お尋ね者 2017-02-12 22:27:48 |
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来たぞ。…こうして人目を気にしてお前と会うのも、もうすっかり慣れてしまったな。( 後頭部ガリガリ ) 慣れてはいけない事なんだろうが。( ふ )
ようこそ、とでも言っておこうか。さっきは声掛けどうもな。
――何を今更、慣れちまった方が都合が良いだろう。少なくとも、警官であるあんたは。お仲間に見付かれば減給処分じゃ済まされねえんじゃないの?( くすくす )
まあ余談はさておき。早速だがプロフィールを作ろうと思ってな。その前にあんたの萌萎と、要望なんかもあれば聞いてやる。それにあたって、このままキャラ口調での会話を続けても良いか?必要なら背後へ代わることも可能だが。
警官だからこそこういう事の慣れが一番命取りになるんだ。いつでも警戒は必要不可欠。( こくり ) そうだな、減給どころか…社会的立場も危なくなるかもしれない。( ふん )
萌萎か。極端に低身長でなければ特に言う事は無いから、其方の思うようにして欲しい。要望も今の所は無いな。逆に此方にも萌萎なんかがあったら言ってくれ。_俺は其方が良ければこのままの口調で構わないぞ。
相変わらず神経質なこった。あんたが裏で罪人と繋がっているなんて、誰も夢にも思っちゃいないだろうさ。( 頬杖つき )それは良い。その時は情報屋にでも転職しろよ。警察の内情は闇世界の住人に重宝するぜ。( けら )
諸々了解した。なら、少しばかり時間を貰うぞ。俺の萌萎もお前と同じように、極端な低身長だとか展開に受け身過ぎでない限りは…特に。今のお前で十分好みだから、プロフを作る際にはそのまま自由に作成してくれれば。あと、年齢についてなんだが、幼馴染ということで同い年にしたいと考えてる。…そうだな。20から30歳前後で希望はあるか?或いは、それ以上でも。
まあ、な。周囲には気付かれないよう十分に注意しているし、今のところ疑われている様子も無い。( 腕組み ) なんだかいやに生々しい話だな。闇世界への仲間入りだけは御免だ…。( 苦笑 )
了解した。此方としても展開に受け身になるつもりは毛頭無いからな、安心しろ。年齢は、20代後半が丁度良いかと考えているんだが…27、8くらいはどうだろうか?
そりゃ何より。其処までして俺との繋がりを保ってくれて嬉しいぜ、親友。( 肩に腕回し / 抱き寄せ )…悪い話じゃないと思うがな。楽して稼げるってのに何が不満なんだか。( 肩竦め )
有難い。後々展開相談にも乗って貰うこともあるだろうが、その時はまた宜しく。そうだな、賛成だ。なら、28歳でどうだ?大した違いは無いが、色恋沙汰には敏感な年頃で色々と面白いかと。
別にお前の為だけじゃないけどな。ただお前には表世界に戻って普通に働いてもらいたいだけだ。( 目細め ) 楽して稼げる事が良い事とは限らないだろ?努力して稼ぐのも悪くはないと思うぞ…?( 顔覗きこみ )
28か。良い年齢だな、そうしようか。ギリギリ30に満たない辺りが、確かに一番面白味があるだろうし。
悪いがその期待には応えられそうにないな。そっちに、俺の居場所なんか無いだろ。…お前こそ警察なんか辞めちまえよ。( 身離し )…努力?俺が努力するとすれば、大金を前にした時だけだ。( ふい )
とりあえず、話を基にプロフを作成してみた。もっと詳しいことは、また話を進めていくうち追々に、な。何か気に入らないところがあれば言ってくれ。
名前 / 氷室 亮平 ( ひむろ りょうへい )
年齢 / 28歳
容姿 / アッシュブラウンに染めた癖毛の毛髪は首筋中程まで伸ばし、前髪は緩く右サイドに流している。切れ長の瞳には常に剣呑な色を含ませており、また心からの笑顔を見せることが少ないため酷薄な印象を与えがち。線は細いが肉付きは男らしく薄らと筋肉が浮かぶ肉体を持つ。ラフでいて個性が活かされるという理由から見に着ける衣服はシンプルなストリート系ファッションを好み、オーバーサイズのTシャツに上着、ジーンズがデフォルト。首飾りやピアスなど装飾品も好んで身に付ける。
