鋼の錬金術師 2017-01-22 21:03:39 |
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ああ、デートはしているぞ ただ家に招くのは流石に出来ないな 民間人に見られては困るものもたくさんある
(大体の火が着くとソファーに座って、来たまえ、と彼をとなりに招くとグラスにワインを注ぎ、早速一口含むとゆっくり飲み下すと背もたれに体を預け脚を組みながらグラスを回し)
へぇー…けど、女ったらしなのは変わらずなんだな。
(相手に招かれるがままにソファの隣へ座り。テーブルに置かれていたもうひとつのグラスにワインを注いではグラスを手に取って。グラスを回す様を無駄に色気はあんなと横目で見つつ少しだけ口に含めばやっぱり苦手だと、小さく舌を出してはグラスをテーブルに置いて。)
しかし昇進してからは忙しくて最近はデートもほとんどしていないよ 帰宅すれば寝るだけだ どうだ?落ち着いたものだろう?私も
(ストッカーの蓋を開けるとチーズナイフでパルミジャーノを削り取り、それを口にしてからまたワインを飲み。ふぅっと一息つくと隣を見ればガラスの中身は減っていないので立ち上がると炭酸水を持ってくるよ、とキッチンに向い)
まー…確かに前に比べたらマシか。けど、いい加減に一人に決めれば気楽でいいのにさ。
(相手の現在に完全にと言わないもののこくりと頷き返し、ソファーの背もたれに体重を預けてぽつりとそんなことを。キッチンへと向かい相手にさんきゅ、と小さく返せばぼんやりと天井見上げ。)
(床下収納に入れてある炭酸水のボトルを取り出し開栓するとついでにマスカットも一房もって行き、天井を見上げる彼の顔を上から覗き込むと、待たせたな。と微笑んで炭酸水を握らせやがて隣へと座り)
特定を作るとその相手が自分の弱味になってしまうだろう?疎ましくなってしまうような気がしてな …なかなか上手くいかないものだ
確かに。今でさえ大佐は敵多そうだもんなぁ。それに大総統目指すならどんどん増えていくだろうな。
(ぼんやりと見つめていた先で急に現れた端正な顔に一瞬瞬きすることも忘れ。驚かすなと文句を言いつつ顔の位置を戻して。渡された炭酸水を口に含めばやっぱりこっちのほうがいいと。)
強い女性と一緒になれば良いなんて言う者もいるだろうが例えばその女性と子を成すとすればその女性も子が弱味になってしまう 同時に私は妻と子が弱味になる ……身近にそんな奴がいたからな よく分かるんだよ
(グラスを取り少し多目に口にして飲み下し、ずる…と体がソファーの背もたれから流れて行くと隣にいる彼にもたれるとそのままワインをまた飲んで)
…確かにな。…悪い、一人に絞れば、だなんて軽く言ってさ。
(わずかに体にかかった体重。何時もならば跳ね除けてこの酔っ払いと悪態をつくも実名は触れられているとは言えども関係者である自分にはわかる内容に何も言えずそのままで。あの時の記憶は未だに苦く残っている。相手はそれ以上だろうと小さく謝罪して。)
いや、構わない まだ私が一人前ではないだけさ 本当の権力者は妻や子を弱味だなどと思ってもいないだろう
(謝罪されると目を閉じて軽く首を振りそれをもたれた腕に伝わらせ、服越しでも人肌を感じると薄く目を開け安心する、と思うとちらちらと視界に入り込む金髪をそっと触って)
…そんなの関係ねぇよ。どんなに強くても、それが大切なものなら不安になる。
(謝罪に気にしてないと告げる相手は自身を半人前だという。そんなことはないと言いたいが素直に言葉にできず結局は遠まわしな言葉になり。かすかに皮膚を引っ張る感触に横に目線をずらし。なんだよ、と不思議そうに問いかけ。)
そうだな 弱味だなんだと言う方が人間臭くていいのかもしれない もしかすると明日弱味になっても構わないくらい焦がれるほど愛する者が現れる可能性だって無きにしもあらずだからな
(どことなく自虐めいて笑いながら答えれば髪をさわっている事についてなんだよ、と問われるので、ん?と言うも答えずその金髪をさらさらと流して)
飽くまで可能性、だろ?…でも、もし実際にあったら女たらしの大佐を魅了するほどの女性に会ってみてーな。
(自虐めいた口調に少しでも話題を明るくさせるためか、ふはりと笑いを交えながらそんな冗談を。髪に触れる理由を話しなしない相手。しかし決して嫌ではなくされるがままになって。)
私を魅了する女か 一線を越えなければそう言う女はたくさんいるのだがなぁ… ちなみにブロンドが好きだ ブロンドは光に透かすととても美しい
(細く柔らかい毛先を天井に向かって反らすとキラキラしていて、美しい。と再度呟くとそれを手放して。体を正しく起こすとグラスを持ち立ち上がって、客室を使いたまえ、と告げ少しふらつき額を押さえながら寝室に向かって/すみませんそろそろ寝ますね~いかがでしたか?楽しんでいただければとても嬉しいです ではまた明日!おやすみなさいです!)
ふーん…別に大佐の好みを聞いたわけじゃねぇんだけど。
(髪を光に照らすなど意味不明な行動を不思議そうに見つめつつ相づちを打って。すっかり酔ったのかふらつきながら部屋を後にしていった後ろ姿に大丈夫かと眉潜め。自身もそろそろ寝るかと立ち上がるも、自身の髪もブロンドと呼ばれるものに近いことを思い出し。けど深読みしすぎかと息吐けばその場を後にして。)
(/ とても楽しかったですよー!夜遅くまでお付き合いしてくださりありがとうございました。おやすみなさいませ! )
…………ッ!!………は…
(夢見が悪く冷や汗をかきながら起き上がり、クソ…と言いながらベッドから降りると積み重ねてある錬金書を蹴飛ばしてしまい、舌打ちしそれも放っておき空いたグラスを持ってキッチンへ向い。コップに水を満たし一気に飲むとシンクに手を着いて長いため息をつき)
(暇を潰すように持っていた本を借りていた客室にて読んでいたが突然聞こえた音にびくりと肩を揺らし。様子見のためと部屋から出てリビングの方に顔を出し。)
大佐?なんか、今すごい音が聞こえたんだけど…。
(ビクッとしたと同時に声の方へと歯を食い縛った危機迫った表情で振り向くと暗がりに彼が居り、でもすぐに笑って見せて)
…いや、何でもない 飲みすぎたせいかな 水もうしてもが飲みたくてね 足元に本があるのも気がつかなかったんだ 起こしたみたいだな すまない
嘘つけ、…汗が凄いぞ。なんかあったんじゃねーの。
(飽くまで強がるつもりかと。あんな顔見せられて誤魔化しきれると思われているとは随分と軽く見られているもんだと溜め息一つ。部屋の電気のスイッチを押し相手の方へ寄れば頬に流れる汗を拭ってやり。)
………あ… いや、本当なんだよ 水が、欲しかったんだ
(パチリと聞こえたあと空間が突如明るくなるので眉間に皺を寄せ眼を瞑り。そして素手で流れた汗を拭われるとばつが悪そうにしながら言えば僅かに後退りし、大丈夫だ、と呟き彼の手首をつかんで引くとすぐに電気のスイッチをきって再び空間を闇として)
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