刀剣。 2017-02-20 09:07:17 |
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運ですか...今後ああならないよう薬を作ることに専念しようかと。 しかしあなた方をモルモットのように扱うのも...。
––食事、温めなおしましょうか? それか好きなものを一品足して見ますか?
(外に出られた事に例をされると少しばかり驚いたような顔をするも直ぐにいつも通りの表情で、いえ、とだけ短く返し。しかしその言葉でやはり今後他の刀剣男子が安心して外に出られるようにするには薬の開発しかないと確信し、薬の開発について口にするも良い結果が出るとは限らないし実験をしなければならないためなんとも言えない表情をし言葉は尻すぼみになり。言葉を切ると食事でしたね、と話題を変え、温め直すか好物を追加したら食べる気が起こるのではと提案し)
ほう…俺はその案に賛成しよう、少しでも同じ苦しみを持つ仲間達がその苦しみから解放されるなら構わんぞ
(薬の開発をしようという案にしばし考えるようにして。主が何と言ったかは自身にはわからないが、それで誰かが助かるのならば構わないと告げ。しかし他の者が何と言うか分からない、それに彼女を良く思っていない者もいることも事実であり。それならまずは自身一人だけを対象にしてはどうだろうかと案を出し。それから食事はどうするのかと言われると「そのままで大丈夫だ」と答え起き上がれば先程よりも少しはマシになったのか盆に置かれた箸へ手を伸ばし)
...貴方達を使っての実権は倫理に反します。 安全が分かるまで貴方方には決して使いません、貴方方を実験対象にはしません...。時間はかかりますが、待っていてください、
(モルモットという言葉で動物を扱うのは苦手だが、動物実験をするしか無いなと頭で考えると相手には病についてのみ調べるが何か治療を始めるのはずっと先のことになるだろうことについて口にし。「審神者は賛成してくださりました。あのお方の真意が私には見えませんが貴方方に良くなって欲しいのは確かです」自分は薬については審神者に話協力依頼もしたと説明し、自分の話を汲んでか汲まずかいつも賛成する審神者の姿勢に少々疑問を抱きながらも良くなって欲しいからであろうと解釈していることを口にし。食事はこのままで平気だと言われると、身体を起こそうとする相手を手伝うために背中に手を添え、食事の乗った膳を相手に近づけ)
そうか、それならばそれまで刀らしく待つとしよう。
(実験対象にはしない、と告げられると特に異論もない為に頷き。幸いにも自分達刀剣には朽ちるまで多くの時間がある、ゆっくりと待てばいいとまるで何処かの平安刀のような考えを持つのは自身もそうだからだろうか。主が了承しているなら現実になるのは確かなのだろうと思い。身体を起こす時に手伝ってもらうと礼を述べて)
刀らしく、ですか...。
では、失礼します。––また明日...
(気長に待つと言われると表情は柔らかになり「ありがとうございます」と礼をして、添えていた手を離し。食事中に人がいては食べづらいだろうと「何かあれば部屋は近いですから、呼んで下さい」と最後まで責任を持つという言葉を掛けると部屋を出て行こうと立ち上がり)
今日一日、世話になったな。では、また明日
(部屋を出ていこうとする相手を見ては呼び止めることも無く、居住まいを正して頭を下げ礼を述べ。それから頭を上げれば「今日はお主も疲れたであろう、早めに休めば良い」と笑みを浮かべ)
(自分を労うかのような相手の言葉に相手の気遣いを感じ、これ以上暗い表情をしていても仕方ないかと、おやすみなさいと表情柔らかに言うと襖を静かに閉め部屋を後にし。今日1日のことを振り返りながら廊下を進み自室へ戻ると、湯汲みの準備をし風呂場へと向かえば精神的とは言い難い身体の重さにため息をつきながら今日の夕立で身体を冷やしたことを思い出し。自室へ戻り髪を乾かしていると顔が熱くなり悪寒までしてきて、しまったなぁと表情を歪めながらも風邪薬を飲みとこに着けばすぐに深い眠りへと落ちて行き。翌朝目が覚めるとやはり身体は重く熱っぽく、暫くの間起き上がれずにいて)
がっはっはっは!復活したぞ、小童共!
