＊ シザンサスの願い / 非募 ＊

おう。──さぁな
（ お礼を述べて頭をさげる相手に軽く返事を返し。意中の人物はきっと自分のことを親としか思ってない気がして、もし自分が想いを告げれば相手はどう考えるだろうか...最悪あの家を出ていくかもしれないと思うと自分の気持ちに蓋をして今の現状を壊したくないという結論に至り。相手の言葉には非常に曖昧な返事をし。｢ ん、わかった ｣確かに相手の意見も一理あるなと思い、いくら考えても分からないならば実際に見た方がいい案が浮かぶかもしれないと指示されたデパートの駐車場へ入り車を停め。中へ入ると、予想はしていたが甘い匂いと雰囲気にフラリと眩暈を感じ ）

‥林

わぁ！これ！これ新作のクッキーじゃないですか！？─あ、こっちも可愛い！
( 相手が何を思っているかなどわかるはずもなければ曖昧かつ簡単な返事にも特に気分を害した様子見せず。中に入って直ぐ目の前に広がるキラキラとした売り場にすっかりテンションが上がってしまうと相手等そっちのけで可愛いを連呼しつつ様々な商品を手に取り隅々まで眺め。と、そこではたと我に返ると「あー、すみません。」ややぎこちなく頬を掻き。「さぁ先輩選びましょう！取り敢えず食べ物にするか雑貨にするかですよね。」今一度たくさんの物が並ぶ棚へと視線やり緩く首を傾けて )

いい、気にすんな。お前も見たいもん見ていいから
（ 暫く唖然としていたが、相手が自分の横をすり抜けて商品の方へ行ったことに気がつくとハッとして逸れないように自分もそちらへ行き。目を輝かせて商品を見ていた相手がこちらに気づきバツが悪そうにしているのが、相手の様子からなにかヒントが得られるかもしれないと思い好きに見て回っていいと伝え。｢ ...食いもんだと苦労しなさそうだな。甘いもんに目がなさそうだったし ｣よく食後のデザートなどを美味しそうに食べている相手を想像し、また甘味ならば特に好き嫌いなく食べるだろうからそこまで悩まずに済みそうだと思い。直ぐに買って早くこの場から出ようと食料品のコーナーへ足を進めていた時、ふと目に付いたぬいぐるみに目が行き足を止め ）

‥林

あ、はは。何かすみません。
( 自分が此処に来た目的は相手のプレゼント選びを手伝うためだと言うのに何をしているんだと反省するも、好きにしていいと言われれば若干の罪悪感を引き連れながら先程のコーナーへと戻っていき。それからややして満足したのか相手の元に戻ってくると相手が見ているぬいぐるみに同じように視線やり「あ、可愛い。」なんて微笑んで )


‥片倉

うっわー！やっぱ賑わってるねぇ。
( 電車を乗り継ぎこのデパートに来たのは新作のお菓子が売り出されているという情報を得たから。店内に足を踏み入れて目の前に広がるたくさんのお菓子や雑貨に双眼瞬かせては歓喜の声を上げつつ物色するべく歩みを進めていき )

...へぇ？こういうのどうだと思う？
（ ふてぶてしく目つきの悪い黒猫と対になっている様に少し小さめな可愛らしい白猫のぬいぐるみを見て何処か既視感を感じ。とても手触りの良いそのぬいぐるみの白猫の方を手に取り感触を楽しみながら、丁度別のコーナーから戻ってきた相手に意見を求め。その頃、同居人である少女が来ているなど露程も思わず ）

（／ハッピーホワイトデェェェェェイｲｨｲｲアｱｧｧｧ！←。そして、少し遅れてしまいましたが祝200突破！背後からささやかではございますが、ドロップスをどうぞ...（ｽｯ）

