長兄殿 2017-02-25 13:18:09 |
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(/何よりです、本当に良かった!こちらこそ改めてよろしくお願い致します、急かすようで申し訳ありませんでした。こちらは蹴っていただいて構いません!)
(薄い障子の向こう側、揺れた影に視線をやれば久方ぶりに見る愛し人。スーツのままでいた自分に少しばかり苦笑しつつそちらへ、月の伸ばした一期一振の影の中に入るように歩み寄れば目の前の琥珀色の瞳を見上げ)喜んでお受け致しましょう、我が近侍。夜酒の相手に私を呼んでくれるなんて、嬉しいことをしてくれる…そこの縁側で良い?
ええ、構いません。(微かに届く月光受ける貴女と洗練された応酬には夢見心地も見ると言うもの。短く了承の言葉紡いでは気持ちの逸る侭、前髪を撫ぜるようかき分けて露わとなった額へと触れるばかりに口付けを。やわい笑みを零しつつ顔を離しては周囲見回し掛けてあった羽織り物を取り、肩に掛けて)けれどせめて、之をお羽織り下さい。帰還早々主に風邪を引かせたとあっては立つ瀬がありませんから。……弟達ではなく、真っ先に貴女とお会いしたくなったのです。はは、これでは兄失格ですな。
(短い返事の端々に懐かしさを覚え逸らすことなく貴方の双眸を見上げていると、額に降ってきた口付けに心底驚いたのか反応が遅れ。そのまま肩へと乗った重みに羽織を前へと引き寄せれば砂糖のように甘い言葉に耳を傾けつつ縁側へと出ては、身の奥から冷やすような空気に少し白い息を吐きつつ肩越しに空色の髪を見上げ)お心遣いありがとう。真っ先に、だなんて我慢が出来ない犬みたいに…でも、その言葉を嬉しいと思ってしまう私は主失格かもしれないね、愛しい兄上様。
(先行く背中追う片手間に二人分のグラスも忘れる事なく手に取って。縁側へと出れば急激に冷気を増す風から身を守るよう鳥肌立った腕を擦り、天空に浮かぶ繊月見遣り共鳴するよう半透明の息を吐き出し。小首捻り己より幾許小さい体躯を瞳に納めれば、困ったような参ったような、曖昧な笑みを差し出して)ふふ。この会話、弟達は勿論他の刀方にはとても聞かせられませんな。我が君も随分と言う様になったものだ。事実犬と相違ないかもしれませんよ、私のただ一人の妹君。…お慕いしております。京さま。
(衣擦れの音はどうやら一期一振のものらしい、寒いのなら部屋にと思ったけれど白く照らす月明かりを二人で浴びぬのは惜しい。甘くこの身を縛るような言葉と困ったような笑みにどうしようもなく焦がれ無意識に顔に熱が集まる、それでも余裕そうな貴方を困らせようと思案し。縁側に腰を下ろしては白い息と共に吐き出した言葉は意地悪、グラスを受け取ろうと手を伸ばし)そうだな…もし話を聞かれたら皆に愛してるって言って回ろうかな、家族としてだけれど。そうしたら少しはその余裕そうな表情を崩せたりするの、一期一振様?
(/今年1年お世話になりました。背後様、お忙しい中お相手をしていただきありがとうございました。また来年、よろしくお願い致します。素敵なお相手様に巡り会えたこと、本当に嬉しかったです)
(/先日豆撒きをしました。恵方巻きの干瓢だけが先に抜けてしまい笑ってしまいました。くだらない毎日ですが、寒さに変わりはありません。体調にはお気を付けて)
( / 風はまだ涼しいですが日差しが暑くなってきましたね、日も長くなりました。体調にはお気をつけて。長期休みを心から楽しめますように )
(/一期一振の極がやって来ましたね、ふいにこの場を愛しく思い出したので置き逃げのように失礼をします。背後様が今も充実した審神者生活を送れておりますように)
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