匿名 2017-02-20 17:30:08 |
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( 一時の感情に身を任せて、直情的に、少し荒々しく投槍な口調になってしまった事に少し申し訳なさを覚えては又も頭を垂れて。更に謝罪を投げ掛けられるとバツが悪そうに居場所のない視線を彷徨わせて。誠意に溢れ優しさの感じられる言葉、真剣な表情がそれは真実だと物語っている。然し、暴力的で慈悲の欠片もない、悪逆非道な人間達をこの青緑の瞳で確と捉えたのは事実であり、そう簡単に信用は出来ない、とでも言いたげに相手の視線から逃れては素っ気なく答えて。 )
…そうですか。
(これまで人間から受けてきた非道な行為に相手も思う事があるのだろう。いや、ないわけがない。その思いが溢れた水のように止まらなくなってしまっていたようで、バツが悪そうに視線を逸らすと「信じろ…とは言わないけど、安心して欲しい」といきなり人間のことを信じることはできないだろう。しかし、痛い目は見せないと誓うような言葉を言って。こちらの視線から逃れて素っ気なく答える相手を横目に「着いたぞ」と言えば自宅である高価そうなマンションにつき地下の駐車場に入っていって)
( 直ぐに暴力に出る者達とは違い、彼はまるで自分を奴隷として扱っていないように思える。相手の言葉にそう感じる物があったが、矢張りその首を縦に振る事は出来ずに唯耳を傾けて。そうしている内に到着したらしく、車は高く聳えるマンションの地下へと入っていき。今までの道程もそうだったが、土ではない地面の感触やお世辞にも綺麗とは言い難い空気、森林よりも建物の方が圧倒的に多い街並みは初めてな上に落ち着かないのか、少しの恐怖心を宿した表情で車の窓越しに外を見遣り。 )
(こちらの心の底からの言葉に反応せず、ただ俯いたままの相手の心はやはり凍りついているのだと思い、ここから根気よく接していかねばと意気込んで。自分の駐車スペースに車を止めれば、こちらは降りるが降りようとしない助手席の相手に「ほら、早く行くぞ」と、助手席まで回り込んでドアを開ければ手を差し伸べて)
(/すいません、返信に気づきませんでした!)
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