夜に輝く月の石

夜に輝く月の石

刀剣。  2017-03-09 01:09:15 
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  • No.8 by 刀剣。  2017-03-10 00:11:50 

(/素敵な審神者殿をありがとうございます。特に不備等ございませんのでこのまま進めていきたいと思っているのですが、他に聞きたい事や要望等はありますでしょうか?勿論、途中であればその時でも構いません。無ければ勝手ではありますが其方様から初めて頂いてもよろしいでしょうか。)

  • No.9 by どこかの審神者  2017-03-10 00:21:46 




( />>主様
不備等ないようでひとまず安心致しました。
今のところは特にこれと言った要望はありませんので進行の途中でまた展開相談ついでにお聞きするかもしれませんので、その時はまたよろしくお願い致します。
こちらからロルを開始するということで背景としてはどの場面が宜しいでしょうか。引き取る所、引き取って数日後等などありましたら。 )



  • No.10 by 刀剣。  2017-03-10 00:23:15 

(/了解しました、その時は気軽にお声かけください。そうですね、引き取るところからでお願いできますでしょうか?)

  • No.11 by 秋声  2017-03-10 01:52:50 





( />>主様
かしこまりました。それではブランクの方があり駄文ではありますが開始させていただきますね。無駄に長文かと思いますが暇つぶしに読んでやってください。 )




……、奇病、ですか。
(政府からのお達しにより、歴史が改竄されようと危機に陥っている現状を打破すべく過去へと送り込み、付喪神として刀剣男士を束ねて歴史を守る役目として審神者なる者だと選抜を受けたのが数週間前で準備を終えてもう少しで就任する予定であったが、普通の本丸とは別の特殊な本丸での審神者と成るよう命が下され手渡された資料を読み所々に出てくる『奇病』の文字に首を傾げては独り言の様に呟いると声を掛けられて丁度これから、その病を患ったがために他の本丸から忌み嫌われもしくは、必要とされなくなったしまった刀剣男士達を引き取る為の立会が行われる所で。上からは監視を目的にと言われているが、病の実情を知らなくとも苦しんでいるのはきっと変わりなく『物』としか、ただの兵器のようにしか思っていない政府の意見には賛同できないが上辺では従わないと首が飛んでしまうので堪えて。正式な場面では正装として黒スーツに身を包まなければいかなくて正直ネクタイは好きでなくてこれだけで息がつまりそうになるが、服に合わせて髪を頭の高い位置でひとつに結びそれを揺らしながら立ち上がるとゆっくり扉が開いていき。静まり返った真っ白な空間に、隅の方ではホログラムの液晶が映し出されて規則的な機械音が鳴っているだけ。扉が閉まったのを確認すると部屋の丁度真ん中、茣蓙が敷いてありそこにまるで人形のように静かに鎮座するのは天下五剣が一振り、三日月宗近で。資料の写真で見た通り所々に鉱石のようなものが見受けられ、僅かに悲しそうな笑みを浮かべるも気を引き締めて静かに近付き、二人と機械音の静かな空間では足音が嫌に響いて自分の呼吸と心臓の音が、裸の状態になっているようです変に響いていないか不安になりながらも相手の周りにもホログラムで施錠のマークが一定の間隔で回っておりその手前までやってきて「…えっ、と。初めまして、今日から貴方の審神者となる者です。」静かに、優しくてそれでいてどこか悲しさと低音を含んだ声で話し掛けてみて)



