赤の騎士 2017-03-01 00:05:01 |
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(真摯な眼差しには曇りが一つと見えず、澄み切った綺麗な物だからこそ彼女が本気であると言う決意がヒシヒシと伝わり。そんな中で頼まれた内容は簡単に頭を縦に揺らすことが出来ず、稀に記憶を持ったままこの国に紛れこむアリスもいるが朧な記憶で紛れるアリスが殆どであり、目の前の彼女もそのうちの一人だろうと言う事は書類を求める言葉から伝わり。何よりも、彼女の言い分が道理を得ている事は火を見るよりも明らかであり、アリスを降りた時点で元の国に戻ったのと同様の筈。それでも素直に頭を揺らすことが出来ないのは、この国に紛れ込むアリスの共通点が翳めるからで。口角に力が籠り口は一の字を結ぶように固められ「……」正面に彼女の姿を見るだけで承諾の言葉が喉を通らない、知らないのなら知らなくてもいいのではないか、必要以上に知り傷つく必要は?重なる自問自答に沈黙ばかりが過ぎて行き。その間も逸らされる事無く真っ直ぐに向けられるその眼差しに詰まる酸素を飲み込んでから「__お前が、見たいと言うなら。アリスを降りた時点で、お前の資料は意味を持たない……満足いくまで見ればいい」ゆくりとした動きで瞬きを一つ、隠したところで納得をしない事が明らかだからこそ返事を固め。「だが、良い話ではない」それでも一線として先にその言葉を残し)
__忘れるって、そういうことよ。楽しい思い出はいつまでも心の中に留まるけれど、それ以外は月日と共に洗い流されてしまうもの。……月日に頼ることすら待てずに捨てた記憶は、きっとそれ以上の何かを孕んでしまったもののはず。
(何年も昔の記憶ならまだしもついこの間までいた世界での記憶が欠落しているということは恐らく外的要因かもしくは自らが望んで忘却したという結果だろう。その意味を想像できないほど幼くもなく、見えない記憶に孕まれたものに対する相手の反応を確信にも似た落ち着きで見つめると静かに目を伏せながら言葉を続けて。忘れた記憶をわざわざ掘り起こすことで大なり小なり自分に何かの影響が与えられることは覚悟していること、それが怖くないと言えば嘘になるがそれでも思い出そうと行動に出たのは自分の傍に居てくれる人間が居るからこそで「……もしも過去を知ることで傷ついてしまったら、騎士様や貴方に慰めてもらいに行くわ。泣き喚いて、子供の様に甘えて、それからいつもの私に戻るの。ね、いい計画でしょう?」ふと重たくなってしまった空気を払拭するように口元に笑みを浮かべて見せればゆるりとテーブルに頬杖をつき。傷ついたのなら傍に居る誰かに寄りかかってみればいい、そんな信頼故の甘えを曝け出せるようになったのも自分自身記憶を探る騎士を支えたいと思ったからこそ。他人と関係を築くことで変わりゆく自分を感じながら悪戯っぽく今後の計画を口にすれば軽く首を傾げて見せて)
( / 返信がかなり滞ってしまっていて、本当に申し訳ありません!
中々纏まった時間を取ることが難しく、これからも即日返信が可能な時もあれば半月近く顔出しが途切れてしまうこともあるかと思います。ですので個人トピックを立てて頂きお相手を続けて頂いておりますが、もしも当方とのやり取りを続けるのが辛くなった際は何時でも打ち切りにして頂いて構いませんので、その際は遠慮なくお申し出下さいませ。
非常に不安定な顔出し状況ではありますが、これからも詠凛とのやり取りを楽しんで頂けるよう尽力させて頂ければと思います。)
(全てを悟り、説くように聞かせられる言葉はとても彼女が未だ未熟な少女とは思えない重みを持っており。記憶が有ったかも知れないと言う朧も持っていなければ既に忘れたと表現するのとそもそも何も知らなかったと表現するのと正解はどちらと確証すら持たない己にとっては語るすべてが偽善やら綺麗ごとに姿を変えてしまいそうで言葉はとどまる様に喉奥にて姿を固め。それでも尚、胸を突く思いを感じるのは矢張りもし出来るならば嫌な物から彼女のことを遠ざけてやりたいと思う父性のせいだろうか、結局は決意を固める彼女に快く言葉を続けることが出来ないまま柄にもなく瞼は伏せられて沈黙を生み出す為に意識せずとも眉間の皺が深みを増して__そんな葛藤は彼女が最後に沿えた言葉により幾分かの和らぎを持つ事となり。頭を縦に一度だけ揺らしてから普段と変わらない柔らかくも無いが顰められている訳でも無い表情を浮かべて「また珍しい菓子を用意しておこう」今一度彼女の持つ強さを感じつつ暗に受け止める事を示す返事を行って。注文していたキャロットケーキが届けられると会釈を一度、それから視線を薄いオレンジ色をしたケーキへ向けて。思わず緩みそうになる口角を落ち着かせつつ彼女へと移動させて「頂こうか」と声をかけ。)
(/私生活が勿論優先ですのでお気になさらず…!
