)…俺のも食うか?(そう言って団子を差し出したのはいいものの、いつの間にかマヨネーズがたっぷりとかけられていて…それでも此方は真面目に問い掛けて)
(呟かれた言葉に嬉しそうに、頬緩ませて。けれど次いで問い掛けられた言葉と共に差し出された団子の面影は何処!?、な団子らしき物体見れば、呆れ気味に溜息漏らし)………土方さん、アンタも相変わらずですねィ…(とは言いつつ、顔近付けては、ぱくり一口其の団子を食べて)
えっ……、そっ、総悟!大丈夫かっ?!(真剣に問い掛けてはいたもののあんなに嫌っていたのに初めて受け取ってくれた彼に驚き、自分で勧めたくせに彼の肩を掴み体を揺すりながら心配して)
…わっ……ちょ、ゆ……揺らさねェでっ…(いきなり身体揺らされては、ちょっと気持ち悪くなり、途切れ途切れながらもストップを掛けて)
あっ……、わりィ…( ハッと我に帰り揺さぶる手を止め手を離し、揺さぶったせいとはしらず気持ち悪そうな彼を見てはもう食べるなと団子を自分の方へと引き寄せ)
……つうか、勧めておいて心配するたァ変わったお人でィ…(団子を自分の方へ戻してしまう相手の手を目で追い、何となくむとなり、団子奪い取ればぱくりッと再び一口食べてしまい)──やっぱり、犬の餌ですぜィ、土方さん。(満足げに一言呟けば、挑戦的な瞳で相手を見遣り)
なっ…、そう思うなら食べんじゃねェよっ、つか…気持ち悪くなってもしらねーぞ(挑戦的な目で此方をみる彼の頭にチョップを食らわしあと1つ残る団子を奪い返し口の中へと運び、やはり犬の餌というのは気に入らないのか再び不満げな表情に戻り)
いだっ……ッ、ちょっと何度頭叩く気ですかィ!、頭悪くなったらどーしてくれンでィっ…(再び頭に衝撃食らわせられては思いの外痛く、僅か涙目になり睨み付け。るも、視界に映るのは不機嫌な表情の彼であり、何だか胸がもやもやとしては、ふいッと視線逸らし食べる訳でもなく和菓子をつつき始めて)
はぁ…、便所いってくる(完璧に拗ねてしまった彼の横顔を見れば9歳も年下の彼に大人気ないと考えはじめ、一旦頭を冷やそうと立ち上がり頭をぽんっと撫でれば近くの公園の側らへと向かい)
ぁ……っ…(立ち去ってく相手の背中暫く見つめた後、姿見えなくなれば思わず溜息が漏れ出て。)──…やっぱり、俺じゃ……でも例えそうでも諦めたくねぇなァ…(土方さんの方は付き合ってみて思っていたのとは違ったのかも…そう思えば、涙溢れそうになり、慌てて目を擦り。こんな情けない顔彼にだけは見せたくないので、顔を洗いに少しの間店を離れて)
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