刀剣。 2017-02-20 09:07:17 |
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(相手の様子に首を傾げては、まだ体調が思わしくないのだろうかと思い。どうにか自力で食べようとしていたのだが、スプーンを落としてしまったのを見てはそれを拾い「遠慮するな」と微笑んで)
...すみません
(スンと鼻をすすりあまり通らない声で目を伏せ謝罪すると、拾われたスプーンに視線をやり「では、お願いします」と細かいものを持つ動作はできないとわかるとこぼし汚せばまた仕事を増やすだけなのでそうならぬよう素直に従い。おずおずとではあるが鳥の雛のように相手に顔を寄せ口を小さく開き)
(口を開かれると粥を少しだけスプーンですくい、それを口へと運んでやり。味は薄くなかっただろうかと思いながら口に運ばれたそれをゆっくりと咀嚼するのを見ては「味見はしたのだが、どうだ?」と問い)
ん、美味しいです...。
(大きな身体を縮こまらせ小さなスプーンを手に自分の口に食事を運んでくれる相手の様子がなんだか可笑しくて内心笑ってしまうも、ここまで真剣に尽くしてくれている相手を笑うのは申し訳なくいつも通りの表情でしかし熱のせいか目をトロンとさせながらも相手に視線をやり。口に運ばれたそれの味も温度さえ分からないが感謝を表現しなければと、美味しいと答え頷き)
おお、それは良かった!
(美味しい、と言われると笑みを浮かべて。食事を作ることを好む伊達の刀や細川の刀がいつもいう言葉の意味が少し分かった気がして。それからまたすくっては再び口へと運んでやり)
お料理も貴方方がされるのですか?
(口に運ばれて来るお粥にもう慣れてしまったようでパクパクと食べ徐々にお粥を減らしてゆき。相手が椀からお粥を掬っている手持ち無沙汰な時にそういえば普段から食事を作っているのか、かなりの人数がこの本丸に入って居るのだから食事を作るのは一苦労だろうと考えながらそう尋ね)
そうだなぁ、燭台切殿や歌仙殿が進んで料理をしてくれるな。俺は時々、手伝い程度だなぁ
(手持ち無沙汰だったのが分かっていたのだろうか、話題を振られると自身が厨に立つことは少ないと気恥ずかしげに答え。主の配慮なのか、出来ることはしても良いという考えの元に行動しているとそう言って)
素晴らしいですね。
私も風邪が治ったら...迷惑でなければ、手伝わせていただくことにします。
(たとえ病があったとしても自分らしくあり、出来ることはなんでも率先してやろうという相手の姿勢に、自分は何が出来るだろうかと困ったような表情をしながらも自分も手伝うと口にし。健常者であったはずで監視役の自分がなぜこんな事をしてもらっているのかと情けなくなり「すみません」と今日何度目かの謝罪を眉を下げてして)
おお、それは助かる。皆も喜ぶだろう
(迷惑なはずはなく、加勢してくれる人が増えるのはありがたいようで笑みを浮かべてはそう言って。それをきっかけにまだ彼女と距離を置いている者達との間の距離が縮まればと思い)
食事、ありがとうございました...。
あとは寝ていたら良くなりそうです。 咳は出ていないので良くなれば午後には巡回に行きます。
(食事を終えると手伝事について何をすべきかまだ分からない為良くなり次第見回りがてら手伝事を探すことにし。食事の補助について相手に手を煩わせてしまい申し訳無かったとまだ熱が引かぬようで赤い顔で謝罪し、重く痛む頭を下げると力なく布団に横になり)
おお、そうか。しかし無理はするな、大事にな
(あとは寝ていれば大丈夫だという言葉に笑みを浮かべてはそう言って。粥も全て食べている、回復はしてきているのだろうが無理は禁物。しかしそこは彼女も分かっているだろうと思えば眠る時まで共にいては気まずいかもしれないと頭を撫でてから立ち上がり「では、失礼する」と部屋を出て)
...ありがとうございました。
(相手が部屋を出て行くと、1人の部屋はこんなにも広かったのかと辺りを見回し。ちょっとした場面で自分の頭を優しく撫でる相手は自分を子供だとでも思っているのだろうかと自分の頭を触りながら考えていたが、もう何百年も行きている相手からしたらたかだか2.30年司会来ていない自分は赤子同然かと溜息をつき。そのまま重い瞼を閉じ再び瞼を開けるともう陽が落ちる頃で慌てて身体を起こすと自分の身体が軽い事に気付き、バキバキに固まった身体をほぐすと起き上がり布団を畳むと何をしようかと椅子に座り暫くボーッとして)
(あの後、彼女の部屋を出れば疎遠にはしているもののやはり様子が気になっていたのであろう者達が隠れきれていない様子でこちらを見ており。彼らも彼らなりに彼女へと近付いて行こうとしているのだろうか、と内心で思い。彼らが気持ちを込めて作っていた折り鶴などを受取ればそれを部屋の前へと置き自身は主に報告をしにと歩み出して)
.......これは?