性格 / 自由奔放でありへそ曲がりな性格。表情一つ変えず平気で人を痛めつけられる冷酷さを持ちながら、そのくせ幼馴染に諭されると心が揺らいでしまう事もしばしば。悪漢にも善人にも成り切れない不安定な男。昔から両親の愛情に恵まれず孤独に生きてきたことから、何かと目を掛けてくれる幼馴染には友愛以上の感情を知らず知らず抱いてしまっている。金に関しては並ならぬ執着を見せる。
備考 / 表向きは盗品である家電や宝石等を売買し食い扶持を得ている故買屋。暴力団組織にも関わりがあり、金になることならどんな汚れ仕事も引き受ける。現在は、警察の目を欺く為に他人名義で契約した賃貸マンションの一室に住まいを持ち、不安定な生活を強いられている。喫煙も飲酒もそれなりに嗜み、幼馴染と共に酒を酌み交わすことが唯一の癒し。
お前がその気になってくれれば居場所ぐらい俺が作ってやるんだが。( 頭に手乗せ ) 俺としてはこの仕事は生きがいだからな…そう簡単には辞めないさ。( こくり ) どうも意固地だな、お前は。更生させるには相当な手間が掛かりそうだ。( ふっ )
ざっと目を通したが、特に問題は無い…寧ろ良い感じだ。此方もプロフィールを作成してみた。何かあれば言ってくれ。
名前 / 辻井 大和 ( つじい やまと )
年齢 / 28歳
容姿 / 一度も染めた事の無い黒髪で、スタイルはショートヘア。どんぐり型の目に、髪と同じ色の瞳は透き通っていて、つり眉も相まって目力がある。体型は服を着ているままだと細マッチョのように見えるが、仕事柄鍛えているという事もあって、脱ぐとなかなか筋肉が付いていると分かる。肌は健康的な小麦色。普段は警官の服を着ている事が多い為、私服に対してのこだわりはあまり無い。休日は大体がラフで動きやすい服装(主にジーパンなど)を好んで着用。
性格 / 元より正義感の強い人柄であり、小さい頃から弱い者いじめは許さない性質。考え方が堅く、生真面目という言葉がピッタリ当てはまる。しかし時折子供を相手にする事もあるので、それなりに愛想は持ち合わせている。闇社会で暗躍する幼馴染に密かに会うのは罪悪感・背徳感はあれど彼に対して更生して欲しいと強く願っており、その目的の為自分なりに尽力している。
備考 / 強盗や盗難の取締りが主な仕事である刑事部に属する警察官。マンションで一人暮らしをしており、未だに出会いが無いので独り身。酒は進んでは飲まないが、幼馴染とならばそこそこ飲む。あまり酔わない。
…、よせよ。言うは易し、行うは難しって言うだろ。それに、何から何まで人の世話になるのは御免だ。( 手首掴み )生きがい、ねえ。犯罪者の口から罪を自白させるのはそんなに快感か?( 目細め )その台詞、そっくりそのままお前に返すぜ。いつになったら俺と金稼ぎする気になってくれるのやら。( 溜息 )
ご提示どうもな。俺の方からも特に言う事は無い。理想通りの警官で、どう悪の道に引き摺り込んでやろうか考えるのが楽しみだ。…じゃ、お互いのことが分かった所で早速物語を始めたいと思うんだが、こちらから適当に初回ロルを回しても良いか?その前に、何か質問があれば聞こう。
言葉だけにするつもりは無かったんだがな…。お前ならそう言うだろうとは思っていた。( ふう ) 人聞きの悪い事を言うなよ。俺は犯罪者に罪を自覚して反省し、更生してもらう為にこの仕事をやってるんだ。( 眉顰め ) 残念ながら…その話が現実のものになる時は永遠に訪れないと思うぞ。( くす )
おっと…それはそれは、引き摺り込まれないように注意しないとな。質問は今のところ無い。初回ロル、お願いする。
気持ちだけ受け取っておくぜ。あんたは相変わらず俺には甘い。( 肩ぽん )フン、どうだかな。お前らしいと言えばお前らしいが。…いつかは俺も、あんたに逮捕される日が来るんだろうか。( 目閉じ )…ったく、堅物な男ってのは扱い辛くて敵わんな。けど、お前の事は諦めねえから。( 指先突き付け )
了解。初回ロルは明日にでも用意する。そうそう、お前に対しては大和と呼んでも構わないか?何かと質問攻めで悪いな。
…そうだな。自分でも気付かないうちにお前に対しては優しくしている節があるかもしれない。( ふむ ) このままいつまでも更生してくれないようなら、もしかしたら……そういう事もあるかもしれないな?( 首傾け ) 諦めの悪さがお前の長所でもあるからな…俺もとことん付き合うよ。まあ、闇社会に仲間入りする気はさらさら無いが。( に )
いや、質問とかは遠慮なくしてくれて良いぞ。大和と呼ぶのは構わない。此方も亮平と呼んで大丈夫だろうか?
