『不良、宇宙人を拾う』/非募

そうじゃねえけど…見た目は普通に俺達と一緒だし、可愛い方だと思う。俺が言いたいのはもし宇宙船を動かしたりなんかしたら、宇宙船との関わりを疑われて捕まっちまうってことだよ。…あ、名前気に入らねぇなら別のにするぜ。
(相手の不機嫌になった理由がわからず、少し戸惑いながらも相手の言った言葉にしっかりと返事をして)

( / 遅くなってしまい大変申し訳ありません！
もしまだお返事間に合うようでしたら、明日させていただきます･･･！)

(/すみません、返事が遅れました…返事はいつでも大丈夫ですので、多少遅れても気になさらないでください)

･･･そうですか。
宇宙船に関してですが、別にテレパシーやなんかを使えるわけではないので動かせはしないかと。

––名前は、そのままでいいですよ。新城秋津の呼びやすい様に、


(見た目に関して自分とこの星の人間にさほど違いはないと聞くとホッとした様子で、自分が出歩いても怪しまれない事を理解し。このまま自分を拾ったこの少年に迷惑をかけ続けるのも、記憶のないふわふわとした状態のまま漂い続けるのもなんだか嫌で隙を見て抜け出すべきだと顔には出さないものの判断をして。その事を考えている間怪しまれない為少々上の空になりながらではあるが宇宙船についてや自分の力について、忘れていなければではあるが超能力者ではないはずであると説明し。名前について気に入らないかと尋ねられてもどう返事をすべきかわからず、名に余り執着もないのか曖昧な返事をしてみせ)


( / 本当に申し訳ないです。 まだいらしてくださり良かったです･･･！
次から、一週間以上返事が開いてしまいそうな時は必ず連絡する様にさせていただきますね！)

成る程…んじゃ明日にでも落ちた場所に行ってみようぜ。もしかしたら立ち入り禁止になってるかもしれねえけど。
(少なくとも異物をそのまま放置しておくとは考えにくい。さまざまな状況を鑑みて、封鎖の後に丁重に回収されるだろう)

…そういや飯は？地球の食べ物って大丈夫なのか？
(そんな風に色々と考えていると、知らず知らずのうちに減っていたのか腹が鳴る。恥ずかしそうに頬を掻きつつそう言えばと食事についていろはに尋ねて)


(/すみません、今度は此方が遅れました…)

本当ですか･･･⁈
よかった、あ･･･いや。

はぁ、ここは地球という星でしたか。どうでしょうね、来た事が無いと、思いますので･･･。

(明日にでも宇宙船を見に行こうと言われると、自分の記憶が戻るかもしれないという期待で目を輝かせ。感情を表情に出した事で子供っぽい反応だったと恥ずかしくなったのか言葉は尻すぼみになってゆき顔は俯かせ。しかし少年のお腹が鳴った事で顔を上げ、フンとなぜか勝ち誇ったように鼻をならし。地球という星に降り立ってしまった事に気づくとそうだったのかとウンウン頷き。ただ記憶はない為来た事があるのか無いのかは分からず、食について平気か聞かれても言葉を濁し)


( / お気になさらず！ お互い様です･･･ッ！)

そうか、わっかんねーか…あ、それなら商店街行ってみるか。あそこにゃ色んな店があるし、いろはの気に入る食べ物があるかもしれねえ
(相手の曖昧な答えに少し考え込む。食事が出来ないと、万が一この先地球で暮らしていくとすると支障が出るだろう。ならば一度色々な食べ物を見てみるといいかもしれないと思って「ちょっと行ってみようぜ」そう言うと立ち上がり、着いてこいと言わんばかりに手で招いて歩き出して)

はい、わかりました。

(手招きされると窓から離れ、少し丈の長いジャージを引きずりながら跣で相手に近づいて行き。「商店街というのは、どんな場所でしょうか？」自分が食べられる食品を探しに行くというが、狩をしに行くのかという様な感じで「武器は必要でしょうか？」とポケットから不思議道具を出して)