沢本 渉 2017-01-29 21:51:33 |
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へへっ、あ!もうこんな時間なんだ…時間経つの早いなぁー( お互いの気持ちが同じだと分かると釣られて照れ笑いをして。彼が時計に目をやり呟かれればあっという間に経つ流れに残念そうな表情。「うん。そろそろ寝ようか!寝室隣の部屋だから…」就寝する事に賛成してから隣の扉を指差し立ち上がり平気な表情するが内心胸を鼓動が早くなりながら寝室に向かい。 )
うん、分かった…─じゃあ行こうか。(彼女が指差す部屋の扉を見ては、いよいよかとゴクリと生唾呑み緊張の面持ちで立ち上がれば先に彼女の寝室に入れば女性らしい良い香りの放つ雰囲気に更に気持ちが昂ってしまいベッドを見つめるとこれから此処で二人で寝るのかと想像するだけでどうしようも無く恥ずかしいやら嬉しいやらの気持ちが込み上げてきて拳を強く握りじっと固まって)
渉くん?私壁側に行くね。
(いつも通りの己の部屋だが何処か緊張感が漂って後ろを振り向くと固まったように見える彼の姿に首を傾げ名前を呼んでから先に奥へと潜り込み。布団の中で丸くなれば顔を見るのが恥ずかしく少しの間壁に顔を向け「なんで一緒寝ようって言っちゃったんだろう。大胆過ぎたよね…」一緒に寝れるのが大半嬉しいが大胆発言に後々心の中で思い。 )
う、うん…──じゃ、じゃあ失礼します(先に布団に入った彼女を見ると覚悟を決め、何故か敬語になりつつ隣に潜り込むと相手に背中を向け横向きになり心の中で「やばい…これ今日寝れるかな…」と緊張と彼女の匂いの付いた布団に鼓動鳴らしながら思い。意を決して寝返りを打ち、仰向けになれば小さく息を吐き。)
電気少し付けとくね。
(背を向けて居ても彼が布団に入る時に聞こえる珍しい敬語に頭のみ頷かせじっとしてから三段階電気のリモコンを手に取りやや暗めにしてから何もしてない事を思い出し。体を彼の方に向けては「渉くん…おやすみなさい。──んっ」微かに照らす電球の光、双眸が慣れてきたのか彼の顔を見つめながら左頬に軽く口付けをして挨拶をし。 )
──ッ、おやすみ。(頬に口付けを落とされると驚きはするものの嬉しくついニヤけてしまえば就寝の挨拶をして。然しすぐに寝られるわけも無く、目は完全に冴えておりこれからどうしようかと眼球をあちこち回して隣の彼女に気が回らない様に知恵を絞ったりしていて。そんな事をしている内に朝日が差し込んで来て自分でも吃驚するくらいそんなに時間が経ってしまっていたのかと目を見開き。一先ず、これ以上寝られない為上体を起き上がらせるとカーテンの隙間から零れる綺麗な朝日に笑み浮かべて彼女を起こさない様にベッドから出るとリビングに行き勝手ながら冷蔵庫を開けさせてもらえばお茶を取り出して飲み一息付いて。そしてもう一杯分をコップに注ぎ、ソファーへと腰を落ち着かせてテレビを付け、音量を小さくするとチャンネルを変えず其の儘掛かっていたニュース番組を流す様に見ていて)
ッ!渉くん!夢だったのかな…
────夢じゃない。おはよう
( 頬に口付けをされると安心し布団に丸まり吐息を立て眠りに着き。彼が起きた事を気付かず少し経ってたから寝返りを打つ時に誰も居ないと気付いて起き上がると昨日の出来事は夢だったのかなど思いながらリビングに行くとテレビ音が聞こえ現実だと分かるとご機嫌な声ぶりに挨拶をし。)
おはよう、美月。…良く眠れた?(特に面白い番組では無いのでただ呆然と見ていると聞こえてきたのは彼女の声。ソファーの背に片手付き其方に振り向くといつもと変わらぬ元気な姿にもし一緒に暮らす様になったらこれが当たり前なのか、と心中思い。笑顔で朝の挨拶をすると隣で気持ち良さそうに寝息を立てて寝ていた姿思い出すと笑ってしまいそうになるも其処は堪えて問い掛けて)
眠れたけど…渉くんは眠れた?寝相大丈夫だったかなーって心配になっちゃった。
( 昨日は緊張しつつも直ぐに寝付いた事を真っ先に伝えれば彼の起きるのが早い事からちゃんと寝れたのか心配になり尋ねながらミルク入り珈琲2つ用意し持って行くと彼の隣に座って「この街離れた場所に行かない?森があって自然があるからいい気分展開なるかも!」人目を気にせず落ち着いた所でデートしたいと思いながら提案し。 )
寝れたよ。…けど美月が寝惚けて俺に抱き着いて来るからちょっと起きるの早かった(寝れたと頷くも少し意地悪をする為、上記述べ。然しすぐに「冗談。…普通に寝てて目が覚めたのがたまたま早かっただけだよ」と、眠れなかった事は伝えず。)
