robot. 2017-02-16 22:02:27 ID:74a3ef4a4 |
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■プロローグ■
いつもと変わらない平和な日常の筈だった。
よく晴れた土曜日の朝8時。普段通りコーヒーを淹れて今まさに飲もうとした瞬間、室内に高らかと鳴り響くインターフォン。
一体こんな時間に何の用なのだろう?
「初めまして、Mr.__。あなたは生命を狙われています。ですが私が必ずMr.をお守り致します。ご安心下さい」
「――え?嘘。母さん……?」
玄関を開けた先に立っていたのは、亡き母親に瓜二つなヒト型の戦闘特化ロボットでした。
■世界観■
【舞台】
時は202X年、場所はアメリカの何処か。技術は発達してきているが今現在と大きくは変わらず。
【全世界の家庭に浸透する企業】
ここ20年ほどで急成長を遂げた企業がある。その名も【Perfect Machine Company】、通称【PMC】。″人を助け、支え、マシーンと人が平等に共存していく社会″を理念に掲げており、歴史は浅いながら高い技術力を以てしてPMC社の製品はあっという間に全世界に浸透し、最早その名前を知らない者は居ない。
PMC社が主に製品として販売しているのは家電製品、スマートフォンなどの端末、パソコン、セキュリティシステム、そしてヒト型ロボット。
世間には、ロボット開発をしていることも一応知られてはいるがそれはお遊び程度という認知度で、″PMC社=家電製品″という印象が強い。家電製品はカモフラージュのようなもので、実際には兵器としてのロボットを主に開発・製作し、戦争での実用化も間近。テスト運用のため一部紛争地帯の過激派にロボットを貸与し、そこでは既に主要戦力となりつつある。
【アルバート・ダックワース】
PMC社の代表取締役。男性。54歳。まだ若い頃、あなたの父親【オズワルド】と共同でPMC社を立ち上げた。しかし、真面目に開発研究に取り組むオズワルドとは違い、戦争屋となって一儲けするのがダックワースの一番の目的であったため意見が食い違い、オズワルドを会社から追い出してしまった。
その後も技術を狙ってオズワルドに付きまとい、遂に、今までとは桁違いに高い戦闘力を誇るヒト型ロボットの製作に成功したと知り、データを譲るよう強迫。拒否したオズワルドを殺害し、オズワルドが日記に記していた″全ては息子に託す″という言葉を見てあなたがロボットの設計図等のデータを持っているかもしれないと思い、あなたの生命を執拗に狙い回すように。
金に対する執念だけは目を見張るものがある。
(※このキャラは、サブとして登場する可能性があります)
【オズワルド】
あなたの父親。享年55歳。かつて大学の同期であるアルバート・ダックワースと共にPMC社を起業するも、次第にダックワースの守銭奴で金儲け主義な本性が露呈して、嫌気が差して退社。しかしその後もしつこく付きまとうダックワースが自分の研究データを狙っていることを知り、息子に害が及ばないように離れて暮らし、ダックワースの手から息子を守るためにGarde of the son,type 2を開発する。
ダックワースの手先によって致命傷を負い、余力を振り絞ってtype 2を起動。その後、ひっそり息を引き取った。
※この世界観はとある有名SF映画を元に、大幅な改変と捏造を加えています。世界観をご一読頂けた証として、参加希望時、お名前の末尾に.をお付け下さい。設定中に登場する名称は創作であり、実在するあらゆる事柄とは一切無関係です。ご了解下さい。
※トピ主のSF知識はにわかであり且つ素人です。ふわっとしています。適宜ご都合主義、雰囲気重視。ご理解願います。
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