  • No.12 by 三日月宗近  2017-03-10 08:40:16 

俺の名は三日月宗近。そうか、貴殿が新しい主…この様なものを抱えたジジイではあるが、よろしく頼む。

(とある本丸にて顕現したのが数カ月前、その時の光景はこれから長い歴史を歩んでもきっと忘れはしない。審神者の驚いた表情の中に恐れも入り混じっていて。それからは、ただ部屋に入れられ飾られるだけの日々。審神者は近寄らず、仲間だけが気さくに声をかけ世話を焼いてくれていた。外を知らない自分に出陣先での出来事なども話してくれた。それはまるで一つの御伽草子のようなもので。そんな日々も突然に終わりを告げる。
政府の定期的な調査により『異形 三日月宗近』が顕現している事が分かった。初めは政府も驚きを隠せずにいた様子で、自身を巡り審神者との会談が何度も行われた。そうしてそこで決まった事は『異形の者を他本丸でも数振り確認。一つの本丸に召集し監視を行う』という事だった。それからは早々と本丸の設置などが行われ移動することになり。政府より、当本丸を監視する新しい審神者との面談を行うと告げられればその指示に従い茣蓙の敷かれた部屋へと連れられ待機したのが数刻前。静かに座り待っていると戸が開きそこから現れたのは黒い装束に身を包んだ男であり。この姿を見て恐れないのだろうか、など思うも口には出さずに。柔らかな笑みを浮かべては、上記を述べてゆるりとした仕草で座ったままではあるが礼をして)


(/ありがとうございます、こちらも長くなってしまいました。暇な時にでも読んで下さると幸いです。それでは今後ともよろしくお願い致します。)

  • No.13 by 秋声  2017-03-10 10:25:55 




存じ上げております。見た目が違うだけです、三日月宗近に変わりはありませんよ。
(優しい声色の凛とした音が空間に響いて、鎮座したまま頭を下げられてはこちらも連られて頭を下げながら上記、本心ではあるがきっと心に多くの傷を負っているであろう相手にはどこまで伝わっているのか。緩くどこか気の抜ける笑顔を浮かべては、さて。と軽く手を胸の前で合わせ彼の周りを回る施錠の鍵を解かなければいかなくて、細い手を伸ばしてホログラムに触れると指紋認証が始まり「審神者の名に置いて、解除する“──……”、よし。これで良いですね。」淡い光と共に相手はには聞こえぬよう殆ど無音に近いが真名に授かる真言を唱えてみせると機械音と共に解除されては一安心し笑みをひとつ。相手にまた一歩少し近付いてはよいしょ、と両膝をついてしゃがみ込み「それと、私のことは主として敬わないで下さい。ちっぽけな人間ですから」目尻に僅かに皺を寄せて笑みを浮かべては一言だけ付け加えそうしていると再び扉が開いては政府のお偉い方が入ってきて、少しだけ待っていてください。と相手に告げては立ち上がり少し離れて行き最後に色々とサインが必要なようで、ホロで表示された画面にすらすらとサインをしていき)



( />>主様
こちらこそ、駄文ですがよろしくお願い致します。 )



  • No.14 by 三日月宗近  2017-03-10 10:56:51 

…ふむ、しかし俺の主であることは変わらぬ。

(見た目が違うだけで他は何も変わらないと告げられると、暫し驚きの表情を見せ幾つか瞬きをし。くす、と笑いを零しては面白い奴だと思い。そうしている間に先程政府によりもしもの時があってはと行動を制御していた、自身の周りを回っていた不思議な模様のそれを解除していき。聞こえぬ様に名を告げたのだろうか、しかしそれは賢明な判断であるだろうと思い。ふと聞こえた機械的な音と共に錠が外れたようで、先程より幾分か体も軽くなった気がすると息を吐き。それは相手も同じようで、ホッとした表情を浮かべていて、こちらへとまた近付いて来たと思えば主として敬わなくて良い、などと言われ。その言葉には理解し難いようで首を傾げ。
そうしていると、政府の役人が部屋へと入ってきて少し待つようにと言われると「あいわかった」とだけ返事をして)


(/それでは、背後は一度下がらせて頂きます。何かありましたら気軽にお尋ねください。)

