とくめ。。 2017-01-18 20:01:37 |
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え、本当に?変じゃないかな…
ん、ありがとね…っと、拓夢くんさ、明日って空いてるかな?良ければお姉さんとお出掛けしませんか
( 赤面を指摘されれば火照った頬を両手で押さえ不安そうにぶつぶつ。階段を上がり彼を越した所でくるりと振り返り、顔を近づけ小声で耳元でこそっと。人差し指を唇に当てはにかみ乍問い掛けて )
( / 有難う御座いますっ。すみません…。此方からも二人の機会を掴みつつ仲良くなろうとします故、ご了承下さいませ。背後失礼します! )
別に変じゃないから。忠告、兄貴所戻る前に顔だけ元に戻しなよ。天葱さん
( 不安そうにぶつぶつ言う彼女に歯を見せ陽気に笑って宥める様に言ってから人差し指を立て忠告をし。先に階段を登るのを確認するといきなり顔を近づけ耳元で囁かれる一言に思わず動揺で耳を赤くして「 明日バイト休みだからいいですよ。俺で良かったら… 」兄貴ではなくっていいのかと思いながらも内心誘われた事に嬉しく笑みを浮かべ了承し。)
本当?良かった、ちょっと付き合ってもらいたい所があって
( 彼の了承の返事にぱっと顔明るくし火照った頬も冷めて来て。胸の前で両手をぱちんと合わせ嬉しそうに目を細めては再度「ありがとう、」とふわふわな髪の毛を溶かすようにして触れ軽く撫でてやればそのまま頬へと掌移動させむにいっと掴んでみて。くすくすと愉しげに笑み零してみせ、そのまま元の部屋へと戻って )
天葱さん、明日楽しみにしてるから…じゃあ。
( 相変わらずな彼女の一つ一つの反応に心が擽られ声の音量を下げ右手を軽く上げ、ふわふわな髪を触る仕草も可愛く見送るとゆっくり己の部屋へ行き。部屋に入るとベッドに横になると隣から聞こえる楽しげな声に天井を見ながら腕で目を覆って「天葱さんが欲しい。。」とボソッと呟いて。 )
__それじゃ、お邪魔しました。ありがとね、こんな時間まで
( 玄関で冬季用の控えめなブーツを履けば立ち上がりマフラーに顔埋めつつ想い人見詰め薄く口角上げて。帰ろうと後ろ振り返り扉に手を掛けた時に「…あ、そうだ。これ弟くんに渡してくれる?シフトの紙なんだけれど」と明日の事を記した四つ折りにした手紙を一枚取り出し。階段の上にちらり目線やり乍渡した紙には明日午後1時に公園前、とだけ書かれているもので )
帰ったのか。風呂でも入って来るか…
( 部屋を出ようとすると彼女の声が玄関から聞こえ出るのを戸惑い少し扉を開けたまま帰るのを待ち。脱衣所へ向かう為下に降りると兄貴と出会い渡された紙を受け取ると「ありがとう。」と言って脱衣所で紙を広げると待ち合わせの場所で文字を見ると顔が綻び1日を終え。「じゃあ、友達と遊んで来るから行ってきます」と声を上げ待ち合わせの場所に早めに向かい辺りを見回すとまだ居なく少しそわそわした様子でベンチに座って。 )
…ごめんね、待った?
( 約束をした当日。彼ならきっと気を遣って早めに来ているだろうと思い一応五分前に公園へ。ふと目に入ったのは落ち着かない様子の彼が見えほっと胸を撫で下ろし。控えめな淡いワンピースをふわりと揺らし駆け寄っては眉を下げて首を傾げ。駆け寄った際に風が髪を遊び少しだけ乱れてしまった所為か手櫛で弄って整えて )
天葱さん、俺今さっき来た所なんで大丈夫です。
( 声が聞こえる方を振り向くと淡いワンピースを揺るがして近寄ってくる彼女。近寄る一歩手前で風が吹き靡く髪を抑える姿に目を奪われつつ、愛嬌ある笑みを浮かべてポケットに手を入れたまま上記を告げて。)
本当?なら良かった、…今日さ、なんで俺がって思ったでしょ?