私もお返事が遅れてしまう事が有ると思いますのでお互い様と言う事で気になさらないで下されば!
ご連絡さえいただければいつまでも待たせて頂きたい気持ちですので…!背後様の負担にだけなりませんよう!/此方返信不要ですので!)
あら、とっても綺麗な色。鮮やかな砂糖掛けで彩られたお菓子も勿論綺麗だけれど、素材を生かした素朴な色合いも食欲を誘うものよね。
(これまで時を共にすることで見てきた目の前の彼は真面目で少し真っ直ぐ過ぎて、言葉にするのが苦手なだけでとても優しい心根のした人物。そんな風に彼を知ってきたからこそ沈黙の中に感じられる彼の温かな優しさに表情を和らげながら決意の固さを表す様にじっとそちらを見つめ。そうして返ってきた相手の言葉にほっと息を漏らす様に笑みを零せば僅かに漂っていた緊張を緩め、丁度よく運ばれてきたケーキに視線を向けるとその温かみのある橙に言葉を漏らして。出来たてだろうか、仄かに香る甘く香ばしい匂いに頬を緩めれば手にしたフォークをそっと柔らかなそれに突き立てて。ほろりと柔らかくそれでいてしっとりとしたケーキをフォークで口に運べば人参の素朴な甘さとケーキに合わせた軽やかなクリームの舌触りが口の中に広がり、思わずその味に目を輝かせながら仄かに頬を染めて。「ッ、おいしい……っ!何と言えばいいのかしら、素朴というか……すごく優しい、温もりをそのまま込めたようなお味。貴方が虜になってしまうのも納得出来るわ」そっと頬に片手を添えながら感想を漏らすと一口目にして感じる充足感にほう、と息をつき。相手を虜にしたのも頷けるその美味しさに胸をときめかせながらもう一口、もう一口とケーキに手を伸ばして)
( / 度々返信が遅れてしまっており申し訳ありません、再度本体より失礼いたします!
この度レスの遅れを引き起こしていた私用が漸く片付いてまいりましたのでこれからは大分前の頻度に近いレス返信が出来る様になるかと思います。
それと上記とはまた別件になるのですが、本編トピックは同一の本体による複数キャラクターの参加は可能なのでしょうか?
これからレス返信の速度が大分戻るということと、詠凛という女性キャラクターを動かしているうちにもし可能ならば全く別の男性キャラクターとしても住人方と絡んでみたいという欲が出てきてしまい……。
どうしても一人のキャラクターのみを動かしていると不意に飽きが来てしまう、という至極個人的な思いもあり、もしお許し頂けるのであれば新たなキャラクターでの参加が出来ればとお声掛けさせて頂きました。
勿論新たなキャラクターに関しても主様の趣向に沿うものか選定して頂いた上でお相手願えればと思っております。
同一PLによる複数参加が可能か否か、お返事頂ければ幸いです。)
(目の前に提供されたケーキを見れば暖かい気持ちに至り、何よりも目の前に座る幼くも凛とした聡明たる少女がケーキと並ぶと言う姿はそれだけで絵になるようで。黙っていては見惚れてしまうと今一度、己の前に置かれるケーキへ目を向けて。その後、耳に届く彼女の感想に益々期待を膨らませつつ聞き耳を立てる様に無意識に耳の先はピクリと揺れて。自らもケーキへフォークを立てれば一口分のそれを口に運び、決して甘すぎず甘味料が強すぎない言うなれば素朴で田舎染みた、それでいて飽きが来ない仄かな甘みに目尻を細めて。気を抜けば普段の武骨なまでに澄ました佇まいが緩んでしまいそうになるほどに美味しくて、これがこうで美味しいだとか、ここはこうだから美味しいだとか、理由付けも上手な感想も口にはできず。代わりにフォークを繰り返し口に運ぶことで無言の賛辞を行って、「私は菓子など作った事は無いんだ、……だが、こんな風に作れればとても素敵だと思う。」かちゃり、と静かな音でフォークを一度皿の端に置いてから「もし、お前が良ければ。一度作るのを協力してはくれないだろうか」調理の伊呂波なんて知りもしない己にとっては困難であるそれを、ケーキに向けていた目を彼女へ向けてから頼む様に告げて)
(/いえいえ!落ち着いたようで嬉しいです!今後も余裕のある際のお返事で全然大丈夫ですので…!