  • No.15 by 秋声  2017-03-10 11:41:47 




…、はい。本丸番号000──、番号がないんですね。分かりました、とりあえずは移ってみます。
(ホロで表示された内容を読み上げながら一言、どこか疎外されたような、写真で見る限りこれから住むことになる本丸は竹林の奥、静かな場所にあるようで療養とでも思えば幾分マシか、喧騒から離れられるのなら良いのだろうか。少し悩んでいると名を呼ばれ我に返ると笑みを浮かべホロを消して去っていく背中を見送りながら頭を下げると息が詰まっていたかのように深く息を吐いてから相手の元へと戻り「すみません、お待たせしました。…、付喪神を前にして主とは少しばかり強情な気がして……、まぁ、とりあえずはここを出ましょう」困ったように呟くも気を取り直して軽く手を叩き、相手の座っている茣蓙の上に立ち「土足でごめんなさい。眩しいので目を瞑っていた方が良いですよ。それと、着地が成功するか分からないので受け身の準備も」目の前に表示されたホロの画面に何かを打ち込みながら申し訳なさそうに苦笑を浮かべて。暫くするとどこからともなく淡い青白い光に包まれていき)
…、よっ、とと。痛っ──、嗚呼、この転送は苦手なんですよね。
(淡い光に包まれて少し経つと徐々に浮いていた様な感覚から重力に引っ張られるような感じに変わり、そろそろかなと思っているとその矢先ふわっと一瞬だけ宙に浮いたような感覚と共に全ての浮力がなくなり、いつの間にか茣蓙は無くなっており自分で受け身をなんて言っていたがそれも出来ずに着地しバランスを保っていたがそのまま尻餅をついて上記、心底嫌そうに呟いてはお尻を擦り、スーツについた土埃を払いながらゆっくり立ち上がると鳥の囀りとどこから聞こえる川のせせらぎの音、笹の葉切れの音が心地いい竹林の中、無駄に小綺麗な一本の砂利道の所に居て)




( />>こちらも一旦ドロンさせて頂きますね。 )



  • No.16 by 三日月宗近  2017-03-10 12:02:55 

んん…?あなや、一瞬にして移動したのか。お見事だなぁ

(用事を済ませた相手がこちらへと戻ってきては、早速移動するようで。指示に従い、目を閉じれば直ぐに目を閉じていても分かる明るい光に包まれるとそのままなんとも言い難い感覚に襲われ。浮いているのか、落ちているのか。先程より不思議な体験ばかりしているな、なんて思いながらなんとか着地はできたようで。幾分か着物に砂埃もついておりそれを払い。転送すること自体始めてだったようで、どこか高揚感を残しながら見事だと拍手して。
相手と同じように辺りを見回すと静かで心地よささえ感じるその場所に「…うん、俺達には良い場所になるかもしれんなぁ。そうか、これが外の景色…よきかな。」と呟き。心地よい風が吹けば目を細め、これからの刀生が楽しみになってきたようで)

  • No.17 by 秋声  2017-03-10 12:43:59 




すみません、上手くできなくて…。
(静かな空間はどこから遠くから喧騒の音が聞こえてくるようにも感じて、今もこうしてどこかでは歴史を守ろうと戦っているのだと思うと少しばかり心が痛むが今は自分に与えられた使命を全うしなければいけなくて、上記呟きつつやっと自分の監視の目から離れることができて詰まっていた襟元、ネクタイを片手で緩めさせるとYシャツのボタンを二つほど外してスーツの上着を脱ぎ。どうやら外に出られて感動しているのか楽しんでいるのか、相手の様子に安堵しつつ道の先を見詰めてはゆっくり歩き出して「…、嗚呼、あれが私達の“家”ですね。大き過ぎなくて小さ過ぎもしない、素敵な家屋だ」少し開けた場所は程よく光が射し込んでいて、一軒家が少し重厚な木の門に囲まれたそれは新しい我が家と成りうる所)
えっと、門を開くには……。
(閉まっている門の前に立ち、少し首を傾げて。どうだったかと思い出しては門に右手で触れて小さな声で何かを呟くと、ゆっくりと門が開いていき、広がる日本庭園は小さな池には錦鯉が、木花は四季折々のもので彩られており、離れには書庫と自身の部屋となるのだろうか小さな部屋がひとつある、和風家屋でやっと落ち着けるような気がすればさっそく足を踏み入れて)



  • No.18 by 三日月宗近  2017-03-10 13:26:46 

おお、趣のある家だなぁ。はは、これは良い
(ゆっくりと歩幅を合わせ静かな砂利道を景色を眺めつつ小鳥の囀りを耳を傾けながら歩いていき。そうしているとポツンと建っている我が家となるその場所が見え。門を開き足を踏み入れると管理されていたのか、綺麗な状態の庭園に丁度良い大きさの一軒家、前の本丸に比べればそれは小さくも感じるがこれくらいでも十分なのだろうと思い。庭の隅には畑もあるようで暇な時には主にでも頼んで何か育てて見ようかと思いを巡らせて)

