刀剣。 2017-02-20 09:07:17 |
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武蔵坊弁慶ですね。
...では、私となんかでは心許ないでしょう。
(昔の話をされると、そうですかと頷き。相手の口から出るのは名だたる偉人の名ばかり、自分などが付き添いなどでは緊張するのも当たり前だと答えるとゆっくりと最寄りのポストへ向かいゆっくり歩き出し)
がっはっはっは!何を言う、お主もかなりの腕が立つと見た。心強いぞ
(彼女の言動からは意思の強さなども伺える、気にすることではないと言えば笑みを浮かべ。ふと、空を見上げると月が見え「おお、見事な月よ!」と続け)
見る目が有るのだか、無いのだか分かりませんね。
––...あぁ、月がもう出てますね。
(弁慶や義経の様な偉人たちと共にあった刀が、高々政府の中枢部にいる人間に対し腕が立つ様に見えると笑うと不思議そうな顔をして「貴方の目には、私がプロレスラーにでも見えているのですか?」と愛想なく返し。月が見えると言われると「本丸からでも見えるでしょう」と言いながらも月に目をやると、足元への注意が疎かになり石でつんのめり)
ぷろれす?…嗚呼、時々主がテレビというもので見ていたものか!
(聞き慣れない横文字に、首を傾げては何の事かと考える仕草をして。何度か主の部屋で仕事を手伝う際に見ていたような気がすると思えば思い付いたようにそう言って。しかし、その試合に出ていた者達には見えないと思えば首を振り、そのようなことはないと意思を告げ。月は確かに本丸からも見えるのだが、新鮮に思えたようで。しかし、塀や囲いが無ければこうも違うのかと思っていると不意に目の前でつんのめる姿を見ては慌ててその腕を掴み)
審神者がその様なものを...分かりにくい例えをしてすみません。とにかく貴方が思うほどの人物では無い事は確かです。
––あぁ、すみません。
(躓く間際までプロレスについてより、自分は過大評価されている事についての弁解をしており。躓いた事で転んでお気に入りのスーツがダメになると瞬時に思い至ったものの、膝どころか手も付かずにいて。引かれた腕の先を見れば自分の後ろを歩いていたはずの人物の瞬発力に驚きつつ謝罪をし。「そろそろポストが見えてくるはずなのですが、」とまだ慣れぬ本丸周辺の地についての不確かな知識で道を歩いて行き)
(気にするな、と笑えば相手の言葉に「俺さえ場所が分かっていればなぁ」と苦笑して。外のことを少しも知らない者も同然のふたりで来るのは間違いだったか、と思うもののこの本丸には周囲のことを知る者はいないなと思い)
( / 此方の都合上一週間ほど返事が遅くなります...! 申し訳ないのですが、これからも是非お相手お願いします。)
気にする事はありません。貴方は外へ出てないのですから。
...仕方ありませんね、あまり得意では無いですがスマホを使いましょう。これからは買い出しなんかも頼まれる事になるでしょうし、道を覚えなければ...。
(苦笑する相手に仕方がない事だと声を掛け「また来るときまでに覚えればいいのです」と、道を覚えない自分が言えた事ではないが相手が外に出ることを億劫にしない様にと自分なりに気を使い。スーツの胸ポケットからスマートフォンを出すと少々ぎこちない手つきでマップを開き、うーんと唸りながらもなんとかマップ上でポストを見つけた様で相手を見上げ)
そうだな、今は覚えることにしようぞ
(知らないのならば覚えていけばいい、それに頷くと胸元から出された機器を見て「おお、それが“すまほ”というものか。何とも壊れそうな見た目をしているな!」と珍しそうに眺め、平安の世からますます人の良は利便性が良くなったものだと思い。そう思っている間に相手がポストを見つけたようで顔を見れば「ほう、そこが“ぽすと”のある場所か?」と続け)
(/了解しました、それではお待ちしております!)