背後様がどのPCの背後で有ると言う事を教えて頂ければ問題ないですよ!
本編トピでも大丈夫ですし、このまま此方のトピで背後様のご気分により使用キャラを変えて頂くと言う形でも問題ありません…!
どちらでも大丈夫ですので、お好きなようにして頂ければ…!)
ふふ、私も洋菓子はあまり作ったことがないの。気付けは出来上がるのは故郷の味ばかり……けれど、貴方の助力があればこんな風に可愛らしいケーキを作れる気がするわ。
(甘さに浮かされる思考は何処か夢心地、ひと時の幸福感を噛み締めながら橙色の甘さを口に頬張っていればまだケーキが残っているにも関わらずフォークを置く相手にふと視線を上げて。その口から紡がれた頼みはどこか固い口調に似つかわしくない程可愛らしい願いで思わず緩んでしまう口元に手を添えると笑みを漏らしながら言葉を続け。実際のところ菓子作り自体は嗜むもののそれが洋菓子となるとやはり故郷のそれとは勝手が違う部分もあるだろう、そんな若干の懸念を口にしつつも自分自身相手との菓子作りに興味を惹かれており。「此方こそ貴方にお手伝い願いたいわ。せっかく作るのだもの、味も見た目も厳しく見て頂戴ね?」結ばれたばかりの約束に胸を弾ませながら何時どんな時も変わらない相手の真面目な性格を買うような台詞を続けるとケーキと共に運ばれていた紅茶を一口含み、緩やかなこのひと時に安らいだ様子で息を漏らして)
( / ご回答ありがとうございました!
それでは新たなキャラクターで参加希望をさせて頂いた際には此方でご一報入れさせて頂きますね。
個人的には即レス可能な時は別キャラクターとして本編にお邪魔させて頂き、時間が限られている際は此方の個トピ中心の顔出しという風に分けていければと考えております。
それでは改めて、これからもよろしくお願いいたします!)
――(不思議と要望を断られる未来は想像が付かずにいて、何処かで彼女がこの申し出を承諾し協力してくれることを描いていた為に実際にそれ返事に成れば普段は重たく落ちる口角を僅かに持ち上げて、皺を刻む様に寄る眉間すらも美味しいキャロットケーキと愉しい時間、余韻に浸るべく約束の前では姿を消していて。「双子に頼んでは笑われてしまう」再びフォークに手を添えれば自身が知りうる菓子作りを得意にしている存在を上げ、とは言え普段から怠惰な仕事態度を咎めている身分としてそれを頼むのも、また難しく。「お前の作ってくれた菓子は本当に美味しかった」あっという間に食べ終えてしまうケーキに名残惜しさを感じつつ最後の一口を食べてからフォークを置いてから、市販の菓子とは全く違う手作りだからこその優しさをもった手作り菓子を思い浮かべて「お前にしか頼めないことが多すぎる」少しだけ肩を竦ませて僅かに耳先を垂らせばそもそもの交流関係が少ないと言う事実を自嘲する様に語り、「だから感謝をしているんだ」背もたれに背を預けて何よりも己自身がこうして共に時間を過ごすことに楽しさを感じつつ、友人の大切さを覚えて)
(/わざわざご連絡頂けて此方こそ有難うございます!それでは素敵な坊ちゃんにお会いできることを今から楽しみに待たせて頂きたく思います…!)
