時の政府役人 2017-01-13 04:09:57 |
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厨に光坊...となるとこの本丸は美味い飯が食えるんだろうな、これは楽しみだ
(伊達家に主を持っていた頃に知った仲である者の名を聞けば懐かしさを感じながら微笑み。先程から繋がれたままの手はしっかりと握られていて、そう簡単に離れることはないだろうと安堵し、心の中で一つ息を吐き。厨へ近付いてくると鼻をくすぐる匂いに気付き)
非常に美味しい料理ばかりですよ。私は生憎弟達のために、少々菓子が作れる程度ですからな。有難い。
( 彼が1人と暗闇が苦手であるという事は世話係に任命された時に主から聞いているため、なるべく一緒にいようと思いつつ、厨に辿り着けば案の定話題の隻眼がいて。夕餉の支度でもしているらしく、文系名刀もおり。「夕餉前である事は承知しておるのですが、鶴丸殿に何か食べてほしいのですが、なにか頂けますかな?」と尋ねれば、唐揚げを1つ皿に貰い、相手に差し出すと食べてみるよう促して。)
ほう、君は器用なんだな。菓子が作れるだけでも大したもんだろう
(厨へたどり着けば伊達家以来の再会になる隻眼の彼ともう一振りが居て。笑みを浮かべ久しくの挨拶と自己紹介を軽くすると、差し出された皿に乗せられた唐揚げを不思議そうに見つめ。しばらくして口に入れるとパッと顔を輝かせ「...美味い」と呟き)
弟達の喜ぶ顔のためならば容易いことですよ。…ふふ、美味しいなら良かった。燭台切殿も喜ばれますな。
( 旧友との再開を楽しむ相手を微笑ましげに見つめながら、此処に居れば1人の寂しさに苦しむ事もなかろうなんて考えて。唐揚げを食べた相手の反応は正しく自分の望んでいたもので、食べるということは人の身を得た自分達には必要となるものであるため、気に入ってもらえたようで良かったと安堵し、溜息をついては次は何処に行こうかと考えて。)
はは、兄の鏡だな。君の弟達は幸せだろうな
(弟達の話題を話す彼の顔はどこか幸せそうな兄の顔で、聞いているこちらも暖かい気持ちになり自然と頬が緩み。美味いと零したその言葉を拾った隻眼の彼は笑顔になると今夜の夕餉にも出すから沢山食べて欲しいと言われ。コクコクと頷いてはこれは夕餉が楽しみだと思いながら隣でなにか考え込んでいる姿の相手を見ては首を傾げ)
はは、そうだといいんですがな…。ふむ、では次は庭に行きましょう。弟達が遊んでおる頃合でしょう。
( 相手の言葉は無意識に自分を喜ばせたようでひらりと桜の花弁が舞い散り。なんとなく恥ずかしく感じたのか意味もきりもないとわかってはいてもひらり舞う桜を手で捕まえ隠そうとして。ばつが悪いのを誤魔化すように咳払いをすると次の行き先を提案しては、熱くなり赤い事など容易に想像できる頬をなるべく見せぬようにと歩き始めて。)
おっ、それなら君の弟達にも挨拶しなきゃな
(窓を開け放っているわけでも、桜の咲く季節で無いにも関わらず何処からか桜の花びらがひらりと舞い散り。きっと彼から零れたのだろうと内心で思うもそれを口に出すことはなく彼の提案にコクリと頷いて。)
弟達も鶴丸殿に御会いしたいと思いますよ。他本丸の鶴丸殿を見て、たいそう羨ましがっておりましたからな。
( クスリと笑いながら、演練時などの弟達の様子を思い返して相手に伝え歓迎されているのだと述べ。また、無意識に弟にするように相手の手を取って歩き出せば少しばかり雪の積もる冬の庭へと出ていって。思えば防寒の道具など渡していなかったが大丈夫だろうかと思いながら相手を振り返れば後ろから誰かの投げたであろう雪玉が後頭部に当たって。)
なんだ、やけに人気者なんだな。それは鼻が高いぜ
(自身のどの部分が短刀達が待ち望む程の人気を得ているのかなど自分では到底分かるはずも無く、ただ不思議だと首を傾げ。庭へ出ると冬の澄んだ空気と共に目前に広がる雪の景色に何やらこれは楽しそうだと目を輝かせていたが不意に雪玉が当たったのに気付き。ポカンとしていたのも束の間、笑いを零せば「あっははは!これは驚いた!」と続け)
他の本丸の鶴丸殿を見て遊んでみたくなったのでしょう。弟達にとっては相手が誰でも、遊び相手が増えるのは喜ばしいことですしな。
( 別の本丸の彼の提供していた驚きとやらは短刀達にとっては興味深いものであったようで、多数のものが目の前の相手に会いたがっていて。ぶつかった雪玉に驚き一瞬目を見開くと直ぐに後頭部の雪を払って「周りには気をつけなさい。」なんて注意しつつも、弟達が楽しそうなのを見れば満足そうで。隣に立つ相手に気づいてか直ぐに短刀達が集まってきては相手を歓迎しているようで口々に「いらっしゃい!」などの言葉をかけて。)