  • No.19 by 秋声  2017-03-10 14:18:14 




とりあえずは…少し休みましょう。三日月さんも疲れているでしょうし。
(趣のあるこの家で監視という立場で過ごさなければならないのかと考えると幾分肩が重く感じてしまい、どうにかして病の原因を解明して元いた本丸に戻してやりたい。出来ることならば、その刀としての本分を全うさせてあげたくて、それでもこんな非力な自分でできるのだろうかとこれから先が少し不安に思いつつも上記、喜んでいるようにも思える相手に告げ「中を見て回っても構いません。私は少し自室でやることがあるので…」ひとつ付け加えると離れにある自室へと向かい)
──、こんのすけですか。
(自室は殆ど物がなく殺風景に思えるが壁一面の本棚と文机がありスーツの上着をクローゼットへしまっているとホロと共に案内人、人ではないし実在する動物でもないが狐に扮したその小動物が現れてはその名を呼び。コンコン、と少しばかり高い声でいろいろとこれからの事を聞きながらズボンのベルトを外しては座布団に腰を下ろして高い位置で結んでいた髪を解き「私には少し荷が重く感じるが…、頑張ってみます。服は洋服がいいですが、あの重苦しいのを着なきゃダメですか。」勿論です、と意気揚々と告げられ一先ずと姿を消したのを見届けふう、と文机に頰杖をついてシャツのボタンをもうひとつだけ外して)



  • No.20 by 三日月宗近  2017-03-10 14:34:42 

おや、先客がいたか。愛らしい顔をしているなぁ
(ここからは暫し時間も取れるようで、自由にして良いと言われると早速庭を探索し始めて。こうして部屋の外に長い時間出られる日が来るとは、と思いながら庭に咲く季節の花を愛でているとどこから迷い込んできたのか。にゃあ、と鳴き自身の足元へと擦り寄ってきた一匹の三毛猫を見ては笑みを零して。それから両膝をついて視線を合わせ、自身の姿がはっきりと分かったのか驚いて逃げ出したのを見ては「んん、まだ仲良くはなれないか…」と呟き)

  • No.21 by 秋声  2017-03-10 14:59:17 




…はい。状態は落ち着いていますし、心身の乱れもありません。
(離れの自室、自身の周りをホロで囲いそこには心拍数やリアルタイムで情報が流れていき、目の前の画面越し、と言っても向こうの顔は映し出されていないが政府の関係者と繋いでおり現状報告をしている所で。こうやって隠れるようにして行っているのは凄く心がチクチクと痛むし、罰当たりではないかとでさえ思えてくるほどで、一通りの報告を終えればホロは消え再び静かな空間へと戻り。先が思いやられる、とこんな事でいちいちへこんではいられないのは理解もしているが、偽善者と言われようとも良心が傷んで仕方なくて、無音の空間の中で空を見つめていたが「よしっ。早いけど夕飯の仕度でもしよう」手を軽く叩いては勢い良く立ち上がるが先程の着地に失敗した時に痛めた尻や腰が痛くて思わず項垂れ。寄る年波には勝てないな、なんて思いつつ着替えるのは後にしようとそのまま自室を出れば庭先で猫と戯れている相手を見つけ、しかし猫も敏感なのか逃げて行ってしまうのを見ると少しだけ眉を下げながらも小さく笑い「三日月さーん。これから夕飯の準備をしますので、暗くならないうちには中へ入ってくださいね」と声を少し張って呼び掛けて)



  • No.22 by 三日月宗近  2017-03-10 15:24:07 

あいわかった、すぐに戻ろう。
(走り去った猫を見送り、これから少しずつ仲良くなっていけば良いだろうとマイペースに考える事にして。よいしょ、とジジイ臭いが掛け声と共に立ち上がれば丁度主が少し離れてはいるが声を掛けてきて。それに応えるように手をおおきく振り。月が出る前には戻らなければ、と思えばまだ名残惜しいが明日もあると自室へと戻っていき)