__貴方に信頼してもらえるのはとても嬉しいわ。けれど、同時に貴方の世界を狭める枷になっていないか時折心配になるの。
(ケーキは適切なボリュームだったというのに最後の一口まで食べ進めてしまえば名残惜しさを感じさせ、最後のひとかけらをゆっくりと味わう様にして皿を空にすればクリームの風味が残る口内に紅茶を流して。かちゃりと小さな音を立てながらカップをソーサーに戻すと強い信頼を寄せてくれていることが分かる相手の言葉に少しだけ眉を下げ、嬉しさと共に感じるひとつの懸念を口にして。誰かに慕ってもらえるのは勿論嬉しいこと、しかしながらその信頼を集め過ぎてしまうことは交友関係を制限してしまう結果にも繋がりかねない危険も孕んだもの。真面目で慇懃な相手にとってその心の内を明かす相手が限られてしまうのは分かっているけれど、肩に力を入れ過ぎてしまう相手だからこそ安らげる関係を自分や騎士以外にも広げられれば、そんな出過ぎた考えを思い始めていて。「……そうだ、どうせなら色々なケーキを焼いて、お城でお茶会を開かない?女王陛下に帽子屋さん、ジャバウォッキーに……他にも沢山。この世界に来て色々な人にお世話になったから、いつかそのお返しがしたいと思っていたの」そんな中ふと名案を思い付いたとばかりに胸の前で両手をぱちんと合わせると言葉を続け。この世界で沢山の繋がりに恵まれたからこそその繋がりに感謝を込めて、叶うならばその繋がりを広げていくきっかけになることが出来れば。わくわくと高まる想いに柔らかな笑みを浮かべながら相手の方を窺えばそっと首を傾げてみて)
――!(幼い頃とは違い、この年齢になった今プライベートで皆と仲良くしましょうねと言うのはある種難しいこと。増してや色濃い交流を持つ訳でもなく、交流を持つ機会を自ら流している自覚が有れば彼女が綴る言葉とは胸に突き刺さる物で。所謂、バツが悪い。僅かばかり瞳を細めて渋めた表情を浮かべてからその視線の先を落としては何も乗っていない皿を見やるばかり、特に言葉を返すことが出来ないのは、彼女の述べたいだろうべき事を理解してその上でその考えが決して間違いじゃないと言う事を踏まえているからで。呼ばれる人物も名を聞けばその姿が頭に浮かぶが自ら積極的に交流を取りに行こうとしたことは無く、ちらり。と盗み見る様に皿に向けていた眼差しを一瞬だけ彼女へ戻して。その先に見えたのが今からそれが実現すると信じて疑うことの無い曇りなき表情で、益々悪い返事など喉を通る事は叶わなくなり。決まりが悪そうな雰囲気は変化ないまま腕を組んで「……それは面白いかもしれん、」自己に厳しく他者に厳しく、そう言えど結局は仲が良い物には甘くなってしまうものなのか。落としていた眼差しを上げては承諾の代わりとなる言葉を送って。「蜥蜴や遊園地の面々、羊らも誘ってやろう」普段自身と同様に仕事人間である彼や、甘いものを好む遊園地の彼、何よりもそう言った類に呼ばなければ追々煩いだろう白の彼、とその考えに前向きであることを示す為に補足を行って)
……ふふ。貴方の素直で優しくて、少し不器用なところ私好きよ。
(面白い、なんて思っているようには思えない険しい相手の表情は正直予想出来たもの。そもそもこの提案を心から良いと思ってくれるような相手なら催す必要自体ないのだから、押し通そうとしている自分のお節介を自覚しつつも相手の答えをじっと待ち。懇意にしてくれていることを盾に相手の拒否権を封じてしまったのは流石に少々の罪悪感を覚えたがそれでも相手が口にしてくれた肯定の返答にほっと息をつくと表情にその苦い想いを滲ませながらも自分の願いを前向きに捉えようとする彼の心根に柔らかな笑みと共に言葉を紡いで。「楽しみだけれど、やることも山積みね。招待状を書いたり、場所やテーブルセットの準備に……大勢呼ぶのだもの、お菓子も沢山作らなくちゃ」カップの紅茶を空にすると早速決まった茶会の予定に張り切ったようにぎゅっと拳を握りながら席から立ち上がり。