クズ。 2017-03-11 22:23:19 |
通報 |
私は、夢に浸っていたかっただけだった。
ただ、昔の素敵な思い出だけで生きていたかった。あの思い出を何度も再生さえすれば、生きていけると思ってた。でも、違った。結局は、全部、貴方を求めた。そして、楽しさがずっと続くことを願った。
だからだね、夢から覚めた後味は、いつも苦い。別れても、悲しくなかった。泣くこともなかった。
ただただ、寂しかった。この気持ちは、夢から覚めたときの気持ちと同じだった。
ただただ、寂しい。あの夢だけでいたかった。それだけのために、危険なことまでした。
結局、貴方は私を、満たしてくれなかったね。でも、いつかはそうすると、誓ってくれたね。私は、それを信じる。
でも、信じることさえ、出来なくなった。それは、夢を見れるときの間がずっと続くからからかな。確信がもてない。
…一人がいい。一人でいい。
一人で幸せに浸かれば、それだけで充分。人が一番求めるもの、それだけでいい。
のに、この世界は、それができない。から嫌い。
でも、本は好き。一人で、自分の好きなだけその世界にいられる。
夢に浸かりたい。愛される夢に。
満たされる夢で、いいの。例えそれが、嘘でも、それが永遠に続けばいいの。
そう、永遠に……。
夢の後味って、こんなに苦くて、痛いのね。
トピック検索 |