(暫くボーッとしているとそのまま意識を失うように眠ってしまった様で2.30分後フッと人の気配を感じ目を覚ますも、誰かが通り過ぎただけなのか障子の向こうにはもう気配はなく。誰もいないという気の緩みからか小さく欠伸をして、目尻に涙を浮かべながらも身体を起こしゆっくりと着替え。とりあえず審神者の部屋にでも向かおうと部屋を出る為襖を開けるとそこには折り鶴などの色とりどりの折り紙が置いて有り、疑問符を頭の上に浮かべながらも壊れ物を扱うかの様にそれらをすくい上げ部屋の机の上に置くと再び室内へ戻りそれらをジッと眺め)
ん?もう身体の方は大丈夫なのか?
(主への報告を終えてから暫く自身の部屋で昨日起きたことを外に出ることを夢見ている彼らに話していて。まるで伽草子のようだと言われても、それは今だけの話。外に出られるようになれば分かるだろうと言って。それから部屋を出て廊下を歩いていると彼女の部屋の襖が空いているのがわかり、覗いて見ては先程部屋の前に置いていた折り鶴などを見ている姿があり、もう大丈夫なのだろうかとそう言い)
えぇ、身体の方はだいぶ楽になりました。
...迷惑をかけすみませんでした、ありがとうございました。
(部屋の外から声が聞こえると入口あたりに視線を移し、折り紙を手にしたまま謝罪と礼を座ったままではあるが頭を下げてして。手にしている折り紙について「此れが何かご存知でしょうか?」と先程部屋の前でみつけたと話すと、よくアニメなんかに出てくる様な妖精の仕業か何かかとまだ残る熱のせいか少しばかり変な思考に至った為、何か知っていそうな相手に尋ね)
がっはっはっはっ!何、気にするな。今は神無月殿もこの本丸の一員、遠慮などするでない。
(謝罪と礼を一度にいう彼女の姿に笑い返しては、その手に載せられた折り鶴を見遣り、「それは小童共が神無月殿にと折った物よ。少しずつではあるがあ奴等も仲良くしたいと思っているのだろう。受け取ってやってくれ」と微笑み)
...一員ですか。
そう皆さんに思っていただける様精進します。
(一員という言葉と手の中に収まった折り鶴に視線を落とすと、一部のこう行った柔らかな刀剣男子達に受け入られつつあるのだからそれに応えられる様な努力をしなければと改めて感じ。「あぁ、私に何か用事でしたか?」と自分の部屋に訪れた相手に視線を移すと一つ瞬きをし)
なに、この部屋の前を通ったら襖が開いていたものでな。少し気になっただけのことよ
(部屋に訪れた理由を問われると、別に要件もなくただ部屋の前を通った際に気になってしまっただけだとそう告げて)
お気にかけてくださりありがとうございます。
私はもう平気ですから、ご自分の事をこなして下さい。
(自分の部屋を通りかかったからだと話す相手に、自分の事もあるだろうにいつまでも気にかけてくれる気使いが申し訳なく体調はもう大丈夫だと声を掛け。薬についてのデータでも取りに行こうかと思っていたが正面から行くとうまくデータが取れないだろうからとしばし考えた後、先ほど何か手伝ができればという話をしたことを思い出すと「刀剣男子達と馴染めるよう、早速ですがなにか手伝わせて下さい」と体調は万全ではないため無理が禁物なのは分かってはいるが少しぐらいなら手助けになるかもと提案し。しかし邪魔になるような直ぐに言って欲しいとも付け加え)
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