柊 2017-03-01 18:36:51 |
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>世界観
少し昔の話をしよう。
10年前、夏のことだ。田舎に1人の少年がやって来た。10歳だった君は私が住む森にやって来て、妖である私が見えるものだから、初めは私も君も驚いたものだ。
君は、夏休みという期間にこの田舎にいる祖母の宅へ来ていると言ったね。君がこの田舎にいる間、私達は毎日逢って話をしたものだ。
1日もあっという間に過ぎてしまったね。
でも、別れというものは必ずくるものだ。夏休みが終わるから、と君は田舎から都会へ帰っていった。
さよならをする前に交わした約束、覚えているかい?
「オレ、約束するよ!」
『約束?』
「うん!来年もまた来るよ!必ず!」
『そうか。では、待っているよ』
「指切りしよう!」
『指切り?それは、何だい?』
「お互いの小指を絡ませるんだよ、そうすれば、約束は絶対になる!必ず約束が守られるんだ!」
『そうか、では──』
私は君の小指に自分の小指を絡めた。私の冷たい指先に君は驚いていたね。その時に、私が言ったことを覚えているかい?
『私に触れられるのは、10年に一度だけ』
君は、私の言葉聞いて一瞬だけ悲しい顔をしたけれど、逢えるだけでも嬉しいと、とても優しいことを言ってくれたね。
でも、君は約束の夏には来なかったその次の年も、その翌年も、君がこの森に来ることはなかったね。
それでも、私はずっと待っているよ。
そして、時は流れあの夏から10年後。ある青年が森へとやって来た。
>規則
・セイチャルール厳守
・裏行為厳禁
・ロル(80~)
・顔文字、絵文字使用禁止
(♪、///、♡、;など)
・本体同士の会話(/)使う
・中~上級者向け
・keep1日
・最終ロルから無言7日でキャラリセ
・荒らし、成りすましお断り
・ストーリーなど話し合えたら嬉しいです
>募集
10年振りに大学の夏休みで、田舎の祖母の家に来た青年。年齢は20歳。10年前のことは、記憶に覚えておらず、少しずつ思い出していく。
妖を見ることができる。
↑の内容を含めてpf制作おねがいします。
「一言(常時、恋愛の時、なんでも)」
名前/ 和名
年齢/
性別/
容姿/
性格/
備考/
▶主pf
「たとえ、君が私の事を忘れていても私は君のことを覚えているよ。あの時の約束もね」
名前/ 柊(ひいらぎ)
年齢/ 約866歳(外見は24,5)
性別/ 女
容姿/ 藍色を基調とした生地に、蓮華模様が白で描かれている着物を着ている。裸足。顔の上半分を鬼のお面で隠している。目の色は深い海のような色。髪の色は、薄く青みがかった銀色で、肩につくぐらいの長さ。身長は約165cm。色が白い。声は、凛としている。
性格/ 何があってもあまり動じない。物静かで、この世に存在してきた年数から、知識も豊富で少しからかうことも好き。怒らせると相当恐い。
備考/ 鬼の妖で、住んでいる森の主でもある。家は、森の奥にある石階段を登った先にある古い邸。たまに、森から町へと出るが、その時は、穴の空いた赤い番傘をさしている。10年前にまだ幼かった少年(募集様)との「また会える」という約束をずっと信じておりまた少年がくることを待っている。妖なので、力もスピードも治癒力も高い。妖が見える青年(募集様)が妖に襲われそうになった時助けることも。
かつて、遠い昔人間に恋をした。それが妖退治屋の耳に入り、想いを寄せた相手は妖なのでは、と疑われ殺された。そのことがきっかけで憎悪に身を任せ人々を傷つけ、退治屋に「人との触れ合いを禁ずる」呪いをかけられ10年に1度のたった5日間のみだけ人との触れ合いを許された。
>>募集開始です。
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