顔見知りの住人もまだ見ぬ面々も大勢呼ぶのであればそれだけ準備は大変なものになるだろう、逸る気持ちのままに言葉を続ければそろそろ城への帰路へ着く考えを頭に過らせ。傍を通りかかった店員に土産に先程食した人参のケーキをひとつ包んでもらえるよう声を掛けてから取り敢えず再度席に腰を下ろし「__ふふ、とても楽しみね」相手の交友関係を広める場となればと提案した茶会ではあったが自分自身うきうきと胸の高鳴りを覚えており、にやけてしまう口元をそっと手で隠しながら呟きを漏らして)
――……(表情が豊かと言う訳でも感情表現が豊かと言う訳でも無いが、それでも隠し事は得意じゃない性分と、合わせて彼女が人よりも周囲の事を気にかけて察することが出来る性分だと言う事で、己がいま葛藤をしその上で選択をした事にも気づかれていることを踏まえて。実際、その提案を受けた直後には良い印象を持つ事が出来なかったが、それでも目の前で年相応のあどけなさを持った無邪気な雰囲気を感じ取ると一先ず形だけはと告げた承諾は本当に楽しみだと言う気持ちに姿を変え始め、そのことに気が付くとそれを認める事が何だか変な羞恥に思えて出来ず、喉の調子を整えるようにコホンと喉を鳴らしてから「ならば、交流会として場所の確保やテーブルのセットは私たちで行うとして、食べ物や飲み物は持ち寄りと言う形で招待状を作ることにしよう。此処に集まる物が誰かと被ることは無い筈だ」そう言わずとも招待状となれば来客は各々が何かしらを準備をしてくることが想像でき、同時に各々のことを今パッと思い浮かべただけでも彼らの好みは違うとわかり、何をするにも十二分の計画を練ることが必要と必要以上の堅物さで考えてしまえば「城に戻れば中庭を使える様に、女王陛下に頼む。返事が出次第、お前に報告に行こう」先ずは場所の確定を、とそう語る表情からは先ほどまでの険しさがすうと薄れていて)
(/背後より失礼いたします。とても素敵な時間を過ごさせて頂き、私には勿体ないほど素敵なお相手様だったのですが無言3週間と言う事でお相手をリセットさせて頂きたく思います。感謝してもしきれない程、とても素敵な交流をさせて頂く事が出来ました!また何処かでお会い出来た際にはどうぞ宜しくお願い致します。背後様に素敵な出会いが有りますことを願っております。/返信不要ですのでご安心ください)
( / ご無沙汰しております。散々主様をお待たせした挙げ句、結局失踪したまま消えてしまうことも出来ずこうして未練がましい言葉を残してしまうことをお許しくださいませ。
初めて参加した指名制トピックで主様と出会い、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。しかし自分自身個人トピックに移動する際に危惧した通りに、長くお付き合いさせて頂いたからこその慣れから来るマンネリを感じてしまったことが不誠実な行動を取ってしまった原因であったと思っております。
勿論リアルの事情が忙しかったこともありましたが、それもやはり言い訳に過ぎません。指名制だった頃のお相手して頂けるか、明日は私とお話しして下さるのか、そんな緊張と欲が押さえきれない状態から、安定したお相手のお時間を頂けたからこその余裕が結果的に貴方様を悲しませる怠惰に繋がってしまいました。
しかしこの個人トピックを見返しても、指名制だった頃のやりとりを見返しても、あの頃の楽しかった記憶は変わらず残っておりました。毎日お返事が来ないかどきどきしながらお待ちした時間は、私にとって確かに心に残るものでした。
だからこそ、あの頃己の怠惰に身を任せ主様を放置してしまったことを今更ながら悔いた結果身勝手な償いとしてコメントを残させて頂いた次第でございます。
本当なら、今もこれからも詠凛という少女として貴方様のお相手を務めていたかった。我儘とは自覚しつつそう思ってしまいました。