‥林

私だったら嬉しいです！触り心地もいいし何だか小さくて可愛らしい。⋯そっちもセットにしたらどうですか？何処と無く先輩に似てますよ。
( 相手が手にする白猫のぬいぐるみの頭を緩やかな手付きで以て数回撫でて感触を確認すれば求められた意見にすぐ様頷き。それから視線を片割れの黒猫へと向けると徐にそれを手に取り相手の目前にずい、と近付けつついつも通りの軽口を紡ぎながら「僕も買ってー」何てふざけてみせて )


‥片倉

( 折角来たのだからお目当てのお菓子以外にも掘り出し物が見つかるかもしれない、そんな気持ちで向かった先は可愛い小物や雑貨が並ぶコーナーで。逸る気持ちを抑え込みながら一つの角を曲がった先、ふと視界に入ったのは見慣れている相手の姿。「あ！イチさ──、」自然と口元には笑みが浮かびその名前を呼び駆けようとするもそれよりも早く相手の横で楽しそうに笑う女性の姿を認識してしまうと考えるよりも早く、無意識のうちに体は弾かれたように棚の後ろへと隠れており。それから何故自分は隠れたのだろうかとぎこちない笑みを浮かべた後、湧き上がるモヤモヤとした感情に、あぁこれが嫉妬と言うものか。と冷静に思いながら困ったように一度頬を掻いて )


(/ ホワイトデェェェェ！！！叫びが間に合いませんでした⋯。そして200突破！有難嬉しい事でございます＊あ、まさか頂けるなんて。お返しと言ってはなんですが私からはクッキーを。どうぞ食べて下さいませ！(　すす..　) )

（／クッキー美味しく頂きました！そして、また時間を開けてしまい...申し訳ありません...
今日は返信が出来なさそうなので明日、必ずやお返しさせて頂きます...っ！！

(/ 良かったですー！いえいえ、お気になさらずですよ！明日のお返事をまったりしながら待っていますね＊ )

俺はこんな悪人面してねぇよ
（ ずいっと近づけられて少し引き、似ていると言われればそんなことは無いとムッとした顔で否定し。しかしそれによってより似たことには気づいておらず。｢ うるせぇよ。それ貸せ ｣少々乱暴に黒猫を奪い取り。これを渡したら、彼女はどんな反応をするだろうか...可愛いものも好きだからきっと喜んでくれるだろう、もしかしたら黒猫を自分としていると騒ぐかもしれない。などと考えて自然と笑みがこぼれ ）

‥林

先輩、自分じゃ気が付いてないんですよ。はい、彼女さんがどんな反応したか教えて下さいね。
( 半ば強引にひったくられたぬいぐるみに苦笑いを浮かべつつさらりと毒とも取れる言葉吐くも、笑みは消える事なく。最早訂正する気の無い彼女と言う単語は未来の事柄が含まれているのか。自分の分は見ただけで満足してしまったようで「さ、早く買って帰りましょう。」とレジの方へと歩み進めていき )


‥片倉

バレちゃまずいよねぇ⋯。
( 自分が勘違いをしている等と勿論の事気付いていなければこの気持ちがバレてしまえば間違いなく一緒には住ませてもらえなくなる。それ以前に彼女が居るのならば追い出されてしまうのも時間の問題なのではないかと思考はグルグル悪い方へと回っていき。されど元々様々な条件等が重なり居候させてもらっていたのだからいつかこんな日が来るだろう事もちゃんと頭にはあったようで、「まぁ仕方ないよね。今日何て言おうかなぁ。」無理矢理物分りの良い風で封じた気持ちのままに買い物をする気持ちではなくなったのかまた出口へと歩いていき )


(/ お帰りなさいませぇぇぇ！！！あ、す、すみません興奮を抑えきれませんでした！← )

あぁん？生意気な口ききやがって
（ そういうと相手の頬を引っ張り片眉を上げて。照れ隠しからなのか小さく舌打ちをして相手の横を足早に会計へと向かうと、出口の方にとてもよく見知った相手らしき人を発見し。口をぽかんと開けてパチパチと瞬きをしている間に見失ってしまい ）