( 何時もと変わらない彼の笑顔を見れば口は緩み自然と笑みが零れてしまって。まだ昼時だが息を吐けば白い吐息が宙を舞い薄れて消えていって。肩に掛けたバックの紐を両手でぎゅ、と握り俯きがちに聞いてみて )
えっ!_普通に兄貴とデートした方が…って思うし。
( 考えてた事を彼女の一言で図星を付かれ驚いた表情をし、思ってた事を頭に手をやり罰の悪そうな表情を浮かべぽつりと吐き。「でも、何で俺何ですか?」と思いきってどんな悪い事も覚悟し聞いてみて。)
だよね、やっぱり困らせちゃったかな?
んー…お兄さんには内緒にして欲しいのだけれど、今度遊園地行って観覧車乗ろうって約束しちゃったんだけどね、私高いところがどうも苦手で…周りの友達にも得意な人いなくってさ。頼めるの拓夢くんくらいしか他に居なくて
( 不安そうに眉を下げ申し訳無さそうにぺこりとお辞儀して。何故こういう状態に至ったかをなるべく分かりやすく説明し最後の方は言いづらいのか小声気味で。再び顔上げ見詰めてみれば「…駄目かな?」なんて半分駄目元で聞いてみて。こういう時ばかり上手く伝えられず、態々呼び出してまでのことでは無いのだが己にとっては精一杯の頼み事で。 )
へぇ…意外だった。イヤ別に頼られるのは嬉しいから俺で良かったら力になりますよ。
( 分かり易く説明をし少し小声でも訳は理解してからなのか一瞬難しい相談だと思い込んでいたら簡単な頼み事にポカーンとなり首を横に振って表情を緩ませ笑い掛ければ返事をし。「天葱さんにも苦手なのを発見出来たし、早く行こうか?」頼れる彼女からの苦手な面を見れた事に己が特別だと思い込んでは、ポケットに手を入れ遊園地の方角へと向かい始め。 )
良かった…、バイトの時もそうだけど拓夢くんには助けてもらってばかりだな
( 迷惑がられると少し恐れていたものの彼は快く笑顔で受け入れてくれ嬉しい気持ちになって。高いところが苦手というのを人に言うのは中々恥ずかしかったものの彼には何でも言えるような気がし、相談してみて良かったな、なんて改めて感じて。数歩後ろからついていく形で足を進め時折掌を擦って )
何言ったんですか?いつも助けてくれた礼ですよ。
( 彼女の弱点を今知ってるのは己だけで嬉しさは高ぶるが変に思われない様にとポッケに手を突っ込んで背を向けたまま右手で頬を掻きながら告げ。「この電車乗って四つ目の駅が遊園地前なんで、早く着きそうですね。後これっ」順調に歩き駅に到着すると路線図を眺めると券売機で二つ切符を買うと一枚を差し出し。 )
ふふ、そんなこと言ってくれるのは拓夢くんだけだな
( 彼の言葉が素直に嬉しく眉を下げへにゃり綻べば後ろから着いて行きつつ小声でこそっと。同じく上の電子版を見上げ確認していれば何時のまにか買い差し出されてた切符に少し驚きぱちぱち見開かせ乍「ありがと、」とそっと受け取って。お金を取り出そうと鞄をごそごそとし始めて )
何か言った?天葱さん。
( 後ろから着いてから彼女を確認しひたすら前へ前進してると微かな声に反応し上手く聞こえなく足を止め身体を少し後ろで顔をちらっと彼女見つめ尋ね。「__天葱さん!急いで…電車来ちゃうから急ぐよ。」鞄から財布を出そうと言う仕草に気付き誤魔化そうと時計に目をやりさり気無く彼女の手を握り引き走り出し。 )
えっ、あ…!
( 鞄に手を入れ手探りで財布の感触を見つけ出し、此れだ!という時に手を握り走り出す彼に吃驚し多少よろけつつ転ばない様に体制を無理矢理維持し握られた手を振り払うことなくそのまま走り出して。此れは彼もきっと無意識で握っただけだろう、問題は無いと解釈し )
( 電車の中に入ると無意識に手を握ってた事を忘れて居てふっと手元を見ると彼女の手にぱっと手を離して「ごめん!天葱さん」と謝り。「足大丈夫だった?俺…引っ張っちゃったから…怪我したない?」眉を下げ心配そうに見つめ )
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