良かったぁ!──っ、そうなの…ごめんねぇ
(場所が変わると睡眠が出来なくなる事を心配してたのか、寝れた事に安心をして直ぐに彼の意地悪に引っかかり双眸を見開き動揺しながら眉を下げ謝罪をし。「冗談だったの!本当にやめてよ…本気にしちゃったよ。」謝罪した後に冗談だと告げられると子供のように頬を膨らませたまま告げれば、心の中では何となく分かってるが敢えて言葉に出さず胸に秘め。 )
あ、準備しなくて良いの?─…行くんでしょ、デート。(冗談を本気にする程の天然振りに可愛らしくもあり、くすっと笑ってはテレビを消してソファーから立ち上がると時計を見て。時刻はもうすぐ10時になる頃で、少し離れた所にあるのなら早めに家を出なくてはと考え其方に振り向くと首傾げては意地悪そうな笑み浮かべて)
もうこんな時間。急いで支度するね…
( 思わず穏やかな感じに浸ってしまいデートに行くと言ったのにのんびりし過ぎ彼が時計に目をやり時刻を告げると驚いた表情し急いで部屋に向かうと支度を始め。「───お待たせ。」普段より化粧を濃く過ぎない様に加減し、服装もTPOにあった大人っぽさある可愛い服をチョイスし彼の前に現れ。「遅くなってごめんね…早く行こう」年下である彼の余裕っぷりに己がダメだと反省しながら手を合わせてから楽しい気分に切替使ったグラスを洗うと彼の元に行き上記を告げて。 )
そんな待ってないから大丈夫。─…その場所って電車で何駅くらい?(先程のラフな格好も可愛らしかったがやはり女性。メイクとファッションでこんなにも輝くものなのかと目を見開き。そしていつにも増して綺麗な姿に頬染め、何処を見て良いのやら分からず視線をあちこちさせながら場所を聞いて)
六駅くらいだよ。田舎よりだから本当にのどかなんだ
( 優しい心遣いに胸を撫で下ろしホッと一息吐くと指折り数えながら告げ。彼の方を見つめてると視線が逸れた事に何かあったかな?っと不思議そうな表情を浮かべれば、「そろそろ行こうか!」玄関先まで手を引いて靴を履き外に出るとこの近くには学校関係者は居ないが祝日を考えると電車に乗るまでは周りに気をつけながら足を進め。 )
─…そんな警戒しなくてもこんだけ人も居れば俺達のことも分かんないんじゃない?(道行く先々にそれなりの人が行き交っている為、確かに知り合い等の人と擦れ違う事は合っても似ている人なんだくらいで済む話なのではないかと危機感持たず。そんな事よりも手を繋ぎたいのにこんな状況では決して無理だろうな、なんて思いつつ歩いていては駅に到着して「切符買ってくるよ、○○駅までで良いんだよね?」結構な人の群れに溜息付くも此処まで来て引き返すのは嫌だと感じたのでさっさと切符を買ってこようと其方に向き首傾げて)
そうだよね。私って変に心配しちゃってごめんね。
( 土日でもあり人の行き交う人数が多い事から似た人位しか分からないと指摘されると楽しいデートなのに変に注意を払ってら方が怪しくバレると判断し素直に謝って。「ありがとう。○○駅で大丈夫だよ!」尋ねられた駅名に頷き切符を購入してくれる彼に礼を告げながら一緒に行こうとしたが今は人が多い事から待つ事にし改札口前で待って。 )
お待たせ…。はい、切符。(数分後、人が混雑していた事も有りなかなか前に進めず歯痒い思いをしながらやっとの思いで彼女の元へ戻ってくれば笑み浮かべて切符を一枚渡して「んじゃ行こう」少しなら大丈夫だろうと彼女の手を取り電車へと歩き出し乗車すれば座る所が無く。仕方ないので目的の駅まで立っている事にし)
渉くんありがとぉ。
( 人混みの中から戻ってくる彼の笑顔に釣られ頬を緩ませては渡された一枚の切符を受け取ると礼を告げ、さり気無く繋がれる大きな手にドキッとしつつも離れないように握り返し車両に入り。「凄い人だね。渉くんとならあっという間に到着しちゃうかもね?」吊革に捕まりながら彼を見上げ愉快な雰囲気で上記を呟き。)
ははっ、確かに。一人だと詰まらないけど二人だったら話も出来るしね(ガタガタと電車に揺られながら笑っては相手に聞こえるくらいの小声で返答しては「あ、もし立ってるのが辛くなったら言ってね、俺に凭れて良いから」と未だに空かない席に眉を下げると相手の身体の事を案じて
)
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