名無し 2017-03-04 16:02:13 |
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夏貴っ!ぁ、あの……私っ…
(相手の背中を追いかけて廊下を走ってはどこにいるのかは大方見当はついており、その場所めざして走っては階段に座り込んでこちらを振り向いている相手を見つけては足を止めて息もまだ整えきらないまま上記をポツリ、ポツリ言うと手をギュッと握って今が自分の気持ちを言うべき時かもしれない、と自分に言い聞かせて顔を少し赤くしながら「私っ…と一緒に今度のロミオとジュリエットのセリフ読み合わせしよう!」と前記を言っては内心で(あぁっ!!バカ!)と結局本音は言えずに軽く笑って誤魔化して)
ん…?
(振り返れば足音の原因は相手であり、頭冷やしてくると出たばかりであったために瞳はやや動揺を映すように揺らぎ、相手とあまり目は合わせられずにいて。少し言葉に詰まった相手にふと顔上げれば、それほど何かありそうな訳でもなく、どちらかと言えば高潮した頬に疑問抱きながら上記述べ。「…ええ、勿論」思わぬ言葉に面食らったものの頷いて。)
あー、じゃぁ……初めて2人が会うところを……
(カバンから台本を取り出してはページを適当にめくって上記を言うが、どこか心ここに在らずなように言葉にも覇気がなくロミオからのセリフで始まるはずなのに中々声が出ず「……ゃ、やっぱなし!なし!」と慌てて前記を言って)
(/遅くなってすみません!)
解ったわ
(自分自身も台本を取り出して相手と同じページを探し出せば、相手の台詞を待ち上記述べ。いつまで経っても相手が黙りを貫くので台本から目を離して相手見れば、あまり集中していないことが手に取るように解るとともに次いで、読み合わせを取り消されてしまったので「遥ちゃん…?」疑問に思えば控えめに首傾げ相手の名前を呼び掛けてみて。)
(/いえいえ、お気になさらずー。)
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