この我儘も、身勝手な償いの言葉も、気付かれないままトピックと共に沈んでしまって構わない私の自己満足です。
今も他のアリスだったかのお相手様を愛してらっしゃる主様を見て、抑えきれずに書き綴った戯れ言でございます。
改めて、あの日貴方様を残して失踪してしまった非礼をお詫び申し上げます。
どうか、私と違い誠意あるお付き合いを続けられているお相手様との関係が、末永く続くことを願っております。)
(/此方より失礼致します。私の方こそ、ぜひまた詠凛ちゃんと交流させて頂きたい思いで一杯です。
背後様の負担になりませんよう、のんびりとお相手をして頂ければ嬉しい限りです。
ぜひ、また宜しくお願い致します。)
( / この度再びお相手させて頂くお許しを得られたこと本当に嬉しく思います。重ねてになりますが以前の不誠実な態度を改めてお詫びさせてください。
お待たせしてしまい、またそのまま失踪してしまい本当に申し訳ありませんでした。
以前とは異なり本体の就活が終わりましたので精神的にも時間的にも余裕が出たかと思っております。
少なくともお待たせしてしまう際は、今度こそ必ず此方で事情をご報告させて頂きます。
それでは、此方こそよろしくお願いいたします。
つきましては、既に過去に提出したプロフィールに多少の変化が生じておりましたのでその訂正版をまずは提出させて頂ければと思います。
その後、以前と同じようにキャラクターからのお声掛けをさせて頂きますね。)
指名主/赤の騎士
名前/劉 詠凛(ラウ エイリン)
年齢/15歳
性別/女
性格/穏やかで人当たりが良いがどこか一線引いた場所で達観しているような食えない性格。年の割に大人びていて思慮深く、手の内を見せない様な謎かけめいた語り口調が特徴的。とはいえまだ齢15の娘、相手より優位に立てると分かれば少しばかり調子に乗ってしまうこともあり、大人ぶっていてもそうして誰かを振り回すことで構ってもらえることが嬉しい模様。すました態度は結局のところそんな女性への密かな羨望、かつて己の理想でもあった母への憧憬の現れである。
この世界に迷い込む直前の記憶は曖昧になっており、時折その齟齬が生じてしまっている。母が焼死し家もなく、錯乱の後に精神病棟に収容されていた記憶は現在は深層に閉じ込められ、母との暮らしの中いつの間にか迷い込んだという認識が為されている模様。
容姿/東洋人特有の烏の濡れ羽色の髪を左右高い位置に三つ編みのお団子に纏めており、それでも余りあるほどの長さであるため続く毛先も団子の根元から腰辺りまで細い三つ編み状にし揺らしている。顎丈で揃えた横髪や前髪は真っ直ぐに切り揃え、つんと猫を思わせる紫水晶のような瞳を覗かせる。幼げな白い肌に似合わず薄い唇には紅を引き、化粧を覚え始めている様が窺える。母国の衣服を西洋風に加飾した言わば華ロリに近い服装を好んでおり、普段は濃青を基調としたレースがふんだんに用いられたものを特に好む。長い袖やスカートの装飾は金魚を思わせる薄布を重ねたフリルが多く、足元はいつも黒のストッキングと踵の低い靴。
常に胸にはかの騎士から受け取った鈍い金色に差し色の様に飾られた薔薇の装飾が美しい時計を下げている。
御機嫌よう、女王陛下。
お加減は如何かしら?最近少し風が冷たいから、体調を崩さないよう気を付けて下さいな。
それでももし病まれてしまった時は、薬草粥を持ってお見舞いに伺いますわ。
そうそう、最近新しいお友達が出来たのよ。
薔薇園を回っていた時に東屋でお見かけして、近頃はよく暇つぶしに付き合って頂いているわ。
騎士様にもご紹介したいのだけれど、昼間は城の警備でお忙しいでしょう?
あまり無暗にお呼び立てして、お仕事の邪魔になるようなことはしたくないの。
だからお友達と遊びながら、東屋から見える騎士様の様子を窺って……あくまでお手隙な頃合いを見計らっているだけよ?