（／あぁぁぁぁ只今帰りましたぁぁぁ！！毎度毎度遅くなり申し訳ないぃいぃ...ソファをリクライニング仕様へとグレードアップさせましょう、それでどうかご容赦を←
そして、一将は蒼さんを発見してしまいましたが、どうしましょうか？←。家に帰ってから遭遇しましょうか、それともお店で遭遇にしましょうか？ ）

‥林

先輩、いひゃいでふ⋯。
( この結果は自らが招いたのだがひりひりと痛む頬はなかなか元の静けさを取り戻す事はなく若干の赤みを消そうと片手で撫で。そんな中、ふいに立ち止まった相手が何やら出口の方を見て呆気にとられている姿が映ると「どうしたんですか？知り合いでも居ました？」なんて珍しく冴えている勘のもとで緩く首を傾けて )


(/ ま、まぁ、リクライニングなら許しても⋯←←。大丈夫ですよ！過去のやり取りとか見てニマニマしてますので！ぇ。

そうなんですよ！私もどうしたらいいか考えていました！取り敢えず今とても片倉で絡みたいです！←。なのでもしよろしければ林さんは二人で居るこの状況は見られていたとしたら勘違いされそうでまずいから追い掛けて！とイチさんに言うとして此処でバイバイでいかがでしょうか！！← )

林...わるいがここからはタクシーで帰れ、俺は急用ができた
（ 毎日顔を合わせる相手を見間違えるはずもないと直ぐにその後を追いかけようとした所で、一緒に来ていた後輩から声をかけられてその存在を思い出し、やはり1人で帰らせることは心配なので財布からタクシー代に使えと諭吉を相手に押し付けるようにして既に意識は出口の方に向いており ）

（／おお！たまに自分も過去のレスを見返しますが、とても懐かしくまた面白く感じますね！ご安心を、こちらも1人でニヤニヤとしている不審者ですぞ！

了解しました！こちらとしても、蒼さんと絡みたくてウズウズしおりました！←なら早く返信せぃ
では、この後店から出て...どこで追いつかせましょうか笑笑。また、このままいくと勢いで告白してしまいそうな一将です...ですが告白は本編で...という気もあったりなかったり←。いかが致しましょうか？

‥林

──わかりました。でもちょっと待ってて下さいね！
( 急にわたされたお札にぱちくりと瞳を瞬かせるも瞬時に何かを察すればそのお札を握り締め、先程の相手のようにぬいぐるみ二つをひったくるようにして奪い取るとそこで待つように言葉残しレジへと足早に向かい。そうしてものの数分でまた戻って来ると丁寧にラッピングされた中くらいの袋と崩されたお金をずいと手渡し「これ、ちゃんと彼女さんにわたすんですよ。それからタクシーのお金くらいちゃんと持ってますからね。」にっこりと笑いぽんと背中を押して )


(/ 同じと知り更なる親近感が！←。

そして更に同じ気持ちー！！横で片倉も喜んでおります！←。駐車場ででも歩かせておきます←。こ、告白！！？とても嬉しい響き！しかしながらどうしましょうか⋯私も告白は本編がいいなとか思っちゃいました。でも早くイチャイチャというか甘えたくもなります！ぉ )

余計なことを...けどまぁ、せめて釣り銭だけでも持ってけ。今度飯奢る
（ ぬいぐるみを取られて何をするのかとぽかんとしていると、会計の済んだそれらを渡されてかっこ悪いと感じ、相手からふっと視線を逸らして舌打ちし、眉間にシワを寄せ。早口に今度この仮は返すと言ったあとに小さくありがとな、と言い。背中をぽんと押されると、ジトっとした目で相手を見やるも直ぐに前を向き出口を飛び出し ）

（／嬉しい限りですな！！こちらでは一将が照れ隠しに背後を殴り倒しておりま((殴り
了解しました！ではこのまま駐車場の方へ走...るのは危ないかもしれないので早歩きさせます←
そうですね...とりあえず、一将は気持ちは抑えていい父として立ち振る舞わせようかと...