( / 今日からまた通常通りお返事できる様になりました! これからもお相手お願いします。)
えぇ、このピンが立っているところです。
それでは向かいましょう。遅くなってしまってすみません。
(大きな身体を少し丸め、珍しそうに自分が手にする相手には些か小さなスマホの画面を覗き込む、なんとも不釣り合いな光景に内心笑ってしまうも表情を崩すことなく「そうです。見るのは初めての様ですね」とだけ答え。マップ上に表示されている赤いピンを指差し「ここがポストです」と画面を指差すと、道に目線を移し左右に分かれた道の右側を指差し歩き出し)
小さくとも便利なものよな
(この小さな機械に、地図や知りたいもの全てが入っているのだと以前聞いていたようにどのような仕組みなのだろうかと思い。しかしここで長話ばかりしていても仕方はない、共に歩き出しポストの場所まで向かい「ぽすとなら分かるぞ、赤い物だろう?」と自信ありげに答えて)
えぇ、その通りです。 岩融は物知りなんですね。
...この辺りは田舎ですね。もしかしたら無人販売所なんかもあるのかもしれません。
(マップ上でポストの位置を把握したためスマホを閉じポケットへと戻すと陽が落ち始めた辺りを見回し、山と川しかない景色に感心しつつもこういう所なら無人販売所があるかもしれないと口にし。夕餉の準備を進めていたのが本丸では見られたため夕餉があるのは分かったが、その食材は野菜はどうにかなるだろうがその他はどの様に調達しているのか疑問が出て「普段買い出しは審神者が行っているのですか?」と外に出たことがないのだから相手以外が行っているのだろうが誰が出ているのか尋ね)
主も多忙の身、通販という便利なものでまとめて買っているぞ
(本来なら外に出て不足している物などを購入するだろうが、当本丸では目も離せない為にネットというものを繋げて買い物をしているのだと依然聞いたことがありそう告げて)
通販...! その手がありましたか...。
便利な世の中になったものです。
(刀剣男子たちをどこかに連れ出す口実に買い出しを使おうかと思っていたが、通販と聞くとまぁこんな田舎に隔離されているのだからネットが便利だよなと納得してしまい結局何も言えなくなり頷くばかりで。「しかしこのあたりは何もありませんね」なんて何も出掛ける口実がないなと内心肩を落としつつも辺りを見回し。遠くの方に見えてきた赤いものに「ありました、」と呟くと駆け寄って行き)
がっはっはっは!その通り便利な世の中になったものよ、それも守るのも我らの使命というものだ。
(まさか相手の口から便利な世の中だなんて言葉が聞けるとは思っていなかったのか、それを耳にすれば豪快に笑い飛ばし。便利な世だけではなく元主の生きた時代の後世に語られる物語、伝説、その全てを守るこそ我ら刀剣の使命なのだろうと思い。何も無いと嘆く声に「その様だな、いや…しかしなにやら人の声も聞こえはしないか?…空耳か?」と静かすぎる場所ゆえに聞こえたのかも知れないと苦笑浮かべ。駆け出す姿を見ては転けないようにと注意を促して)
...へ、あ...言われてみれば。
––マズイですね。 仕方ありません、あまり綺麗ではありませんが我慢してください。
(相手の笑い声になんだか自分は遅れている人間のような物言いだったなと自らの発言を振り返り、少し顔を硬ばらせるもそれを守って行かなければという相手に珍しく頬を緩め「そうですね」と呟き。戦に相手が出ることは病を抱える限り難しいと頭では分かっているがなぜかはっきり否定できない自分の感情に疑問を抱き足を進めていたが、転ばぬようにと注意を促され更に人の声がすると呼び止められればすぐに歩調を緩め辺りを見回し。足を止め切り静かにし耳をすませば確かに人の声が割と近くから聞こえたため慌てて相手に駆け寄り、自分の首に巻いていたストールを相手の患部を隠すべく頭から被せようとスカーフを乱暴に解くと頭のあたりに手を伸ばし)
いや、感謝する。このような姿、見ては彼らも驚いてしまうからな。
(フードのようなものを深く被り、少々無理はあるが仕方ないだろうと思っていると先程まで先を歩いていた相手が戻ってきてそれを隠そうとしてくれていて。笑みを浮かべ腰を低くすると己に掛けられる視線などはどうとでもなるがそれを見た後の彼らの心境を考えると胸が苦しくなるようで。近くの林の中で狩りでもしていたのだろうか、と遠くなったり近くなる声を耳にしながらそう思い)
...そうですね。あなたのような大きな体とその古典的な格好には驚くでしょう。––もちろんその病にも、
人は皆自分達と違うものを恐れ嫌い、時に好奇の視線を見せます、、なんと浅はかなのでしょうね。
(屈んだ相手の頭から肩にかけストールをかけると其れをくるりと首に巻きつけ頭と鎖骨辺りを覆い、自分の身体でガードすべく相手の左側に立ち。なんとなくだが自分の姿について少しばかり苦しそうな顔を見せながら話す相手に、らしくないのは分かっているが人間を少しばかり皮肉るようなことを言い、付け足すように「そんな私たちを、どうか嫌いにならないでやって下さい」と述べると眉を寄せ。声の主の場所が定まらないため早く通り過ぎてしまうのが得策かと相手の左腕に触れると「行きましょうか」と再び歩みを進め)
がっはっはっは!心配するな、嫌いにはならぬ。
(ストールで隠し終えると礼を述べて、立ち上がり。相手の言う事には確かにそうであろうと思う所もありそうだな、とだけ答えて。嫌わないで欲しいと告げられると人間がいるからこそ、現存しない自身は物語の中で生きている。それは少しでもそうであってほしいという願いから自身を神にまで顕現させたのであろうと思っており。豪快に笑うと歩き出したのを見ては自身も歩を進め)
...それなら良かったです。神がかった方ですが、審神者も人としてお喜びになるでしょう。
(少しの間の後豪快に笑う相手に、何か思うところがあったのだろうが言葉としては良好な答えが返ってきたためホッとした様子で返事をし。本丸から歩き進めること約20分ようやくポストらしい物が近づいてきたことに安堵の色を見せながらも、まだ遠くなったり近くなかったりする人の声や陽が落ちてきて暗くなりつつある道のりに少しばかり急かされるように早足でポストへと近づくと手にしていた書類の束をなんの躊躇いもなく触れられる距離にまできたポストへと落とすとくるりと体を回し。「早く帰りましょう。夜目が利かないので、何かあると困りますから」と少しばかり早口で相手をまくしたてるように言うと来た道を引き返すため歩みを進め)
うむ、そうだな。薙刀故、俺も見えなくなってしまっては困る
(こんなにも陽が落ちるのは早かっただろうか、などと薄暗くなっていく空を見上げながら自分たちの帰るべきところへと戻っていく烏達を眺め。その間にポストへと書類を入れ終えたのだろうか、こちらへと戻ってきては帰るように促されると頷いて)
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