ほう、俺は驚きが好きだからな。きっと君の弟達を退屈はさせないだろうな
(さあ、これは彼の弟達を楽しませる甲斐があるなと笑みを浮かべつつ彼を幸せそうな横顔を眺めていて。歓迎の声を掛けられると顔を輝かせ「ああ、これからよろしく頼むぜ!」を手を振り)
それはそれは。良かったな、お前達。鶴丸殿が遊んでくださるそうだ。
( 相手の言葉に嬉しそうに目を細めると弟達の頭を撫でながら、上記を告げて。相手に感謝の気持ちを伝えるつもりなのか軽くぺこりと頭を下げると、はしゃぐ弟達を嬉しそうに見つめながら「そろそろ夕餉だからね。はしゃぎすぎないように。」と優しい声音で告げると、次の場所_外に出てしまったので厩にでも行こうと思いまた、相手の手を握って歩き出そうとして。)
そんな、俺も退屈せずに済むだろう?全然構わないさ
(自身にも兄弟がいたら、なんて考えるのも束の間。これからはここの本丸の皆が家族になるのだろうと思うと隣の彼を真似るように短刀達の頭を撫でて。まだ他の場所を紹介するつもりなのだろう、再び歩き出すと背を向けた短刀達へ手を振りながらついていき)
嗚呼!!すみませぬ!!主の体調の都合で長らく来れなかったものですから…誠に勝手ながらもう御待ちしておられぬと思っておりました…。すみませぬ!!!!今すぐ返させて頂きまする!( がばっ / 頭下げ )
此処に居れば退屈とは無縁でしょうな。皆、賑やかな家族で御座いまする。
( 短刀達の様子を思い返し微笑ましげに相手の言葉を肯定すると、賑やかなのは短刀だけではない事を思い出し、呆れたような表情をしつつも何処か満更でもなさそうに口元に笑みを浮かべ。厩に辿り着けば相手の方を向き「此方には馬がおります。戦の時には世話になりますからな。当番制で世話をしておるのです。」と簡単に説明をしながら、王庭の頭をぽふぽふと撫でて。)
いや、気にしないでくれ!こちらこそ何だか君を責めたようになってすまないな(苦笑/頭かき)君の主はもう大丈夫なのかい?
はは、家族...か。それはいいな
(隣を歩きながら幸せそうな彼を見てはこちらも自然と笑みを浮かべて。ふと、ここに来る前の事が脳裏に浮かび目を伏せるもすぐにそれを払拭しては同じく厩に到着し。説明を聞きながら「へぇ、こいつらには世話になるんだな。鶴丸国永だ、よろしく頼む」と告げながらそっと撫でてやり)
いえ、来れなかった私が悪いのです。御気になさらずに。( あわわ )はい。主も、もうすっかり回復しておりまする。( 微笑 )
鶴丸殿も例外もれなくその一員になったのですぞ。より一層賑やかになりそうですな。
( 相手の笑みを見れば嬉しさが込み上げてきたのか此方もいっそう笑みを深くして、繋いでいた手から相手の思いが伝わりでもしたのか安心しろ、とでと言いたげに少しだけ手を握る力が強くなり。「馬達も鶴丸殿を歓迎しておられるようですな。」馬の考えることなどはわからないのだが、その瞳は何処か輝いて見えたため、微笑ましく思いながら前記告げ。)
そうか、それは一安心だ(ふっ、)
まあ、あまり無理せずに気の向いた時でも返事は構わんからな(にこ)それではこちら側はお暇しよう、何かあればまた気軽に声を掛けてくれよ?(手ひら、)
ああ、きっと賑やかになるぜ?退屈を知らない日々が続くだろうな
(そうだ、彼の言葉通り自身はこの本丸の家族の一員になったのだからきっともう寂しさとは無縁になるのだろうと思えば先程よりも力の込められた手を見つめ笑みを浮かべて。こく、と頷けばニヤリといたずらっぽく笑って見せて)
それはそれは。平和好きはおれど、退屈好きは此処にはおりませぬからな。皆喜ぶでしょう。
( これからの賑やかな日々に思いを馳せると嬉しそうに目を細めて緩やかな微笑みを浮かべて。彼らしい絵を見れば皇室での日々が思い出されたのか懐かしさに襲われつつも馬に挨拶を終え、そろそろ見たい物も出来たのではないかと思えば「鶴丸殿、見てみたい所は御座いますかな?」と首を傾げて、再度問いかけてみて。)
ふむ、そうだな...俺の部屋が気になるな
(皆が喜ぶと歓迎の意を込めた言葉を聞いては、ニコリと笑みを浮かべ。他に気になるものと聞かれると暫し考え込む仕草をしてパッと思いついたことを告げてみて)
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