どこかの松 2017-02-02 00:24:04 |
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おは今晩はー。なーんか面白そうなの見つけ散ったから参加希望しちゃったわけだけども、参加してヘーキだよな?…あ。俺、ビックなカリスマレジェンドになる予定っつってもぜってぇなるんだけどな!俺はなる!そう確信してr…やべ、話逸れてるし…えーっと…?希望CPが長兄松。どっちが告白したかは…カラ松の方で。じゃ、ちょちょいと絡み文投下しとくから相性が悪ければ蹴っちゃっていいからな。
……いやいやいやいや…まっさかぁ…アイツ、俺を揶揄ってんだって…ぜってぇないって。
(今日も今日とて就活もする気力もない相変わらず自宅でゴロゴロとする無駄な時間を過ごす六つ子達、なのだが長男にとってはゴロゴロする暇もないのか深刻な問題にぶち当たっているようで二階にある部屋で独り言のように畳の上で左右に転がっており。なぜこんなに悩んでいるかというと、昨日次男に告白をされてしまったのが原因。己は冗談だろとふざけた口調で言いのけて相手の表情を窺がってみれば真剣な表情なのを目の当たりにしては思わず考えてみるわ、と言って今に至っており)
おそ松…!嗚呼まさかお前が来てくれるとは…フッ…やはり俺は愛の女神に愛されているようだな…!
あぁ、俺は全く構わないしオールオーケィなんだが…上にも書いてある通り俺は俺の真似が苦手でな…あまりイタく…否、カッコ良くできないようなのだが構わないか?
(普段の様にカラ松girlsを探しに出かける訳でもなく、炬燵に入りただ物思いに耽っていた。それもこれも、幼い頃から恋焦がれていた長男…おそ松に告白してしまったからだ。元々この想いを伝えようという考えは無く墓まで持っていくつもりだった。ただ昨日、偶然二人きりで、偶然彼への想いが溢れてしまっただけ。つまり勢いのみで告白してしまった。きっと困らせているに違いない、自分はこれからどうすればいいんだ、どうせ告白するならロマンティックにキメたかった。なんて考えても今となってはどうしようもない事。もうどうでもいい、パチンコにでも行こう。と最終的に開き直っては財布を取りに二階の部屋へ。するとそこには運命の悪戯か長男の姿。いつもの様にカッコつけて平静を装いたいが、そんな余裕がある筈も無く、思わず出てきてしまったのは彼への謝罪の言葉で。
……!…おそ松……っ、…その……すまない、悪かった…昨日は……、
お。承諾ありがとさん。…っはぁ、もーお前イタすぎ。俺の湶どんだけ折らせる気なの、お前。俺の湶とか色んなとこに罪でもあるワケェ?ん?嗚呼、そのことなら全然問題なし!実は俺も不慣れなもんだから所々コイツ誰、状態なんだよねェ…、だっから俺もお相子だしあんま気にしなくていいからな。
んあぁっ゙…も、無理!考えらんない!こんな時はパチ行って気晴らししてこよ。うん、それがいい!