曲がったことが嫌いなお前が、俺のような罪人を野放しにしているところとか、な。お前の特別扱いは心地が良い。( ふふ )…笑えない冗談だ。そこは否定してくれても良いだろう、俺とあんたの仲だぜ。( 脇腹小突き )っは、そんなこと言ってられるのも今のうちさ。大金を手にすりゃ、人は変わる。( 薄笑 )
勿論。寧ろ呼んでくれたら嬉しい。…っと、初回ロルはこんな感じで良かっただろうか。良ければ、次からこっちの雑談文は蹴ってくれても構わねえ。
( 行きつけの飲み屋。客の入りは極少数。立地が悪いせいか店内は相変わらず閑散としていて物悲しい空気が醸されていたが、長く馴れ親しんだこの店ではそれさえも好ましく感じながら、いつも通り一番端のスツールへ腰掛け。携帯の液晶に映し出される時刻は午前零時を過ぎた頃で、酒の注文もそこそこに慣れた所作で画面に指を滑らせると、相手の元へ一通のメールを認めて。「今から会えないか。あの店で、待ってる。」思えば旧友を呼び出すのは最早日課になりつつあり、文面は酷く味気なく一方的なものだったが、誘いを拒まれるという考えさえ無いのか静かにグラスを傾けながら店外の物音に耳を澄まして。 )
ん、始めやすい場面だな。ありがとう。じゃあ…本筋と混同すると大変だから一度雑談の方は蹴らせてもらうな。
( 乗り越えるべき仕事をこなし、特筆するような大きな事件も無く終わった今日はいつもより多少早く上がる事が出来た為、家でゆっくりと寛いでおり。すると不意に携帯にメールが来たと知らせる通知がある事に気付き、すぐにそれを手に取って開き。その瞬間目に飛び込んできたのは見慣れた名前と文章。何故かその一文に、一日で疲れきった心が少しばかり解された気がして「今から向かう」とだけ言葉を返し立ち上がっては早速出掛ける準備をして相手の元へ向かい。目的地に到着し、目の前の飲み屋の扉を開けると同時に真っ先に幼馴染の姿を捉えてゆっくりと歩み寄り。「こうして会う事もすっかり日常化してしまったな」相手の隣へ腰を落ち着けては何処か皮肉を含ませた口調で話し掛け。 )
( 自身と遜色ないほどの淡泊な返信を受け取って数十分、煙草を片手に注いだ酒は既に4杯目に差し掛かったところで。極道の使い走りのような仕事を熟した一日の後は心労のせいか酒を飲むペースも早く、目縁に赤みが差し始めるのも意に介すことなく孤独の飲酒に酔い痴れて。半ばまで灰になった煙草を灰皿に押し付けたところで漸く此方へ近付く人影の存在に気付くと、投げ付けられた皮肉を軽口で避わしつつ、酒の酔いも手伝ってスキンシップの気軽さで相手の肩へ片肘を乗せ、心持ち寄りかかり。 )
…そうだな。偶にはこんな辛気臭い飲み屋じゃなくて、小洒落たバーで堂々と待ち合わせがしてみたいもんだ。なァ、大和。
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