(食事を終え、そのまま眠りに付けば次の日の朝には昨日の身体を支配していた倦怠感などは全く無くなっており。部屋を出て、昨日は風呂にも入っていなかった為に朝風呂へと向かい。出てきた頃には少しずつ皆起き出しており、自身の周りへと駆け寄ってきては心配の声を掛けられ。ニッと笑みを浮かべては心配無用と朝にも関わらず声を上げ)
...んっ、
(近くの部屋から聞き覚えのある声が僅かならが微睡む自分の耳に聞こえるもその重たく熱い身体を起こせずにいて。目を開けばグラグラと見える景色は揺れていて、これは本格的に風邪をひいてしまったと昨日の自分の愚かな行動を思い出し恨めしく思い。熱に浮かされながらもなんとか布団から這い出るも動くことはままならず椅子のあたりまで行くと机にあるペットボトルに入った水を取り口をつけ。喉お通る水は焼けるような痛みと共に胃に落ちて行き、水を飲み干すと机に暫く突っ伏していたがのろのろと着替え始め)
おお、主。昨日は済まなかった、この通り元気になったぞ
(朝から元気な短刀たちと主への朝の挨拶をしに行けば、容態はどうかと尋ねられ。笑顔で平気だと告げると安心したようにほっと胸をなで下ろし。それから神無月を見ていないかと尋ねられれば今日はまだ見ていないが用があるのなら呼んでこようかと尋ね。頼まれると承知したと彼女の部屋へと向かい)
(荷物を持ってきたとはいえ越してきたばかりの為、細々としたものはまだ足りないようでマスクや冷えピタなど探すも見つからずに部屋は物を広げたきりゴチャゴチャになるも片付ける気力はなくとりあえずシャツに袖を通し。パンツに足を通したところで食事も昨日から取っていないためか体力の限界を迎え畳に倒れこみ)
神無月殿、起きているか?主より呼んできて欲しいと言われたのだが…。
(自身の部屋に近い彼女の部屋へとやってきては襖越しではあるが聞こえる程度の声量で呼び掛けて。しかし、しばらく待てど返事もなく。どうかしたのか、まだ眠っているのかと思い。気は引けるが仕方が無いと腹を括り、そっと僅かにだが閉ざされていた襖を開けて。そうすると視界に入ったのは横になっている彼女の姿、しかし普通に横になっているとは思えないその様子に「神無月殿?!」と部屋へと飛び込み近寄れば荒れた呼吸に頬の火照りなどから恐らく熱だろうと分かり。大丈夫かと声を掛けては抱え上げまだ敷かれたままの布団にそっと横にさせて。何事かと見に来た脇差に氷水とタオルを持ってくるように頼めばすぐに持ってきてくれたようでそれを絞り額へと乗せ)
.......岩融、すみません。
(いつの間に寝入ってしまったのだろうと顔を横に向けると頭からずるりと何かが落ちて、水気を含んだそれを鉛のように重たくなった腕を上げて掴むと濡れタオルでボーッと何があったのかと暫く考え込み。暫く黙り込んだ後ハッとし、何故自分は起きたはずなのに布団にいて頭にタオルがと顔を上げると相手の姿が見え。自分に何が起こったのかなんとなく予想はついたのだか喉は焼けるように痛く謝罪しようにも声がかすれてしまい、ガサガサとし綺麗とは言い難い声で鼻をすすりながら「ただの風邪です、」とかなり聞こえづらいがとは思うも必死に心配は無用だと伝えようとし)
おお、目が覚めたか。無理をするな、今日は安静にすると良い
(あの後、主も部屋へとやってきては今日は看病してやってくれと言われ。恐らく昨日の雨に濡れてそのままでいたのだろうか、と思いながら隣であぐらをかいて座っており。暫しそのままでいれば目を覚ましたのかタオルが落ちたのを見てはそれを受け取りまた氷水で冷やして額に乗せ。「何か食べられるようなら準備させるが、どうだ?食べれそうか?」と問い)
...貴方には迷惑を掛けてばかりですね、
(横に座る相手の存在があるため慣れぬ部屋に一人にならずなんとなくホッとし、落ちたタオルを再び冷やし額に乗せられるとヒンヤリとして気持ち良いのか目を細め礼をし。自分について看病してくれる相手に病で心細いからか熱に浮かされてかそばにいて欲しいと思ってしまうも、手間をかけさせてばかりで申し訳ないという気持ちでいて。しかし何か食べるかと言われると昨日から何も口にしていないことを思い出すも、喉は焼けるように痛く何かを飲み込むことが苦痛でどうしたら良いのかわからずに暫く黙り込むも引き止めておくのも申し訳なく痛みは我慢しようと「お願いします、」と眉を下げながら相手に頼み)
(気にしなくて良いと笑みを浮かべては、こうして誰かが傍に居ることはこのような状況になった時にとても頼りになることはわかっているからか、離れる事はせずにいて。食事を頼まれると「承知した、では少し待っていてくれ」と立ち上がり自身は厨へと向かい)
(相手が厨へ向かうと重たい身体をゆっくりと起こし散らかった部屋と自分の服装を見てがっくりと肩を落とし頭を下げ、相手に散らかった部屋と着替え途中のだらしない姿を見られてしまった事に気を落とし。布団から這い出ると散らかしたものをノロノロと片付け、服を脱ぐと寝巻きである浴衣に袖を通して再び倒れこむように布団へ戻りグッタリとし)
(厨へと戻れば、簡易ではあるかもしれないが自身のできる料理のひとつである粥を作り。この本丸では病に苦しむ者も多い為にこのような料理を作ることは得意なようで。作り終えると盆に載せ部屋へと戻っていき)
...ありがとうございます、
(部屋の襖が開く音でハッとすると布団の中へ潜り込み、だらしない姿を見られていないかソワソワして気まずそうに相手に視線をやり。善を持って入ってきた相手に掠れる声で礼をするとゆっくりと身体を起こし)
何、これくらいの事気にするでない。
(礼を述べられると笑顔でその気持ちを汲み取り。此処は彼女の部屋、ゆっくりしたら良いだろうと思い。盆を置きまた同じ場所に座れば「食うことが難しいなら手伝おう」と続け)
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