勿論彼の姿を眺めているのは楽しいけれど……目的を見失って熱に浮かされるなんて、はしたないもの。
さてと、今日こそは彼に新しいお友達を紹介出来るといいのだけれど。
女王陛下も、もしお暇な時は東屋にいらしてみてね。
それでは女王陛下、失礼致します。
(ユニコーンが城へ顔を出していた、席を外してくれと命じられ暫くの時間を。長い髪が翻り廊下を歩く姿を見つけ呼び止めれば、いつになく顔色が青白い。女王の元へ顔を出した帰りはいつだってこうだ。"少し話したいが、体調が悪いなら別日にでも時間を"と続けた所で"今で良いよ"と見透かしたように笑われた。風の噂に聞いたのはユニコーンがアリスを選別し此処に連れてきている、と言う話。もしも、仮説であるが、此処で当たり前な顔をして生きる己が元がアリスだったなら。名前を知る糸口になるかもしれない、一縷の希望を胸に尋ねかけたそれは拍子抜けするほど淡々と「そうだよ」の一言で片付けられてしまう。普段流すように細まる紫色の瞳が開き、その瞳と己の目線が交わる瞬間にすべてが考えられなくなった。容量を超える情報に嗚咽が込みあがる。記憶が無いのが普通だった空っぽの頭が誰かの記憶を辿る様に、__。意識が戻り、ユニコーンの名を口にするがそこに彼の姿は無い。それでも、満ちるように胸に浸るこの感覚は名前が紛い物では無く他ならない己の物だと自信が有る。この喜びを伝えたい、名前を見つけたなら最大級に格好をつけて彼女を迎えに行くと決めていたのに。現実はそうも行かないらしい、形振りなんて構っていられず相手の姿を探して城内を駆ける。走る事で乱れる髪も気にせずに庭園へ、通りすがる双子に彼女を見かけたと教えられ。「エイリン!」ハア、ハア、と整わない呼吸を荒々しく繰り返し辿り着いた東屋で、年甲斐も無くじわじわと実感する喜びに顔を緩ませて「クライヴ。クライヴ・ヘイリック」思い出してから今初めて言葉に変えるその響きを己の言葉で「俺の名前だ」と緩む表情を堪えるべく下唇に歯を立てて)
(最近お気に入りの東屋にて、時計を見ながら密かに待っているのは最近出来た小さな友達。まるで何処かの騎士の様に毎日決まった時間に姿を現す友達は、今日も赤茶色の体をしなやかに揺らしながら現れて。にゃあ、と小さな鳴き声を上げながら腰を下ろした膝に乗ってくるのはこの頃友人と称して戯れている一匹の猫、指先で柔らかな耳を撫でながら穏やかな午後のひと時を過ごしていて。しかしそんな緩やかな時間の中不意に膝の猫がぴくりと顔を上げたかと思えば弾かれた様に何処かへと逃げて行ってしまい、一体どうしたのかと思案するより早く"らしくない"と感じる程に荒い素振りで密かに待ち伏せていた目的の張本人が現れ。まさか相手からやってくるなんて、それよりどうしてこんなに慌てているのか、動揺で次の言葉が紡げずにいる中届いた初めて聞く名前は一瞬その意味を理解することが出来ず。堪え切れない喜びを滲ませる相手の表情が、繰り返されるその名前が、一体何を意味しているのかぱちりと思考が噛み合った瞬間言葉に表せないほどの感情が一気に心を溢れかえらせて。立ち上がって彼の元へ駆け寄りたいのに膝が震えては立ち上がることも出来なくて、腰を下ろしたまま微かに震える両手を相手の方へと差し出せば感情に押し出されるように瞳から大粒の涙を零しながら不器用に歪んだ笑みを浮かべて)
__っ、クライヴ……それが、貴方という"役割"の名ではなく、貴方だけの意味を持つ名前……?
(肺を圧迫するような息苦しさは普段鍛錬し体を鍛えていても冷静さを欠いてしまえば自己のペースを見失い意味が無いのだという現れでも有り。短く繰り返される呼吸を整える為に深く遅い動きでの深呼吸を二度程行って。相手に出会うまでは気にも留めていなかった己自身のこと、意識が覆り己の事をもっと知り知って欲しくなった。その思いのままに格好を付ける間も無く口走る己の名を、相手が受け止め伝えられる。たった一度、相手の声でその言葉を綴られただけなのに心臓が痛い程高鳴って仕方がない。ゆっくりと歩み寄る様に傍へ近づけば差し出される腕へ向けて体を寄せて抱きしめる様に腕を回し「イギリスが俺の生まれ故郷で、__何十年も前のアリスだった。」ぎゅうと抱きしめ未だ記憶の整理を行っている途中ながら、確りと把握したその記憶を伝え。ぎゅうと抱きしめ相手の額へ触れるだけの軽い口付けを、愛しい愛しいと瞳を細めれば「エイリン、君のお陰で俺の事を知れた。__本当にありがとう」頬を伝う涙を拭うように傷付けない力加減で指の腹を使い撫でるように触れ)
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