(まさか二十数年暮らしてきた血の繋がった兄弟であって家族としか見ていなかった次男ことカラ松からの告白を受けた己は唯々混乱を招いてしまっていることもあって考えても考えても答えが見つからない。腕を上へ伸ばし考えることを一旦放棄した己は呻き声と共に起き上がり思い立ったは即行動するべし。重たい腰を上げてふと思い出す。そういえば俺金欠だったわ、そうとなると他の兄弟から金を掻っ攫って…と箪笥の中をごそごそ探れば千円札が見つかりそれを一枚奪うとすぐさま襖へ手をかけようとすると急に開いた襖に呆然としていれば目の前には次男の姿。咄嗟に出た言葉は相手からの謝罪の言葉。気にしてないなんて嘘。噓なのに平然と装い笑ってごまかす様に「あー、アレね。アレ。お前まだ気にしてたの?俺なんて全然気にしてねェのにぃ…いやぁお兄ちゃんびくっりしちゃった。アレ告白の練習がてらに言っちゃったとかだろ?もしかしてお前彼女ちゃんできちゃったとか?かーっ、俺より先に作りやがって羨まし!…本番はちゃーんと相手に言えよ?」と最後に相手の肩に置きさっさと階段を下り)
ぅあわわ…湶大丈夫かおそ松…!嗚呼…カッコ良すぎるあまり長男の湶を折ってしまうとは…俺はなんてギルティなんだ…、
あぁ…そう言ってもらえると嬉しいぜ、さて…これからたっぷりと俺の熱いハート…想いを伝えるぜ…火傷するなよ?おそまァつ……。
(目の前には呆然としている愛しの長男。嗚呼どうしよう、彼はいまどんなことを考えているんだ、頬には冷や汗が伝い、手のひらは手汗でびっしょり。しかしそんな自分に対しまだ気にしてたの、と頭を悩ませていた自分が馬鹿らしく思える程、あっけらかんとした様子の彼。相手にすらされてなかった、まぁ兄弟だし当然だが。と納得するのと同時に、ずきずきと胸が針で刺されたような感覚を覚えてしまい、拳を握り締め、ショックを受けて泣きそうなカッコ悪い表情を見せまいと俯いて。まだそばに居させてもらえる、隣に居られる。そもそも告白するつもりなんてなかったんだから…と、頭ではそう思っている筈なのに諦めが悪い自分は、ちゃんと想いを伝えたい、誤解を解きたいと心の奥底で思っていたようで、必死に後を追っては彼の腕を掴んで。多分今、自分は顔が真っ赤で泣きそうで、とてつもなくカッコ悪い表情をしているだろう。でももう後戻りはできない。追い出されても良い、と震える声で下記を。
ぉ…お、おそ松…!…お、俺は…!Loveなgirlなんていないぞ、勿論ガールフレンドも居ない……好きなのはお前ひとりだけなんだ…。
あ、大丈夫。大丈夫。こんなのいつもの事だから。…そういうポジティブ思考なお前が羨ましいよ、ホント。
いたたたたたっ!!あーっ、どうしよう!色んなとこ折れた!もーむり!修正が効かないよー助けてぇ赤塚せんせーっ!
(逃げたい。逃げたい。この場から立ち去りたい。もう一層の事どこか遠くへ行きたいけど他に行くとしたらパチンコか競馬しか行くところがない己には無理な話だろうけど。…そうだ、相手に彼女ができて舞い上がってつい俺に告白じみたこと言っちゃったんだ、きっとそう。そうに決まってる、そう自分に言い聞かせ相手に続けた言葉を告げ逃げるようにその場を立ち去ろうとするも後ろから階段を下りる音が重なり始め相手が追いかけてきてると分かれば来るな、来るなってと早足で駆け降りると、目の前には玄関が、その勢いのまま扉を開けようと手を伸ばすところで捕まってしまう。抵抗したところで相手との力の差もあることは十分わかっているからか抵抗は見せず俯き加減のまま静かに呟く「……無理だってば、…俺はお前の兄ちゃんであってしかもあいつ等の兄ちゃんでもある…分かる?血の繋がった兄弟だよ?…付き合えるわけねえじゃん。しかも男の俺が好きとかさぁ…冗談にも程があるでしょ、お前。…冗談だって言ってよ…、笑ってやるからさぁ…カラ松、頼むから。