  • No.23 by 秋声  2017-03-10 20:35:28 




…こんなもん、か。
(厨房へ行く前に少しだけ本丸の中を見て回って見ると必要な物は完備されているようで生活に困りそうはない。一通り見たところで目当ての厨房へと辿り着き、先ほど彼に声を掛けてみれば大人しく戻るようで。資料によれば夜、月にあたると激痛が走るらしく夜は基本的に部屋にこもってしまうのだろう。綺麗な月、その名の由来かのように瞳に三日月を宿す酷く美しい姿、しかしその本当の月を見ることができないのは些か心苦しいものがきっとあるだろうと内心思えば眉を下げて。今日だけでどれだけの溜息を零しただろうか、何回目かも分からない溜息を零しては息を吸い、シャツの袖を捲りあげ、長い髪を頭の高い位置でひとつに括り何時までも暗い気持ちでいては彼に失礼だろうと気合を入れ直しては調理に取り掛かり、暫くしてかは上記、居間のちゃぶ台に並べた料理は得意なカレー。日本料理にしようかとも思ったがどうしてもこれが食べたくて勢いで作ってしまって、そういえばこんなに辛いものは食べられるのかどうか今更ながら不安に思いつつも、袖を戻しながら部屋を一旦出ると彼の自室へと向かい、縁側を通りながら外を見詰めると今夜は月夜のようで頼りない青白い月明かりが庭を照らしており、どこか不安そうに顔を顰め。『月の間』と書かれた部屋の襖の前で立ち止まり「あの…、三日月さん、夕食ができました」ノックは失礼かと静かに声をかけて)



  • No.24 by 三日月宗近  2017-03-10 21:52:35 

おお、もうそのような時間か。世話を掛けてすまんなぁ

(部屋へと戻り、動きにくいからと内番衣装に着替えてはまだ慣れぬ人の身に時間もかかってしまったようで。外に出ようにも月も出ており、今日は静かに部屋に篭ろうかと暗くなってきた部屋に明かりを灯し置かれていた本をゆっくりと時間が許すまで読み耽り。そうしている間に時間が経っていたのだろう、主である彼に声を掛けられ顔を上げれば食事の時間だったようで。立ち上がろうとしたその時、運が悪かったのか窓に差し込んだ月明かりが晒された頬の鉱石に当たってしまい。それは淡く光り出して、しまったと思った頃には遅く突然の激痛に顔を顰め膝をついて。しかし主に心配を掛けてはいけないだろうと思えば笑みを浮かべ「…はは、ジジイは少し足が痺れたようだ。すまぬがそこにおいて置いてもらえないか」と続け)

  • No.25 by 秋声  2017-03-10 22:29:54 




はい、カレーを作って…、──三日月さん?
(もしかしたら寝ているかもしれない、しかし少ししてから返事があると安堵しつつどこか楽しそうに述べ。だが、続けられた言葉にどこか戸惑うようにして眉を下げては名を呼んで。一緒に食べようかと誘ってみたが、まさか断られるとは思っておらず、足が痺れたと言っていたがどうしようか、足元に視線を落として少し考えては顔を上げ「──失礼します。……痛むんですか?月が出ていますから、些細な光でさえきっと、酷い痛みでしょう。」一言断りを入れしかし彼の返事を待たずに襖を開けて見れば案の定、予測していた通りとも言うべきか不幸ではあるが、どうやら丁度月の明かりに照らされてしまったのか、膝をついている相手の元へ駆け寄りしゃがみ込んでは相手の頬に片手を伸ばして静かに触れて上記後半、痛みなど患っていない自分にとっては想像でしかないしその気持ちを全て理解することはできなくて、それでも独りで苦しんでいるのを見過ごすわけにもいかなくて。「水を持ってきます、横になっていてください。」近くにあった座布団をふたつに折っては枕がわりにと光がはいらない用に位置を調節して付け加えると立ち上がり)



  • No.26 by 三日月宗近  2017-03-10 23:02:15 

はは…すまんな、うっかりしていた。
(自身の異変に気付いたのであろう主が、大丈夫だと返事をする前に部屋へと入ってきて。苦笑を浮かべ、歩み寄ってきたのを見ては上記を述べて。分かってしまえば隠す意味も無いだろうと言葉に従うことにして。横になり、深呼吸をすると痛みが引くのを待つことにして。どうして自身はこうなってしまったのだろうか、などとマイナスな事を考えてしまうようで。今はただ痛みが引き、主を待つしかないと思い)

  • No.27 by 三日月宗近  2017-03-14 00:22:32 

主よ、一度上げさせてもらうぞ。気の向いた時で良い、ジジイはのんびりと待っているさ

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