干物 2017-03-11 18:50:56 |
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…辛くてもしちゃったら仕方ない。ほら、二次元の嫁はそんなもんでしょ
水瀬の正妻ポジは将来埋まるからね、きっと
(真面目なトーンで言ったかと思えばふざけるように言葉を紡ぎ、自分でも本心はわからないのか困ったようなよくわらかない表情を浮かべてはソファーから立ち上がり。伸びをしつつ水瀬の方へと歩いては)
さて、そろそろ寝ようか水瀬。ケーキ、明日の朝食べないとだから
あぁ、なるほど
ホントだな
(妙に納得して、ちょっと悪いことを言ったような気になって)
オレは寝具や二次元のキャラじゃなく、普通に見返りを与えてくれる人を好きになるよ
あ、オレ、さっき寝すぎてまだ眠気来ないから先に寝て
(イスを立って部屋の隅に置いてある収納ボックスをごそごそ探りながら)
ハル、ケーキありがと
すごく楽しみ
(振り返ってにぱっと笑顔見せて)
うん、それじゃあお先に
私も楽しみ
(珍しい笑顔に軽く目を瞬くと緩く笑い返し、部屋へと向かい。漠然と、彼、あんな表情も出来るんだなあと思いながら扉を開ければ肩越しに水瀬を振り返り)
おやすみ、水瀬
おやすみ~
(寝室のドアが閉まるとテーブルに卒論の原稿と参考文献を広げて
時折言葉に詰まりながら3枚書き上げると、大きな欠伸をひとつして寝床を作るとあっという間に眠りに落ちて)
(翌朝、ゆっくりめに目を覚ますと8時を少し過ぎたところで
家主は起きているはずもなく、さっと着替えを済ませるとお湯だけ沸かして、見るとはなしにテレビを見ながら彼女の起床を待って)
(朝はどうにも苦手な残念な家主がのそりと動き出したのは朝の九時過ぎ、のんびりと起き上がるとパジャマのまま自室から出てきて。数度辺りを見回してから棚の上のブラシを見つけるとそれを手に取り、水瀬の所へとまっすぐ向かえば、水瀬にそれを差し出しつつ自分は水瀬の斜め前の位置に座り眠気に負けたのか船を漕ぎ始めて)
(寝室の奥のドラゴンよろしく、ベッドでもぞもぞ動いている気配がしてから約15分後にドアが開いて)
ハル、おはよー
(と、声をかけるも返事はなくキョロキョロとなにを探しているのかと思えばおもむろにブラシをつかむと無言で差し出して、こちらに背中を向けてペタンと床に座り込みウトウトし始めて
一瞬、呆気に取られるも苦笑浮かべながら髪をとかし始めて
途中でふと思いつきゴムとピンを取ってくるとウトウトしているのをいいことに好き放題髪をいじり始めて・・・)
はい、完成!
おい、起きろ
ケーキたべるぞー
(肩をガックンガックン揺すると三つ編みカチューシャに編み込んだ頭もゆらゆら揺れて)
ケーキ
(僅かに思考が浮上すれば、ケーキの一言に反応を示し目を擦り。そういえばブラシを託して二度寝のようなものをしたのだったと先ほどの記憶を思い起こしつつ、のそりと鏡の方へと向かって覗き込めば普段とは違う髪型の自分。数度目を瞬いてから)
おおー…ギャルゲーの攻略キャラ並に完璧な髪型。可愛い
ケーキ、ケーキ♪
(冷蔵庫からケーキ箱を出して机に置いてオープン!
中には王道いちごショートとフルーツタルトが)
オレ、いちごショートもらっていいの?
(ケーキをお皿に出しながら尋ねて)
食べて、良かったらこっちも
(普段よりも幾分か明るい表情の水瀬を見ては、可愛いものを見るような目を向けつつ自分は席に座り。食べたいのなら両方食べれば良いと笑いながら水瀬の手の先にあるケーキを眺め)
ケーキ好きとか、水瀬可愛い
こーゆーのはたくさんたべるもんじゃないし、だれかといっしょにたべるほーがうまいんだって
じゃあ、ハルはこっち
(フルーツタルトを乗せたお皿をハルの前に置いて)
今日は紅茶ね
まぁ、ティーパックだけどさ
別に可愛くないし・・・
(照れ隠しにふいと横を向きながら布コースターを敷いてティーカップを置いて)
ん、可愛い可愛い
若いって良いね
(照れ顔も可愛いと笑いながら、いただきますの前の摘み食いに指先でタルトの上のブルーベリーを摘んでは口に放り込み。それから水瀬の言葉を反芻しては)
水瀬、今夜は水瀬の好きなものをこの私が作ってやろう
だから、そんなに変わんないし
ハルもぜんぜん若いじゃん
(つまみ食いする様子をじとー、っと見ながら)
へー
それはちょっと嬉しいかも
どういう風の吹き回し?
(尋ねつつ、いただきまーす、と手を合わせてひと口ぱくり)
うん、おいしーい
(幸せそうな表情浮べて)
そりゃどうも…いや、何となくね
美味しそうに食べますなあ
(尋ねられれば特に深い理由は無かったのか返事を返しつつ、なんだかんだ美味しそうに食べる様子に満足げに笑っては自分もケーキをフォークでつつき)
そこのケーキ屋さん、色々種類あったしまた買ってくるね。
片っ端から攻略するか
うん、楽しみにしておくよ
めざせコンプリート、ってところ?
(紅茶すすりながら、クスリと笑って)
ふーん
好きなものって言われるとなかなか難しいけれど
じゃあ、肉じゃがたべたいな
頼んでいいか?
(うーんと考えてからぱっと閃いて)
そう、コンプ目指すよ
王道の注文キタコレ…任せて
(フルーツタルトを半分まで食べると注文に頷いて答えては紅茶に舌鼓。肉じゃがは久しぶりに作るなあと思いつつ手元に残っている半分のタルトを眺めては)
水瀬、この半分食べない?
うん、晩ごはん、楽しみにしておくよ
(お手並み拝見とばかりにクスと微笑んで)
え、いいのか?
じゃあ遠慮なく
(ちょっと嬉しげに、お皿ごと引き寄せておいしそうにいただいて)
一晩置くとタルト生地がしっとりしちゃってるな
これはこれでおいしいけれど、やっぱりサクッとした食感も捨てがたい
今度は買った当日にたべよう
(紅茶も飲み干して、ごちそうさま
二人分の食器を持ってキッチンへ)
うん、じゃあ次は当日に
(水瀬の嬉しそうな様子と言葉に笑っては頷いて紅茶を飲み。肉じゃがの買出しに行くのが今日の目標だなあと思いつつスマホを開いてはログインボーナスだけ獲得しつつ、水瀬を見やり)
水瀬、今日は何時頃夕飯にする?
んー
そうだな、7時くらいに帰ってくるよ
(食器を洗いながら答えて)
手伝わなくて大丈夫?
(料理の腕を心配しているわけではなく、丸投げすることに少し引け目を感じて)
うん、大丈夫。わかった
(帰りの時間を聞きつつ、スマホのメモ帳に買うものリストを作り。聞き慣れた水音に顔を上げ水瀬を見るとお礼を言いつつへらりと笑って)
お皿、ありがとう
どーいたしまして
(手を拭きながら)
じゃあオレはそろそろ出かけるよ
晩ごはん、よろしくな
楽しみにしてる
(手際よく出かける準備を済ませると、玄関でスニーカーをはきながら声をかけて)
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