──⋯いやいや、私らしくないじゃんねー。
( 帰ったらどんな顔で会おう、どうやって上手く隠そう。浮かぶのはそればかりであるもウジウジと悩むのもらしくないと思えば会えばそこで何とかなると一度ぶんぶんと頭を左右に振り、ぽつり、誰に宛てるでもない呟きを落としつつ足早に駐車場を進んでいき )


(/ だ、大丈夫ですか！？盾になる事くらいしか⋯←

安全第一で！片倉も安全にふらふらさせてます！

いや！二回告白というのは有りですかね！？今回イチさんからの告白で本編では片倉から言い出すとか！イチさん背後様が一番楽しめる形で進めたいなと思うのです＊ )

...それ程遠くまでいってねぇと思うが...何処行きやがったあいつ
（ 出たはいいが、会計などで少し時間が経ってしまい、それなりに広く、そしてイベント事によって客も多く車も多いため探すのに手間がかかり。｢ ...っ！居た──奇遇だな、お前も買い物に来てたのか？ ｣駐車場内をあっちへこっちへ移動すること数分、遂に相手を見つけ。必死になって探したことを表に出したくないという思いからか偶然を装って話しかけ ）

（／くっ.....毎度お待たせしてしまい本当に申し訳ございません...。そして、重ね重ね、言うのも大変心苦しいのですが...背後がこれからさらに忙しくなってしまうためまた蒼さんの背後様をお待たせしてしまうことが多くなってしまいそうです...。
その代わり...にしようという訳ではありませんが、定期的に背後は出現させようと思っております...っ！

二回告白...ありじゃないでしょうか！ただ、そうなると少しズレが出てしまうかもしれませんので、本編とは別の次元という考え方はどうでしょうか？？
また、どちらから告白するのかというのも、賛成です！今回はどちらからにしましょうか？
こちらとしてはどのような形でも蒼さんと背後様とであれば非常に楽しく進めて行けるので大丈夫ですよ！

っ、あ、イ、イチさんじゃんかー。こんな所で会うなんて偶然だねぇ。私は新作のお菓子買おうと思ってたんだけど売り切れでもう帰ろうと思ってた所だよ。
( 普通通りに、そう心に決めたまさにその時、心のほぼ全てを占めていた相手がいきなり目の前に現れればそんな決意は何処へやらすっかり上擦った声で相手の名を言葉にし。何故此処に居るのかはわからないが相手が一人と言う事はあの女の人を待たせて居るのだろう、それならば早く話を終わらせなければと若干ぎこちない笑みを貼り付けながら「じゃあ私、先帰るね。」と片手を振って見せ )


(/ 春になりお忙しい時期になるのですね！私はイチさん背後様がそれでも絡み続けてくれるというのならば何時まででも待たせて頂きます！またいつの日か忙しさがとれた頃に前のように絡めるその日まで⋯っ！←。そして背後様がお顔を見せに来てくれるのならば居なくなってないと安心でします！嬉しい！

そうですね、なら二回告白でもう片方は別の次元にしましょう！今回は勢いに任せたイチさんの告白が見たかったり＊←
そのお言葉だけでもう嬉しくて嬉しくてっ！私も毎回凄く凄く楽しませてもらってます＊ )

（／どうもこんばんは！今日（あと少しで終わりますが）は味噌の日らしいですね！理由はわかりません！←
くっ...ほんとうに貴女様の優しさに何度救われることでしょうか、ありがたい限りですっ！この出会いに感謝っ！

了解しました！おぉぉ...全然いいですよ、このまま勢いに乗せてしまいますね！

(/ おこんばんは！味噌の日！？知らなかった⋯。味噌が初めて作られた日か何かなのですかねぇ。←
いやいや、お互い無理なく楽しくが一番なはずなのです！私もイチさん背後様に出会えてとても幸せなのです＊片倉にこんな台詞を言わせたいとかイチさんにこんな事したいとか妄想を巡らせながら仕事をしております。えぇ、はい、仕事をちゃんとしろというお話は聞きません←。

楽しみにしてます＊私も片倉の片倉らしい告白の台詞を考えておきます！ )