(俯いたまま、未だかつて見たことがない程に真面目な口調で話す兄の姿は普段のおちゃらけた様子の見る影もない。自分が彼をそこまで悩ませてしまっているんだ、自分勝手に行動したから…とその姿に少し胸が痛む。自分だって血の繋がった同性の兄に恋をしているなんてどうかしていると思う。ギャグ漫画じゃあるまいに。でも周りの人間や彼がどう言おうとも、自分にとっては長男が初めて本気で好きになった相手なんだ。付き合いたいなんて我儘は言わないから、せめて想いを伝えることだけは許して欲しい。腕を掴んでいる手を離すと、続いて気持ち悪いと振り払われるのを覚悟で彼の手を両手で優しく掴み、しっかりとした口調で自分が思っていることをそのまま告げ。
……自分の頭がおかしい事も、お前が男で俺のたった一人の兄貴なのも分かってる、傍から見たら気持ち悪いとは思うだろうが、好きなものは好きなんだ。……付き合いたいなんて言わないさ。だが、俺の告白をふざけた冗談だと、無かった事にだけはさせないでくれ…。
(そんなこと思ってない癖に。本当は付き合って、デートとかしたいとか思ってんだろ、そうやって控えめに想いを伝えてるお前の考えてることなんて分かりかねてるんだから。両手で握られた手からはやや冷汗が残っている辺り俺に告白するのに勇気もあったろうにそれに…断られたら、気味悪がられたら…と不安要素をいくつも思い浮かべてしまっては怖かったろうと相手の事を思うとそうひしひしと感じ始めるもののどう相手の気持ちを受け止めていいかわからずにいる己だが、相手の気持ちを尊重して付き合ってたら気持ちも変わるかもしれないし。その間にもしかしたら相手に俺じゃなくて本当に好きな人が出来るまで付き合ってやろうと。首を横に向け普段通りのおちゃらけた口調で言いのける。
……お前はそれでいいわけ?ほんとは俺と付き合いたいだとか思ってんだろ?そうやって嘘つくのダメだってカラ松ぅ。俺にはお見通しなの。—―な、付き合っちゃう?俺ら
(彼の言葉に思わず目を見開き暫し呆然と彼を見る。付き合っちゃうって、そりゃあ自分に断る理由なんて無いけれど。寧ろ喜んで、といったところだ。しかし本当にそれでいいのだろうか、彼は自分に特別な感情を抱いている訳じゃないし、そんなノリで言うみたいな事。付き合うなんて…ただでさえリスクが多いんだ、もし身内に知られたら追い出されるだけじゃ済まない。彼と兄弟以上の関係になりたい、自分はそう望んでいた筈なのになぜか複雑な気持ちになってしまっている。なんだかもう色々とよくわからない。なら…、もういっそ何も考えずに、自分の望むままに行動してしまったほうがいいのかもしれない。何かを決意したかのように彼の手をぎゅっと握ると、彼を真っ直ぐに見つめて。
……お前が今冗談で言ったのか本気で言ったのかは分からないが……どっちにしろ告白を断る理由なんて俺には一切無い。…………後悔するなよ?
俺とした事がミステイク…!
どっちにしろ告白を断る理由なんて俺には一切無い ではなく
どっちにしろその提案を断る理由は俺には一切無い だ。
本当にすまないな。
(冗談なのか本気なのかどちらとも言えないようなノリで言ってみてどう相手は反応するかなんて己でも思うほど悪ふざけにもほどがあるとは思う。だって、相手は真剣に己へ告白してるというのに。だが、彼の表情を窺がう限り意外な言葉に唖然とするという予想通りの反応。相手の瞳の奥で何を考えてるのだろうか…。相手の事をなんでもわかるなんて自信ありげに言っても今の状態の相手じゃ何考えているかさえ判断でないが…それでも相手がそれを望むなら。…やってやる。付きあってやるよ、お前の恋愛ごっこに。後悔させてやるから覚悟しろよ。
…うわ、生意気だねぇ、お前…そんな奴だったっけ?ま…そこまで俺の事愛してるっていう自信が大有りなら…、俺を…落としてみろよ。んで、満足できるよう頑張ってね、カラ松くぅん。
あ。そこの訂正ね。了解。態々ありがとな。
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